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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 VampDaywalker_Onbeach_forblog.jpg 

ちょっとネタ、練ってます。…と2年前にご披露したキャラクターを描いてみる。
…2年も燻ってんのかよ、オレ!

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 『ナイトライダー・ネクスト』のレンタルも始まったことだし、オリジナルシリーズの方の感想もまだやってない話数あるので、書いてみる。

 今回はシーズン3の話。
 DVD-BOXにおいて、シーズン3からはDVDの仕様に変更点が。
 シーズン1~2のDVD仕様は、ロード直後に原語選択があるにも関わらず、メニュー画面になってエピソード選択した後もさらに音声・字幕原語の選択を要求されたりして、何度も指示をするのが面倒な形だった。
 シーズン3のDVDからはロード後の著作権等警告画面が映った後はメニュー画面まで直行で、音声・字幕選択はメニュー画面からの選択のみとなりすっきりとした。そして、シーズン1~2のDVDではできなかった「ALL PLAY」―各話終わってから次の話を観るのにいちいち選択し直すほかに、ぶっ通しで観ることができるメニューが搭載されて、連続鑑賞がより楽になった。
 メニュー画面自体も、シーズン1~2はほぼ本国版と同じ英字のみ仕様だったが、シーズン3からは英字に日本語が併記されて、より分かりやすくローカライズされている。
 
 ただ、そのせいでなくなってしまった非常に惜しい機能が、英語字幕。
 日本向けに特化された仕様になったのはいいが、おかげで英語字幕が出ないようになってしまった。
 原語では何言ってるのか確認するのに、ネイティブ英語の聞き取りがたいへん不得手な私にとっては英語字幕はたいへんありがたい存在だったのに、残念…


「強敵!赤い殺人カー」
(原題“KNIGHT OF THE DRONES”…訳すと「無人機の騎士」)

 サンフランシスコ・ロケ敢行! ボニー復活! 凶悪犯大集結! ナイト2000敗北!…からの内装・機能一新!
 テンションが上がって来る要素満載でお送りする新シリーズ開幕!
 …でもお話の方は、どうしてこうなった!


 ストーリーとしては、ナイト財団を離れて大学の研究機関に戻っていたボニーの、その上司・ホルストン博士と協力者マーゴが凶悪犯を脱獄させ、連邦準備金庫から金を盗み出す計画を進めており、マイケルたちも脱獄犯の行方について調査を開始するが、ホルストン博士の発明した無人武装車の襲撃を受けナイト2000は大破、ボニーも連れ去られてしまう。連れ去られる直前に改造を施されて復活したナイト2000の新機能を駆使し、マイケルはホルストン博士とマーゴの計画完遂を阻止、ボニーを救出して、ボニーはナイト財団への帰還を果たす…というもの。

 あらすじだけなら、いつもの『ナイトライダー』の話なんだけど、敵側の計画がやることデっカい割には、あまりにも粗が多くてですね…


 まず敵側は、刑務所から金庫破りの達人を脱獄させるのだが、怪しまれずに刑務所内に持ち込めるラジカセを改造して、脱獄のための道具として使う。
 その方法というのが…
 ラジカセが「トランスフォーム!(by『トランスフォーマー』)して、人型っぽいロボットに変形、刑務官に催眠ガスを浴びせて眠らせる、というもの。
 …なぜ、催眠ガス嗅がせるのにトランスフォームする必要がある?
 まぁ、ここでは、独房の開錠ボタンを押すのもこのラジカセロボが行うので、トランスフォームする意味もなくはない。

 次に、サンフランシスコの地下道に詳しい華僑の男を仲間に引き入れようとするのだが、ここでもやはり改造ラジカセが登場。
 で、どうするかと言えば…
 男が働いている厨房で、男が目を離した隙にラジカセがこれまた「トランスフォーム!」、コショウのビンを倒して男が調理していた料理の中にぶちまけ、そうとは知らずに食べた客からの苦情により、男は店を解雇されてしまい、店から出てきた男を計画に勧誘するというもの。
 …ハイテクなメカ使ってる割にやることが、セコいッ! そして、回りくどいわッ!
 
 そして金庫破りの達人とサンフランシスコの地下道に詳しい二人を外部から仲間に引き入れてやらせることが、ひたすら穴掘りばかり。
 …あのー、そんな単純作業、リスク犯して連れてきた二人にやらせることですか?
 それとも、金庫破りの達人の方は、どこぞかの国の強盗が銀行の地下金庫まで穴掘って中のものを盗み出したように、穴掘り強盗が得意な人なのかしら?

 しかも、計画の最終段階になったら、計画の裏の目的に気付きかけた二人を、博士がラジカセロボの毒ガスで暗殺。
 ま・た・か・よ!
 しかも今度はガスを噴きつけるだけなので、本当にトランスフォームする意味がねェ!
 本当に欲しかった金庫の中身を取り出す際には、博士が自分で金庫に穴を開ける作業をして、目的達成…
 …金庫に穴開けるという一番リスキーな段階までは、金庫破りの人にやらせとけよ! なんでこの手の犯罪的作業には素人のはずの博士が自分で実務やってるんだよ!?

 その後、マイケルたちに追いかけられ、博士はご自慢の無人カーを2台遠隔操作して、前と後ろからナイト2000を挟み撃ち!
 ここまでは良かったが、両車ともナイト2000に向けてミサイルを同時発射したら、あっさり避けられて、それぞれ相手のミサイルを喰らって撃沈…
 たとえ敵を間に挟んでも、味方同士で相撃ちになりかねない位置から攻撃するのはご法度、っていう攻撃の基本というか、博士ほどの頭脳をお持ちなら普通で考えて分かりそうなものなのに、なぜこうなった!?
 バカなの? 博士、実はバカなの? 知識はあっても知恵がないタイプなの?
 津嘉山正種の渋い声で悪役の雰囲気たっぷりに吹き替えられているのが、もったいないぐらいだ!

 …などなど、普段からツッコミどころはある『ナイトライダー』とはいえ、普段以上に敵側の行動にツッコミどころが多い!

 とはいえ、文句ばかりの見どころのない話かといえば、決してそうではなく…

 やっぱり今回から新しくなるナイト2000の内装は、何度見てもいいなぁと、個人的な好み込みで思ってしまう。
 今までは、いろいろなランプやボタン・計器がダッシュボードの所狭しと出っ張ってて戦闘機ばりの派手な内装だったものが、今回からは、埋め込み型というか、フラットタイプのランプやボタンに変わり、派手さはあるもののすっきりとシャープなイメージに変わったし、キットの顔ともいうべきボイスインジケーター部分も、バーグラフ周りの警告ランプが4連から5連に増え、文字も小型化してシャープになり、「化粧直し」が効いているし。

 敵のミサイル直撃を喰らって、いつもは無敵のナイト2000がズタボロになるという、何かいけないモノを観てしまった感じのシーンは、ハラハラ感もあり、何度も見返す。
 その際キットが自分の意志で、「間に合いません! 非常手段を!」とシートイジェクション作動させて、マイケルを車外に脱出させ、ダメージを喰らうのを自分だけにするところは泣かせる。
 車として動くのもやっとの状態というところまでダメージを喰らったキットを、先述の化粧直しと新機能搭載の改造込みで、劇内時間で数時間のうちに完璧に修理しきってしまうボニーは、ある意味ツッコミどころかもしれん(笑)

 新機能のIGP(変装見破り機能)を試す際に、試しに出してきた変装男の写真にデボンが「あー、暗い夜道では会いたくない顔だな、こりゃ」と感想を漏らすと、「ではこの顔写真をIGPにかけます」とキットに機能を使用させられたら、変装男の顔からデボンの顔が出てきて、マイケルに「同感だ、暗い夜道では会いたくないね」と呟かれて、デボンの顔が曇る辺りのコントは大好きだなァ~

 

「凶悪バイク・ギャング!顔を消した男!!」  
(原題“THE ICE BANDITS”…訳すと「氷結の強盗たち」)

 今話だけの話ではないのだが、シーズン3のDVDのオープニングの日本語解説は、この後の全話通して、前話の「強敵!赤い殺人カー」の時の吹き替えが流用されている。
 つまりナイト財団に戻ってきたボニーが「“元”ナイト財団のメンバー」という解説が延々と繰り返されるという奇妙な状況に。
 なんで通常時のオープニングの日本語解説を入れてくれないのかなぁ…
(書きかけ)

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 『ナイトライダーネクスト』が遂にレンタル開始。

 これを観て、私の中でようやく、あの80年代の『ナイトライダー』が終わった気がする。
 
 『~ネクスト』第1話である序章のラストには、デビッド・ハッセルホフがマイケル・ナイトとして登場する、というオリジナルシリーズのファンには嬉しいサプライズ(といってはみたものの、事前情報で結構出てたな;)が存在している。
 そして日本語吹き替えはテレビシリーズでお馴染み、ささきいさおという、こちらも日本版ファンには嬉しい配役であり、オリジナルシリーズからの繋がりを強く感じさせるもの。

 何だかんだでお歳を召されているので、姿にも声にも老いが感じられて、「ああ、もうあの頃みたいにムチャやって悪人相手に暴れ回るには酷な年齢になったんだな」と強く思えると同時に、最後に新シリーズの主人公に「体に気を付けて」と言って去っていくので、何か「マイケル、お疲れ様」と言いたくなる寂寥感があった。
 『新ナイトライダー2000』を観た後の不満感や、『チーム・ナイトライダー』の情報を聞いた時の消化不良感(最終回にマイケル・ナイトがデビッド・ハッセルホフではない人が演じて登場するのだが、直後にシリーズ打ち切り)を持ったまま今日まで来ていた私としては、「あの頃の『ナイトライダー』の新作をもう一度観たい」という思いが常にしていたので、今回のエピソードで、マイケル・ナイトというキャラクターの“引退”を実感を持って目にできたことで、個人的な思いとして一区切り着いた気がしたりする。

 …とかいいつつ、レンタルDVDの冒頭に付いている他作品宣伝で、『ベイウォッチ』出演時の様子そのままで出てきて不敵な役柄こなしてるデビッド・ハッセルホフが映る『ピラニア・リターンズ』の予告見てたら、「まだまだ元気やのう、デビッド・ハッセルホフ」などと真逆のことを思ってしまうのだが(笑)
 クリストファー・ロイド(『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のドク役など)とかも、こんなトコで何やっとんねん!(前作の『ピラニア3D』にも出てたみたいだけど)

 

 閑話休題。そんな個人的な感傷はさておき、本編の感想です。

 話は、武装産業スパイが軍事機密・プロメテウスの強奪に必要な情報を盗むためグレイマン博士の屋敷を襲うが、博士は死んでしまう。敵は次の標的を博士の娘・サラとして、サラを狙う。その際、博士の屋敷に隠されていたナイト3000が危機を察知し、サラを救出。助けを求めて、サラの幼馴染である元軍人マイク・トレーサーのもとへ急行する…というもの。

 冒頭で、旧シリーズのナイト2000のあの特殊な形状のハンドルやタイヤのホイールなどの部品が分解されて出てくるのは、旧シリーズ視聴者へのファンサービスか。
 (ナイト2000本体であるトランザム自体は、シートに覆い隠されていて、出てこないのだけれど。)
 『新ナイトライダー2000』と同様、結局ナイト2000は分解される運命なのか!…となんか悲しい気分がしてくるが、グレイマン博士がナイト2000の制作時点からナイト財団に絡んでいたという設定から、分解されたのはカールみたいなスペアモデルの可能性もあるし、その分解シーンが出てきた直後に、今シリーズの目玉・ナイト3000が起動し、華麗な走りで初登場シーンを魅せてくれるので、世代交代を印象付けるには効果的な演出ではあったか。

 ストーリーは全体的に、ナイト3000とマイクがサラやプロメテウスを敵から守る、という形になっていて、この手の番組の基本フォーマット(「事件が起こる→主人公が犯人を追う→犯人を捕まえるための行動を起こす→犯人を捕まえ解決」)を踏襲したストーリーラインにはなっていない。どうやって追うか、ではなく、追われるのをどうするか。
 登場人物紹介やナイト3000の性能の凄さをアピールする意味合いが強い回なので、それを考えて話を組み立てると基本フォーマットに沿わせるのは難しいのかもしれないが…
 ただ、旧シリーズの第1話(パイロット版)は、人物紹介やナイト2000の性能を披露しつつも、ちゃんと産業スパイ・タニア一味を逮捕するために追う、という基本フォーマットに則った形にはなっていたんだけどな。

 『ナイトライダー』といえば、お喋りする車は欠かせない。
 今シリーズのナイト3000に搭載されたA.I.の名前はキット。旧シリーズのキットと名前は同じだが、中身は別人、というか別A.I.。
 元祖キットの正式名称が"Knight Industry Two Thousand(2,000)"で、今シリーズのキットが"Knight Industry Three Thousand(3,000)"なので、略したらどちらもK.I.T.T.(キット)になるから、無問題らしい。
 ただし、日本語吹き替え版の声優は、元祖キットと同じ、野島昭生さんである。キャラクターとしては違うけど声は一緒ということで、ウチの家族も、「声同じだけど、前のキットと一緒?」と勘違いしていたので、要注意かもしれない。
 吹き替え版だとややこしいはややこしいが、おかげで、旧シリーズからいろいろ変わってる部分もある中で、ナイト3000の複雑な設定の内で野島さんの声を聴くと「ああ、これはお馴染みのキットですね」と、そこの部分だけは設定をすんなり飲み込みやすいので、良し、か。

 まぁ、折角新しい配役・新しい設定のキットやマイケルになっているので、旧シリーズを引き摺らない日本語吹き替え配役での新コンビの掛け合いを聞いてみたかった気もするが。
 
 ちなみにマイク・トレーサーの日本語吹き替えをしている丹沢晃之は、小山力也に似た声加減だったので、いつジャック・バウアーよろしく敵に銃を突き付けて拷問かけるのか、という考えがしばしば頭に浮かんだ(笑)
 いやなに、サラに今朝からずっと敵に追われている、と聞くと、すぐに容姿を変えて敵に分からなくしろ、という頭のキレも見せるし、旧シリーズで主に体当たり度胸で突き進んでいったマイケルに比べて頭脳勝負できるような部分がマイク・トレーサーにはあるので、余計ジャック・バウアーが被る(汗)


 キットと人間の絡みは、前半がサラ、後半がマイク中心となっている。
 サラはキットの存在については予め知っていて、マイクはこの話で初顔合わせという流れ。
 視聴者にも今作の設定を知ってもらわないといけない前半で、キットについて知っている人物を絡ませて、視聴者に対する説明不足ができやすい状況にするというのも不親切な気もするが…
 まぁ、旧シリーズ体験者にとっては喋る車が出てくるのは当然の流れとして頭に置いているので、それを見越したエピソード順序にしてあるのかもしれないし、物語上絶対必要になってくる“スペシャルカーを目の前にして驚く主人公”もマイクの登場によりちゃんとツボを押さえていて、巧いこと役割を分けている気もする。

 キットのスペシャルカーぶりは、映像的にはCGでウネウネ車体の形状や色が変わるトランスフォーム装置や、ダメージを瞬時に補修するナノテク防御で魅せてくれる。
 うん、それ、何ていう『ハイテク武装車バイパー』?(笑)
 その他の機能は、GPSを利用して最適な走行ルートを打ち出す自動走行システムなど、カーディスプレイ上のCGやセリフでの説明で済まされる。
 そーいえば、旧シリーズ当時は、車にテレビ載せるなんて贅沢でうらやましい機能だったが、今となってはカーナビの普及で普通のコトになったなぁ。

 今シリーズのキットは、ガソリン車であることが明言された。
 旧シリーズのキットは水素エンジンを載せてた時期もあり、未来的動力か旧世代ガソリン駆動かファンの間で議論になったりもするが、今話の劇中で「水素エンジンとかじゃないの?」「どこにでもあるような燃料じゃなかったら、緊急時に補給ができないでしょ」とツッコミ込みで断言されてしまった。
 夢の無いような感じだが、まぁ、リッター当たり70キロ以上走行可というバケモノ級のスペックは、充分夢の車の域か。

 いろいろな機能が出てくるが、ただし、今話では、『ナイトライダー』最大の特徴・ターボブーストは出ない。(この後の話数ではバンバン出てくるようだが)
 ラストのキメは、高速で逃げる敵の車の前に、急停止しての体当たりで、傷一つつかないナイト3000の頑丈さをアピール。
 …ただ、あれだけ交通事故同然のダメージ与えて犯人側全員ほぼ即死なのに、救出すべき人質だけが生きていたのは、なんかご都合主義に感じられるなァ
 せめて、人質が後部座席にいたので、同じく後部座席にいる犯人も生きているとか(犯人側を全員死なせて話を終わらせたいなら、その後犯人が自害するとか)「衝撃デカくても、それなら人質が生きていても納得だね」と思えるような“シナリオ上の嘘”をついてもらないと。

 

 全体的に日本語翻訳が、私好みな感じではなかったなァ…
 何か、自然な感じの会話に聞こえないというか、会話の終わりが、文章の途中で終わったような感覚がするような箇所が多かったり、「ここのセリフ量は少ないですが、前後の文脈込みで意味を補完して判断してください」的な会話が多かった印象を受けるので。
 たとえば、ラストのセリフ、サラ「無茶やってキットを壊さないでよ」キャリー「修理代はFBIが持つ」マイク「分かってるよ」という会話があるけれど、キャリーのセリフは「修理代は我がFBI持ちなんだから、サラの言う通り壊さないでよ」という意味というのは分かるんだけど、取りようによっては「修理代はFBIが持つから大船に乗った気でいろ」という意味にも取れるような翻訳なっているのが、何というかもどかしいというか…
 昔と違って、契約とかの関係で、原語から直訳せよみたいなお達しが出てて、翻訳側で自然な会話に聞こえるようなアレンジ効かせにくいのかもしれないし、ただでさえ外国語を日本語に置き換えるのは難しいかとは思うが。


 ナイト財団のキット護送用トレーラーが、今作では航空輸送機になった、というサプライズ(ただし、飛行機に車載せて移動、というのは『チーム・ナイトライダー』で既に使われている)を見せたところで、次回に続く…
 ただし、この序章はパイロット版なので、本国では本シリーズが始まるまで半年かかったという。
 その点、すぐに次の話を見られる日本はいいね! …まぁ、そもそもアメリカでの本放送からここまで来るのに、3年近くかかりましたが(泣)

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 すごい。

 宇宙人を倒すために、友達をルアー代わりに釣竿の糸に括りつけて、眼前のイージス艦を飛び越すように放り投げる……なんて、文章で説明してたらギャグにしかならない展開を、しっかりと真っ当にクライマックスとして盛り上げてくれているのが、すごい。

 ルアーフィッシングを通じてユキ・ハル・ナツキ・アキラが交流を深めていくシリーズ前半部分も、この手の青春モノに要求される要素をクリアしていて良いし、江の島に潜む水棲宇宙人の退治に国際機関が乗り出してきて事態がどんどんエスカレートしていき、その国際機関も太刀打ちできなくなった時に、主人公チームが解決に乗り出してくる後半部分も、個人的に好みに合った盛り上げ方で好きだったなァ~

 監督の中村健治は、ノイタミナ枠で『モノノ怪』『空中ブランコ』とか、尖った題材や画面演出で有名だった監督だから、今作もどんな尖ったものが出てくるのかと身構えて見ていたのだけれど、すごく取っ付きやすくて私の身の丈の好みに合った作品に仕上がっていた。
 『プリキュア』で一年間腕を馴らしてきたシリーズ構成の大野敏哉の手腕によるところもあるのかもしれんが。

 エピローグで、目的を達成してた上無二の親友まで作れて晴れて帰星したハル、予てからの夢だったフィッシングの腕を磨くために渡米したナツキ、苦手な人付き合いを克服して進級したユキ、とそれぞれのキャラクターの成長や進展が描かれているのに、アキラのその後の様子の解説は、お伴のアヒルに恋人ができました、という点だけ説明されていて、ひどく扱いが…(笑)
 まぁ、勤め人だと成長も進展もなく、あんなレベルのエピローグになるのが相場なのかもしれん。

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#10
 何の脈絡もないドッキリクマネタの連発だが、大いに笑った。
 姫を狙って以降の、作画の動きとテンポの応酬がノってきてる辺りからが特に。
 ちなみに、つみき提案の「ソリに乗ったクマが微動だにせずこちらに近づいてくる」ネタは、クマの姿が風圧で作画動きすぎてて、“微動だにせず襲ってくる”ホラー感が皆無だったな。
 あの提案を忠実に演出するなら、クマの作画が動かすところは耳ぐらいにしといて、効果線で動きを補いつつ、真正面からのカットを連続でコンテ繋いだ方が“らしい”かもしれん。


#11
 餅つきで杵担当になったつみきサンの、普通に振り上げる体力足りないんで、餅ついた後の杵を横軌道から頭上に持ってきて、体重が足りないので振り落した後にちょこっとジャンプして重さを加える時のリピート作画が、振袖の袖を捲り上げてる姿と相まって、何ともかわゆい。
 

 ちなみに余談ですが、上記のようには書きましたが、餅つきは腕力なくてもつけますよ。普通につく分には、ほとんどは杵の重さを使ってつくので。


#12
 怪しげな雰囲気でチョコかき回してる真宵の姿が、1コマ作画でリピートしてて、思いっきり醸し出されてた怪しい雰囲気に笑えた。
 このアニメ、結構テキトーに肩の力抜いて作ってるよーに見えて、時々作画に凝りだすから、訳が分からない。
 演出に合った作画をしている分、真っ当には作っている気もする。が、しばしばその演出が話の流れ的に効果的か怪しいところではあるのだが。

 

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「シロを特訓だゾ」
脚本:扇妙子 絵コンテ・演出:平井峰太郎 作画監督:原勝徳

 シロのタレント犬修行。

 こんなハイスペックのワンちゃん、今までタレント犬にしようと思わなかったことの方が不思議だと思うのだが、ようやっと着眼してもらえたか。
 しかし、コトの発端が、しんのすけが女優とお近づきになりたいがための修行だったり、風間君たちが言っているタレント犬としての運動能力や演技力をしっかり発揮しているのに、やってる時には誰も見ていないとか、シロはどこまで行っても不遇だな…

 最後、タレント犬としての栄光よりも、野原家の一員として暮らす日常を選ぶのは、この回の話の中でも積み上げが無い上にベタベタすぎるオチなんだけど、泣けて泣けて仕方がない、そんなシロ信者の私(笑)
 というか、シロの回想に出てきた、しんちゃんとシロが走る様子は、二十年前に『クレしん』が始まった時の一番最初のエンディングの作画を模した動きなんだから、いい齢してまで観てるヤツはここで感動しなくてどうする!
 …あ、別の意味でも泣けてきた(笑)

 そして、タレント犬を諦めたシロの選択をフォローするかと思いきや、台無しにするCパート(^^;)
(Cパート脚本・絵コンテ・演出:ムトウユージ 作画監督:木村陽子)



「恋する水族館だゾ」
脚本:うえだきみこ 絵コンテ:義野利幸 演出:平井峰太郎 作画監督:高倉佳彦

 最近のクレしんでは久々な気がする、しんのすけが道化役というか狂言回しで、今話限りのゲストキャラが話のメインとして進む回。
 恋愛話が絡む場合、しんのすけの介入によって見事に破談になったり、逆に最後の最後でうまいこと成就する、というようになるのが普通なのだが、今回の話のオチはしんのすけの行動関係なく終わったな。
 あの調教師のお姉さん、老け専なのが勿体ねェ(笑)

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映画『相棒』シリーズ新作決定!主役は伊丹刑事ら!水谷&及川コンビも復活!

  人気テレビドラマ「相棒」シリーズの新作映画『相棒シリーズ X DAY』の製作が決定し、レギュラーキャラクターである伊丹刑事役の川原和久と、新キャラクターとして登場する田中圭の主演が明らかになった。3月に放送が終了した「相棒(Season 10)」で“相棒”を解消したはずの杉下右京役・水谷豊、神戸尊役・及川光博も出演。そのほか、木村佳乃や六角精児らレギュラー陣に加え、国仲涼子、田口トモロヲ、別所哲也の豪華ゲスト俳優が共演する。公開は2013年春の予定。
 
 本作は、ある殺人事件で出会った警視庁捜査一課刑事・伊丹憲一(川原)と、サイバー犯罪対策課専門捜査員・岩月彬(田中)が、「刑事の勘」VS「情報分析」、「熱血」VS「クール」、「正義」VS「仕事」といった正反対の性格を持ちながらも、一緒に事件を捜査していく姿を描いた物語。ある企業の秘密漏えいに突き当たったことから事件は意外な方向へ展開していく。
 
 国仲は“事件の鍵を握る女”という怪しい雰囲気を感じさせる役柄の東京明和銀行勤務・麻生美奈にふんし、同じくキーパーソンとなる同銀行勤務・朽木貞義を田口、衆議院議員・戸張弘成を別所が演じる。難事件を独自の視点・捜査方法で解決し、「細かいところまで気になってしまうのが僕の悪いクセ」というセリフでおなじみの本シリーズのアイコン、杉下右京(水谷)と、神戸尊(及川)の“特命係コンビ”がストーリーにどう絡むのか注目される。
 
 「相棒」シリーズは、2000年にテレビ朝日の「土曜ワイド劇場」でスタートし、2002年から連続ドラマ化。現在シーズン10まで放送済みだが、及川に代わる新相棒役に成宮寛貴が発表され、新シーズン突入への動きを見せている。
 
 映画では、第1作『相棒-劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン』(2008年公開)が興行収入44億4,000万円・動員370万人(配給調べ)の大ヒットを記録し、『相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿』(2009年公開)、『相棒-劇場版II- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜』(2010年)と続き、本作が4作目となる。クセのあるキャラクターながらもシリーズを通して高い人気を誇る伊丹刑事にスポットが当たり、新相棒(!?)と共に事件を解決するさまを描く本作は、来年期待の邦画として視線を浴びるだろう。
 
 映画『相棒シリーズ X DAY』は来春公開予定

[2012年6月22日 シネマトゥデイ映画ニュース]
 


 『相棒』ファン、というか『相棒』のレギュラーキャラ好きになってる人間なら、誰もが期待して思ったけど、誰もが「多分、それ興業的に無理だろうな」と思ってた、伊丹刑事@川原和久を主演とした外伝映画が、実現しちゃいました!
 『米沢』があるんだから伊丹だっていいだろう、とは思うのだが、しかし、うーん、どうだろう…
 米沢の独特なキャラクターと『相棒』作中でも割と当てにされている鑑識技術を主軸に置いた話を『米沢守の事件簿』ではしていたので、まだ『相棒』然としていたのであって、普通の刑事ドラマによくいるタイプの伊丹刑事を主軸にして果たして『相棒』然としたものは出来上がるのか、とそこがちょっと気になるところ。
 監督は『探偵はBARにいる』で一定の評価をもらってた橋本一監督だし、脚本は我らが櫻井武晴なので、そこらへんに期待か。

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「キャンディなめて歌手になろう」

この話はリニューアル初期に一度やってたんじゃなかったっけ。
その時のジャイアンが舐めたキャンディの声は、『のび太の恐竜2006』の主題歌担当してたスキマスイッチだったよな。

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 『相棒Season6』中、私が最も好きな回の一つ、それが「#17 新・Wの悲喜劇」

 推理モノドラマで夢オチという反則技を使いながらも、オチるまでの過程が推理モノとして巧くできていて(角田課長の扱いとか)、また、オチた後に続く話もこれまた面白く仕上がっていて手抜き感が無く、夫婦間の感情の狂気を描きつつも全編コミカルテイストでお送りするたいへん見やすい回に仕上がっているので。
 終盤の伊丹の「と・く・め・い・が・か・り・の・か・め・や・まぁ~! 言いたくてウズウズしてたんだよ」「そりゃ待たせて悪かったね(by亀山)」のやりとりとか、「私も背中に(妻の)殺気を感じていました」といつも通りの情けないコメントを発した後「おい、引き上げるぞ」と鑑識の他のメンバー引き連れて親分肌で帰っていく姿がギャップあって妙にカッコイイ米沢とか、レギュラーキャラの絡みも好きだしな。


 しかし、今回の再放送では再放送されず…


 オセロ中島か、中島のせいか!?
 というか、あの霊能力者か、あの霊能力者のせいか!!(血涙)

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 榊と真宵、もう結婚しちまえ!

 …と、伊御とつみきというテッパンカップリングキャラがいる作品の、それも恋愛描写から最も遠いキャラたちにもかかわらず、そう思ってしまった(^^;)

 今話は特にバカ方向とダメ方向のベクトルが、二人とも合いすぎている。

 寝ぼけてる上に画面から視線を外しながらも音ゲーをカンペキにやりこなしていたり、指を当てただけで複雑すぎる片抜きが一瞬で完了してしまったりする伊御は、カンペキ超人加減が人間離れしすぎ。

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「シロを探すゾ」
 放っぽってきて行方不明になったシロをしんのすけ・風間君・マサオ君・ボーちゃんで探す話。

 春日部の、田畑とか田舎風味なところを残しつつも開発されている住宅地が広がる風景を見せるカットが多かった印象。

 あれだけ飼い主(しんのすけ)から不遇の扱いされても、再会した時には小躍りするほど喜びまくるシロは、飼い犬として立派すぎる。

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 留守中に兄貴が勝手に自分の部屋に上り込んでいたのに「何勝手に私の部屋に入ってるのよ!」などと怒ることもなく普通に接し、自分が描いたマンガの内容を兄貴が勝手に改変したにもかかわらず逆に「これはこれで面白いじゃない」などと好意的に見てあげるジャイ子が、いい妹すぎる。

 まぁ、ジャイアンが小5で、ジャイ子は小3以下ぐらいだろうから、そのぐらいの年頃の兄妹ならまだギリギリ兄貴のことを毛嫌いするような年齢ではないのかもしれんが、兄妹別々に自室を持たせてもらえてるのだから、「自分の部屋は自分のもの、家族でも勝手に干渉されたくない」という考えぐらいあるんじゃないのかと思ったもので。

 前々回の視聴者が萌えかねない(笑)ジャイ子の描写に続いて、好待遇だなぁ。
 原作の段階でも、後期に行くに従って、ジャイ子は結構作者に気に入られていたというか、作中での好待遇ぶりが見られるので、アニメもそれをなぞっている感じだとは思うけれど。
 ただ、その前々回で明らかになっていた“クリスチーネ剛田”のペンネームをドラえもんとのび太が初めて聞いた・見たような感じになっていたのは、ちょっと時系列的におかしかったかもしれん。

 『ベルばら』チックな脚長頭身高めの絵柄の世界に、藤子頭身ののび太たちが紛れ込んでいる様子は、絵的にシュールで面白かったなぁ~
 失礼ながら、今時『ベルばら』チックな絵柄とか花が散りばめられたコマ割りで少女マンガの世界を表現するのはいかんせん古いと思ってしまったが。
 まぁ、それも「昔描いたものだから」というエクスキューズが入っていたので、ジャイ子の今現在の絵柄はもっと今風の少女マンガ的なのだろう。
 …そうは言っても、今時の少女マンガって、どういう絵柄がスタンダードなんだっけ?(汗) 自分が不勉強なんで、これが今風の少女マンガ、という例がまるで思い浮かばないのは反省…


 お天気ボックスの話のオチは、原作ではどうだったっけ…?
 ドラえもんが強い意志でもって雲取りバケツを設置しに行って、最後は家の中で雲取りバケツをひっくり返してしまい、ピーカンの天候の下で外でピクニックを楽しむのび太たちとは逆に、家の中で大雨に見舞われるドラえもんとママたち、というオチの大山ドラ時代の話が強く印象に残っているので、
今回の、ドラえもんが庭でバケツをひっくり返してしまって、賭けに勝ったスネ夫が冗長するも、見つかった晴れカードが半分だけ機能して、のび太とスネ夫の賭けのどちらでも当てはまる結果になっちゃった、というオチは、原作オチだったっけ、オリジナルオチだったっけ、どっちだったけなぁ、と。
 まぁ、これも私の勉強不足なのですが(汗)

拍手

水谷豊主演の『HOME~愛しの座敷わらし~』番宣もかねて朝日放送で再放送されている『相棒Season6』ですが…

伊丹「どこにでも出てきますねェ~、座敷わらしですかァ、おたくら?」
亀山「会うと運が良くなるよォ~」
伊丹「ふざけんなッ」

番宣との見事なリンクっぷり(笑)

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セリフでつないで醸し出す笑いのシーンよりも、動き(アニメーション)でつないで醸し出す笑いのシーンの方がヒット率が高く、女の子の可愛い仕草に萌えるよりも、伊御の男前っぷりというかイケメンっぷりに濡れる方が多い、という、個人的にはすごく評価が困るアニメだ、これは(笑)

このアニメ、原作によりかかっているであろうセリフでの笑いは、申し訳ないが個人的には、小学生のくだらない連想ゲームみたいな感じのネタで面白くないのだ

前回の、傘ロケットはおもしろすぎだ

なんか方向間違ってないかAIC

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 先週の銀の介が、しんのすけとひろしが参加する親子料理教室に、「いくつになっても子どもは子ども。オラがパパで、お前(ひろし)は息子だ」と理屈を付けて乱入してくるネタは、設定として面白かったな。

 今週は、Aパートで比較的整ったキャラデザをしてる樋口善法作画を見終わったら、Bパートで動かしやすいようにデザイン崩しめで描く末吉裕一郎作画を見ることになるとは、どんな忙しい回だ!(笑)
 おまけにCパートは木村陽子作画だったので、余計に忙しい。ここでも金環日食話題かよ!

 銀の介は今は声優がチョーさんだけど、前は故・松尾銀三が担当していたのだが、みさえの父親であるよし治の方も、前は違う声優の方が担当されていたので、今のじいちゃんズは両方とも二代目声優なんだよな。

 外ヅラは笑顔だが、「(早く帰れ)」と心の中で吐き捨てるひろしで終わるAパートはなんか笑える。

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