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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 『ナイトライダー・ネクスト』のレンタルも始まったことだし、オリジナルシリーズの方の感想もまだやってない話数あるので、書いてみる。

 今回はシーズン3の話。
 DVD-BOXにおいて、シーズン3からはDVDの仕様に変更点が。
 シーズン1~2のDVD仕様は、ロード直後に原語選択があるにも関わらず、メニュー画面になってエピソード選択した後もさらに音声・字幕原語の選択を要求されたりして、何度も指示をするのが面倒な形だった。
 シーズン3のDVDからはロード後の著作権等警告画面が映った後はメニュー画面まで直行で、音声・字幕選択はメニュー画面からの選択のみとなりすっきりとした。そして、シーズン1~2のDVDではできなかった「ALL PLAY」―各話終わってから次の話を観るのにいちいち選択し直すほかに、ぶっ通しで観ることができるメニューが搭載されて、連続鑑賞がより楽になった。
 メニュー画面自体も、シーズン1~2はほぼ本国版と同じ英字のみ仕様だったが、シーズン3からは英字に日本語が併記されて、より分かりやすくローカライズされている。
 
 ただ、そのせいでなくなってしまった非常に惜しい機能が、英語字幕。
 日本向けに特化された仕様になったのはいいが、おかげで英語字幕が出ないようになってしまった。
 原語では何言ってるのか確認するのに、ネイティブ英語の聞き取りがたいへん不得手な私にとっては英語字幕はたいへんありがたい存在だったのに、残念…


「強敵!赤い殺人カー」
(原題“KNIGHT OF THE DRONES”…訳すと「無人機の騎士」)

 サンフランシスコ・ロケ敢行! ボニー復活! 凶悪犯大集結! ナイト2000敗北!…からの内装・機能一新!
 テンションが上がって来る要素満載でお送りする新シリーズ開幕!
 …でもお話の方は、どうしてこうなった!


 ストーリーとしては、ナイト財団を離れて大学の研究機関に戻っていたボニーの、その上司・ホルストン博士と協力者マーゴが凶悪犯を脱獄させ、連邦準備金庫から金を盗み出す計画を進めており、マイケルたちも脱獄犯の行方について調査を開始するが、ホルストン博士の発明した無人武装車の襲撃を受けナイト2000は大破、ボニーも連れ去られてしまう。連れ去られる直前に改造を施されて復活したナイト2000の新機能を駆使し、マイケルはホルストン博士とマーゴの計画完遂を阻止、ボニーを救出して、ボニーはナイト財団への帰還を果たす…というもの。

 あらすじだけなら、いつもの『ナイトライダー』の話なんだけど、敵側の計画がやることデっカい割には、あまりにも粗が多くてですね…


 まず敵側は、刑務所から金庫破りの達人を脱獄させるのだが、怪しまれずに刑務所内に持ち込めるラジカセを改造して、脱獄のための道具として使う。
 その方法というのが…
 ラジカセが「トランスフォーム!(by『トランスフォーマー』)して、人型っぽいロボットに変形、刑務官に催眠ガスを浴びせて眠らせる、というもの。
 …なぜ、催眠ガス嗅がせるのにトランスフォームする必要がある?
 まぁ、ここでは、独房の開錠ボタンを押すのもこのラジカセロボが行うので、トランスフォームする意味もなくはない。

 次に、サンフランシスコの地下道に詳しい華僑の男を仲間に引き入れようとするのだが、ここでもやはり改造ラジカセが登場。
 で、どうするかと言えば…
 男が働いている厨房で、男が目を離した隙にラジカセがこれまた「トランスフォーム!」、コショウのビンを倒して男が調理していた料理の中にぶちまけ、そうとは知らずに食べた客からの苦情により、男は店を解雇されてしまい、店から出てきた男を計画に勧誘するというもの。
 …ハイテクなメカ使ってる割にやることが、セコいッ! そして、回りくどいわッ!
 
 そして金庫破りの達人とサンフランシスコの地下道に詳しい二人を外部から仲間に引き入れてやらせることが、ひたすら穴掘りばかり。
 …あのー、そんな単純作業、リスク犯して連れてきた二人にやらせることですか?
 それとも、金庫破りの達人の方は、どこぞかの国の強盗が銀行の地下金庫まで穴掘って中のものを盗み出したように、穴掘り強盗が得意な人なのかしら?

 しかも、計画の最終段階になったら、計画の裏の目的に気付きかけた二人を、博士がラジカセロボの毒ガスで暗殺。
 ま・た・か・よ!
 しかも今度はガスを噴きつけるだけなので、本当にトランスフォームする意味がねェ!
 本当に欲しかった金庫の中身を取り出す際には、博士が自分で金庫に穴を開ける作業をして、目的達成…
 …金庫に穴開けるという一番リスキーな段階までは、金庫破りの人にやらせとけよ! なんでこの手の犯罪的作業には素人のはずの博士が自分で実務やってるんだよ!?

 その後、マイケルたちに追いかけられ、博士はご自慢の無人カーを2台遠隔操作して、前と後ろからナイト2000を挟み撃ち!
 ここまでは良かったが、両車ともナイト2000に向けてミサイルを同時発射したら、あっさり避けられて、それぞれ相手のミサイルを喰らって撃沈…
 たとえ敵を間に挟んでも、味方同士で相撃ちになりかねない位置から攻撃するのはご法度、っていう攻撃の基本というか、博士ほどの頭脳をお持ちなら普通で考えて分かりそうなものなのに、なぜこうなった!?
 バカなの? 博士、実はバカなの? 知識はあっても知恵がないタイプなの?
 津嘉山正種の渋い声で悪役の雰囲気たっぷりに吹き替えられているのが、もったいないぐらいだ!

 …などなど、普段からツッコミどころはある『ナイトライダー』とはいえ、普段以上に敵側の行動にツッコミどころが多い!

 とはいえ、文句ばかりの見どころのない話かといえば、決してそうではなく…

 やっぱり今回から新しくなるナイト2000の内装は、何度見てもいいなぁと、個人的な好み込みで思ってしまう。
 今までは、いろいろなランプやボタン・計器がダッシュボードの所狭しと出っ張ってて戦闘機ばりの派手な内装だったものが、今回からは、埋め込み型というか、フラットタイプのランプやボタンに変わり、派手さはあるもののすっきりとシャープなイメージに変わったし、キットの顔ともいうべきボイスインジケーター部分も、バーグラフ周りの警告ランプが4連から5連に増え、文字も小型化してシャープになり、「化粧直し」が効いているし。

 敵のミサイル直撃を喰らって、いつもは無敵のナイト2000がズタボロになるという、何かいけないモノを観てしまった感じのシーンは、ハラハラ感もあり、何度も見返す。
 その際キットが自分の意志で、「間に合いません! 非常手段を!」とシートイジェクション作動させて、マイケルを車外に脱出させ、ダメージを喰らうのを自分だけにするところは泣かせる。
 車として動くのもやっとの状態というところまでダメージを喰らったキットを、先述の化粧直しと新機能搭載の改造込みで、劇内時間で数時間のうちに完璧に修理しきってしまうボニーは、ある意味ツッコミどころかもしれん(笑)

 新機能のIGP(変装見破り機能)を試す際に、試しに出してきた変装男の写真にデボンが「あー、暗い夜道では会いたくない顔だな、こりゃ」と感想を漏らすと、「ではこの顔写真をIGPにかけます」とキットに機能を使用させられたら、変装男の顔からデボンの顔が出てきて、マイケルに「同感だ、暗い夜道では会いたくないね」と呟かれて、デボンの顔が曇る辺りのコントは大好きだなァ~

 

「凶悪バイク・ギャング!顔を消した男!!」  
(原題“THE ICE BANDITS”…訳すと「氷結の強盗たち」)

 今話だけの話ではないのだが、シーズン3のDVDのオープニングの日本語解説は、この後の全話通して、前話の「強敵!赤い殺人カー」の時の吹き替えが流用されている。
 つまりナイト財団に戻ってきたボニーが「“元”ナイト財団のメンバー」という解説が延々と繰り返されるという奇妙な状況に。
 なんで通常時のオープニングの日本語解説を入れてくれないのかなぁ…
(書きかけ)

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