『イカ娘』第2期が、Gyao・ニコニコチャンネルで始まった!
地方のイカ娘狂にとってはうれしい限り。
何せ、テレビ大阪(※滋賀では映らない)より放送開始が早いのだ。
っていうか、テレ阪の遅さはどうにかならんかったんかい!?
人気声優アイドルグループ・スフィアが歌う新OP。
単体で聞くと悪くないのだけど…悪くないのだけど…
ダメだ、いかんせん前作の電波OPの印象が良すぎた。
イカ娘関連のキーワードムリクリ連呼しながら、夏真っ盛りのイメージを勢いまかせで歌ってた「侵略ノススメ☆」が、存外『イカ娘』の元気いっぱいなイメージに合っていたので、あれ並みの勢いがないのが物足りない。
まぁ何回も聞いてたらイカ娘ソングとして慣れるとは思うけど。
それよりも、頬染め表情が増えてたり、サビ1の終わりでイカ娘の水着尻ドアップ持ってくるとか、萌え狙いのあざとい部分が幾分か増してたアニメーションの方が気になるよーな(汗)
そして始まるアニメ2期本編。
着実に成功を収めている侵略行為。ただしイカ娘関係なく、劇中劇で…
同じ秋田書店雑誌原作の『みつどもえ』アニメ2期と同じ始まり方かい!(笑)
ただし『イカ娘』は『みつどもえ』よりは分別ついてるようで、劇中劇は2分で終了。
しかもその劇中劇で、原作ネタをフォローしてささやかな伏線を貼る行き届きっぷり。
原作6巻の「アクションしなイカ?」を基にしながら、アニメ1期1話A~Cパートをなぞる構成に作り替えていて、再スタートの意味合いを強くしている工夫が憎い。
原作を再構成して、シンディ・渚の出番も追加し、キャラクターの登場バランスも良くなった。
その代わり、早苗は危険度の扱いが原作より悪く(原作:カメラ持ってるのが怪しい → アニメ:早苗は存在自体が危険でゲソ)なり、千鶴は初登場ですでに威圧度MAXで恐怖度が増していて、なんか可哀想な扱いに(笑)
千鶴は、原作ではイカ娘の攻勢に一度耐えていての怒り爆発だったんで千鶴に感情移入できたのだが、アニメは完全に最終兵器魔王だな。
このAパート含め、他2編も原作の1話分をアニメ1話分としていて、1期後半のペース配分。
すこし間延びした印象もあるけど、1期分以降の原作の内容はホームコメディ色が強くなってくるから、これぐらいでも差支えないのか。
Bパートは、早くも清美他部活の面々が海の家れもんに登場。
イカ娘と部活の面々の会話で「また~に行きましょうよ」みたいなセリフが出てきたが、アニメだとまだ野球大会ぐらいでしか接点ないように思うのだが…
ちなみに原作では、世間話のレベルで終わってましたが、それだと早苗も羨む仲良い雰囲気というのが分かりやすくならないか…
そして、早苗の周りの空間は原作同様、しっかり歪んでました(笑)
Cパートのクラゲ退治。
人間を懲らしめる(?)クラゲに加勢しようと海に向かって威勢よく駆けていったイカ娘が、ページめくってすぐのコマで「刺された…」というネタが好きなのだが、アニメでもかなり近い形で演出されていて好印象。
クラゲ拾い大会は、原作では千鶴がちゃんと「あくまでも海を守るための企画です、決して無理はせず~」とアナウンスしていたのが好印象だったけど、アニメではそのアナウンスはなくて、原作ではセリフだけだった豪華景品が、やきそば一年分・おでん鍋セット・アナログテレビ、と海の家れもんの不要品処分になっていて、千鶴ヒドイ!(笑)
しかも3位のアナログテレビは、確か1期4話Bパートで壊れてたヤツだよね? さらにヒドイ!(笑)
大会は、原作では描写されていなかったたけるや渚や清美たちも参戦。
そして、原作では着衣で参加していたイカ娘は、白ワンピの水着に着替えて参戦……売れ線要素全部出しだな、制作スタッフ側!(笑)
1期ではあまり“金に糸目を付けない”様子がなかった早苗だけど、ここに来てクラゲ買収に万札チラつかせる描写追加。