劇中の犯人より、カダフィの方が先に見つかったな。
そんなテロップ速報ネタ(^^;)
『科捜研の女』も今年で10シリーズ目。
同じぐらい長くやってる『相棒』に比べて人気・知名度共にパッとしない本作だが、私以外の家族には大人気。
ただし、脚本勢は『相棒』でもお馴染みの顔触れがそろっていたりする。
そして鳴り響く川井憲次サウンド。
主演の沢口靖子とは『ゴジラvsビオランテ』からの付き合いで、おかげでドラマに親しみやすいのは……私だけか(^^;)
『相棒ten』よりも早く櫻井武晴脚本のお出まし。
そして昨日の『相棒』と同じく冤罪ネタ。
不祥事の隠ぺいに躍起になる県警・法務省が出てくるのは、テレ朝ドラマの仕様です(^^;)
登場人物のキャラクターの魅力を前面に押し出してくる『相棒』とは違って、キャラ押しが弱いというか、普通なのが『科捜研の女』。
出てくる警察レギュラーキャラみんな、仕事熱心すぎるなぁ。好きだけど。
そして、話を捻りまくる『相棒』と違って、話がストレートで、潔い。
ちなみに、常日頃から『相棒』祀り上げてる私ですが、日本の刑事ドラマって、標準の作り方は軒並みこちらの『科捜研の女』型だよね。
今回の話は、冤罪暴露を阻止しようとする法務局等からの圧力と、事件の背後で暗躍(?)する女検事の謎で、話のストレートな進行を少し捻ってはいるけど。
科学捜査にも、遂にiPad式端末導入。
最近の『科捜研』はそんなことになっているのか…
どんなボケボケの監視カメラ映像もすぐにクリアにしてしまうぐらい、若干のオーバーテクノロジーをいつも装備してたりする京都府警科捜研だから、違和感が少なかったりはするが(^^)
ちなみに、監視カメラ映像をクリアにする処理をした時、PCの画面に「補強終了」と文字が出たが、個人的には「補整終了」としてくれた方がすっきりする……とか言いたくなるのは細かいツッコミがすぎるな。
最近の刑事ドラマには珍しく、ちょっとした銃撃戦をやってくれたのを見れたのは、『あぶない刑事』世代としては儲けものだった。
内藤剛志たちと銃撃戦を繰り広げた犯人は、キムタクの『HERO』で店主をやってた田中要次。銃撃戦あるよ。
ただし、今作の菊川怜の演技は、家族には大不評だったと言う(^^;)