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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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ゴジラの誕生日に合わせて、今年も軽い感じのイラストを。去年描けなかったビオランテと、私が愛してやまないリトルゴジラのことを考えてたら、こんな怪獣保育園っぽい絵になりました。ビオランテ、触手いっぱいあるから一体で多くの子どもたち相手にできそうだし(笑)

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「おっ、今度始まるドラマ、なんとなく『相棒』に似てるなぁ~、しかもジャニーズ世代には親しみやすい香取慎吾が主演とは」
…などという凄い軽薄な動機でドラマを見始めたら、コンセプトが『相棒』そのまんまだった件について(笑)

 初回スペシャルで「“他人を見下す傲慢な性格の組織のトップが殺される役”を団時朗が演じる」というのが『相棒Eleven』の初回スペシャルと同じって、どんなシンクロ具合だ!?

 「風変わりな変人だが頭がキレる天才刑事とお人好し刑事のコンビが事件を解決していく」という点が、『相棒』と同様(とはいえ、そんなコンセプトの刑事ドラマは他にも山ほどあるけれど)なのだが、香取演じる平塚平八のキャラクターが感情移入しにくいのが、なんだか辛い。
 “風変わりな変人”キャラなのだから普通の登場人物と比べれば感情移入しにくいのは当然、というところもあるのだけれど、(ギャグだけど)特に何もしてない・敵意も向けていない山Pを陥れたりして、何考えて行動してるのかよく分からないのが、だいぶ難だな、と。

 『相棒』の右京サンだってそりゃ、誰にも説明なく突拍子もない行動始めたりして何考えてるのか分からない部分が往々にしてあるけれど…
土曜ワイド劇場版の1話目ですでに、射殺命令が下されてた凶悪犯すら死なせずに逮捕して「法を犯した人間は法によって裁かれなければならない」という、キャラクターの基本的な部分を強烈にアピールして、“この登場人物はこういう信条を基にして行動していきます”ということを説明していたり…
美和子を怒らせて足を踏んづけられても、誰にも何も言わずに片足歩きでピョンピョン動き回ってたりする、オチャメで取っ付きやすい側面も見せていたり…
…などなど、変人キャラなりにも、感情移入しやすい運びになっていたんだよな。

 かつての土8枠ドラマのオサレかつ軽い雰囲気を引き摺る作風は、個人的にはちょいと苦手なのだが、捜査一課が体育会系を通り越して軍隊級の統制力見せてるというか、上司に対して完全に絶対服従・大人数で隊列乱さず進行、という行き過ぎて戯画化された描かれ方は、今まであんまり見なかったタイプなのでちょっと好きかも。(書きかけ)

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 吉田玲子シリーズ構成・脚本&水島努監督によるオリジナルアニメ。

 女の子と戦車を学園モノテイストで包んで合体させた、さすが島田フミカネが関わっているだけのことはあると言えるイロモノアニメ。

 イロモノアニメながら、『けいおん!』でほんわかとした女子高生の生活の雰囲気を起承転結が緩いストーリーの中に盛り込みながらも案外とテーマのしっかりとした・リアルテイストすらある物語として成立させた吉田脚本の手腕により、さほどのイロモノ感なく見れたなぁ~

 ほぼ現実同様の世界観として話が始まるのに、途中いきなり「戦車道」というのが登場し、しかも存在して当たり前かのように登場人物たちが認識・反応して話が進んでいくのは、なんだか設定に置いてけぼり喰らわされているようで座りが悪かったが…
最後のカットで、主人公たちの集合図からズームアウトして学校の外観を写し、さらにカメラが下がって周辺の町の様子を捉え、一体どこまで下がっていくのかと思ったら、最終的に町全体が巨大空母の上に建設されていることが判明し、「現実とはこんなに違う世界観なんだ」と印象的に分かるようにして第1話を終わらせたのは、引きが巧かったな。

 初回なのに作画がいろいろと怪しかったのは難だが、水島努が演出で引き締めていたな。(書きかけ)

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脚本:戸田山雅司 監督:近藤俊明

 神戸クンの時には、輿水脚本回の後に、『相棒』初参加の太田愛や参加年数の浅い徳永富彦を中心に脚本担当を回すという冒険をしていたのに比べると、二話目で『相棒』中堅の戸田山脚本回を持ってくるのは、無難で安牌を選んだ人選のようにも思える。
 …まぁ、前シーズンみたいに、開始からしばらく重ッ苦しい展開の続く話が連続する構成よりは、よっぽど口当たりがいいので、これはこれで歓迎なのですがね。

 「Season9-16.監察対象・杉下右京」を書いた戸田山雅司らしい、セルフツッコミから始まるのは笑った。
 カイトが警察庁次長の息子だという設定に対して、『相棒』ファンたちのイジワルな声として「今まで特命係を庇ってくれていた小野田官房長がいなくなったから、右京サンも後ろ盾が欲しくなったんだよ」という感想があったが、今回内村刑事部長が「魂胆は分かっている。警察庁次長の息子を人質にしておけば、特命係への処分を甘くせざるを得ないという、姑息な計算だろう」と指摘してたり、他にも、角田課長や米沢サンが「右京の相棒として特命係に来る人間は、名前が“か”から始まって“る”で終わる法則」を指摘するなど、『相棒』視聴者が抱いている感想がそのまま作中に出てくるんだもの。

 オークションに出品するはずだった有名ジャズピアニストの腕を再現した石膏像が紛失し、カイトがオークション会社社長から相談を受けるのだが、石膏像を発見し警察に届け出た男が殺されるところから始まるストーリー。

 オークション会場が舞台になり、犯人に証拠品である出展物が渡りそうな瞬間に右京が乱入してオークションの値が吊り上っていく、という流れは、「Season4-14 アゲハ蝶」後半と同じだったな。
 あちらはアゲハ蝶が作品のテーマになっていたのに対し、今回はオークションがテーマだから全体の雰囲気はだいぶ違うが。
 ちなみに「アゲハ蝶」の脚本は岩下悠子。

 今回もカイトの運転シーンがなくて、車移動に際しては右京サンが運転。
 このコンビでは、運転担当はずっとこのままで行く気なのだろうか? 上司が運転する、ってなんか座り悪い気がするんですけど。

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 新しい相棒・甲斐亨(かい・とおる)@成宮寛貴を迎えて、相棒の新シリーズが開始!

 気になるのは、甲斐がどういう形で、人材の墓場・特命係に入ってくるかというところだが、それは、まさかの…!
 …というところはもっと後の方で感想を書こうと思う。

 シリーズ初の本格的海外ロケ(海外ロケ自体はシーズン2の初回スペシャルでもちょこっとあった)ということをだいぶ売りにしていたシーズン11初回スペシャルだが、何というか、案の定それがアダになった感じの前半部分だった。
 日本のテレビシリーズのドラマではご予算がかかる海外ロケなんてやった日にゃ、投入した予算分を回収できるだけの成果が求められるわけで、それはすなわち、視聴率がどれだけ上がるか分からない作成段階では、フィルム上の“時間”に換算して成果が計られるわけで、有り体にいえば「せっかく撮ってきた香港の風景だから、長く映そう」となるのは想像に難くない。
 本筋にも心情描写にも関係なく香港の風景を映した場面が多かったり、登場人物が大した話もしないのに香港のあちこちを巡って時間潰したり、なんだか間延びしてた印象。
 …まぁ、「それはいつも『相棒』2時間スペシャルでお目にかかる特有の症状では?」とか言われたら、うんまあそうですね、と言えることなのだけれど(笑)
 それに、他の2時間サスペンスドラマだったら、これよりも思いっきりこれ見よがしなタイアップがあったりする(劇中の流れぶったぎって「この○○って店の料理、すごくおいしい!」などの場面やセリフが出てきたりする)ので、それに比べればまだ“作品”になってるか。

 それより前半部分は、全般的な話運びの方が気になったかなぁ…
 いつもの『相棒』では、真相がある程度伏せられた状態から徐々に全体像を解明していく流れなのだけど…
 今回の話は、序盤で事件の全体像が各登場人物の回想などで明らかになっていて、その後の展開でも右京も真相解明にあまり深く切り込んでいかず、行動に裏の意味があるわけでもない見たまんまの描写が時系列通りに進められる、ある程度まで時間経過したら登場人物の回想を挿入して少しだけ時間を遡るけど、それは本当に少しだけで、おおまかには時系列通り、というのが、なんか推理モノとして面白みに欠ける部分が…
 なんか、前シーズンの最終回「罪と罰」で不満に思ったのと同じ印象が強くして、こういう、あまり凝った風じゃない話運びが輿水康弘の最近のマイブームなんだろうか?…などと要らん詮索をするほどだったな。

 まぁそのような詮索は、伊丹たちが登場して、右京たちが香港に再上陸した後半部導入あたりから、杞憂になってきたのだけれど。

 その後のシーンでは、和泉聖治監督回ではお馴染みの、カットを細かく割らずに長回しで撮る場面が出てきて、これは私が『相棒』見ていて長回しが出てきた時にいつも思っているのだけど、あれだけ長いシーンをカットせずに撮って、しかも役者の位置やカメラ位置が頻繁に入れ替わるので画面が単調にならず、おまけにそれだけ移動が激しくカメラからの立ち位置の距離もバラバラなのに、その場面に登場している人物がきちんと画面上にキレイに全部収まるようなレイアウトにどの場面でもなっているのが、『相棒』のすごいところだなぁと思うし、撮影時にカットを変える度に必要になる準備時間を節約できて、制作側もありがたいのだろうな(そしてそんな長回しの芝居に耐えられる役者を揃えられるという強みがある)、と思う。
 …思うのだけど、ちょっと今回は長回しをあまりにも長く取りすぎて、「そこ、カットした方がテンポよくならない?」というような場面まで長回しで収めているので、後半部分でも箇所によっては前半部分同様の間延びを感じなくはなかったな。

中園参事官「(電話で)勝手な真似はするな」
右京「その声は参事官でしょうか?」
中園参事官「(苛立ちつつ)ほぅ…覚えていてくれたか、それは光栄だな。いいか、お前がしゃしゃり出てくる場面じゃないぞ。(中略)すぐに戻ってこい、分かったな」
鑑識・米沢「ちょっと拝借?(と参事官から受話器を奪う)もしもし米沢です。ご所望の見取り図ですが、何やら外務省で機密扱いになっているらしくて、外に持ち出すにはいろいろとややこしい手続きが必要でして、早い話が入手できません」
中園参事官「(受話器を取り返して右京に対し)手に入ったって、絶ッ対お前には渡さん!」
鑑識・米沢「(再び受話器を奪い)お役に立てなくてスイマセンねェ」
中園参事官「(また受話器を取り返しながら米沢に対し)謝らなくていいよッ!」
伊丹「(受話器を奪い)伊丹です。警部殿のことだから、止めても引き下がらないでしょうから、あえて一言お伝えします。万が一の場合、我々が骨ぐらい拾いますので、ご安心を」
三浦「ご武運をお祈りします」
芹沢「がんばってください」
中園参事官「お前ら、面白がって無責任なことを言うな!」
…あたりのやりとりなんかは、輿水脚本回の真骨頂で、在香港日本領事館占拠という事態の慌ただしさなんかも含めて、一番楽しい部分であったな。

 ちなみにこの辺の右京サイドの撮影は、香港上陸という設定ではあるけれど、たぶん日本のそれっぽい撮ってるとか、タクシーのところは窓の外がグリーンバック合成とか、結構お手軽に撮ってるだろうな。

 甲斐を自家用車で送る際に無駄にハンドル小刻みに動かす様子は『刑事貴族2』~『3』でヴァンデンプラ・プリンセス乗ってる時の本城サンっぽかったり、領事館に侵入する際に『傷だらけの天使』でやってそうな開錠に成功していたり、ケンカを始めた甲斐を捕まえて廊下に立たせて反省させ「先生かよっ!」とツッコまれる『熱中時代(教師編)』的なシーンがあったり、なんか他の作品の水谷豊キャラが右京サンに憑依しているような場面というか小ネタが多かった気がせんではない(笑)
 右京サンの自家用車は今回初登場じゃあないのだろうか?
 車種はよく分からないが、ミニクーパーっぽいコンパクトな外見で、いかにもイギリスかぶれの右京サンらしい形状をしているな、と思った(笑)


 新キャラクターの甲斐亨は、前相棒の神戸クンと初代相棒の亀チャンのキャラのいいトコどりしたような感じに見えるな。
 個人的に亀チャンが『相棒』の相棒としてベストだと思っているので、亀チャンにあって神戸クンにはなかった、はっきりとした私生活の描写(親は警察庁次長というボンボン/恋人がいる)があったり、あんまり頭でモノ考えてそうじゃない直感行動っぷりをしてたりというところが右京サンとの良い対比になっている一方、亀チャンにはなかった部分で『相棒』の幅を広げていた、右京に追随する神戸クンの頭脳明晰っぷりは、電話口から僅かに聞こえたキーワードから右京サン行きつけの飲み屋(花の里)を探り当てたり、絶対音感を利用して凶器の特定に至ったりする描写で、冷静になればその辺もカバーできることを見せていたし。
 何より、なんだかんだで“警部補殿”には頭の上がらず一歩引いてた捜一トリオが、同じ階級の巡査部長である甲斐亨との絡みで、亀チャン並みのフレンドリーさ(笑)を取り戻してくれることを期待するなァ~

 右京・亀チャンが「相対する性格を持った者同士の化学反応」、右京・神戸クンが「似た者同士のアンサンブル」といった感じの相棒であるのに対し、右京・甲斐亨は「インテリ老刑事とボンボン若手刑事の師弟コンビ」といった風体で、他の相棒との差別化も図られている感じ。
 しかし、格下のトオルくんと聞くと、『あぶない刑事』の町田トオルくんを連想したりして(笑)
 あと、右京サンのことを“老刑事”扱いしても差し支えない感じになってきたのは、何か物寂しいような感じもありィの、シリーズ開始から10年経過したという年月の積み重ねが効いてきていて感慨深い部分もありィの、複雑な感じだ。


 それから、人材の墓場・特命係に右京サンの相棒がやってくる展開は、亀チャンの時はその蔑称の通り、ミスを犯した警官を辞めさせるために左遷させられて、何というか、刑事部長たちが思い描く特命係本来の機能からの順当な感じで入ってきていて、一方神戸クンは、制作側も「亀チャンの時とは、違う方法で特命係に入るようにしよう」と考えて、警察庁から偵察のために特命係に送り込まれたという、亀チャンの時とは逆のコンセプトで特命係入りを果たしていて、制作側も“前とは違う形での特命係入り”を考えている模様。

 そして今回は、杉下右京が特命係に甲斐亨を逆指名するという、まさかの事態。
 いやいや右京サンってそんなキャラかいな、と一瞬思うが、右京サンの口から「長らく二人で行動してきたせいか、一人きりだといろいろ不自由です。特命係にもう一人…」なんてセリフが出てくると、亀山薫・神戸尊で10年がかりで解きほぐしてきた右京サンの特命係に対するイメージ/自分の刑事としての在り方のイメージの変容が、ここに来て花開いてきたと思うと、感慨深くある。
 さて、“生み”の親の輿水脚本を離れて、その後の話数での“育て”の脚本に入ってきたときが新相棒の正念場だと思うが、果たして…?


 ちなみに、シーズン7以降、毎度アレンジが変わっているオープニングテーマだけれど、サックス系の音の高い管楽器などでジャズ調にまとめ上げられていたシーズン8~10に対して、今シーズンのオープニングは、ホルン系の重低音が効く管楽器中心にハイテンポに演奏されていて、大事件発生時のBGMとしても使えそうなアグレッシブなアレンジに仕上がっている。

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 踊る大捜査線の映画化が決定され、制作されたテレビスペシャル。

 この頃のフジテレビのドラマの場合、人気作は時間をおいてテレビスペシャルが作られるので、『踊る』のこのスペシャルもその一環のイメージがあったのだが、この後作られる映画版で『踊る』はこのようなテレビドラマ業界の常識を塗り替える。
 「人気が出たドラマはスペシャルを作れ」から「人気が出たドラマは映画化せよ」の流れに、そしてその映画のためのテレビスペシャルだ、という順序に。

 魚住係長がうわの空で「浮気、浮気…」とパソコンを叩いているシーンで、パソコン画面上に「史上最悪の3日間」というバナー広告が見える。

 ある意味、ファンの間では、映画版より評判のいい2時間劇。

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 『踊る』最終回は拡大版で、普通に流すと1時間を超える放映時間。しかし、関西テレビの再放送枠はきっかり1時間。
 第1話みたく前編・後編と分けるのかな?…などと思っていたら、今回の1時間のみで再放送は終わるという。

 ということは、どこかを削ってこなければならないのだけど…

 青島発砲後の、本庁とのやりとりから、青島・室井コンビで湾岸署を飛び出していく直前までの下り、全カット


 えーーーーーっ!!!


 いや、そこ削ったらマズイんじゃあないのか!

監察「日本の警察官はたとえ撃たれても撃ってはならんのだ。室井君、今ここで青島刑事を処分したまえ」室井「捜査が先ではないでしょうか?」
室井「言うことをきけ!」青島「聞けるか!」室井「聞け!」青島「何ですっ!」室井「この事件は私がやると言ったろ! もう上の者は何も言わせないとッ! 私も足で捜査する。特捜本部などクソくらえだッ!」
 …のトコとか、今話イチバンの熱い展開の上、この後の青島・室井コンビの行動の理由付けになっているのに。

 今までの接待客位置ではなく、青島が運転する隣に何も言わずに座る室井の名シーンは削られてないのは幸いか。

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 やっぱりこの回のラストはいいねぇ~

 和久さん因縁の犯人に、真下が撃たれ、湾岸署員たちが奮起…苦しい気持ちを抑えて検問を実施、現場に這いつくばっての遺留品探し、それまでの刑事ドラマお馴染みの拳銃をいよいよ湾岸署員も装備する拳銃携帯式、前話で険悪になっていたハズの室井も「上の者にはもう何も言わせない」と現場に全面協力…

 脚本の君塚良一さんは、『踊る』書籍の中で、「(いろいろ実験してきたドラマだったけど)結局普通の刑事ドラマ的な終わらせ方にしか持って行けなくかったんだよねぇ」という、このラストにあまりいい印象もってないようなコメントをしているが…
 個人的には、あれだけ刑事ドラマフォーマットから逸脱しながらも面白いもん作ってきたシリーズが、いよいよ刑事ドラマの原点というか王道部分に立ち戻ってきてくれた、という感動があって、大好きだなぁ~
 『まどかマギカ』でも“魔法少女ジャンル”について同じこと言ってたな私。

 『踊る』の監督といえば本広克行だが、この第10話は、澤田鎌作ディレクターが演出を担当している。
 私が『踊る』に惹かれ始めた第3話も澤田監督回だったし、ある意味、私のドラマシリーズへの好意は、澤田監督回によって育てられてきたのかもしれない。
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 私が初めて見た「ドラマ踊る大捜査線」はこの回の再放送からだった。
 本格的にハマったのは、『~THE MOVIE』を観た後なのだが、この回を見て、踊る大捜査線という作品が好きになっていくキッカケになったのかなと思う。

 その時点で今まで私が見てきていた刑事ドラマ…『あぶない刑事』『さすらい刑事-旅情編-』『はぐれ刑事-純情派-』など…は、基本的に犯人を追いかけることを主軸としたストーリーであった。
 それが、追い詰めるべき犯人が権力側であることによって主人公たちが翻弄される刑事ドラマだったのが、これだからだ。
 それだけなら他の刑事ドラマにもよくある話なのだが、そういう要素が出てきた場合、「それでも犯人を追うんだ」というのが流れになって捜査のため外に出ていくのが普通なのに対し、『踊る』は、犯人を捕まえようとする刑事(すみれ)=通常の刑事ドラマの基本的行動を、あろうことか味方の警察官たちが阻止しようとし、挙句、機動隊まで投入して警察署=自分たちの陣地を封鎖して自ら(警察)の動きを封じる、という真逆の方向へのストーリーが展開されるのが、すごく目を惹いたんだよな。
 しかも事件自体の結論が、犯人は不起訴になるであろうという現実=主人公側の敗北で終わるというのも、個人的には印象に残った。

 そこからの青島の「パパが偉いからってな、何でも許されると思うな。(中略)俺たちは区別しねぇぞ。そこまで計算して生きてないからな」と犯人に迫っていくのは、「事件は会議室で~」並みのケレン言葉である。
 状況から見れば負け犬の捨てゼリフかもしれないが、その後の「(青島)青島です。」「(室井)都知事と同じだろ」「(青島)はい、あなたと名コンビの」と上のセリフがあるからドラマが救われるわけで。

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