[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
アバンのど初っ端はともかくとして…
ベース主体でやや軽めのBGM「推理」を背景に、病院のロビーで「歯科口腔科」を指さしながら、「気が進みませんねぇ…」と呟く右京さん、という冒頭部の軽さ。
今日の話の脚本家が、Season9で人情系のホンを多く書いていた太田愛ということを事前に知っていたので、先週の重い雰囲気とは一転、登場人物のやりとりが心に響いてくる話になるのかな、と予想していて、確かにそうなりました。
ただし、心に響いてきたのは、モヤモヤとした言いようのない後味の悪さでしたね(^^;)
今週もオチがすっきりしないのかよぉ~orz
本当に『相棒ten』の商業的方向性はこれで正解なのか、いちファンとしてさすがに気になってくる。
夭折の鬼籍天才と売れない画家気取り爺の奇妙な関係性でホッコリさせたりとか、陣内君に恋人っぽい雰囲気の登場人物作ってあげたり、気を張って頑張る少年を主役に励まさせたりする、私の好きな太田脚本はどこへ~?
「太田脚本は話の筋が分かり易すぎて何だかなぁ~」などと悪口に近い感想を書いていた時もありましたが、分かり易くてもいいので、もっと軽めのお話プリぃーズ!
いやまぁ、この話も個人的には好きな部類ではあるのだけど。何と言いますか、担当脚本家に期待するイメージというものが…
方向性としては、“事件の真相を追う”という『相棒』の基本ラインを重視するのではなく、主役と登場人物のやりとりに重点を置いた面白さや心の琴線に触れるブンガク的な味わい深さを感じさせていて、そこはいつも通りの太田脚本だったようにも思えますな。
話の展開の捻り具合は、今までの太田脚本よりも格段に複雑な作りになっているようではあった。
感想の頭で「ともかく」と言った本当の冒頭部で、少し先の展開を先見せしたりなどで、ちゃんと今話の雰囲気がどういうものになるか伝えてくれているシナリオ演出や編集・選曲含めた撮影スタッフ側の演出になっている辺り、話の雰囲気の統制が利いているのだから、私が不満を持つ方がお門違いなのかもしれませんが。
余命半年を宣告させた女流歌人が、身辺整理をしていたら出てきた謎の毒入り小瓶。彼女と偶然病院で知り合っていた右京は、彼女の頼みで、40年前彼女と同棲していた男性が服毒死した事件と絡んでいると思われる小瓶の謎を調べることに…というお話。
テーマとしては「愛を求める故に、愛を失う」ということか?
それを突き詰めたような、理不尽というかやるせないラストだったなぁ…
まるで、Season7後半の右京相棒不在時を想定したシナリオじゃないか、と思いたくなるぐらい右京出ずっぱり状態で、神戸はいてもいなくても話の展開上別に問題ないようなシナリオ設計だった…
正確には、右京に対する“ワトソン・ポジション”(一般的な考えを持って、天才である探偵の話を分かりやすく視聴者に伝える橋渡し役)を立派に勤め上げていたが、本当にそれだけしかしていない感じもあったので、神戸が神戸としてのキャラクターでもって動いていた場面が皆無に近い印象だったので。
神戸君が輝いていたシーンが、退職した刑事に会いに山奥を1キロも彷徨って帰ってきたら右京サンに「君、枝豆を採りに行っていたのですか?」とお土産のことを悪態吐かれるぐらいしかなかったのは、悲しすぎる(^^;)
というか、探偵役と依頼人との出会いが強引なまでに偶発的、とか、重要なヒントに気付いた際にフラッシュバック映像の後に探偵役の顔を大写しにする、とか、この話の全般的に、推理部分においては探偵モノのお約束というかフォーマットにとても忠実で、悪く言えばオリジナリティが感じられないところがあって、その点も太田脚本らしいといえば、らしい。
思い求めていた愛の形が、目の前でそれと違うと突きつけられた時の、本当にぶわっと来たかのような三田佳子の泣きの演技は凄くて見どころではあった。
次回は、常に特命係の部屋を覗きこんでいる大木・小松に久々にセリフありの出番がありそうな、話が慌ただしく展開していくような感じで、ようやく軽めの話がくるのかなぁ~、と期待しながら脚本家などを調べたら、櫻井武晴脚本でSeason9の「ボーダーライン」系の話だという…
ま た 重 い の で す か !
ディスク7・8は、通常放送版の収録は1話ずつのみ。
ディスク7には前に書いたようにパイロット版(2時間)が収録されていて、ディスク8にはナイトライダーの直系の続編『新ナイトライダー2000』が収録されている。
シーズン1のオープニングもこれで見納め。
しかし、DVDにはオープニングの日本語吹き替え版は途中の部分までしか収録されていない。
日本放送版ではシーズン1該当話数はシーズン2の後に放送され、それに合わせて、シーズン1該当回のオープニングもシーズン2準拠で、ボニーとエイプリルの部分だけ差し替えた日本オリジナル編集でされているので、吹き替えが微妙に合わないと思われ。
でもシーズン3のオープニングの吹き替えも不完全なので、ボニーのことをちゃんと紹介したオープニングはシーズン4以外ないことに…
…恨むぞユニバーサル。
「コンピューター泥棒を追え!ナイト2000大追跡ジャンプ!!」
(原題“NOBODY DOES IT BETTER”…訳すと、「誰も上手くやれない(アイツが一番上手くやる)」)
ゲーム会社に産業スパイが入ったことについての調査依頼がナイト財団に入る。マイケルは会社幹部のジュリアンが怪しいと睨んで調べるが、彼の周りにはフラナリーという謎の女性がつきまとっていた…
冒頭は、目出し帽を被った全身黒タイツがゲーム会社に侵入しようとするシーンから始まる。
「今話の事件の発生か?」と思ったら、その犯人はすぐに捕まってしまい、社長室まで連れてこられたらそこにデボン登場、目出し帽を取ったらその正体はマイケルであり、今回の事件がすでに起こっていて既にナイト財団が調査を開始していたと判明する…
シーズン1も終盤となり、フラナリーに本筋とは違うところで翻弄され事件の核心に迫れないマイケル、後々に判明する真犯人の正体など、凝ったシナリオが展開されるようになってきた。
マイケル・ジュリアン・フラナリーが犯人に捕まった後のカーチェイスシーンや、真犯人との最終決戦では『ナイトライダー』に珍しい雨中の戦いとなっている。
…ただ、最終決戦の撮影は、キットのカウル横に取り付けたカメラからの映像が、レンズが泥水で汚れまくっていて、ほとんど見えないという残念な事態に(汗)
「死の銃撃戦!マイケル・ナイト2000」
(原題“Short Notice”…訳すと、「性急な通告」)
ヒッチハイクしていた女性・ニコルを乗せ街まで向かう途中モーテルに泊まったマイケル。そこに二人組の男が襲いかかってきて、マイケルは格闘のもみ合いの末、男の一人を射殺してしまう。ニコルは姿を消し、マイケルは第二級殺人容疑で逮捕されてしまう。デボンの助けで保釈されたマイケルは、陪審が始まる前に自分の正当防衛を証明しなければならなかった。正当防衛の証人であるニコルを探し当てるが、彼女は陪審での証言を拒否。モーテルを襲った二人は、ニコルの夫ハロルドの部下で、人質になっている娘ナタリーの救出をニコルは目指していたが、ハロルドは自分の下から逃げたニコルを制裁しようと躍起になっていた。マイケルは娘を助け出す代わりに証人になってくれと頼むが、一方、部下を殺されたハロルドはマイケルへの復讐をも企てていた…
日本未放映のエピソード。
マイケルに殺人容疑、しかも証人は証言拒否でいきなり背水の陣、別の事件を解決しなければならず、おまけに命を狙われる、という緊迫したストーリーが展開される。
こんなに魅力的なエピソードなのに、なんで日本で放映してくれなかったのかと恨みに思うほどの出来である。
正当防衛とはいえ、実際に引き金を引いたのがマイケル自身、というのがネックだったのだろうか?
「事件を解決しないと、証言者が協力してくれなくて、ピンチ!」という展開は、「消えた証人を探せ!爆走ナイト2000波止場の大激突!!(THE FINAL VERDICT)」と似たものがあるが、あっちが、証言者が必要とされている事件と証言者が抱えている事件がまったくの別物で、片方が「いやぁ、証言が間に合って無実になって良かった」とひどく簡単かつ強引に解決された、というものであったのに対し、今回の話は、どちらも同じ犯人、しかも一つの当事者は主人公マイケル本人なので、クライマックスで敵と対決したら両方の問題がキレイに解決、ということで話としてまとまりがいいよな。
後半は、ニコルと救出した娘ナタリーを裁判所まで送る旅になる。
キットと秘密の会話するナタリーの様子が微笑ましい。
特に、ナタリーは「楽しくないわ」が口癖("fun"という単語を良く使う)のようだが、終盤のアクションシーンでキットの派手な走行を体験して、「面白い?」というキットの問いに「うん!(Yeah!)」と満面の笑顔で答えているのが、何とも微笑ましい。
キットがナタリーを脱出させている間、マイケルとニコルはハロルドたちとガチンコ対決。
リボルバー式拳銃を片手に、カントリー風の建物の影を進みながら敵と銃撃戦を繰り広げるという、西部劇の世界が展開されるのが憎い。
最後の、キットと敵の車が真っ向から接近し合ってのチキンレースは、無敵カー・キットの性能を見るに結果は明らかなのだが、それでも低い位置からのカメラの撮影映像をクロスカットさせて見せるのは、燃えてくるシチュエーションだねぇ
最後、マイケルが話の冒頭の状態になぞらえてニコルに「ヘイ、ヒッチハイカー、乗ってくかい?」と尋ねて、二人いい感じで財団まで戻っていく、始まりと終わりを意識した〆方も快い。
…と、シーズン1のエピソードはこれで終わったわけだが、DVDセットに収録された最後の話、『新ナイトライダー2000(KNIGHT RIDER 2000)』のこと…
うーん、ナイトライダーファンならば誰もがそうだと思うが、あまりこの作品について語りたくないなぁ…
いや、ある種の言いたいことは山ほど出てくるので、語れないワケではないし、むしろそのことで語りたい人もいるだろうが、それはすなわち壮絶な愚痴り合いになることを意味する(汗)
『ナイトライダー』シーズン4の終了から5年、放映当時は10年先の未来だった西暦2000年を舞台にして、マイケル・デボン・キットが再集結、新たなメンバーも加わって、『ナイトライダー』の新たな物語が始まる……というのがこの『新ナイトライダー2000』。
以前、私がまだ満足にインターネットも見られず、シーズン3より後の話がどのようなことになっているか知りもしなかった時分のこと、私の何度目かのナイトライダー熱が再燃していて、どうしてもシーズン3より先の話が見たい、というか『ナイトライダー 激突!装甲戦車』(=シーズン4第1話)以外にそんなものがあるのか、いや存在していてくれ、などと思っていた時があって、そんな時に深夜の映画放送枠に「ナイトライダー」の文字を見つけて、喜び勇んで見た思い出がある。
新聞のTV欄には「字幕版」(=吹き替えは無い)と書かれていて、作品を見るまでは「なんで吹き替えてくれないんだよ!」と怒ってさえいたと思うが、実際見てみた後はこう思った…
「ああ、吹き替えじゃなくて、本当に良かった」と(汗)
だって、佐々木功さんたちの声で吹き替えされていた日にゃ、それで慣れ親しんでいる私にとっては、その作品を正史扱いにしなければならなかった(オフィシャルでは正史なので、個人的な気分として、という意味だが…)ので。これが私が愛した作品の真の結末なのだ、と。
つまり、それほど期待にそぐわなかった作品を見せられたということですね。
なんせ、無敵を誇った82年型トランザムのナイト2000は、登場シーンであっさり分解され済みで姿が出てこない…
かつての熱血漢・マイケルはすっかりヘタレで何とも残念な姿になっていた…
デボンにとって残念な結果が訪れるが、それが本筋の事件の進展とは関係ない流れで起こって必然性が感じられない…
今話で退場するマイケル・デボンに代わって、その二人からかなり見劣りする主役コンビに交代…
ニューデザインとなったキット…ナイト4000は見た目カッコ悪い上に機能がちっとも魅力的じゃなくてスペシャルカー感皆無…
オリジナルシリーズで魅力的だった勧善懲悪のシンプルな流れに比べ、この話の終劇時の爽快感は相当薄い…
他人が見れば、少しは面白いところ・魅力的なところも見つけられるかもしれないが、個人的には『ナイトライダー』としてみる上での不満点の方が大きくてねぇ…
というか、このDVDセットはなぜにこんな位置にこの作品を収録してるんだろうか。この後は、シーズン1から直結のシーズン2・3が控えているのに。
…ということで、気を取り直して、シーズン2と3を見よう!!(笑)
冒頭で「10月だっていうのに暑いな…」というセリフがあったので「プププ。現実ではもう木枯らし一号は吹いてる季節ですけどね」などとチャチャを入れた感想を書いてやろうと思ったけど、今回の話のテーマにがっつり絡んでくる重要な要素だったので、チャチャを入れる気になれない程、重い…
『相棒』の制作側はこれでイケると思っているのだろうか…?
いや、もちろん期待の櫻井武晴脚本、個人的にはとても楽しめたのだけれど、テーマが社会派でずっしり重すぎて、新規視聴者含めこれからグイグイ興味を持たしていかなきゃいけない放送第2回目で、見るのがしんどい程のネタを出してくると、離れる人もいるんじゃなかろうか、と思うもので。
まぁ、いないと思ってるから、この戦略なのだろう、テレ朝・東映的には。私もそこまで思ってないけど(^^;)
5年前人を死なせた青年が出所後殺害されたところから始まるストーリー。
完全なる自分の身勝手で人を死なせたのに刑事裁判では不当な判決、民事裁判で賠償請求して勝訴しても被告に逃げられたら取れず終い、被告は殺されその親の片方は死にもう片方も姿をくらませて打つ手なしで、まったく無念が晴れずに精神的に疲労しまくりの被害者遺族…
息子は勝手な理由で人を殺すし反省の色もない、マスコミの取材は辛くテレビのインタビューでは近所の人々が冷淡な意見を吐く、嫁いだ娘のところにもマスコミの取材が押し寄せ幸せそうじゃない、挙句妻は心労で死んだ、次は自分かもしれないと辛い加害者家族…
ああ、いつもの櫻井脚本ですね(^^)
被害者遺族の無念を大上段に掲げて事件の真相は二の次の話になってるあたりSeason3の「ありふれた殺人」と被るものがあるけど、今回はそこに加害者家族の苦悩の話も追加。
「ありふれた殺人」みたいに、見方によっては心が晴れる部分があるようラストにはなっていなくて、今回は双方に救いがないラストが待っている。あと、ある意味神戸にもな。
Season9の「ボーダーライン」みたいな感じになったなぁ…
弁護士役で登場した渡哲也には、制作側が華を持たせてる印象があった。
被害者遺族のためを思って行動するなど、ところどころ主役級の扱いや役割の振りがあって、右京とのダブル主人公みたいな要素が…。って、神戸君の立場がない(^^;)
事件の真相自体には全く関係ないものの、「逃げ水」というテーマの使い方が素晴らしい。
被害者遺族にとっては、謝罪のための賠償をしてもらえずに逃げられ、探しても見つからない犯人やその家族、そして、その犯人に求める謝罪…
加害者家族にとっては、事件を起こした犯人の家族というレッテルと奇異の目の追跡から逃れた生活、そして、犯罪を犯した当人が行う贖罪…
そんなテーマを、今回殺される犯人の青年が殺される直前、しかも償いの行動を誤魔化そうと計画してる最中に、遠い昔の懐かしく微笑ましい記憶のキーワードとして語らせるとは、何という皮肉を利かせた演出!
最後、神戸が右京に尋ねた問いとその答え…
「なぜ身内が犯人だとわざわざ告げたんです?」―「すぐに分かることですから、犯人を突き止め自首をさせた僕が伝えるべきです」―「残酷だとは思わないんですか?」―「それに耐えられないなら、人に罪を問うべきではない。僕はそう思っています。」
右京の答えはSeason1の「下着泥棒と生きていた死体」の頃から、変わらない信念のように思える。
その答えもまた、神戸にとっては理解するには遠い「逃げ水」のようなもの……というのを、遠くに逃げ水が見える道を一人先行く右京を見る視点ショットで表現する演出が憎い。
…そのラストショット、蜃気楼の逃げ水が映ってるんじゃなくて、本当に水撒いて逃げ水のように見せかけてません?(^v^;)
個人的に、さほど楽しめなかった回だったかもしれん…
セレクトされた原作の時点でさほど好みではないせいかも…
「Englishじゃなイカ!?」
原作8巻「英語じゃなイカ?」
たけるとイカ娘がシンディに英語を教わったら、偏差値低い栄子が大ピンチ!…という話。
後半が原作から思いっきり改変されて、アニメオリジナルの“英語っぽく聞こえる日本語連発大会”に(^^;)
アメリカ人のシンディが英語を喋る話なので、わざわざバイリンガルの帰国子女連れてきて、生天目仁美の代わりに英会話のシーンアフレコさせてた。
自然な英語力でシンディのネイティブさの説得力が増した反面、演技力が大幅ダウン!
後半のオリジナルの展開でドタバタギャグチックな流れになっているのに、喋りだけは始終落ち着いた感じのシンディに強烈な違和感!
というよりも、大概「声+固定的な外見」がアニメのキャラのアイデンティティを構成しているのに、声優は別人でしかもヨソ行きの格好でイメチェンしてる今話のシンディは、もはや新キャラ登場と言っても過言ではない(^^;)
良し悪しだなぁ…
そもそも、根幹設定は結構いい加減に流してる『イカ娘』なんだから、生天目仁美に英語喋らせてぎこちなくても、「まぁ、『イカ娘』で英語が出てくるといったらこんなモンですよね」で流してもらえると思うんだけど、案外きっちりさせましたね。
もしかして、金元寿子@イカ娘も大谷美貴@たけるも田中理恵@千鶴も結構それっぽい英語話せてたから、生天目仁美に英語喋らせるとコレ以下に聞こえるとか? ……失礼しました。
「イカ娘が英語を習うとどうなるか?」という流れを主軸にしてネタを広げた方がまとまりが良かったように思えるけど、“大学入試レベルの数学ならスラスラ解けるイカ娘”という設定がある以上、“すぐに覚える”という結果が見えたあんべ先生にこの方向でネタを広げることはできなかった…
ゆえに、数学ネタの時に解答に苦しんでいた栄子が、英語でもアホを晒す羽目に。アニメではそこをさらにエグる羽目に!(^^;)
調子に乗って失敗しても得意げな栄子に「もう栄子はそれでいいでゲソ…」と言うイカ娘で〆、ってのは完全に立場逆転というか、役割逆転だ。
おかげでこの話には、“イカ娘の行動がメインにならず、かつ、イカ娘でオチない回”というビミョーさが…
原作の、栄子がシンディを誘う下りは、アニメではバッサリカット。
「で、いつなら空いてる? シンディの都合に合わせるよ」―「別にいつでも? ヒマだし」―「(ホントに働いてないんだんだな…-_-;)」のメタネタがちょっと好きだったのに残念(^^;)
「止めなイカ!?」
原作5巻「くすぐらなイカ?」「しゃっくりしなイカ?」
あまり嬉しくない人体の反射機能、という括りで原作2編をまとめたパート。
原作でも若干あざといネタだったのが、アニメで動きと声が追加されてエロちっくさが増した(^^;)
シンディに「生物学的な意味での変態ではない」というツッコミ入れられる栄子は、なんで数学と英語分からないんだろうなぁ(^^;)
イカ娘のしゃっくり許容回数が30回と判明するシーンは、この後の話が皆でしゃっくり止めようと一生懸命(?)にシフトしていく話なのだから、もうちょっと重要そうに見える演出を施してほしかったな。
なんか説明が軽く流された感じあって、後の展開にうまくパスできていない印象があるので…
同時に、イカ娘を本気で殺しにかかる千鶴と死を覚悟するイカ娘のシーンも、もっとはっちゃけたオーバーな演出が欲しかったかもしれん。そこが仰々しいほど、その後の「生きているって、なんて幸せなんだ!」で終わる軽いオチが、陳腐にならずに有効になると思うので。
「流れなイカ!?」
原作7巻「流さなイカ?」
個人的に原作の時点で思ってるんだけど、イカ娘大好きな子どもたちは、あの何をやってもドジばかりなイカ娘のどこに「何が何でも嫌われたくいない!」と思うほど惹かれてるんだろうか…?
イカ娘が子どもに人気あるのは原作でもアニメでも端々に描写があるけれど、自分たちの楽しみを犠牲にしてまでイカ娘を立てようとするあの子たちは、尋常ではない気がする。
そこに納得してないので、前半の接待笹船競争の下りは「何をしているの、この子達?」という冷めた見方しかできなったなぁ…
後半では、まさかのミニイカ娘登場!
原作の笹船をどこまでも追っていくイカ娘の様子のネタを広げた楽しいアレンジだ。
笹船にドンドン中二病臭い名前を追加していくのは1期の「ささなイカ?」っぽくもある。
ただ、笹船に自分が乗っていると妄想して大冒険の様子を想像するシーンなので、BGMは穏やかなミニイカ娘のテーマより、インディ・ジョーンズ的なケレンの効いた音楽の方が好きだったかもしれん。
そんな個人的な好みを置いておけば、ミニイカ娘の愛らしい姿を描くにおいては、ここのスタッフは抜かりねぇな!
ミニイカ娘が出てきたので、エンディングにも2話のトンビや3話のアレックスみたいに登場するかなと思ったら…
…Aパートでたけるに道を聞いて栄子に「I'll kill you」言われた迷子の外国人が登場するサプライズ。
ええーっ、ミニイカはー!? …などと不満に思いながら、やっぱりこの番組はギャグマンガなんだなぁ、とわずかに関心した(^^)
平成モスラ3部作完結編。
公開当時、『モスラ2』でガツンとこのシリーズの魅力に引き込まれた私が、宣伝ポスターの第一弾を見て俄然興味をそそられて、友達誘って見に行ってたなぁ~
モスラが変身するのが売りになってたこのシリーズ。
第2作で水中モードを会得し弱点を一つ克服したモスラが、次に何に変身して弱点を克服するのか……空を飛び海を泳げるようになったら、次はどこまで行けるようになるのか、興味があったのだが、その答えは「鎧モスラ」だった!
個人的に「行ける世界が広がる、っていう方向じゃないのかよ!」とガッカリしたものの、しかし、これでモスラの防御力の脆さを克服!
そうして鉄壁の防御を手に入れ、平成モスラが最後に立ち向かうのは、怪獣王ゴジラの永遠のライバル・宇宙大怪獣キングギドラ! 相手にとって不足なし!
…と、おバカな男の子の好奇心を否が応でもくすぐる要素盛りだくさんだったのに、実際当時見終えた際の感想は「うーん…」だった(^^;)
川北紘一特技監督が定年で、この映画以降の東宝特撮から抜けたのは、私個人としては相当な痛手だったのだろう。
平成ゴジラで特技助監督を続けてきた鈴木健二が、この映画で特殊技術班のチーフに昇格したのだが、鈴木チーフのどうも私の好みとは相性悪いみたい。
ちなみに、『ゴジラの逆襲』以後使われ続けてきた“特技監督”という役職名は、この映画以降東宝特撮から消える。
特撮班が、特撮パートでの独立した監督を持つのではなく、本編撮影の一部門担当として再編成されたからだ。
シリーズ通してこの作品に至っても、合成のヒドさは直っていない。
エリアス三姉妹の合成シーンもそうだし、実景や空撮に怪獣たちを合成したシーンでも動きや色調が全然合ってないんで、違和感がヒドい。
『ゴジラ2000』の時に、「実景とゴジラの合成シーンで、マスクが合ってなくてゴジラが浮いている!ヒドい!」という文句がゴジラファンから多数出てきたが、その前年のこの映画の時点でこのレベルでしかなかったのだから、期待する方が無茶だったとも言える(^^;)
というか、『モスラ』シリーズ見てなかったのかなぁ?
まぁ、『モスラ3』と『ゴジラ2000』の間に、『ガメラ3』なんて怪獣特撮の頂点が出現しているので、怪獣映画の本家本元に変な期待ぐらいしたい気も起ころうというものだけど。
この映画では、怪獣映画お馴染みの都市破壊シーンがわずかしかなく、それも「時間も予算もなかったので、あまり手間にならない方法」を取っている。
ただの真っ白な石膏ボードを爆破して、そこに実景や怪獣をCGで合成するというやり方。
しかし、この方法は、この映画の特撮の中で唯一巧く行ってる試みじゃあないかしら。
あまり作りこめていないミニチュアを破壊しまくってた『ゴジラ2000』よりは、よっぽどリアルで迫力がある誤魔化しだったと思う。
この映画でぬいぐるみ感が抜けて生物感が増したと言われるモスラの造形だけど、個人的にはあまり好かない造形だったりする…
リアル感も大事だけど、主役はやっぱり華がないとなぁ…
だから『モスラ(1996)』『モスラ2』のぬいぐるみみたいなフワフワの現実味薄い造形でも、私は好きだったの。
その代わり、現代に現れるキングギドラ(通称グランドギドラ)と、白亜紀型キングギドラ(通称ヤングギドラ)は、双方ともキングギドラ造形史上素晴らしいデザインだなぁ、と思って大好きだったりしますが。
ただでさえ薄い本編パートは、エリアス三姉妹に関わる話はそこそこ盛り上がるのだけど、人間側の話が前2作に比べても紆余曲折がなさすぎて、いくら怪獣が出てれば出てる分だけ喜ぶ特撮ファンでも、物足りないというもの。
というか、ちゃんとこの種の映画に要求される演技できてるのが、羽野亜紀だけってのは辛いぞ(^^;)
ただ漫然と怪獣バトルを映していた川北特撮と比べ、鈴木特撮は、逆転の一手を思いついたかのようなモスラの視点ショットを入れて見たり、怪獣や怪獣を映すシーンにある種の感情を持たせようとしてるなぁ。
「ホントにコレ、『ジュラシック・パーク』以後の映画か?」とまで揶揄された、マペットを使ったティラノサウルスとトリケラトプスの陳腐な撮影……あのシーンでも、ギドラの切り落とされた尻尾が地中に消えるミステリーを目の当たりにした2頭が口をあんぐりさせて顔を見合わせるというギャグは、「センス悪いぞ」と言われようが、ちょっと好きだったり(^^;)
(書きかけ)
よし、久々にモチを見に行こう!
と意気込んだのに、見事に寝坊。ひこにゃんの出る開会式に行けず。
orz
しかし、サンミュージックに本買いに行くついでにゆるきゃら祭りに立ち寄れるのが、犬上川以北の彦根民の特権だな(^^;)
というわけで、今日二日目の午前中ちょい見してきました。
でも、午後のひこにゃんが出る閉幕式は用事で行けない私……何なんだもう(T_T)
私が以前見に行ったのは、もう3年前のことになってしまった。
その時分は夢京橋キャッスルロードのみでやっていたのが、今や規模拡大で4番街スクエア全体も含めて会場になり、通り道を歩いていくのもひと苦労の人だかり。
親子連れで多数賑わっているのを見て、あちこちに出没するゆるきゃらたちにキャッキャッ喜んでいる姿が微笑ましいなぁ~
そして、そんな会場にいい紛れ込んでる、いい歳した私は何でしょうね(T_T)
…と自虐してみたいところだが、そういういい歳した、身なりにあまり気を使ってない一人旅行者男性を、会場でちらほらと見かけた…
おお…同じ穴のムジナか(-v-;)
(書きかけ)
自分で書いた前回のイカ娘感想読み返したら、基本原作との差異の指摘しかしてねぇなぁ(^^;)
まぁ、このブログの作品感想で、何かと比べずに書いたものの方が少ないんですがね…
あと、それ以外だと基本「イカちゃんカワイイ」ですべてが済んじゃうからなぁ(^^;)
「散歩しなイカ!?」
原作7巻「散歩しなイカ?」・原作9巻「サンダルじゃなイカ?」「帽子じゃなイカ?」
早苗の飼い犬・アレックスをイカ娘が散歩させるという話に、麦わら帽子・サンダル装備イカ娘、というヒジョーに萌えポイントが高い要素を、なぜ帽子とサンダルを装備することになったのか経緯描写なしに、一挙同時投入。
帽子の話もサンダルの話も原作から広げようがないし、大した経緯でもないから、端折って他の話に混ぜ込んでも問題なかろうが、イカ娘プッシュにおいてはスタッフ飛ばしてるなぁ~、という感想が出てきてしまう(^^)
原作10巻の感想を書いた際に、「高い知能を持ちながら飼い主の愛情受けられんところが『クレしん』のシロと似てるなぁ」などと書いたが、方向音痴の上に他の犬に対して極端に臆病というところはシロには無い、アレックスの残念な部分だなぁ(^^;)
そんな残念な部分を差し引いても、アレックスかわいい。もちろん、麦わらイカ娘かわいい(^^)
途中、「ボールの代わりに飛ばしたサンダル取ってこい」と言ってアレックスを怒鳴りつけるイカ娘は、ワガママが過ぎるなぁ、と思ってしまった。
このパートの脚本は監督の山本靖貴が担当なんだけど、イカ娘の魅力を削ぐような流れにしてるのはどないやんとか思いつつも、しかし、イカ娘のガキっぽい性格をしっかり反映させてると思えば不正解ではないのか。
それにしても、イカ娘の触手攻撃をほとんど避けきった土佐犬、スゲー!
「体操しなイカ!?」
原作8巻「ラジオ体操しなイカ?」
冒頭ラジオ体操部分、描写長ッ! イカ娘出てこない画面構成なのに、長ッ!
しかもラジオ体操だとNHKのものになるのでマズイのか、部分部分は似せながら「立ちながらほふく前進する運動~♪」みたいなのが多発するオリジナル体操になってたし。
おまけにエンドクレジットみたら、このパートの脚本は総監督の水島努担当なのだけど、脚本と並んで“体操振付”の役職がクレジットされて、どんだけこの体操に注力しとんねんと(^^)
オリジナル体操になったおかげで、通常は見慣れたものであるはずのラジオ体操を、イカ娘が既知感なしで変わった視点から見るというお話のキモが、ウチら視聴者も「この体操、何!?」と思えるシロモノになったことで、薄れたのは残念かも。
ただ、お蔭でシンディと千鶴だけじゃなくて、渚や早苗や栄子も話に巻き込むことができたワケだが。
イカ娘「もしかして、あの“MPを奪う”というふしぎな踊りでゲソか!?」
いや、それはあんただよ。
今回のこのパート、体操のオリジナル部分含めパロディ部分やブラックユーモア多くて、水島節がだだ漏れだなぁ、と…(^^;)
ラジオ体操に参加するイカ娘が触手のリーチに無思慮だったため周りの子どもたちにぶつけまくるというネタ、原作でもところどころ触手の長さが伸びていて、イカ娘の意思と関係なく子どもたちに攻撃して辺りがエラいこちになる状況を作り出すための無理を押し通しているような感じだったが、それでもイカ娘の周囲何人かがのた打ち回ってたぐらいだったのが、アニメでは参加の子どもたちが全滅していた。
…『BLOOD-C』(監督:水島努)で見たような気がする光景だな、この全滅っぷり(^^;)
「助けなイカ!?」
原作8巻「救助しなイカ?」
悟郎がイカ娘をライフセーバーにスカウトする話。
アニメでは、悟郎がイカ娘に報酬として与える弁当が、千鶴が作っていたものということになった。
悟郎と千鶴とのデート回フラグが立った気がするが、もしアレをアニメにするんだったら、オチにイカ娘関係ないネタをどうやって改変するのかなぁ…
イカ娘「(ライフセーバーやるなら)私も黒くならなきゃいけないのでゲソか?」
悟郎・磯崎「これ(日焼け)はユニフォームじゃねぇ!」
…のところの演出、特筆すべき箇所ではないのだけど、何か個人的に好きだな。
直前のシーンまで座ってた磯崎を、話の流れ的には特に必要ないのにわざわざ立たせて、一緒にツッコミするレイアウトに収めようとしてる工夫が、何かクるものがあるんかな…
あと、二人の顔が原作のツッコミ時と違って、白目の三白眼になってないのもポイント? …どうでもいいが。
途中悟郎と袂を分かつイカ娘。
原作では、ライフセーバーの仕事をしてみたはいいが、やっぱり来浜客のマナーの悪さが腹に据えかねて、「私が守るべきは海でゲソ! 人間共がどうなろうと知ったことではないでゲソ!」と不穏な空気漂わせて去ってしまう。
アニメでは、仕事をしてみたはいいが、助け入れる必要のないところまで介入してしまって、要領全然掴めずに悟郎に叱られて、ゴミ拾いの際に人間の身勝手さに悪態つきつつも、割れた瓶があって危ないのを助けたことまで悟郎に叱られて(悟郎は瓶のことは知らず、イカ娘も悟郎に説明はしなかった)去ってしまう、という流れに改変。
原作の、あくまでも人間の脅威から海を守るための侵略者であろうとする初心を忘れてないイカ娘の様子が、個人的に好きな描写なので改変があって残念だが、アニメはアニメで、次第にイカ娘と悟郎両者の思いのズレた部分が大きくなっていって、両者が善意なのに最後はちょっとした勘違いで関係性が崩壊してしまう、というすれ違いの流れがしっかり抑えられているので好きだな。
エンディングアニメーション。前回はアイキャンフライしたイカ娘を持ち去ったトンビが映りこんでいたが、今回はアレックス追加。
イカ娘とアレックスかわいい(^^;)
松村探偵の爆笑小ネタ集。
深夜なのに見ていて爆笑してしまった。個人的にツボに入って仕様がない。
脚本臭みたいなものが強烈にするのが難かもしれないが、小ネタを披露する一連の流れが、お笑い的にあまりに巧かったもんで。
・目立つそば屋の看板があるが、どうしても店が見つからないので探してください。
・たまごを手で撫でまわすと凄い臭くなるので試してください。
・人間パラダイスの人(野々山さん)がやっていた“一人エグザイル”を小学生でできます。
・私の彼氏は絵がめちゃくちゃ下手
・シャボン玉はおならでできますか?臭いですか?
…というバラバラな5つの依頼を↓のように構成。
1.一番手で彼氏の絵の下手さを披露
2.一人エグザイルができる少年に、野々山さんを召喚して、ダブル一人エグザイルに。
3.たまごネタを、自分の体質のせいになるかもしれないからと松村探偵、撮影部屋の外にいた野々山さんを呼び戻して、比較として一緒に依頼の検証を行う。
4.シャボン玉を屁で作るのに、ケツに手が回らなくて一人でできないから、帰りかけてた野々山さんをわざわざ連れ戻して、手伝ってもらう。
5.さつまいも頬張りながら、ズボン脱いで四つん這いになり、野々山さんにシャボンをケツに差してもらってスタンバイ。
6.しかし、いい感じの屁が出ず、終いに次の依頼を先に済ませようと言い出す。
7.そば屋を探す依頼人の家に行くが、そこで屁が出そうになって、その場で5の体勢になる。が、不発。
8.そば屋探しを開始するが、野々山さん、まだ帰してもらえず、同行させられている。
9.何とか見つかったそば屋で依頼人がそばを食べてる横で、5の体勢の二人。
まず、本来は依頼に関係なく呼んだだけの一般人・野々山さんを延々撮影に付き合わさせるという天丼ギャグが、何というか、お笑い的に卑怯(^^)
そして、浣腸待ち状態の松村探偵と、その尻に管差してる野々山さんという図がこれまた卑怯すぎて、しかもラストまで引っ張ってダメ押ししてくるから、これが堪らんかった(^^;)
↓拾い物の画像
劇中の犯人より、カダフィの方が先に見つかったな。
そんなテロップ速報ネタ(^^;)
『科捜研の女』も今年で10シリーズ目。
同じぐらい長くやってる『相棒』に比べて人気・知名度共にパッとしない本作だが、私以外の家族には大人気。
ただし、脚本勢は『相棒』でもお馴染みの顔触れがそろっていたりする。
そして鳴り響く川井憲次サウンド。
主演の沢口靖子とは『ゴジラvsビオランテ』からの付き合いで、おかげでドラマに親しみやすいのは……私だけか(^^;)
『相棒ten』よりも早く櫻井武晴脚本のお出まし。
そして昨日の『相棒』と同じく冤罪ネタ。
不祥事の隠ぺいに躍起になる県警・法務省が出てくるのは、テレ朝ドラマの仕様です(^^;)
登場人物のキャラクターの魅力を前面に押し出してくる『相棒』とは違って、キャラ押しが弱いというか、普通なのが『科捜研の女』。
出てくる警察レギュラーキャラみんな、仕事熱心すぎるなぁ。好きだけど。
そして、話を捻りまくる『相棒』と違って、話がストレートで、潔い。
ちなみに、常日頃から『相棒』祀り上げてる私ですが、日本の刑事ドラマって、標準の作り方は軒並みこちらの『科捜研の女』型だよね。
今回の話は、冤罪暴露を阻止しようとする法務局等からの圧力と、事件の背後で暗躍(?)する女検事の謎で、話のストレートな進行を少し捻ってはいるけど。
科学捜査にも、遂にiPad式端末導入。
最近の『科捜研』はそんなことになっているのか…
どんなボケボケの監視カメラ映像もすぐにクリアにしてしまうぐらい、若干のオーバーテクノロジーをいつも装備してたりする京都府警科捜研だから、違和感が少なかったりはするが(^^)
ちなみに、監視カメラ映像をクリアにする処理をした時、PCの画面に「補強終了」と文字が出たが、個人的には「補整終了」としてくれた方がすっきりする……とか言いたくなるのは細かいツッコミがすぎるな。
最近の刑事ドラマには珍しく、ちょっとした銃撃戦をやってくれたのを見れたのは、『あぶない刑事』世代としては儲けものだった。
内藤剛志たちと銃撃戦を繰り広げた犯人は、キムタクの『HERO』で店主をやってた田中要次。銃撃戦あるよ。
ただし、今作の菊川怜の演技は、家族には大不評だったと言う(^^;)
どうした『相棒ten』!? たまきさんが突然店を畳んだぞ!
どうした『相棒ten』? 神戸くんに似顔絵の才能があることが突然判明したぞ!
どうした『相棒ten』? 内村刑事部長が突然キレイ事並べ始めたぞ!
どうした『相棒ten』!? 2時間SPなのに面白いぞ!(笑)しかも輿水脚本で
いや失礼、最後の一文は多分に私情と語弊が絡んでるけど。
『相棒』のSPは大概微妙な出来になる、というが相棒のストーリーに惹かれてる通なファンの間では半ば定説化していたのでね(^^;)
それに、別に輿水脚本が嫌いというわけではないのだが、今回の話は2時間の長丁場を勢いのあるストーリーで魅せていて、緩急でいうところの“緩”の部分があまりなかったのが面白かったので、緩い部分が多く出てきてそこに個性が固まってるようなのが特徴の輿水脚本の印象とは違っているのが、少し意外と思ったので。
初回SPは大概輿水脚本になるとはいえ、私は今回誰担当の脚本か確定情報なしに視聴に臨んだもので…
「今シーズンは戸田山脚本スタート? でも小ネタにあまり凝っていない印象だなぁ」
「こういう勢いのあって二転三転のシナリオをエンタメ的に魅せるのは古沢脚本? でも初回に出てくるわけはないし」
「櫻井脚本にしては、段取りや伏線をしっかり張りすぎるあからさま感がないし」
「キャラの濃い登場人物多いし、特命コンビが映らない時間が長いところがあるのを良しとするのは、輿水脚本かな」
…などといろいろ考えを巡らせていたのだけど、結論に達せず、所詮私の分析能力などその程度のものよ(T_T)
たまきさんが店を畳むのは、何とはなしに予想が付いていたかもしれない。
前々シーズン・前シーズンで登場回数がめっきり減ってしまった花の里なので、亀山夫妻がいなくなってシナリオ上の情報整理の場として活用されなくなった今、そろそろお役目御免なのでは……と危惧していたもので、今シーズン何か動きがあるかと思っていたら、初っ端からやられてしまった…
今話で判明した神戸の似顔絵能力。
ホワイトボードに描いた事件関係者の顔と相関図をもとに、指し棒使いながら事件の概要を推理する右京と神戸の状況が始まったときは、いったい何の番組が始まったんだ、と強烈な違和感が笑えたなぁ。
この、似顔絵ホワイトボートに描いて事件概要確認という方針、今後の話数にも出てくるんだろうか?
「いつまでもミスを犯して謝らん警察じゃイカンだろう」「取り調べの可視化は必要だな」などと澄ました感じで発言する内村刑事部長は、本当にどうしたんだ!?(^^)
その逆のコトばかり声高に主張していたのがアイデンティティだった悪びれた刑事部長はどこへ行ったー!
まぁ、「君(中園参事官)が謝罪会見で素直に謝ればいいじゃないか」とか、可視化の発言も、取り調べの裏をかかれた捜一トリオへの皮肉だったりするところとか、いつもの内村部長の性質が見え隠れしているが…
…それにしたって、話し方というか印象がキレイすぎる。
というより、内村部長も最近のシリーズでは、前よりも、何というか、ある種の悪役っぽさを発揮する場面が極端に減っているような…
内村刑事部長役の片桐竜次が「警察側の役なのに、いつまでも悪役っぽい芝居してたら、他のドラマのオファーの幅が狭まってしまうから、もっと印象の良い芝居をさせてくれ」などと直訴したんじゃあないだろうかとか、勘繰りたくなる(^^;)
「俺は断じて殺していない 俺は警視庁の神戸尊を絶対に許さない」
…という、出所してきたばかりの殺人犯の投身自殺現場から出てきた遺書を発端に、神戸が関わっていたというか一枚噛んでいた15年前の殺人事件の調査を右京・尊の特命コンビが始めるのが今回の話。
神戸を良くない印象で語る謎のメッセージ、神戸の身に降りかかった過去の・そして現在の事件、という気になる発端からすでに見るものの興味を惹きつけているのが憎い仕掛けだが、そのあとの展開もこのインパクトの勢いを殺さないまま進んでいく。
15年前に発生しすでに結審してしまったがために調書なども閲覧不可能な事件を再調査することが困難になるという流れが面白い。
事件の調書が思わぬ場所から手に入って、一気に当時の捜査の概要が明らかになるところの、“視界がパッと開けた”感の演出も巧い、というか好き。
刑事ドラマ・探偵ドラマの醍醐味は犯人探しにあり、『相棒』ならびに今話もそれに該当するのだけど、今話は開始1時間で真犯人に辿り着いたと思ったら、そこから「真犯人の反撃」を見せる流れになり、「どうやって真犯人の反撃に反撃するか」というシナリオにシフトしていく構成が、単なる犯人探しのストーリーに終わらない広がりを見せてくれるのが巧み。
最後、遺書で恨まれるだけの行為をしていた神戸が、大河内監察官の前で慙愧の念を吐露して、大河内にそのすべての言葉をフォローされて慰められる、というシーンは、右京―尊の関係性以上に相棒っぽい気もする(^^)
他にも、途中の右京による推理にも捜一トリオが乱入してきたり、伊丹「杉下警部殿はどう思われますか?」―右京「あなたはどう思いますか?」―伊丹「何か裏がある」―右京「同感です」と言い合って互いに視線を交わし合ったり、右京の暴走に「とことん踊らされてやる」と俄然乗り気の伊丹だったり、特命コンビという“相棒”の関係性が崩れてきているようにも見えた。
ちなみに、神戸が裁判の証言で正しい行いをしなかったことは、Season1-7話「仮面の告白」で亀ちゃんが、嘘や誤魔化しなしに裁判で証言してしまって警察を不利な立場にしてしまったのと対をなしているんだなぁ
あの話も一事不再理が話のネタに挙げられていたし、ストーリー自体がそれぞれの相棒キャラクターを比較する対になっているとも見れる。
真犯人一派たちの「(裁判を)受けて立ってやろうじゃないか」と自信気に言ったところで今話が終わっているのが気になる。
初回スペシャルと最終回スペシャルが繋がることが多い『相棒』なので、今シーズンも最終回にまた何か仕掛けてくるかもしれない…
…ということで個人的に大満足のうちに終わった『相棒ten』の初回スペシャル。
次回はSeason7正月SP以来の渡哲也の登場ということで、若干飛ばし気味な印象も持ってしまうけど、まだまだこの番組楽しめそうです。
「あ、『コナン』の合間CMでやってた楽しげな小説がドラマ化だ」程度の認識でこの番組の視聴に挑むオレ…
ストレスの溜まらなそーな作りで、ジャンル:推理モノなら何でもいいのか、オレ…(^^;)
最近は、『相棒』の再放送も、自分であれだけ絶賛してる櫻井脚本を横に置いて、軽い味付けの話数の録画ばかり優先して見てるし。
ボケの部分はそれなりだが、ツッコミの部分に関わる演出が徹底的に弱いなぁ~
ボケとツッコミの演出にメリハリが付けば、笑いを狙ってる部分は、個人的にもっと好みになるのに。
嵐の櫻井クンを起用してるから、ジャニーズ的な規制か何かで、マイルドな演出にしか見えないレベルに留まっているのだろうか。
「だってフジテレビドラマだもの」の一言で片付きそうな気もするが(^^;)
「執事の一番の仕事は、お嬢様をお守りすることです」ということで、主人公の麗子@北川景子をストーカーのように監視するところまでやっている影山@櫻井翔だが、そんなSP職も兼務してるような執事はアニメぐらいにしかいないヨ!
まさかゴールデンタイムの実写ドラマで見ることになろうとは……と思ったが、『メイちゃんの執事』とかこの手の先行作品がないわけでなかったな…(^^;)
「で、その時影山はどこにいたの?」と一々確認する付きまといネタ、個人的にちょっと好きだったりするが、ドラマオリジナルだそうで…
原作では執事・影山は基本“安楽椅子探偵”ポジション(自分は現場に行かず、他人から概要を聞いて推理するタイプ)とのことで、この追加設定によって櫻井クンの出番が増加。
うーん、これがジャニーズパワーの影響?
絵に書いたようなというか、マンガに描いたような超有能執事を演じるのに、櫻井クンではちょいと野暮ったい感じもする。
まぁ、最近のテレビドラマはキャスティング優先で、シナリオ・原作選定は後、という話も聞くので、櫻井クンの方が無茶振りされている方かもしれんけんど。
イカ娘2期第2話は、原作1話分から1パート分作っていた第1話と違って、原作2話分から1パート作る方向性。
しかし、2話分を接続する部分がイマイチな感じがした。
脚本的にも、演出のタメというかそういう感じのところにも。
Aパート「小学校に行かないか!?」は、原作2巻「小学校に行かなイカ?」3巻「蹴らなイカ?」と接続させているが、そのためにイカ娘チームへの敵対勢力を登場させて話のバイパスに使っているのに、最終的にそちらの勢力もイカ娘シンパになるので、そこに至るまでの手順が性急な気がしたなぁ…
Bパート「コスプレしなイカ!?」は、原作8巻「男装しなイカ?」9巻「メイドじゃなイカ?」「男装やめなイカ?」の豪華3本乗せ。
南風のオッサンが鮎美を海の家れもんに任せる手順が強引すぎ。
原作ではセミレギュラー設定にしかけていた渚の男装が、アニメではこのパート限りのネタに。
そして、ニセイカ娘の名前を判明させるためにわざわざ一話作っていた原作だったが、アニメではここで判明。
「ウチの店、女性客が少ないよな」という一言から始まる話だが、原作の時点で「えっ、いつの間に客層がそんな感じに?」という状況。
そこそこいた女性客は一体どこへ…?
アニメではさらに、ムサい・イカついおっさんだらけの店内状況になっていた。
青年男性客は一体どこへ…!?(笑)
メイドコスとメリケンサック着用でようやく接客業ができるようになった鮎美に、「(自分の素を隠してたら)ニセイカ娘姿でやってるのと一緒じゃねぇか!」というおっさんの指摘は鋭かったなぁ~
ただ、娘の意外な行動に狼狽えるおっさん、という原作の定番オチが個人的にちょっと好きなので、おっさんと鮎美の距離感が変わらずに終わる今回はちょっと残念。
アニメのは、おっさんの基本キャラに即した改変ではあるけど、原作オチの「基本頑固で収集付かない性格なんだけど、一人娘にちょっとでも冷たくされると傷つかずにはいられない堅物オヤジの悲哀」みたいなのが感じられて好きなんだ。
まぁ、それで終わると、ただでさえイカ娘の絡みが少ない今話がイカ娘関係なく終わってしまうし。
原作のイカ男オチは流石に面白くないと思ったのか、アニメでは、テレビで見て大人気になれる格好だと勘違いして、エリザベス女王姿になったイカ娘。
おお、いつぞやイカ娘が願った“女王様”呼ばわりが自然になされているぞ(笑)
Cパート「軽くなイカ!?」は原作3巻「やせなイカ?」&9巻「軽くなイカ?」から。
両話ともイカ娘体重ネタが出てくるので、接続は比較的自然。
ただ、「イカ娘、本当に体重100キロもあるの!?」という話題は長い間解答が謎とされていたので、ネタを一気に出したアニメ版は、原作で解答編が出た時の「来た!」感が味わえなくて勿体ない気もする。
減量で脱水症状寸前の早苗の鬼気迫る描写が、原作よりもマイルドに。
個人的に、インパクト弱くなったのが惜しい!
このネタでは、無敵キャラ・千鶴の唯一と言っていい弱点がようやく登場。
原作でも早い時点で登場していたのに、アニメ1期では出ず、千鶴に人間味ない状態が加速してたから。
原作では、イカ娘の体重操作は、腕に対するリングの位置で重さを決めていたが、アニメでは手首のリングをぐるっ回すことで調整していた。
原作・アニメで、見た目分かりやすい調整の仕方の描写を選んだということだろう。
ちなみに、原作のイカ娘飛翔シーンは、飛ぼうとした直後のコマを見ようとページをめくると、いきなり登場したトンビにがっしり掴まれてさらわれていく、というギャップに大笑いしたのだが、アニメではちょっと飛んだ後にトンビの視点ショットが少し入ってからトンビが近づいてくるので、ギャップインパクト的には落ちた印象。
でも、結局アニメでも大笑いしましたが(汗)
軽くできるのだから重くもできるという方向でオチが追加されたのは、工夫。
しかし、MAX20トンという具体的な数字を出してしまって大丈夫か?(あとミニマムの数字も)
『イカ娘』第2期が、Gyao・ニコニコチャンネルで始まった!
地方のイカ娘狂にとってはうれしい限り。
何せ、テレビ大阪(※滋賀では映らない)より放送開始が早いのだ。
っていうか、テレ阪の遅さはどうにかならんかったんかい!?
人気声優アイドルグループ・スフィアが歌う新OP。
単体で聞くと悪くないのだけど…悪くないのだけど…
ダメだ、いかんせん前作の電波OPの印象が良すぎた。
イカ娘関連のキーワードムリクリ連呼しながら、夏真っ盛りのイメージを勢いまかせで歌ってた「侵略ノススメ☆」が、存外『イカ娘』の元気いっぱいなイメージに合っていたので、あれ並みの勢いがないのが物足りない。
まぁ何回も聞いてたらイカ娘ソングとして慣れるとは思うけど。
それよりも、頬染め表情が増えてたり、サビ1の終わりでイカ娘の水着尻ドアップ持ってくるとか、萌え狙いのあざとい部分が幾分か増してたアニメーションの方が気になるよーな(汗)
そして始まるアニメ2期本編。
着実に成功を収めている侵略行為。ただしイカ娘関係なく、劇中劇で…
同じ秋田書店雑誌原作の『みつどもえ』アニメ2期と同じ始まり方かい!(笑)
ただし『イカ娘』は『みつどもえ』よりは分別ついてるようで、劇中劇は2分で終了。
しかもその劇中劇で、原作ネタをフォローしてささやかな伏線を貼る行き届きっぷり。
原作6巻の「アクションしなイカ?」を基にしながら、アニメ1期1話A~Cパートをなぞる構成に作り替えていて、再スタートの意味合いを強くしている工夫が憎い。
原作を再構成して、シンディ・渚の出番も追加し、キャラクターの登場バランスも良くなった。
その代わり、早苗は危険度の扱いが原作より悪く(原作:カメラ持ってるのが怪しい → アニメ:早苗は存在自体が危険でゲソ)なり、千鶴は初登場ですでに威圧度MAXで恐怖度が増していて、なんか可哀想な扱いに(笑)
千鶴は、原作ではイカ娘の攻勢に一度耐えていての怒り爆発だったんで千鶴に感情移入できたのだが、アニメは完全に最終兵器魔王だな。
このAパート含め、他2編も原作の1話分をアニメ1話分としていて、1期後半のペース配分。
すこし間延びした印象もあるけど、1期分以降の原作の内容はホームコメディ色が強くなってくるから、これぐらいでも差支えないのか。
Bパートは、早くも清美他部活の面々が海の家れもんに登場。
イカ娘と部活の面々の会話で「また~に行きましょうよ」みたいなセリフが出てきたが、アニメだとまだ野球大会ぐらいでしか接点ないように思うのだが…
ちなみに原作では、世間話のレベルで終わってましたが、それだと早苗も羨む仲良い雰囲気というのが分かりやすくならないか…
そして、早苗の周りの空間は原作同様、しっかり歪んでました(笑)
Cパートのクラゲ退治。
人間を懲らしめる(?)クラゲに加勢しようと海に向かって威勢よく駆けていったイカ娘が、ページめくってすぐのコマで「刺された…」というネタが好きなのだが、アニメでもかなり近い形で演出されていて好印象。
クラゲ拾い大会は、原作では千鶴がちゃんと「あくまでも海を守るための企画です、決して無理はせず~」とアナウンスしていたのが好印象だったけど、アニメではそのアナウンスはなくて、原作ではセリフだけだった豪華景品が、やきそば一年分・おでん鍋セット・アナログテレビ、と海の家れもんの不要品処分になっていて、千鶴ヒドイ!(笑)
しかも3位のアナログテレビは、確か1期4話Bパートで壊れてたヤツだよね? さらにヒドイ!(笑)
大会は、原作では描写されていなかったたけるや渚や清美たちも参戦。
そして、原作では着衣で参加していたイカ娘は、白ワンピの水着に着替えて参戦……売れ線要素全部出しだな、制作スタッフ側!(笑)
1期ではあまり“金に糸目を付けない”様子がなかった早苗だけど、ここに来てクラゲ買収に万札チラつかせる描写追加。
原作『イカ娘』も、単行本が遂に2桁突入。
それと、アニメ2期放映開始記念もあってか、登場人物紹介が一新。
今までカバーの折り返し(他のマンガなら作者コメントが入る箇所)にイカ娘・相沢家3人・悟郎・早苗・シンディ・渚の8人分あったものが、カラーページ見開き2ページを使って、清美・3バカ・南風のおっさんとニセイカ娘=鮎美、さらには磯崎やバド部の知美・由佳まで追加し新規描き下ろし。
その代わり、ほぼ毎巻付いていた巻頭オマケマンガは、カバーの折り返しに4コママンガとして縮小された。
紹介イラスト描き下ろしに力入れすぎたせいか、巻の途中にも付けていた鉛筆書きの1コママンガも数が減っている。
早苗の飼い犬・アレックスの知能レベルが異常に高いことが明らかになった。
以前イカ娘とアレックスが散歩したとき、イカ娘が「この犬、人の言葉が分かるのでゲソか…?」とか言ったこともあったが…
今巻では催眠術に熱心な早苗に付き合って術がかかったフリをしてみたり、テレビのチャンネルを自分の意志で替えるとか、お前の気配りと知能は野原家のシロ並みか!(笑)
あっ、飼い主の愛情をあまり受けられないところも野原さん家と似てるぞ(笑)
シンディが夏休み中ということも明らかになった。
「もしや、まだ学生?」とちょっと思ってしまったが、米国地球外生命対策調査研究所の連中は全員大学卒業してたな。
本国の研究所の夏休み中に日本に来てるのか。だからみんな気まますぎるんだな(笑)
ただし、この回のネタはもっとイカ娘を絡めてほしかったなぁ~
シンディのキャラクターは、イカ娘を宇宙人として扱う存在、というところが発端だったんだから、折角の初心に返らせるエピソードには、やはりイカ娘方面に行ってほしかった気がする。
3バカオチは、オチとして便利すぎるんだ(笑)
そして巻の最後のエピソードは、毎巻安定の3バカネタで〆。今回も最後ソレか(笑)
クラーク以外の二人の独立研究が、MIT主席のクセにあんまりにもヒドいなモノになっているのは、クラークいないとダメな二人というネタ以上に、作者・安部ちゃんの知識力の限界が…
いや、天才的な実験担当と観察担当をどう描写や、どう描写を誤魔化すかなんて、フツーは思いつかんが。
ちなみにあとがきイカ娘イラストは、今回は忍者。
下のモンペ穿かずに、ミニスカワンピース状態なのが、なんかAV風というか(汗)
10巻以前のあとがきイラストでは…
第1巻 チャイナドレス
第2巻 ナース
第3巻 チアガール
第4巻 バニーガール
第5巻 バレリーナ
第6巻 ピエロ
第7巻 オランダ民族衣装
第8巻 インド民族衣装
第9巻 バスガイド
初期みたいなフェチ的マニアック度がちょっと盛り返してきた?