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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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「激突!キット対マイケル・悪魔の洗脳!奪われたナイト2000」
(原題“CHARIOT OF GOLD”…訳すと、「黄金の古代戦車」)

ボニーが敵に寝返った!? 孤立無援状態のマイケルは遺跡に放り出され重機に襲われる! 洗脳されたキットがマイケルを殺そうとし、マイケルはキットに呼びかける…
 考古学者・リットン博士からの依頼を受け、発掘現場を訪れたマイケルだったが、現場に着くとリットン博士は錯乱しておりマイケルに襲いかかり死に至る。時を同じくして、ボニーが世界の叡智が集まるヘリオス会への入会を果たす。入会の報告にやってきたヘリオス会のドゥビル教授はリットン博士と親しかったため、デボンとマイケルにリットン豹変の原因調査を依頼。ヘリオス会入会記念パーティに潜入したマイケルはそこで怪しい女性を目撃。そして、ヘリオス会内部では、マイケルやボニーの知らないところで、ナイト2000強奪計画の準備が進んでいた…

 日本放映順では、この話が8時枠放送版でのボニー初登場回(ただし純粋な放映順なら、「日曜洋画劇場ナイトライダー5 赤い殺人カー」が先)である。
 その前の放送話で流れていた予告編でも「新メンバー・ボニーが登場!」と謳われていた。
 それを強調するように、この回のラストの吹き替えでは、ボニーに対して「歓迎会でございます」とマイケルが食事を持ってくるシーンがある。…原語では、「スクランブルエッグとか持ってきた」とだけ言ってるんだけどね。
 本国放映順では「激闘!善と悪2台のナイト2000」以来久々にボニーが目立った行動をする回であり、同時にボニーの行動に焦点を当てた初めての回でもあり、日本放映順でこの回をボニー初登場回とすることで、これからマイケルと共に活躍していくことになるボニーの印象を強めようという算段だったのか…
 …ただ、クライマックスの一番いいところのマイケルのセリフで「ボニー、俺たちがやってきたことを思い出せ!俺たちはチームだ、最高のチームだ、良きパートナーだ」という、初登場という印象をぶち壊しにするセリフがあり、放映順と齟齬が。
 本国放映順ならば、やっと仲間の絆を確かめるセリフが来たか、という感動的なセリフなのだけれど。

 ボニーとキットが敵側に洗脳されて、孤立したマイケルピンチ、という話。
 キットがいれば困難な状況も即解決、という今までの基本路線を外しにかかっていて、本国順では前回の「偽礼大量生産!!平和な町にはびこる組織犯罪」で、キットも行動不能になって投獄されたマイケルピンチ、という話から一歩進めた形。
 今話は「激闘!善と悪2台のナイト2000」で悪役版のキット(カール)が出てきてキットと同じ能力で悪事を働く、という話と同じような側面があるが、キット自身が寝返って敵になるというのはまた違った趣がある。
 こういう話では取り戻す過程が面白さを左右するが、描写時間は割かし短め。
 機械相手にしてるくせに話し合いによって解決してしまうのはツッコミどころと言えるかもしれないけれど、しかし、機械に疎いお茶の間には人情があって分かりやすい。
 それに設定的にも、キットの基本プログラムがマイケルを守る・傷つけないよう設計されているので、それに反する追加プログラムを載せて実行させても基本プログラム通りに修復されて正気に(元に)戻るということで、納得の解答が用意されている。
 それよりも、投薬されてるボニーが至極あっさり正気に戻るほうが拍子抜けかもしれん。

 最終決戦は、本国順ではナイトライダー初の雨天での戦い。好天ばかりのハリウッドでは珍しい。
 この後の「コンピューター泥棒を追え!ナイト2000大追跡ジャンプ!!(NOBODY DOES IT BETTER)」でも雨中の戦いだったし、撮影時期的に雨期だったのかな?
 正気に戻ったキットが、敵とのカーチェイスでスキーモード・ターボブーストと眼福のアクションをかましくれるが、最終的に、キットの走りとは関係なく敵がハンドル操作誤って…というかわざと砂山に突っ込んで自滅してるようにしか見えないのは、どうなんだろう?(笑)


 この話ではリットン博士の血圧・血流状況を確認するため、キットが腕にはめる型の血液分析装置を出すが、日本放映版ではカット。
 すでに放映していたシーズン2では、スキャナーによる無線診断がキットの標準装備になっていたから、それよりも前時代的に見える有線式の装置を出すとマズかったか。
 ちなみに、この話で血液分析装置が出てきた箇所には、後の話でアナライザーが取り付けられることになる。
"BLOOD ANALYZER"(血液分析装置)作動スイッチ 血液分析装置・本体 計測は被験者に直接取り付けて行う

 本国順では、この回でキット装備の追加というか、コムリンクを介しての無線遠隔開錠ができることが明らかに。
 劇中の台詞には説明ないのだが、設定では物体の固有振動数に合わせた波長で共振を起こしてモノを自在に動かすことができるという科学的な理由付けがある。
 …のだが、子ども時分に見てた時はどういう理由で動かしたり開錠してるか分からなくて、オーバーテクノロジーのキットとはいえ、もはやドラえもんレベルの科学力だなぁと思っていた。
 いや、今聞いても、この機能だけ科学考証の世代レベルが他と段違いじゃん、と思うほどだが。
 ちなみに、日本放映版の次回予告では「新機能追加」とか謳ってたが、マイクロジャムはシーズン2で散々使ってますよ。
 とにかく本国順では初登場の機能らしく原語では「開けられるか?」とマイケルが聞いた後、「もちろん。鍵のメーカーや製造番号まで判りますよ」というキットからの機能説明と「お前は至れり尽くせりの車だな(You're a full-survice car)」とマイケルの感想となっているが、吹き替えでは「ずいぶん旧式のダイヤル錠ですね、少々お待ちを」―「毎度お世話になりますねぇ」と何度も使ってることを印象づける真逆のことを言っている。

 

「危機一髪!ナイト2000 窮地の女性を救え!」
(原題“White Bird”…訳すと、「白い鳥は…」)
スティービーとマイケル 迷いを覚えるマイケルにデボンが諭す…
 新聞を見て慌てて走り出すマイケル。新聞にはステファニーという女性が犯罪組織と関わりがある人物として報道されていた。マイケルはステファニーの保釈金を用意し彼女を解放する。しかし、ステファニーにはマイケルと面識はなかったが、マイケルは彼女に執心していた。それもそのはず、ステファニーはマイケルがかつてマイケル・ロングだった時の婚約者だったのだ。ステファニーは命を狙われることになり、マイケルは財団で彼女を匿おうとするが、デボンはステファニーに固執するマイケルが気がかりだった。

 日本未放映の話。
 未放映の理由は簡単。日本放映順では時系列の整合性が取れないからだ。
 今回の話は続編があり、その続編・シーズン2「ビデオテープは死のサイン!芸能界潜入!マイケル歌手に!!(LET IT BE ME)」を先に放送していたから。
 あんな、本編の3分の1がマイケル…というかデビッド・ハッセンホフのリサイタルみたいなことになっている薄い内容の回を放映してこっちをお蔵入りにするぐらいだったら、こっちのためにとっとけ!
 しかし、ボニーとエイプリルが双方の話の展開に大きくかかわっているため、シーズンを跨いでのエピソードの入れ替えは困難を極めるな…

 今までの話であれだけタフガイぶりを見せてきたマイケルが初めて弱気な表情、それも情けないといってもいいほど憔悴した表情が見られる回である。
 情けないのが残念だが、しかし、一番の思い人を救えずに病院のベッドで寄り添うマイケルのその様子や別れ際の様子は、当たって砕けろで何でも解決してきた単純明快なマイケルの意外な一面を描写して、マイケルのキャラを深めている。
スティービーの回復を涙ながらに願うマイケル スティービーとの別れ際に涙を堪える騎士

 マイケル・ロング時代の婚約者が現れたということで、あれだけマイケルにツンケンしていたボニーも、沈みがちな今話のマイケルには同情的・協力的になり、デボンも愛を取り戻しかけている二人の今後の運命が過酷になるだろうことを心配してマイケルに助言するなど、周りの登場人物の描写も深まっている。

 初対面のはずのマイケル・ナイトに信頼を覚える自分に戸惑いながらもマイケルを受け入れていくステファニー(スティービー)も魅力的な人物として描かれている。
 さらに言うなら、中の人というか、マイケルとスティービーを演じるデビッド・ハッセンホフとキャサリン・ヒックランドはこの時期実際にお付き合いしていたということで、その部分が演技やフィルムの出来に影響しているところはあろう。

 クライマックスの、空港で逃げる犯人の乗るセスナと並走して、セスナのどてっぱらに強烈なターボブーストかます豪快なアクションシーンは眼福モノ。
 これだけでもこの回を見た甲斐があるのに、なぜ日本で放映してくれなかったんだ!
今回のターボブースト・エスケープ! 今回のターボブースト・アタック!

 エンドロールがこの回から、砂漠を手前に向かって走ってくるキットの映像に本格的に代わる。(「偽礼大量生産!!平和な町にはびこる組織犯罪」で一度このエンドロールになっている)
 以前のマイケルの顔を映しつつのエンドでは、今話みたいなマイケルが抒情的に総括して終わる回では余韻を作り出すことができなかっただろう。

 ただ、その直前、マイケルと悪漢との対決で大事な館の調度品をメチャクチャにされたデボンに、マイケルが「修理するよ!」「…やっぱダメだな」とかやってるこの回唯一と言ってもいいギャグシーンがあるんで、抒情感減少してるかもしれんが(笑)

 ちなみに、『ナイトライダー・コンプリートブック』によると、この話がシーズン1で撮影された最後の話だということ。
 シーズンの打ち上げ後、デビッドとキャサリンは婚約して旅行へ、シーズン2放映期間には結婚・婚約旅行に行っていたらしい。
 この時分はそんなに絶頂期だったのに、十数年後、夫婦関係が最悪の結末を迎えることを、デビッド・ハッセンホフはこの時点ではまだ知らない…(汗)

 


「陰謀を暴け!トラック乗りを狙う強盗」
(原題“Knight Moves”…訳すと、「騎士と渡り行く」)
マイケルとテリー
 デボン「傷つけんでくれよ。このトレーラーは高価なんだ」/マイケル「俺の給料より?」

 この話も日本未放映になった理由が簡単だ。
 このシーズン1の後に放映するシーズン3の中に、トラッカーを題材にしたほぼ似たようなあらすじの話があるから。
 個人トラッカー連合を狙った事件が起こり、マイケルがガードする中連合は輸送を続けるがことごとく妨害され、最後はF.L.A.G.総出の作戦で敵と直接対決する…
 シーズン3のはトラッカー家族を描くことが大きな主軸だったが、この話はトラッカーとも渡り合える男勝りで勝気な女性・テリーの生き方をマイケルとの関わりで見直していくことが大きな主軸である。
 原題の"Knight moves"は、直訳だと「騎士が動く」という単純なサブタイトルに見えるんだけど、調べたところ1976年にヒットした青春ロック"Night moves(思い人と過ごした夏の夜の渡航)"というのがあって、そこから引っ張ってきたと思われる。テリーの境遇と重ねたものか?

 何かとハマりやすいキットだが、この回のキットはトラック無線にハマってる。
 『ナイトライダー』のOPに出てくる、ハットを被ったデボンとマイケルが財団トレーラーの周りを指さしながら歩くシーンは、この回のもの。

 マイケルに嫉妬した町のトラッカーたちがキットに悪戯するモーテルのシーンで、無人のキットが動く際、カメラに映らない位置で中に隠れているスタッフの姿が助手席にちらりと見える(笑)
おや? 無人のはずのナイト2000の助手席に人影の動きが…

 財団トレーラーで囮作戦を行う際、運転席を狙ってきた敵の目の届かない後部ハッチからキットが隠し玉で出てくるシーンは、作戦として単純でお話的には面白みというか意外性に欠けるが、秘密ハッチから秘密兵器登場な流れはオトコノコの感性をくすぐるものがあって好きだなぁ~

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 台風の日なので、それ繋がりでネタを…
 最近鳥人間をこのサイトでも取り上げたので、盛り込んでみました(汗)




 久々に思いついたバナナツノネタ
 セリフを「勘違いしないでよね、“ひこねのよいにゃんこ”じゃないんだから」に代えると、一気にネタが黒さなってきそうだ(笑)

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<訃報>滝口順平さん80歳=民間放送初の声優

  滝口順平さん80歳(たきぐち・じゅんぺい<本名・幸平=こうへい>声優、ナレーター)29日、胃がんのため死去。葬儀は近親者のみで行う。
 
 戦後に発足したラジオ東京(現・TBS)の放送劇団第1期生で、民間放送初の声優。映画やテレビアニメなど幅広く活躍した。特にテレビアニメ「ヤッターマン」のドクロベエ役など、のんびりしたおとぼけ声で人気を博した。92年から日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」のナレーションを務めていた。

 

毎日新聞 8月29日(月)21時40分配信


ご冥福をお祈りします。

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 シナリオ的には、ただの伏線張りに使う捨て回だったのかもしれないけど、映像演出が、怪獣映画好きの心理を突きすぎて、面白い(笑)

 メインとなる被写体の手前に建物などを置いたり、遠目から撮影したカットの背景に爆炎などのエフェクトを起こして、敵の大きさを測らせるとか…
 第1防衛ライン・作戦の第3段階、とかの用語にこだわるとか…
 狭い路地から見上げた建物の間に君臨する敵の巨大な姿と、そして怯えるモブ(メイド隊)の姿をわざわざ映すとか…
 逃げる車側に固定したカメラから遠ざかる巨大化途中の敵を映すとか…
 激しい力の何かが近づいてきて揺れる室内の小物を丁寧に描写するとか…
 空を飛んでいくシーンでの、レイアウトの移動を斜めに動かして空間の広がりを強調するカメラワークとか…

 強敵を倒すためのヒントとかが前半で伏線的に描かれる、ということもなく、自問自答の根性論で危機的状況を力づくで脱出、というあんまり捻ってない逆転劇は、ちょっと懐かしい感じがする。
 味方の勢力の万策尽きてまでやっと強敵を倒したところに、更なる敵が登場して、限界を超えての戦闘になるという、スペシャル感もまた良し。

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クリックで公式ホームページ別枠表示 …野暮ったい。
 バーナビー以外のヒーローたちが記憶取り戻すまでの段取りが野暮ったい。
 そしてこんな場面で娘の紹介やり始めてバーナビーの記憶回復手立て喪失の段取りまでやってるのが野暮ったい。

虎徹「お前、完全に(俺のコト)犯人扱いだったな!」
牛角「…アレ?記憶がイマイチ…」
虎徹「しかも下衆野郎と二回おっしゃいましたヨね、二回」
牛角「…。それよりも~」
とかの、キャラの掛け合いの方が、この番組的には重要だとしても、虎徹が大した策なしに(先週切った大見得は何なんだ?)何度も自分の無実と正体を訴えて失敗するところに時間割いてるのが、バランス悪い。
 もうちょっと構成がスマートにならんモンかなぁ、と言ってみる。

 監督的には、夕日を背にぶつかり合う正義と正義!みたいな気に入った個々のシチュエーションが描ければ、シナリオ的な段取りはどーでもいいんだろーか?

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 家族から「今日のテレビは、アンタの好きな“えばんげりおん”があるなー」と茶化された。

 別にヱヴァ好きってワケじゃあないし。
 十数回劇場で見に行くオタクもいる中で、たかだか2回しか行ってないし。
 無駄に限定盤のブルーレイディスク買って何度か見たから、今日の放送はさほど重視してないし。
 最後の重大発表とデータ放送には興味あるので、飲み物とつまみを居間に用意して待ってはいるけれども、ハードディスクに最高画質録画予約しているから、本放送でなくてもいいし
ああ、好きなんだな、オレ。

 まぁ、そんな感じで、TV放送版待っておりましたが、開始冒頭から私、なんか体調不良が始まって、伍号機戦が始まった辺りでトイレ駆け込み…
 居間に戻った時には、墓石がズラ~と並んでるシーンに…
 一旦収めて、その後を何とか我慢しようとしたけれど、第七使徒が登場した辺りから再度気持ち悪くなって、再度トイレ駆け込み…
 また収めて戻って、第8使徒戦からは何とか見ようと思ったら、エヴェのスタンバイ中のシーンでまたまた気持ち悪くなって、トイレ駆け込み…

待った甲斐なく全然観られてないんですが。
っていうか、体調不良で体力削られて睡魔まで襲ってきたんですが。

 何これは?
 新劇場版のテレビ放送見るなという天からのお告げですか?

 それでも何とかゼルエル戦と、劇場公開版から刷新された次回予告は見ることができた。
 宇宙空間でシールド背負いながらサイコガンぶっ放す突貫修理弐号機と、独眼竜アスカの、元気良さげな新映像が、見てて気分良かった。
 新劇場版次回作『Q』は、2012年の秋に公開予定、とのこと。って結構先だな。

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 セル画時代の「サラリーマン野原しんのすけ」の再放送と、ガチホラー回。


 「サラリーマン野原しんのすけ」には、部長役で郷里大輔が出てきていて、見てるこちらは涙が…
 一回だけの特別回だからといって、5歳児がサラリーマンやってるという特殊設定を、全然煮詰めていないテキトーさが『クレしん』っぽいなぁ~



 昔の『クレしん』には、冗談にならない冗談というか、子ども向け番組にしては高い技術力で作られたガチホラー回が時々あったんだけど、今や放送コードも厳しいし、『クレしん』もギャグ特化型になったから、そういうのは見なくなった。
 Bパートの話はホラー回だったが、久々にガチホラーかと思ったら、ギャグを絡めて脱力オチで終わった。
 明らかに怪しい店にホイホイ入っていくキャラたち、巻き戻しボタンで事態が収拾するお手軽さ・テキトーさ、ラスボスの登場から退場・その倒し方までテキトーそのもの。
 ここら辺の肩の力の抜き方が、実に臼井儀人の作風。

 でも、恐怖のDVD再生後の、おどろおどろしいタイトル字に反した妙に軽く明るいBGMというギャップ、何も映っていない真っ白な平穏そのものの画面の「奥」から何気なく、そして徐々に近づいてくる謎の人影、そしてその人影の突然の変容…という演出は、ガチホラーっぽいアイデアのかかったもので、興味深かった。

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「ソノウソホント」

 原作では、てんとう虫コミックス4巻目に収録されている初期作。
 リニュ後でも後期作を結構アニメ化していて、感動路線のオリジナルも数多く作ってるこの段階で、初期作が出てくるとちょっとした違和感があるなぁ。
 知恵という意味でも立ち回りという意味でもちょっと賢くなっている後期のび太に比べ、「なんでそんなに行動と発言が浅はかなんだ!?」と思えてならないのが初期のび太に多いから。
 家の中に岩を持ってあがってパパに「軽いお願いなんだけど、この岩を割って」というのは、ひみつ道具の効果発揮されてカオスになってる段階でもないのに、状況がシュールすぎるよ!

 原作では、ほとんどのび太の非からコトが始まっていて、のび太が理不尽な要求をし尽してパパに迷惑かけまくったにもかかわらず、“ついで”で自分の欲しいもの手に入れて終わって、のび太が得しすぎな回だったが…
 今回のアニメでは、最後のパパのスーパーマン化のところで、のび太が「(ヒーロー化したパパは)人を騙すようなヤツはコテンパンにやっつけるぞ」とソノウソホントで発言して自滅するというアレンジで終わっていて、因果応報の筋が通ったオチになっていたな。
 …そうすると、冒頭のパパの「お願いって、まさか自転車? 望遠鏡? ダメダメ!」というセリフが伏線から浮いてくるんだけど。

 


「ぼくのすべてをアゲタイ」

 こちらはアニメオリジナル回。サブタイトルがちょっとBL臭い(笑)
 絵コンテを監督の善聡一郎が、演出を『新宇宙開拓使』監督の腰繁男が、作画監督を総作監の丸山宏一を担当していて、何気に強力布陣。

 道具の効果発動時に毎回、ネクタイが不自然に回転しのび太が何故か謎の踊りを踊り、歌舞伎調のBGMがかかる、不要な演出が個人的に鼻についたが、それ以外はオリジナルにしては出来がいい。
 他の作業に掛かり切りで、のび太の話をいい加減に聞いて、誤った道具を渡すドラえもん。
 「今これだけは起きてくれるな…」と思った直後にその事態に巻き込まれるタイミングの良さ?悪さ?を発揮するのび太。
 のび太の全裸オチ。最終的に全財産放逐するエスカレートぶり。
 どれも原作に多い要素で、この話の中でうまく調理してある。

 あと、アニメオリジナルで出てくるひみつ道具は、大概何のために使用するのか明確に説明されるけど、コレは、うそつきかがみ、みたく「コレ使ったヤツに得することが何もないのに、何のためにある道具なの?」という謎道具というかネタ道具であるところも珍しい

 大原めぐみのべらんめい調が様になってて、面白かった。


 そして、毎年未来の世界を舞台にしたオリジナル話を放送してる「ドラえもん誕生日スペシャル」
 今年はドラえもんたちがレース大会に参加するようです。
 …なぜレースorz

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「介護疲れから、母親殺そうと思いましたが、踏ん切りがつきませんでした」
うん。
「下着泥棒に遭いましたが、泥棒が黒の下着が好きだというので見逃して、母を殺すトリックに利用して殺してもらうと思いました」
うん?
「下着泥棒が自分の家で再犯したので、トリックが作動して成功しました」
えっ?
「死にかけたお蔭で母の体の調子が良くなりました。お陰様で不起訴です」
はっ?

 …まぁ、原作でも『コナン』のトリックレベルってこんなモンですよねぇ~とは言いたくないヨ(笑)
 
 無理ありすぎ! オチも都合よすぎ!

 まず下着ドロなんていつ来るか分からんモノをトリックに利用するなヨ!
 そもそも下着ドロ頼みのトリックっていうのがマヌケに見えるヨ!
 いつ来るか分からんのに毎日複雑なトリックをセットしてたら、手元狂ったら自分で作動させちゃうだロ!
 原作『コナン』もこんなモンだろ、とか言われても、やっぱり思っちゃうヨ、そういう文句!

 そして新一は、一人で突っ走って真相に辿り着いているのに、周りに説明しなさすぎ!
 「説明しないので、新一の行動が下着ドロ並みの怪しさに見える」というのがネタなのだろうけど、周りに説明しないという状況設定が甘すぎる。

 チカンに対して目を▽(逆三角)にさせながら激怒して罪を追及する蘭は、蘭というより園子の気質が混じってないですか?
 いや、もうキャラ設定は、その話に沿った形の改変&面白くできてたら、原作に合わせる必要もないか。
 事件関係なしに、前半のチカンにまつわるコミカルなやり取りは面白かった。


 次回は実写版服部平次登場。
 新一と背中合わせで真相語ってるところを見ると、やっぱり時系列合わす気ねぇな。
 まぁ、それはそれで面白そうではあるけれど。

 ちなみに服部初登場は原作11巻で、この時点で新一とは面識なくて、新一はコナンになっている。(そしてこの話でコナンは偶然新一に戻る)
 原作では、幼い頃の二人の推理対決のネタも後出しで描いているんだけど、すれ違いで会えなかった・真相を説明するとき片方は電話など、何が何でも面識作らないようにしようとエラく工夫している。

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なんか物足りなさが増えてきたなぁ、と思ってよく考えたら、最近ペンギンの奇行が少ない。

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戦闘シーン
アイデアは掛けてるけど、作画とレイアウトが追い付いてない気が…

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島田紳助引退 突然の会見で「本日限り」…暴力団関係者と親密交際

 衝撃が走った。東京・新宿の吉本興業東京本部で23日午後10時から会見が開かれ、所属タレントの島田紳助(55)が、この日限りで同社を退社し、芸能界を引退することを発表した。会見で紳助は暴力団関係者との交際があったことを告白。吉本興業は「自ら社会的責任を取って芸能活動から引退したい旨の申し出を受けました」と、紳助の意向で一線を退くことになったという。現在、レギュラー番組6本を抱える人気司会者の突然の引退劇に、芸能界への影響は計り知れない。
 
 午後10時、紳助は約300人が待つ会見場へ姿を見せた。フラッシュの光を浴びても、まばたきはしない。表情をこわばらせ、口は真一文字に結んでいた。「今日をもって芸能界を引退します」。頭を下げ、37年間の芸能活動に終止符を打った。
 
 暴力団関係者との交際が理由だった。吉本興業は8月中旬、外部の人間から、紳助が05年6月から07年6月まで暴力団関係者A氏と携帯メールのやりとりをしているなど交流関係を持っていたという情報を得た。社内調査後、日本テレビ系「24時間テレビ34」の出演が終わった21日深夜、紳助に事情を聞いた。紳助から引退の意思を告げられ、この日午後5時、正式に受理された。
 
 紳助によると、A氏とは数十年来の付き合いだった。さらに、十数年前に自身に降り掛かったトラブルを、A氏が知り合いの暴力団関係者B氏に話し、収めてもらったという。吉本興業は、このトラブルについては「認識しておりません」としたが、「紳助は『僕的に解決できないトラブル』」と表現し、「(B氏に)恩を感じた」と付け加えた。
 
 吉本興業はA、B両氏とも暴力団関係者と認識。だが、紳助は「Aさんに確認したら違うと言っていた」と説明する。B氏に直接メールはしていないが、「Aさんを介し、Bさんにメールを送った」と話す。04年から05年にかけて元マネジャーへの暴行事件で謹慎しているとき、「お二人がいると心強いです」などという文面だった。また、大阪市内に経営する飲食店などで「偶然も含め5度ほど」B氏と会ったとも明かした。
 
 「芸能人とそういう業界(暴力団)の人と付き合うのはいけないという理解を持っていました。ただ、芸能界のルールとして、この関係はセーフだと思っていた。認識が甘かった。僕が間違っていました」。関係者によると、A氏は元プロボクシング世界王者渡辺二郎被告(恐喝未遂罪で実刑判決を受け上告中)という。紳助はかつて、渡辺被告の裁判に、情状証人として出廷。暴力団関係者とつながりが深かった渡辺被告の嘆願を訴えたこともあった。後輩にも厳しく接していたため、示しをつけるため、自ら重い決断に至った。
 
 紳助は1度だけ、涙を見せた。真っ先に、ダウンタウンの松本人志に引退を電話で報告し、引き留められた。22日には上地雄輔が自宅に来て、泣いたという。「(引退することへの)後悔の涙ではない。皆さんの熱い思いを思い出しての涙です」
 
 レギュラー番組6本、CM1本を持つ。「テレビ局、スポンサーの方々、ファンの方々にご迷惑をお掛けしました。自分の勝手な引退を申し出まして本当にすいませんでした」。今後は「静かに若い人に勇気を与える仕事をしていきたい」と言う。

[スポーツ報知 8月24日(水)8時2分配信]
 


 …。
 ニュース番組で会見を見たけど、歯に衣着せない発言から繋げて笑いを取る人だったのに、奥歯に物が挟まったような会見だったなぁ
 事態はオオゴトではあるけど、引退に向けての下準備とか関係各所に根回しとか全然できていない段階で、事態発覚後すぐに引退決定という潔さには、潔いとかいう以上の黒いナニかを感じてしまう。

 そして霞む前原議員の民主党代表選出馬…

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 世界遺産に関する問題の中で、彦根城の話題が出た。
 地元民としてはちょっと嬉しい。
 そして、1992年の世界遺産の申請から20年近く過ぎてた今でも落選し続けている城としても紹介された。
 地元民としてはちょっと恥ずかしい(笑)

 「彦根城の特徴的な建築方法」という問題で、当時の城の作り方の一つである「他の城の資材を使って建設してある」という答えが出てこなかった私、多少ショック。
 知ってたんだけどなぁ~
 ちなみに番組では、天守閣が大津城、天秤櫓が長浜城、太鼓櫓門が佐和山城からの移築と紹介された。
 知らなかったなぁ~(←オイ


 世界遺産登録のため、姫路城と違って、城下町も築城当時そのままに近い状態で残っているという点も押しているようだが、あんなドン突きばかりの町中、自動車で近所の家訪れる時とか通り抜けにくくて、邪魔な設計にしか思えなくて仕方がない(汗)
 仮に町まで重要物になった場合は、再開発や再整備ができずに生活が不便な部分が残る場合があるからなぁ……階段がすり減って危険でも直せない神戸大学の六甲台学舎みたいに(笑)
 ちなみに彦根のドン突きは、敵兵が城下町まで攻め込んできた際、T字路やL字路ばかりの街角で進軍を遅くしたり混乱させたりする構造になっているのです。

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クリックで公式ホームページ別枠表示 某所の話では、「これから虎徹がこれでもかというぐらい徹底的に追い詰められる」というような情報があったので、虎徹の正体を知る数少ない外部の人間ベンさんまでも殺されてしまい、家族も人質にとられて、虎徹の頼るツテが全くなくなってしまう、という予想まで個人的にしていたのだが…
 ヒーローたちが自分のことを誰も覚えていないというところで、悲壮感の演出を盛り上げに盛り上げていたので、演出のノリを抑えていたベンさんの登場が救済策に映ったし
 それに、ありがちなパターンを踏んでいるこの作品にあっては、ベンさんみたいな黒人枠は主人公の切り札的サポート役になるのが定石か。

 娘である楓への虎徹の正体バレは、他の家族から諭すように教えてもらう、というありがちなパターン。
 もっと劇的なタイミングやシチュエーションでのバレを期待してたんで拍子抜けの感もあるけど、今回のは、しんみりと情感が出てくる手法でもあるので、それはそれでよし。

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