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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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木星に浮かぶ4つのGNドライブ The Childhood of Humankind Ends
劇場版機動戦士ガンダム00 2010年公開

 …えーっと、作品内で提示されていた謎(GNドライブの造り方と造られた理由とか、イオリア計画の真の目的とか、イノベーターや純粋種ってなんぞやとか)の解答は、つまり持ち越しですが?
 ちゅーか、イオリア計画については、先週の放送で「明かそう」と言ってたじゃん!
 ここの謎が明かされないと、作品全体の最終評価ができないってレベルの謎なんだけど…
 …だからこそ、そこの部分を説明せずに隠してしまうことで、ガンダムシリーズに付きまとう設定の整合性の問題を、矛盾やツッコミどころが出ないように隠して「視聴者のご想像にお任せします」と丸投げしてしまうという作戦なのかもしれん。
 事実なら全く誉められんが。
 それとも、その映画化とやらで教えてくれるのかなぁー
 ガンダム伝統の総集編ムービーになるんだったら無理だけど、『逆シャア』ポジションならあるいは…


 で、そんな特報が流れたモンだから、余計なことを思い出してしまったではないか…

 『ガンダムSEED』の劇場版って、結局作られなかったねぇー(笑)


 とにかく謎の解答については残念な最終回だったけど、MSバトルについては申し分なく、大満足。
 謎の解答はなされないだろうことは察しがついていたので、それと戦闘シーンを頭で分離しながら見てたから、あまり引っかかりを感じることなく見れたせいもあるだろうけど。
 以前、作画が高品質な割に見せ方がせわしなくて見辛いなどと失礼なことを書いたが、今回は絵コンテが、宇宙空間での戦闘という三次元的な動きと広さを考慮したレイアウトやカメラ動作や尺の緩急がついた秒数配分になっていて、見応えのある見せ方だったなぁ~
 初代ガンダム(RX78)もどきと『00』の初ガンダムであるエクシアが、月面で土埃を上げながらタイマンで決闘するなんて、スーパーロボット的な盛り上がりではないですか!
 何気にリボンズガンダムも「カッコイー」の部類だぞ

初代ガンダムもどき=オーガンダム(1) 初代ガンダムもどき=オーガンダム(2) 
月面スライド土埃 月面タイマン勝負

MSリボンズキャノン(リボンズガンダム裏) リボンズガンダム(表)


 しかし、『ガンダムSEED』を貶した後でアレだけど、搭乗ロボットによる戦争を描いてきたこのシリーズにあって、『00』ってほとんど戦争っぽさがなくて世界観の広がりがなかったなー
 『SEED』でさえあったというのに。
 まぁ、「紛争を駆逐する!」という大義名分の“テロリスト”の話だし、現実も「テロとの戦い」ということで戦闘が小規模・地域化してるから、現代風っちゃー現代風のガンダムなんかねぇー

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Gundam00-2-23.jpg

 巨大天体に建設された人工建造物の中で、かつて人間(あるいは人間的なもの)だった機械化された意識が、主人公に対して真実を語り始める…

 …えーと、これなんて『ガンダムX』?(笑)

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場面写 今回は伏線の回収っぷりと交差させっぷりが目を惹いた感じ。

 ガンダム乗りの刹那に、その正体を知らずに親しさを求めて接近したルイスは、今や発作を薬で抑えながらガンダムへの復讐のためにアロウズで軍人やっていて、そのアロウズには刹那の正体を知るビリーがガンダム憎しの気持ちで入っていて、ルイスが発作を起こしたことで、刹那とビリーが心配して駆け寄って、一気に全員の正体バレ、というのが、今までの設定をキレイに使ってシチュエーションを作り上げていた感じ。


 演出的には…

 ショックを受けるティエリア、という意味を、ティエリアを斜め上から撮っていたカメラの角度を下方にずらして水溜りに映った天地逆向きのティエリアを映すことで端的に表していたり…
 ロックオンの幻と面と向かった会話、というファンタジーすぎる状況を、ロックオンをティエリアの背後のガラスに反射させたように映して、ガラスを背にして正面向いたティエリアが言葉を口にすることで、向かい合っているように見せつつも幻であることを強調してリアリティを維持していたり…

 尖らせすぎない程度に技巧的なところを見せる演出が、ところどころ目に付いて面白かったかも。

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(書きかけ)

 このあっさりとした解決は、マリー(ソーマ)に悲劇が待ち受けている伏線と受け取っていいのか?

 無人島イベントは、『ガンダム』でよくあることとはいえ、『SEED』への当て付けのように見える(笑)
 そういう視点で類似点を発掘しようとしてばっかな私もどうかと思うけど。

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第1話感想 第2話感想 第3話感想



 見ていて何かしらテレビの画面に向かって声に出てしまった場面↓

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「つかぬことを訊くです。お二人は恋人なのですか?」

Gundam00-2_4b.jpg
「「違います」」

 いいね、いいねぇー(笑)
 同じように真顔で敬語使いながら間髪容れずぶっきらぼうに否定するっていう、シンクロ具合とギャップが、とても笑える。



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「ミスターブシドー!」

 えええ!! そんなジョークめいた名前が正式な通り名なのー!!?
 「生き恥さらしてきた」と言っていたが、それは半分以上あなた自身の責任ですヨ(笑)


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「なんかキツいの。サイズ合わなくって…」

 それが分かってたんなら、着たまま来るなよ(笑)
 着てみてキツイと分かった時点で、一旦元の服に着替え直せばいいじゃない。
 アンタ、痴女か!?(笑)

 ところで今回スメラギさん、戦術予報してないよねぇ?
 相手の作戦を先読みしてはいたけど、とても近々な先読みなので特に意味がないし、先読みの結果で指示を飛ばしてるわけでもなし…

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 今回もメカ戦が眼福だ。

 地に足の着かない奇策を、“巨大”な波が押し寄せる画をちゃんと迫力を持って見せているレイアウト取りをしていたりする計算の利いた絵コンテと、それらの動きをそれらしく見えるよう実行できている作画で、ありえる作戦に見せている演出力が素晴らしい。
 ていうか、敵も味方も新MSなトレンドの中、旧時代のティエレンが画面を動き回っている様子に、少し感涙(笑)
Gundam00-2_4d.jpg Gundam00-2_4e.jpg

 死んだ前ロックオンの弟・ライルのガンダムマイスターとしての能力値の高さは、記憶が混濁したニールかもしれないというまさかまさかの伏線か、それともそれさえもミスリードだったりするのだろうか…

 エピローグは毎回付ける使用になったんだー
 一体どういう意図があるのだろう、と考えたら、アレか…
 今のところ、あのお寒いガンプラ宣伝コーナーがないぞ(笑)

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 脅威的火力で迫ってきて母艦を俄然劣勢のピンチに陥れる強硬派MS部隊に、圧倒的なパワーを持つダブルオーガンダムが覚醒して登場し、両者拮抗した砲撃戦を続けるも、弾切れになり、サーベルでの近接戦を余儀なくされたことで勝利を確信(慢心?)して高速で迫ってくる敵に、正面から挑んでいき、ギリギリの距離で交差したかと思ったら、見事に敵を一閃していて、勝利を掴む…
 
 『ガンダム』でこんなケレン演出をやってもいいのかー!!!?

 やっぱり勢いで押してくるのが2期のスタンスなのか。
 …と、この時点で思っちゃうのは、早計なのかな?

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機動戦士ガンダム00 セカンドシーズン 1 はい、前シリーズの説明し直し、何もなし。
 半年空けてるのに不親切極まりないが、別時間の特番で総集編やってたから大丈夫?
 アロウズなる今シーズンからの新組織についての説明もそこでやっていたのかなぁ?
 少なくとも、この第1話で劇中説明としてやっておいてほしかったところだけど。
 とは思いつつも、このアロウズと似た設定のある(たぶん『00』が原典として引き写した)ティターンズが出てくる『Ζガンダム』でもこんな感じの不親切さはあったような……などと再考。

 説明するヒマが惜しいのかと思わせるくらい、話も動画も動き回る第1話。
 理由も分からずアロウズに捕まったかと思ったら、救援部隊が助けに来て光差す未来が開けたかと思ったら、アロウズが救援部隊を抹殺して情け容赦ない阿鼻叫喚の地獄絵図になったかと思ったら、エクシアとセラヴィーが飛んできてアロウズを一蹴かと思ったら、地上では……てな具合に。
 『00』はわりかし一歩一歩着実に踏み進めていくスロー気味なタイプの作品だと思っていたんだけど、『コードギアス』並のスピードに近付いてるなぁ~
 オープニングテーマもアクティブな選曲になっているし、新シーズンでは雰囲気を変えにきているのか、という印象を受けた。
 まぁ、細かく分析したら、そう大幅な違いというのはなさそうな気もするし、前シーズンラストのテンションからの続きだと、このぐらいが順当なのかもしれんけど。

 なぜこのタイミングで刹那が再活動を表立って(都合よく)始めたのか、ということの説明は、たぶんされないんだろうなー
 「彼が生きているならば、来るはず」とかいう根拠が示されないままのセリフのように、何となく雰囲気作ってみました、的な。

 

 ボロボロになった旧世代ガンダムを駆って、敵の最新鋭のモビルスーツとギリギリの戦闘を繰り広げる、というのは、どれほどのロボットアニメファンが夢想した光景だろうか!
 最初に機体をそのまま見せずに期待感を煽るという手法で、壁面に映った陰をカメラが追っていくという見せ方には、かなりゾクゾクした。
Gundam00-2_1b.jpg Gundam00-2_1c.jpg

 ただ、戦闘パートのコンテの切り方って、アップ画面アップ画面の連続を繋いでいる感じで、今も昔も変わらないオーソドックスだよなぁと少し感じたり。
 ロボットパートって、作画枚数との兼ね合いとか制限がなかなかに多いので、自由度の高い手描き動画シーンの実現ってのは、昨今のキレイ作画指向のテレビシリーズでは難しいしなぁ…
 今回は部分的に、宇宙空間に浮かびながら回転する巨大構造物を背景にして遠めからモビルスーツが見える、みたいな面白いレイアウトも見られたけど。
Gundam00-2_1a.jpg

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エンドカードにて

 あのー、こんな密やかなところで、幼少の視聴者には分からない表記で、続編への継続を謳い上げるのはやめてくれんかなぁ…
 もっと目立った形で表明してくれないと、今日のが『00』の完全な最終回だと思われて、尻切れトンボにも程がある終わり方になってしまうんだけど。
 あっ、ひょっとして、土6(今度から日5になるらしいが)のゴールデンタイムに戻ってこれず深夜枠で放送という『ガンダム』としては不名誉な事態がありうるから、あまり大々的に言いたくはない、とか?

 まぁ、そんな感じで第1シーズンに出してきた謎や伏線をあまり解消しないで終わってしまった『00』だけど、その未消化な要素の量に比べると、消化不良感は思ったほど大きくなかったりする。
 これはスタッフが頑張って、リキの入った激しいロボット戦闘作画、勢いと耽美さを両立させたキャラ作画、ヒロイズムに満ちた最終決戦的なシチュエーションなどなど、第1シーズンの最終話というこの場この瞬間を盛り上げる労力を、惜しみなく投入してくれた御蔭でしょう。その分がかなりプラスになって消化不良感を抑えてくれている。
 とはいえ、まぁトータルで見ると、ゴチャゴチャした話になっちゃったかなぁ…

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場面写 本当にみんなキレイに死んでいくなぁ…

 しかし、全員『ガンダム』の伝統通り爆死していく前に、キラキラな画面の中で遺言を残す猶予が与えられる(それまで爆発が待ってくれる)、ってのが『00』のツッコミどころある伝統になってしまってる気が…(汗)
 あるいは、それさえも何かへの当てつけなのか!?

 

 …というわけで、前回に引き続いての国連軍のガンダム部隊によるソレスタル・ビーイング壊滅作戦の結果、トレミー・ブリッジクルーのクリスとリヒティが死亡。

 アレハンドロ・コーナーが超大型モビルアーマーでしゃしゃり出てきたせいだけれど、危機感が高まり最終決戦が否応無く盛り上がってきた。
 しかし、ラスボスのアレハンドロ、擬似太陽炉を7基も積んだ戦艦級の超大型兵器に乗って登場、という分かりやすすぎるラスボスっぷりという大味さには笑った。

 
 前半は、ロックオンの死を受けて、刹那たちマイスターやトレミー組の、「世界を相手に戦う覚悟」再確認描写。
 ブリッジクルーの「こんな風に喋ったの初めて」という和気藹々ぶりは、このタイミングで端役のエピソードが組み込まれていることで、後で悲劇が待ち受けていることのこれ見よがしの伏線になっていて、安易な感じでもあるんだけど、薄っぺらいというより先に、情報量が少ない中でキャラを深めようとしてる工夫だなということの方が感じられる。
 ちょっとでも視聴者にキャラへの愛着を持ってもらえたら、こういうのは勝ちなので、成功しているのだろう。


 母艦トレミーの爆砕の場面では、敵の攻撃のド直撃を受けたのに、リヒティが身を挺して庇ったおかげが五体満足なクリスを見て、「ああ、助かってくれたんだ」と思ってしまい、まんまと引っかかる。
 そりゃ、あの直撃では死ぬしかないよな…
 でも、こういうシナリオの結果になるなら、リヒティは操縦席から離れてクリスの身を庇いにいく漢っぷりを見せるより、最後の最後まで操縦桿を握って攻撃を回避しようとしてた方が、ソレスタル・ビーイングの一員としてのプロっぷりを見せられて良かったんじゃないのかなぁ?

 そういうソレスタル・ビーイングに感情移入させる要素がある一方で、地球軍側にはセルゲイやソーマがいて、復讐を果たそうとするダリルがいて、両方に主張がある者同士の戦い、つまり戦争の実情に近い状況付けができているのは、大いに結構。

 最期の言葉が「へっ?」という、コーラサワーのめちゃくちゃコーラサワー的な死に様に大笑い。
 コックピット辺りがビミョーな残り方していたから、もしかすると、まさかまさかの生存ということもあるかもしれないけど。

 それにしても…

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 絵コンテが、どっかで見たような参加人数に!!
 一体現場はどんな修羅場なんだ…

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 呆気なく死ぬことがセオリーな『ガンダム』の中では、結構キレイに死なせてもらえたなぁ~

 というわけで、国連軍のガンダム部隊によるソレスタル・ビーイング壊滅作戦が始まる中、サーシェスの操るスローネツヴァイとの戦闘により、ロックオン死亡。

 最初はそんなにキャラが立ってなかったソレスタル・ビーイング組の中にあって、力強くて張りのある三木眞一郎声の軽めの演技のおかげで唯一目立ってたキャラだったので、登場時からすでに死亡フラグが立っていたともいえるが。
 まぁ、そのおかげで、ロックオンがサーシェスに撃たれた後も長い口上を述べていた時、「ひょっとして助かってくれるんじゃないのか?」とどこか期待してしまっていた自分がいて、直後の爆発で志望が確定してしまった瞬間(いや、死体が上がってないので、復活の可能性もあるが)、ショックを受けたので、効果は抜群だっただろう。

 その効果は他のキャラクターのリアクションにも助けられていて、出してきた当初は急性に仕上げたなぁという印象しかなかったフェルトとの仲や、ここ数話で積み重ねてきたティエリアとの間柄が、一気に有機的に機能している感じ。

 複雑な事情を含むソレスタル・ビーイング側キャラの中において、一番単純な人物背景だと思われるのに、それがここまで登場人物や視聴者感情に重大な影響を与えるまでになるとは。

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脚本:黒田洋介 キャラ作画監督:今泉良一 メカ作画監督:松田寛 絵コンテ:ヤマトナオミチ・角田一樹・ミズシマセイヂ 演出:ヤマトナオミチ

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 平静な状況で電話がかかってきて、「もしもし。……はい、そうですが」というセリフの後、しばらくして、表情がみるみるうちに青ざめて「えっ…!?」と息を漏らしてしまう……
 …という死亡情報の伝わり方って、古い描写なのかねぇ?

 沙慈に電話がかかってくる描写無く、沙慈、死体袋に詰まった姉ちゃんとご対面。
 突然のことで、視聴してるこっちも面食らう。
 …で、この瞬間まで「ひょっとして姉ちゃん、なんかの冗談で生きててくれんかなぁ~」と期待してた自分に気付く。
 あれ? そこまでお気に入りのキャラクターだったんだろうか?
 冷静に見れば、シナリオ演出的にも画面演出的にも、誰のお気に入りにもなりようがないキャラなのに…
 視聴態度が偏っとる…

 で、このシーンでの姉ちゃんの扱いのぞんざいさに、ひどいモヤモヤ感が…

 いや、別に、シナリオ演出的に「お気に入りキャラが死体袋に入れられてるのがヒドい!」とか、画面演出的に「最期なんだからもっと長く映せ!」とか思ってるわけではなくてですね(いや、ちょっとは思ってるだろうケド)、というか、今までのキャラ付けからすれば、この程度の描写で充分なキャラではあるんだけど…
 問題は、姉ちゃんの側をどう扱うか、ということではなくて、その姉ちゃんの側の状況を受け止める沙慈の側の演出がどうかということでありまして。

 要するにシナリオ感情としては、この場面はお姉ちゃんというキャラとの別れのためのものではなく、沙慈が悲しむ姿を描くためのものなんだから、そのためにお姉ちゃんを持ち上げた描き方をした方が、むしろ良いのではないのか、という考えが浮かんだモンだから。
 そりゃあ、キャラ付け云々の重要度から見れば、沙慈をめぐるキャラ相関関係の中では、ルイスの方がより密な描写がされているために視聴者側の感情移入度は高く、それゆえにルイスの身に起こった悲劇性も強調される演出が施されていたわけだけれど、沙慈というキャラクターにとって、何とか生きている親しい赤の他人のルイスよりも、死んでしまった唯一の肉親であるお姉ちゃんとの対面の方が、よりショックがでかいハズなので、そこらへんを強調した演出にすべきではなかったのかなぁ、と。

 そんなことを考えていたから、やけに逡巡なく死体袋のジッパー下げたなぁ、というのがひっかかってしまって…
 実際に死に顔見てみるまで「ひょっとしたら何かの間違いかも…」と虚しい期待を持ってしまうのが人間心理であり、その期待を完全に消しさる事実を目にすることの恐怖というのもあり、その葛藤で、ジッパーを下ろすことを僅かながらの瞬間にでも躊躇ったり、手が震えたりするだろうから、そういう作画になっていたら、もっとリアリティあったろうし、リアリティ云々の問題以上に、キャラを深める効果もあったろうに。
 まぁ、「お姉さんの遺体が見つかりましたよ」的な連絡を受け取った時点で、それはそれで事実として受け止められるから、遺体の確認作業は本当にその当人にとっての確認作業でしかなくなる、ということもあるだろうし、多分私もこういう状況だったらそういう考えで事務的に確認作業をするとは思うけれど、そうすると今度は、「間接的・事務的に知った事実」と「直接見た事実」が擦り合わさって合致した瞬間に起こる感情の動きというものが出てくるだろうし。
 要するに、死を実感して初めて押される感情のスイッチもあるだろうということで、これはシナリオ演出的にも、事務作業的な感情で動いているキャラを感傷的な心理状態に移行させるためのバイパスを設けるという点で、その移行の瞬間を強調すべきだったのではないかなぁ、と。

 画面見てたら、沙慈、普通に悲しんで泣いてるだけだしなぁ…

 あと、無機質な死体袋の外観と、無機質な死体が顔を出した死体袋の外観とは、同じ無機質なもの同士のジッパー数十センチの違いだけとはいえ、天と地ほどの差があることにも、もう少し留意していただきたかった。
 死体袋の提示から死体の完全な顔見せまでワンカットだから、視聴している側に何の感情も発生しないし。
 おまけになんつーキレイな死体だこと。



 …とまぁ、さももっともらしく書いてみたけれど、これって要するに、私が感じた「ひょっとして姉ちゃん、なんかの冗談で生きててくれんかなぁ~」という期待を、沙慈という劇中人物に『ひょっとしたら何かの間違いかも…』とぐらい思え」と押し付けて、それを演出するよう求めているだけだったりする(汗)

 というかそもそもですねぇ…





 アバン1分程度のシーンについてなんでこんなに長々語ってんだ、私はッ!!!?



 ホント、視聴態度が偏っとる…

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脚本:黒田洋介 キャラ作画監督:森下博光 メカ作画監督:佐村義一 作監協力:千葉道徳 絵コンテ・演出:角田一樹

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 ん? お姉ちゃん、呆気なく死にすぎ。
 先々週の感想で「沙慈のお姉ちゃんも死にそうだなぁ」と書いたばっかだってのに、早くね?
 しかもこのタイミングで殺して視聴者が何か感じるほど、お姉ちゃんのキャラって深まってなかったのもマズいなぁ。
 いや、元々キャラが深まっていくことが求められるようなポジションではなかったし、むしろ呆気なく死ぬことが予測できるほどだったけど、周りの状況というか段取りというか、もっとガンダムの謎の核心にジワジワと迫っていて緊張感が高まっていった果てにそうなると思っていたので、こんなパッと出で殺されるとは、いささか構成力に欠けるのでは…?
 おまけにその死に様が、雨降る路地裏にバッグの中身が散乱して腹から血流して倒れて身内の名前を呟きながら必死に家族の写真を取ろうとした手が急にガックンと動かなくなって……というのはベタベタすぎます。
 刹那の宿敵・サーシェスが手をかけたということだけがサプライズで、後は「すべては沙慈(が落ち込むこと)のために」という計算が明け透けて見える。

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 …なーんて文句を言いながら、見終わってからもかなりドーンと腹に響いてる感じがするのは何でだろう(汗)
 なんか、ものすごい衝撃を受けた気分なんだけど。
 ルイスのケガの結果もかなり後々まで重い気分引きずったし、最近フィクションの鬱展開に気持ち振り回されまくりだわ…
 別に脚本や演出が巧み、とかいうわけではなく、たぶん私個人の問題。
 この手の記号的な要素にでも過剰反応してしまうというのは、視聴態度としてマズいなぁ…



 …という「準レギュキャラの死」という重要な事件が起こったのに、コーラサワーの進退共々(笑)、どーでもいいレベルに抑えられるほど、それ以上の印象的な出来事が起こりまくった今話。

 ソレスタル・ビーイング組織内に裏切者が出たのか、ガンダムの圧倒的強さの秘密であるGNドライブが世界各国に譲渡され、各陣営にガンダム部隊が誕生。
 第1話のチャイナドレス以外さっぱり話題に恵まれない(笑)(いや、私も「大注目!」とか言ってた種類の人間だから、あまり他人事のように貶すべきではないけど;)ながらも、地味に刹那たちの活動を支えてきた王留美が、トリニティ兄妹の許を訪れて、事実上の寝返り宣言。
 人革連のガンダム部隊が初出動して、トリニティと交戦して撤退に追い込む大勝利。物語内のパワーバランスが均衡化。
 ソレスタル・ビーイングの監視者である国連大使のアレハンドロ・コーナーが、ソレスタル・ビーイングの活動を見守るだけの立場から逸脱し、月に隠してあったソレスタル・ビーイングの中枢コンピューター・ヴェーダに侵入…

 GNドライブが各国の手に渡る理由が強引&呆気なさすぎることに目を瞑れば、なかなかに面白い展開になってきた気がする。
 トリニティvs人革連ガンダムのシーンは、遠くの都市上空にトリニティのガンダムの機影が3つ並んで接近してくる画ヅラから入って、人革連基地側が臨戦態勢を整えていく慌しい準備移動の様子を俯瞰&アイレベルで捉えたカットに繋がっていく流れが、怪獣映画っぽい緊張感があってなんか好き(笑)
 ガンダム相手に防衛フォーメーションを固めてそこそこ善戦してみせるティエレン部隊が、ああ、良いなぁ~

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 ガンダムvsガンダムの作画にはもちろんリキが入っていて、ケレン味もあり、かなりの眼福モノ。
 作画労力の都合で表情が変わらないセルゲイが、ガンダムの高機能に魅了され、同じ表情のまま声だけ興奮気味になっていくのは、変という以上に、何か妙な味わいが…(笑)
 自分の思い通りに動くガンダムを操縦できて、初めての笑顔を見せるソーマも、キャラの成長を感じさせてくれるけど、呆気なくもある陣営側の初勝利とそれに酔いしれてるこの人たちを見ると、反動で後々死にそうだなぁという予感が…(汗)


 でも、ネタバレ情報を入手しているのか、多くの『00』感想サイトでこの「ガンダムvsガンダム」の展開になることを予想していて、ちいと驚いた…
 …というか、その程度のことも予想しないで番組を見続けてる私の方がダメなんだろうか?
 最近、ホント、単話的にしかその話を見ていないもんなぁ…
 視聴態度がマズイ…
 つーか、今回刹那たちトレミー組の出番が少ないことについても、特に何にも感じてないぞ、オレ(汗)
 視聴態度がホント、マズイ…

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脚本:黒田洋介 キャラ作画監督:しんぼたくろう(中村プロダクション) メカ作画監督:高瀬健一(中村プロダクション) 総キャラ作画監督:千葉道徳 絵コンテ:木村真一郎・水島精二 演出:うえだしげる

クリックで公式ホームページを別枠表示 うーむ、個人的に沙慈はガンダム戦を傍から見てその被害だけを受けていく一般人ポジションに固定されたキャラだと思っていたんだけど、ネットの感想見ていると、義憤に駆られた沙慈がガンダムに乗る展開を希望している声が多いんだなぁ~
 それはそれで、ガンダムのパイロットになるのに相応しいキャラクターを時間かけて作り上げていくということが面白そう。


 Aパートが、残虐トリニティ兄妹に奮起した刹那の独断専行に相乗りして、ティエリアやロックオンも加勢してのガンダムvsガンダムの対新マイスターバトル。
 Bパートは、トリニティ長男の暴露話から、両親を殺した自爆テロを起こした組織に刹那が絡んでいたことを知ったロックオンが刹那に銃口を向ける騒ぎになるも、雨降って地固まった話と、沙慈とルイスの(発展的な)別れ。

 刹那の吹っかけたガンダムバトルに一番最初に乗っかってきたのが、何事も計画重視のティエリアだったという意外性は、それだけで面白いと思うのと同時に、両極端な性格のキャラが共闘するという図だけで、仲間内の結束力が強まったように見せかけられる巧い手というか…
 バトル自体は、作画もここぞという感じで良好だったし、ティエリアがガンダムヴァーチェの最終兵器ナドレを惜しみなく解放して全力全開で敵を叩きのめすシチュエーションもなかなかで、結構満足。

 ルイスの遠距離恋愛のススメに同意して病院を去る沙慈の回想は、先ほどと同様に演出にリキが入っていたとは思うが、この番組という場からものすごく浮いた甘いムードを醸し出していて、ちょっと食傷気味…
 こんなにキレイな別れ方は『ガンダム』っぽくないので、やっぱりルイス死にそうだわ。

 刹那vsロックオンの場面は……………なんだこのBL会場(笑)
 「お前を無性に狙い打ちたい」、「(笑顔で)ありがとう。最高の褒め言葉だ」とか、セリフが明け透けすぎるぞ!
 トミノ語を引き写したような「俺がガンダムだ」等の作中のステキゼリフを、この場で論理的に説明していくのは、脚本家の律儀さが見えた気もして、興味深いかも。
 ここでは、もう和解する展開はミエミエなので、そうなるとどういう過程を踏むかということが重要になってくるわけだけど、そこら辺少しパターン気味だった気もする。
 でもまぁ、重要なのは、堅物ティエリアが軟化した事態なのかも。

 現行マイスター組の結束力が上がり、トレミー組の基盤がようやく固められたところで、次回どうなるか…

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G00_18cap0.jpg メインストーリーの進行にはほとんど絡んでないのに画面に映り続けて幸せそうな生活を見せ付けていた今までの順風満帆ぶりや、前回の引きから、一般人代表の沙慈&ルイスにその一般人的日常を破滅させる悲劇的な展開が待っていることは容易に想像がつき、新ガンダムが起こした戦闘に巻き込まれる形で死んだりするのかなぁ~、と大方の人は予想していたと思うんだけど…

 ええーーっ!! そんな安易な処理の仕方ってアリなの~~!?

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