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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 よし、久々にモチを見に行こう!
 と意気込んだのに、見事に寝坊。ひこにゃんの出る開会式に行けず。
 orz

 しかし、サンミュージックに本買いに行くついでにゆるきゃら祭りに立ち寄れるのが、犬上川以北の彦根民の特権だな(^^;)
 というわけで、今日二日目の午前中ちょい見してきました。
 でも、午後のひこにゃんが出る閉幕式は用事で行けない私……何なんだもう(T_T)

 私が以前見に行ったのは、もう3年前のことになってしまった。
 その時分は夢京橋キャッスルロードのみでやっていたのが、今や規模拡大で4番街スクエア全体も含めて会場になり、通り道を歩いていくのもひと苦労の人だかり。
 親子連れで多数賑わっているのを見て、あちこちに出没するゆるきゃらたちにキャッキャッ喜んでいる姿が微笑ましいなぁ~

 そして、そんな会場にいい紛れ込んでる、いい歳した私は何でしょうね(T_T)
 …と自虐してみたいところだが、そういういい歳した、身なりにあまり気を使ってない一人旅行者男性を、会場でちらほらと見かけた…
 おお…同じ穴のムジナか(-v-;)
(書きかけ)

プライバシー保護のため、ひこにゃんモザイクを使用(笑)

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 自分で書いた前回のイカ娘感想読み返したら、基本原作との差異の指摘しかしてねぇなぁ(^^;)
 まぁ、このブログの作品感想で、何かと比べずに書いたものの方が少ないんですがね…
 あと、それ以外だと基本「イカちゃんカワイイ」ですべてが済んじゃうからなぁ(^^;)


「散歩しなイカ!?」
 原作7巻「散歩しなイカ?」・原作9巻「サンダルじゃなイカ?」「帽子じゃなイカ?」


Cap003_2Cap039_2
 早苗の飼い犬・アレックスをイカ娘が散歩させるという話に、麦わら帽子・サンダル装備イカ娘、というヒジョーに萌えポイントが高い要素を、なぜ帽子とサンダルを装備することになったのか経緯描写なしに、一挙同時投入。
 帽子の話もサンダルの話も原作から広げようがないし、大した経緯でもないから、端折って他の話に混ぜ込んでも問題なかろうが、イカ娘プッシュにおいてはスタッフ飛ばしてるなぁ~、という感想が出てきてしまう(^^)

 原作10巻の感想を書いた際に、「高い知能を持ちながら飼い主の愛情受けられんところが『クレしん』のシロと似てるなぁ」などと書いたが、方向音痴の上に他の犬に対して極端に臆病というところはシロには無い、アレックスの残念な部分だなぁ(^^;)

 そんな残念な部分を差し引いても、アレックスかわいい。もちろん、麦わらイカ娘かわいい(^^)

 途中、「ボールの代わりに飛ばしたサンダル取ってこい」と言ってアレックスを怒鳴りつけるイカ娘は、ワガママが過ぎるなぁ、と思ってしまった。
 このパートの脚本は監督の山本靖貴が担当なんだけど、イカ娘の魅力を削ぐような流れにしてるのはどないやんとか思いつつも、しかし、イカ娘のガキっぽい性格をしっかり反映させてると思えば不正解ではないのか。

 それにしても、イカ娘の触手攻撃をほとんど避けきった土佐犬、スゲー!

 

「体操しなイカ!?」
 原作8巻「ラジオ体操しなイカ?」

 冒頭ラジオ体操部分、描写長ッ! イカ娘出てこない画面構成なのに、長ッ!
 しかもラジオ体操だとNHKのものになるのでマズイのか、部分部分は似せながら「立ちながらほふく前進する運動~♪」みたいなのが多発するオリジナル体操になってたし。
 おまけにエンドクレジットみたら、このパートの脚本は総監督の水島努担当なのだけど、脚本と並んで“体操振付”の役職がクレジットされて、どんだけこの体操に注力しとんねんと(^^)

 オリジナル体操になったおかげで、通常は見慣れたものであるはずのラジオ体操を、イカ娘が既知感なしで変わった視点から見るというお話のキモが、ウチら視聴者も「この体操、何!?」と思えるシロモノになったことで、薄れたのは残念かも。
 ただ、お蔭でシンディと千鶴だけじゃなくて、渚や早苗や栄子も話に巻き込むことができたワケだが。

イカ娘「もしかして、あの“MPを奪う”というふしぎな踊りでゲソか!?」
 いや、それはあんただよ。
1期7話Aパート「狙われなイカ?」より

 今回のこのパート、体操のオリジナル部分含めパロディ部分やブラックユーモア多くて、水島節がだだ漏れだなぁ、と…(^^;)

 ラジオ体操に参加するイカ娘が触手のリーチに無思慮だったため周りの子どもたちにぶつけまくるというネタ、原作でもところどころ触手の長さが伸びていて、イカ娘の意思と関係なく子どもたちに攻撃して辺りがエラいこちになる状況を作り出すための無理を押し通しているような感じだったが、それでもイカ娘の周囲何人かがのた打ち回ってたぐらいだったのが、アニメでは参加の子どもたちが全滅していた。
 …『BLOOD-C』(監督:水島努)で見たような気がする光景だな、この全滅っぷり(^^;) 

 

「助けなイカ!?」
 原作8巻「救助しなイカ?」

 悟郎がイカ娘をライフセーバーにスカウトする話。

 アニメでは、悟郎がイカ娘に報酬として与える弁当が、千鶴が作っていたものということになった。
 悟郎と千鶴とのデート回フラグが立った気がするが、もしアレをアニメにするんだったら、オチにイカ娘関係ないネタをどうやって改変するのかなぁ…

イカ娘「(ライフセーバーやるなら)私も黒くならなきゃいけないのでゲソか?」
悟郎・磯崎「これ(日焼け)はユニフォームじゃねぇ!」
…のところの演出、特筆すべき箇所ではないのだけど、何か個人的に好きだな。
 直前のシーンまで座ってた磯崎を、話の流れ的には特に必要ないのにわざわざ立たせて、一緒にツッコミするレイアウトに収めようとしてる工夫が、何かクるものがあるんかな…
 あと、二人の顔が原作のツッコミ時と違って、白目の三白眼になってないのもポイント? …どうでもいいが。

 途中悟郎と袂を分かつイカ娘。
 原作では、ライフセーバーの仕事をしてみたはいいが、やっぱり来浜客のマナーの悪さが腹に据えかねて、「私が守るべきは海でゲソ! 人間共がどうなろうと知ったことではないでゲソ!」と不穏な空気漂わせて去ってしまう。
 アニメでは、仕事をしてみたはいいが、助け入れる必要のないところまで介入してしまって、要領全然掴めずに悟郎に叱られて、ゴミ拾いの際に人間の身勝手さに悪態つきつつも、割れた瓶があって危ないのを助けたことまで悟郎に叱られて(悟郎は瓶のことは知らず、イカ娘も悟郎に説明はしなかった)去ってしまう、という流れに改変。

 原作の、あくまでも人間の脅威から海を守るための侵略者であろうとする初心を忘れてないイカ娘の様子が、個人的に好きな描写なので改変があって残念だが、アニメはアニメで、次第にイカ娘と悟郎両者の思いのズレた部分が大きくなっていって、両者が善意なのに最後はちょっとした勘違いで関係性が崩壊してしまう、というすれ違いの流れがしっかり抑えられているので好きだな。

 

 エンディングアニメーション。前回はアイキャンフライしたイカ娘を持ち去ったトンビが映りこんでいたが、今回はアレックス追加。
 イカ娘とアレックスかわいい(^^;)

 

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 松村探偵の爆笑小ネタ集。
 深夜なのに見ていて爆笑してしまった。個人的にツボに入って仕様がない。

 脚本臭みたいなものが強烈にするのが難かもしれないが、小ネタを披露する一連の流れが、お笑い的にあまりに巧かったもんで。

・目立つそば屋の看板があるが、どうしても店が見つからないので探してください。
・たまごを手で撫でまわすと凄い臭くなるので試してください。
・人間パラダイスの人(野々山さん)がやっていた“一人エグザイル”を小学生でできます。
・私の彼氏は絵がめちゃくちゃ下手
・シャボン玉はおならでできますか?臭いですか?

 …というバラバラな5つの依頼を↓のように構成。


1.一番手で彼氏の絵の下手さを披露

2.一人エグザイルができる少年に、野々山さんを召喚して、ダブル一人エグザイルに。

3.たまごネタを、自分の体質のせいになるかもしれないからと松村探偵、撮影部屋の外にいた野々山さんを呼び戻して、比較として一緒に依頼の検証を行う。

4.シャボン玉を屁で作るのに、ケツに手が回らなくて一人でできないから、帰りかけてた野々山さんをわざわざ連れ戻して、手伝ってもらう。

5.さつまいも頬張りながら、ズボン脱いで四つん這いになり、野々山さんにシャボンをケツに差してもらってスタンバイ。

6.しかし、いい感じの屁が出ず、終いに次の依頼を先に済ませようと言い出す。

7.そば屋を探す依頼人の家に行くが、そこで屁が出そうになって、その場で5の体勢になる。が、不発。

8.そば屋探しを開始するが、野々山さん、まだ帰してもらえず、同行させられている。

9.何とか見つかったそば屋で依頼人がそばを食べてる横で、5の体勢の二人。

 まず、本来は依頼に関係なく呼んだだけの一般人・野々山さんを延々撮影に付き合わさせるという天丼ギャグが、何というか、お笑い的に卑怯(^^)
 そして、浣腸待ち状態の松村探偵と、その尻に管差してる野々山さんという図がこれまた卑怯すぎて、しかもラストまで引っ張ってダメ押ししてくるから、これが堪らんかった(^^;)

↓拾い物の画像KNIGHTSCOOP20111021.jpg

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 劇中の犯人より、カダフィの方が先に見つかったな。
 そんなテロップ速報ネタ(^^;)

画像01 『科捜研の女』も今年で10シリーズ目。
 同じぐらい長くやってる『相棒』に比べて人気・知名度共にパッとしない本作だが、私以外の家族には大人気。
 ただし、脚本勢は『相棒』でもお馴染みの顔触れがそろっていたりする。
 そして鳴り響く川井憲次サウンド。
 主演の沢口靖子とは『ゴジラvsビオランテ』からの付き合いで、おかげでドラマに親しみやすいのは……私だけか(^^;)

 『相棒ten』よりも早く櫻井武晴脚本のお出まし。
 そして昨日の『相棒』と同じく冤罪ネタ。
 不祥事の隠ぺいに躍起になる県警・法務省が出てくるのは、テレ朝ドラマの仕様です(^^;)


 登場人物のキャラクターの魅力を前面に押し出してくる『相棒』とは違って、キャラ押しが弱いというか、普通なのが『科捜研の女』。
 出てくる警察レギュラーキャラみんな、仕事熱心すぎるなぁ。好きだけど。
 そして、話を捻りまくる『相棒』と違って、話がストレートで、潔い。
 ちなみに、常日頃から『相棒』祀り上げてる私ですが、日本の刑事ドラマって、標準の作り方は軒並みこちらの『科捜研の女』型だよね。
 今回の話は、冤罪暴露を阻止しようとする法務局等からの圧力と、事件の背後で暗躍(?)する女検事の謎で、話のストレートな進行を少し捻ってはいるけど。


 科学捜査にも、遂にiPad式端末導入。
 最近の『科捜研』はそんなことになっているのか…
 どんなボケボケの監視カメラ映像もすぐにクリアにしてしまうぐらい、若干のオーバーテクノロジーをいつも装備してたりする京都府警科捜研だから、違和感が少なかったりはするが(^^)
  ちなみに、監視カメラ映像をクリアにする処理をした時、PCの画面に「補強終了」と文字が出たが、個人的には「補整終了」としてくれた方がすっきりする……とか言いたくなるのは細かいツッコミがすぎるな。

 最近の刑事ドラマには珍しく、ちょっとした銃撃戦をやってくれたのを見れたのは、『あぶない刑事』世代としては儲けものだった。
 内藤剛志たちと銃撃戦を繰り広げた犯人は、キムタクの『HERO』で店主をやってた田中要次。銃撃戦あるよ。
 ただし、今作の菊川怜の演技は、家族には大不評だったと言う(^^;)

 

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 どうした『相棒ten』!? たまきさんが突然店を畳んだぞ!

 どうした『相棒ten』? 神戸くんに似顔絵の才能があることが突然判明したぞ!

 どうした『相棒ten』? 内村刑事部長が突然キレイ事並べ始めたぞ!

 どうした『相棒ten』!? 2時間SPなのに面白いぞ!(笑)しかも輿水脚本で


 いや失礼、最後の一文は多分に私情と語弊が絡んでるけど。
 『相棒』のSPは大概微妙な出来になる、というが相棒のストーリーに惹かれてる通なファンの間では半ば定説化していたのでね(^^;)
 それに、別に輿水脚本が嫌いというわけではないのだが、今回の話は2時間の長丁場を勢いのあるストーリーで魅せていて、緩急でいうところの“緩”の部分があまりなかったのが面白かったので、緩い部分が多く出てきてそこに個性が固まってるようなのが特徴の輿水脚本の印象とは違っているのが、少し意外と思ったので。

 初回SPは大概輿水脚本になるとはいえ、私は今回誰担当の脚本か確定情報なしに視聴に臨んだもので…
「今シーズンは戸田山脚本スタート? でも小ネタにあまり凝っていない印象だなぁ」
「こういう勢いのあって二転三転のシナリオをエンタメ的に魅せるのは古沢脚本? でも初回に出てくるわけはないし」
「櫻井脚本にしては、段取りや伏線をしっかり張りすぎるあからさま感がないし」
「キャラの濃い登場人物多いし、特命コンビが映らない時間が長いところがあるのを良しとするのは、輿水脚本かな」
…などといろいろ考えを巡らせていたのだけど、結論に達せず、所詮私の分析能力などその程度のものよ(T_T)


 たまきさんが店を畳むのは、何とはなしに予想が付いていたかもしれない。
 前々シーズン・前シーズンで登場回数がめっきり減ってしまった花の里なので、亀山夫妻がいなくなってシナリオ上の情報整理の場として活用されなくなった今、そろそろお役目御免なのでは……と危惧していたもので、今シーズン何か動きがあるかと思っていたら、初っ端からやられてしまった…

 今話で判明した神戸の似顔絵能力。
 ホワイトボードに描いた事件関係者の顔と相関図をもとに、指し棒使いながら事件の概要を推理する右京と神戸の状況が始まったときは、いったい何の番組が始まったんだ、と強烈な違和感が笑えたなぁ。
 この、似顔絵ホワイトボートに描いて事件概要確認という方針、今後の話数にも出てくるんだろうか?

 「いつまでもミスを犯して謝らん警察じゃイカンだろう」「取り調べの可視化は必要だな」などと澄ました感じで発言する内村刑事部長は、本当にどうしたんだ!?(^^)
 その逆のコトばかり声高に主張していたのがアイデンティティだった悪びれた刑事部長はどこへ行ったー!
 まぁ、「君(中園参事官)が謝罪会見で素直に謝ればいいじゃないか」とか、可視化の発言も、取り調べの裏をかかれた捜一トリオへの皮肉だったりするところとか、いつもの内村部長の性質が見え隠れしているが…
 …それにしたって、話し方というか印象がキレイすぎる。
 というより、内村部長も最近のシリーズでは、前よりも、何というか、ある種の悪役っぽさを発揮する場面が極端に減っているような…
 内村刑事部長役の片桐竜次が「警察側の役なのに、いつまでも悪役っぽい芝居してたら、他のドラマのオファーの幅が狭まってしまうから、もっと印象の良い芝居をさせてくれ」などと直訴したんじゃあないだろうかとか、勘繰りたくなる(^^;)


 「俺は断じて殺していない 俺は警視庁の神戸尊を絶対に許さない」
 …という、出所してきたばかりの殺人犯の投身自殺現場から出てきた遺書を発端に、神戸が関わっていたというか一枚噛んでいた15年前の殺人事件の調査を右京・尊の特命コンビが始めるのが今回の話。

 神戸を良くない印象で語る謎のメッセージ、神戸の身に降りかかった過去の・そして現在の事件、という気になる発端からすでに見るものの興味を惹きつけているのが憎い仕掛けだが、そのあとの展開もこのインパクトの勢いを殺さないまま進んでいく。

 15年前に発生しすでに結審してしまったがために調書なども閲覧不可能な事件を再調査することが困難になるという流れが面白い。
 事件の調書が思わぬ場所から手に入って、一気に当時の捜査の概要が明らかになるところの、“視界がパッと開けた”感の演出も巧い、というか好き。

 刑事ドラマ・探偵ドラマの醍醐味は犯人探しにあり、『相棒』ならびに今話もそれに該当するのだけど、今話は開始1時間で真犯人に辿り着いたと思ったら、そこから「真犯人の反撃」を見せる流れになり、「どうやって真犯人の反撃に反撃するか」というシナリオにシフトしていく構成が、単なる犯人探しのストーリーに終わらない広がりを見せてくれるのが巧み。

 最後、遺書で恨まれるだけの行為をしていた神戸が、大河内監察官の前で慙愧の念を吐露して、大河内にそのすべての言葉をフォローされて慰められる、というシーンは、右京―尊の関係性以上に相棒っぽい気もする(^^)
 他にも、途中の右京による推理にも捜一トリオが乱入してきたり、伊丹「杉下警部殿はどう思われますか?」右京「あなたはどう思いますか?」伊丹「何か裏がある」―右京「同感です」と言い合って互いに視線を交わし合ったり、右京の暴走に「とことん踊らされてやる」と俄然乗り気の伊丹だったり、特命コンビという“相棒”の関係性が崩れてきているようにも見えた。


 ちなみに、神戸が裁判の証言で正しい行いをしなかったことは、Season1-7話「仮面の告白」で亀ちゃんが、嘘や誤魔化しなしに裁判で証言してしまって警察を不利な立場にしてしまったのと対をなしているんだなぁ
 あの話も一事不再理が話のネタに挙げられていたし、ストーリー自体がそれぞれの相棒キャラクターを比較する対になっているとも見れる。


 真犯人一派たちの「(裁判を)受けて立ってやろうじゃないか」と自信気に言ったところで今話が終わっているのが気になる。
 初回スペシャルと最終回スペシャルが繋がることが多い『相棒』なので、今シーズンも最終回にまた何か仕掛けてくるかもしれない…

 …ということで個人的に大満足のうちに終わった『相棒ten』の初回スペシャル。
 次回はSeason7正月SP以来の渡哲也の登場ということで、若干飛ばし気味な印象も持ってしまうけど、まだまだこの番組楽しめそうです。

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 「あ、『コナン』の合間CMでやってた楽しげな小説がドラマ化だ」程度の認識でこの番組の視聴に挑むオレ…

 ストレスの溜まらなそーな作りで、ジャンル:推理モノなら何でもいいのか、オレ…(^^;)
 最近は、『相棒』の再放送も、自分であれだけ絶賛してる櫻井脚本を横に置いて、軽い味付けの話数の録画ばかり優先して見てるし。


 ボケの部分はそれなりだが、ツッコミの部分に関わる演出が徹底的に弱いなぁ~
 ボケとツッコミの演出にメリハリが付けば、笑いを狙ってる部分は、個人的にもっと好みになるのに。

 嵐の櫻井クンを起用してるから、ジャニーズ的な規制か何かで、マイルドな演出にしか見えないレベルに留まっているのだろうか。
 「だってフジテレビドラマだもの」の一言で片付きそうな気もするが(^^;)

 「執事の一番の仕事は、お嬢様をお守りすることです」ということで、主人公の麗子@北川景子をストーカーのように監視するところまでやっている影山@櫻井翔だが、そんなSP職も兼務してるような執事はアニメぐらいにしかいないヨ!
 まさかゴールデンタイムの実写ドラマで見ることになろうとは……と思ったが、『メイちゃんの執事』とかこの手の先行作品がないわけでなかったな…(^^;)

 「で、その時影山はどこにいたの?」と一々確認する付きまといネタ、個人的にちょっと好きだったりするが、ドラマオリジナルだそうで…
 原作では執事・影山は基本“安楽椅子探偵”ポジション(自分は現場に行かず、他人から概要を聞いて推理するタイプ)とのことで、この追加設定によって櫻井クンの出番が増加。
 うーん、これがジャニーズパワーの影響?


 絵に書いたようなというか、マンガに描いたような超有能執事を演じるのに、櫻井クンではちょいと野暮ったい感じもする。
 まぁ、最近のテレビドラマはキャスティング優先で、シナリオ・原作選定は後、という話も聞くので、櫻井クンの方が無茶振りされている方かもしれんけんど。

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 イカ娘2期第2話は、原作1話分から1パート分作っていた第1話と違って、原作2話分から1パート作る方向性。
 しかし、2話分を接続する部分がイマイチな感じがした。
 脚本的にも、演出のタメというかそういう感じのところにも。


 Aパート「小学校に行かないか!?」は、原作2巻「小学校に行かなイカ?」3巻「蹴らなイカ?」と接続させているが、そのためにイカ娘チームへの敵対勢力を登場させて話のバイパスに使っているのに、最終的にそちらの勢力もイカ娘シンパになるので、そこに至るまでの手順が性急な気がしたなぁ…

 


 Bパート「コスプレしなイカ!?」は、原作8巻「男装しなイカ?」9巻「メイドじゃなイカ?」「男装やめなイカ?」の豪華3本乗せ。

 南風のオッサンが鮎美を海の家れもんに任せる手順が強引すぎ。
 原作ではセミレギュラー設定にしかけていた渚の男装が、アニメではこのパート限りのネタに。
 そして、ニセイカ娘の名前を判明させるためにわざわざ一話作っていた原作だったが、アニメではここで判明。

 「ウチの店、女性客が少ないよな」という一言から始まる話だが、原作の時点で「えっ、いつの間に客層がそんな感じに?」という状況。
 そこそこいた女性客は一体どこへ…?
 アニメではさらに、ムサい・イカついおっさんだらけの店内状況になっていた。
 青年男性客は一体どこへ…!?(笑)

 メイドコスとメリケンサック着用でようやく接客業ができるようになった鮎美に、「(自分の素を隠してたら)ニセイカ娘姿でやってるのと一緒じゃねぇか!」というおっさんの指摘は鋭かったなぁ~
 ただ、娘の意外な行動に狼狽えるおっさん、という原作の定番オチが個人的にちょっと好きなので、おっさんと鮎美の距離感が変わらずに終わる今回はちょっと残念。
 アニメのは、おっさんの基本キャラに即した改変ではあるけど、原作オチの「基本頑固で収集付かない性格なんだけど、一人娘にちょっとでも冷たくされると傷つかずにはいられない堅物オヤジの悲哀」みたいなのが感じられて好きなんだ。
 まぁ、それで終わると、ただでさえイカ娘の絡みが少ない今話がイカ娘関係なく終わってしまうし。

 原作のイカ男オチは流石に面白くないと思ったのか、アニメでは、テレビで見て大人気になれる格好だと勘違いして、エリザベス女王姿になったイカ娘。
 おお、いつぞやイカ娘が願った“女王様”呼ばわりが自然になされているぞ(笑)

 


 Cパート「軽くなイカ!?」は原作3巻「やせなイカ?」&9巻「軽くなイカ?」から。
 両話ともイカ娘体重ネタが出てくるので、接続は比較的自然。
 ただ、「イカ娘、本当に体重100キロもあるの!?」という話題は長い間解答が謎とされていたので、ネタを一気に出したアニメ版は、原作で解答編が出た時の「来た!」感が味わえなくて勿体ない気もする。

 減量で脱水症状寸前の早苗の鬼気迫る描写が、原作よりもマイルドに。
 個人的に、インパクト弱くなったのが惜しい!

 このネタでは、無敵キャラ・千鶴の唯一と言っていい弱点がようやく登場。
 原作でも早い時点で登場していたのに、アニメ1期では出ず、千鶴に人間味ない状態が加速してたから。

 原作では、イカ娘の体重操作は、腕に対するリングの位置で重さを決めていたが、アニメでは手首のリングをぐるっ回すことで調整していた。
 原作・アニメで、見た目分かりやすい調整の仕方の描写を選んだということだろう。

 ちなみに、原作のイカ娘飛翔シーンは、飛ぼうとした直後のコマを見ようとページをめくると、いきなり登場したトンビにがっしり掴まれてさらわれていく、というギャップに大笑いしたのだが、アニメではちょっと飛んだ後にトンビの視点ショットが少し入ってからトンビが近づいてくるので、ギャップインパクト的には落ちた印象。
 でも、結局アニメでも大笑いしましたが(汗)

 軽くできるのだから重くもできるという方向でオチが追加されたのは、工夫。
 しかし、MAX20トンという具体的な数字を出してしまって大丈夫か?(あとミニマムの数字も)

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 『イカ娘』第2期が、Gyao・ニコニコチャンネルで始まった!
 地方のイカ娘狂にとってはうれしい限り。
 何せ、テレビ大阪(※滋賀では映らない)より放送開始が早いのだ。
 っていうか、テレ阪の遅さはどうにかならんかったんかい!?
 

 人気声優アイドルグループ・スフィアが歌う新OP。
 単体で聞くと悪くないのだけど…悪くないのだけど…

 ダメだ、いかんせん前作の電波OPの印象が良すぎた。
 イカ娘関連のキーワードムリクリ連呼しながら、夏真っ盛りのイメージを勢いまかせで歌ってた「侵略ノススメ☆」が、存外『イカ娘』の元気いっぱいなイメージに合っていたので、あれ並みの勢いがないのが物足りない。
 まぁ何回も聞いてたらイカ娘ソングとして慣れるとは思うけど。

 それよりも、頬染め表情が増えてたり、サビ1の終わりでイカ娘の水着尻ドアップ持ってくるとか、萌え狙いのあざとい部分が幾分か増してたアニメーションの方が気になるよーな(汗)


 そして始まるアニメ2期本編。
 着実に成功を収めている侵略行為。ただしイカ娘関係なく、劇中劇で…
 同じ秋田書店雑誌原作の『みつどもえ』アニメ2期と同じ始まり方かい!(笑)
 ただし『イカ娘』は『みつどもえ』よりは分別ついてるようで、劇中劇は2分で終了。
 しかもその劇中劇で、原作ネタをフォローしてささやかな伏線を貼る行き届きっぷり。

 原作6巻の「アクションしなイカ?」を基にしながら、アニメ1期1話A~Cパートをなぞる構成に作り替えていて、再スタートの意味合いを強くしている工夫が憎い。
 原作を再構成して、シンディ・渚の出番も追加し、キャラクターの登場バランスも良くなった。
 その代わり、早苗は危険度の扱いが原作より悪(原作:カメラ持ってるのが怪しい → アニメ:早苗は存在自体が危険でゲソ)なり、千鶴は初登場ですでに威圧度MAXで恐怖度が増していて、なんか可哀想な扱いに(笑)
 千鶴は、原作ではイカ娘の攻勢に一度耐えていての怒り爆発だったんで千鶴に感情移入できたのだが、アニメは完全に最終兵器魔王だな。


 このAパート含め、他2編も原作の1話分をアニメ1話分としていて、1期後半のペース配分。
 すこし間延びした印象もあるけど、1期分以降の原作の内容はホームコメディ色が強くなってくるから、これぐらいでも差支えないのか。

 Bパートは、早くも清美他部活の面々が海の家れもんに登場。
 イカ娘と部活の面々の会話で「また~に行きましょうよ」みたいなセリフが出てきたが、アニメだとまだ野球大会ぐらいでしか接点ないように思うのだが…
 ちなみに原作では、世間話のレベルで終わってましたが、それだと早苗も羨む仲良い雰囲気というのが分かりやすくならないか…
 そして、早苗の周りの空間は原作同様、しっかり歪んでました(笑)


 Cパートのクラゲ退治。
 人間を懲らしめる(?)クラゲに加勢しようと海に向かって威勢よく駆けていったイカ娘が、ページめくってすぐのコマで「刺された…」というネタが好きなのだが、アニメでもかなり近い形で演出されていて好印象。
 クラゲ拾い大会は、原作では千鶴がちゃんと「あくまでも海を守るための企画です、決して無理はせず~」とアナウンスしていたのが好印象だったけど、アニメではそのアナウンスはなくて、原作ではセリフだけだった豪華景品が、やきそば一年分・おでん鍋セット・アナログテレビ、と海の家れもんの不要品処分になっていて、千鶴ヒドイ!(笑)
 しかも3位のアナログテレビは、確か1期4話Bパートで壊れてたヤツだよね? さらにヒドイ!(笑)

 大会は、原作では描写されていなかったたけるや渚や清美たちも参戦。
 そして、原作では着衣で参加していたイカ娘は、白ワンピの水着に着替えて参戦……売れ線要素全部出しだな、制作スタッフ側!(笑)

 1期ではあまり“金に糸目を付けない”様子がなかった早苗だけど、ここに来てクラゲ買収に万札チラつかせる描写追加。

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 原作『イカ娘』も、単行本が遂に2桁突入。
 それと、アニメ2期放映開始記念もあってか、登場人物紹介が一新。
 今までカバーの折り返し(他のマンガなら作者コメントが入る箇所)にイカ娘・相沢家3人・悟郎・早苗・シンディ・渚の8人分あったものが、カラーページ見開き2ページを使って、清美・3バカ・南風のおっさんとニセイカ娘=鮎美、さらには磯崎やバド部の知美・由佳まで追加し新規描き下ろし。
 その代わり、ほぼ毎巻付いていた巻頭オマケマンガは、カバーの折り返しに4コママンガとして縮小された。
 紹介イラスト描き下ろしに力入れすぎたせいか、巻の途中にも付けていた鉛筆書きの1コママンガも数が減っている。

 早苗の飼い犬・アレックスの知能レベルが異常に高いことが明らかになった。
 以前イカ娘とアレックスが散歩したとき、イカ娘が「この犬、人の言葉が分かるのでゲソか…?」とか言ったこともあったが…
 今巻では催眠術に熱心な早苗に付き合って術がかかったフリをしてみたり、テレビのチャンネルを自分の意志で替えるとか、お前の気配りと知能は野原家のシロ並みか!(笑)
 あっ、飼い主の愛情をあまり受けられないところも野原さん家と似てるぞ(笑)
 

 シンディが夏休み中ということも明らかになった。
 「もしや、まだ学生?」とちょっと思ってしまったが、米国地球外生命対策調査研究所の連中は全員大学卒業してたな。
 本国の研究所の夏休み中に日本に来てるのか。だからみんな気まますぎるんだな(笑)
 ただし、この回のネタはもっとイカ娘を絡めてほしかったなぁ~
 シンディのキャラクターは、イカ娘を宇宙人として扱う存在、というところが発端だったんだから、折角の初心に返らせるエピソードには、やはりイカ娘方面に行ってほしかった気がする。
 3バカオチは、オチとして便利すぎるんだ(笑)

 そして巻の最後のエピソードは、毎巻安定の3バカネタで〆。今回も最後ソレか(笑)
 クラーク以外の二人の独立研究が、MIT主席のクセにあんまりにもヒドいなモノになっているのは、クラークいないとダメな二人というネタ以上に、作者・安部ちゃんの知識力の限界が…
 いや、天才的な実験担当と観察担当をどう描写や、どう描写を誤魔化すかなんて、フツーは思いつかんが。

 ちなみにあとがきイカ娘イラストは、今回は忍者。
 下のモンペ穿かずに、ミニスカワンピース状態なのが、なんかAV風というか(汗)

 10巻以前のあとがきイラストでは…

 第1巻 チャイナドレス
 第2巻 ナース
 第3巻 チアガール
 第4巻 バニーガール
 第5巻 バレリーナ
 第6巻 ピエロ
 第7巻 オランダ民族衣装
 第8巻 インド民族衣装
 第9巻 バスガイド

 初期みたいなフェチ的マニアック度がちょっと盛り返してきた?

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銀さんのツッコミが声高すぎ!

ベスパがどんどん異常なトコに行ってしまう天丼ギャグが面白かった。

源外じいさんの出番があったが、担当声優の青野武が入院してるので、さすがにかぶき町四天王編みたいなごまかしができなかったか、島田敏が代役で登場

『ちびまる子ちゃん』の友蔵じいさんと声交代と同じ流れになったなぁ

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 黒タイツ犯人姿を実写化すなー(笑)

 しかもこの黒タイツ、白目の三白眼で口元がよく見えないという『金田一少年の事件簿』仕様だ。
 『コナン』は口元歪ませながらキッとした瞳孔で睨みつける感じの仕様なのです。

 というか、黒タイツ表現は、あれは犯人の正体隠すためのマンガなりの表現なのだから、実写だったら逆光使って影で表現とか、ほかにもいろいろあるだろうに
 しかも、黒タイツ映した直後のカットに、真犯人のちゃんとした後ろ姿くっきり映したら、黒タイツにする意味なくない?

 新一や蘭を監禁しつつ電子キーや特殊仕掛けだらけの部屋を作ったのは、エライ資金と手間が要りそうな仕掛けで、それを作ったのが監察医だったってのは資金面で大いに疑問が…
 …と思ったが、お医者さんって浪費しなければ結構金が貯まる役職だったなぁ

 今回のシリーズを俯瞰しての新一の言葉…
新一「探偵は関わった事件の数だけ責任を負うんだ」
 殺人事件の解決を賭けにしてしまうような原作新一と違って、ドラマ版の新一はしっかり成長しているよう(笑) 
…という感じで、パラレルで進行しきったかと思ったら、最後の最後で原作一話に繋げた
 パラレルで行きたいのか、原作に沿いたいのか、どっちだ!?
 しかし、あくまでも『名探偵コナン』の実写版という名目なら、こうならざるをえないか
 

 なんだかんだでほとんどの話数見てしまった。
 「ネームバリューに頼りやがって」とか悪態吐いておりましたが、他のドラマ見ない癖にこれだけは見てる私は、間違いなく釣られてるバカ筆頭(汗)

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「シリアスな話やってるのに、ギャグ以外の何物にも見えないのが、最終回で一気に加速。脚本が悪い」という感想を目にするけど、演出的にも、もうこれギャグにしようと意図的にやってるのが見える箇所が、Aパートからいくつもあるように見える…
水島監督、ギャグ畑で鍛えた演出力を使うのに、いよいよガマンできんかったのか?(笑)

「女子校生が日本刀をエモノに化け物とバトル」というコンセプトあれば後はどうにでも肉付けしていいのが『BLOOD』ブランドだと思っていたのだが、制作会社的には、サヤというキャラクター自体の同一性もブランドの柱として必要と思っているのかも。
CLAMP召喚して世界観を一新すべくせっかく用意した学園生活舞台をぶち壊すというオチは、そこら辺のコンセプトへの意識が働いてのことか…?

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カラーリングと(今までのスーツに比べ)スラッとしたスタイルがウルトラマン


エメリウム光ぅー線!
こちらはウルトラセブンですか?(笑)

そして富士山麓で最終決着は、東宝特撮映画のド定番。
夏が舞台の作品で、雪原の中でのバトルという格好のシチュエーションを出すのが不自然じゃなくなる、というのも、富士山周辺という舞台を活用している。

誰だ、円谷系の特撮が好きなスタッフは?(笑)
…それとも、私の穿った見方しすぎのせいですか、そうですか(汗)


あれだけバトル重視の話になっていながら、軸となるストーリーラインは、それまでの話数で小出しにしてきたネタ、登場人物が抱える心や気持ちの問題やそこからの解決で得られたものを集約させて、巧いことまとまった最終回になっていて、個人的に好きだなぁ~

無難なところに落とし込んだと見える『TIGER&BUNNY』の最終回に比べて、出した要素をすべて使い切って走り終えた、という好対照な最終回になっていたな。

皆さんあまり注目されませんが、急に小物臭くなった研見さんを、その小物臭さを演出する異常なテンションで演技力発揮してた小西克幸は、当然かもしれないけど、流石だなぁと

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クリックで公式ホームページ別枠表示虎徹「いやぁ、家でゴロゴロしてたら、楓にカッコ悪いって言われてさ」

いい歳してニートしてないで、再就職活動してくださいよ、おじさん!
ヒーロー引退した後のプラン、全然考えてなかったんかい、やっぱり。

まぁ、再就職活動してたけどヒーロー稼業以外は肌に合わなくて受からず、結果的にゴロゴロする羽目になってたのかもしれんが。

 

バーナビーにお姫様抱っこされる虎徹、「おじさん」「バニーちゃん」と蔑称で呼び合うコンビ、という第1話とオーバーラップさせる最終回ということで、一応定型には落ち着けた感じ。

 

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 原作第26巻の、コナンが解毒剤で新一の姿に戻っていた時期に、レストランで蘭に告白しようとしたら殺人事件発生、解毒剤の効果も切れてきてピンチ、というあの話が実写化。

 時系列まったく合わす気なし!…というのがここに極まれり。
 元々原作の諸要素だけ活かして、後は自由、という作風の実写化ドラマなので、今更ツッコミ入れても詮無いことだろうけど。

 原作にあった、公衆の面前でコナンの姿になってしまうかもしれない、というピンチは当然削除。
 殺人事件の解決へのプロセス自体には、この要素はあってもなくても影響しないから、実写版では余計な要素になっているものを推敲しても問題はないと思う。
 その分、犯人を追い詰める最後のツメの部分で、幼児化の発作が襲ってきた上に、突きつけた証拠を犯人に覆されてしまって逃げられそうになるダブルピンチの緊迫感は削がれたけれど。

 最大のネックは、事件解決したけど蘭のところに戻る時分にはコナンに戻ってしまって結局告白できず終い、という話のオチの部分。
 強制的にコナン化したので新一として告白することができなかった、という流れのオチなので、コナン化の要素を削除したら、代わりのオチをどうするか気になるところ。
 …最終的に、“興を削がれたせいで”、という感じのオチに差し替えられてたけど、まぁ無難なところか。

 ちなみに、目暮警部役の伊武雅刀はギャラの関係で召喚できなかったのか、目暮警部の役回りは佐藤刑事が担当してた。


 しかし、このドラマ、「大人向けのコナン」というのを重視するあまりか、変なところに拘っている気がする。
 先週のDVシーン、押し倒すところまでに留まらずブラジャー剥ぎ取るところまでカメラで映して、しかも繰り返し何度も使うとか、大人向けという意味を間違えている気もせんではない。

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