忍者ブログ
Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
[1]  [2]  [3]  [4]  [5]  [6]  [7
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 「あ、『コナン』の合間CMでやってた楽しげな小説がドラマ化だ」程度の認識でこの番組の視聴に挑むオレ…

 ストレスの溜まらなそーな作りで、ジャンル:推理モノなら何でもいいのか、オレ…(^^;)
 最近は、『相棒』の再放送も、自分であれだけ絶賛してる櫻井脚本を横に置いて、軽い味付けの話数の録画ばかり優先して見てるし。


 ボケの部分はそれなりだが、ツッコミの部分に関わる演出が徹底的に弱いなぁ~
 ボケとツッコミの演出にメリハリが付けば、笑いを狙ってる部分は、個人的にもっと好みになるのに。

 嵐の櫻井クンを起用してるから、ジャニーズ的な規制か何かで、マイルドな演出にしか見えないレベルに留まっているのだろうか。
 「だってフジテレビドラマだもの」の一言で片付きそうな気もするが(^^;)

 「執事の一番の仕事は、お嬢様をお守りすることです」ということで、主人公の麗子@北川景子をストーカーのように監視するところまでやっている影山@櫻井翔だが、そんなSP職も兼務してるような執事はアニメぐらいにしかいないヨ!
 まさかゴールデンタイムの実写ドラマで見ることになろうとは……と思ったが、『メイちゃんの執事』とかこの手の先行作品がないわけでなかったな…(^^;)

 「で、その時影山はどこにいたの?」と一々確認する付きまといネタ、個人的にちょっと好きだったりするが、ドラマオリジナルだそうで…
 原作では執事・影山は基本“安楽椅子探偵”ポジション(自分は現場に行かず、他人から概要を聞いて推理するタイプ)とのことで、この追加設定によって櫻井クンの出番が増加。
 うーん、これがジャニーズパワーの影響?


 絵に書いたようなというか、マンガに描いたような超有能執事を演じるのに、櫻井クンではちょいと野暮ったい感じもする。
 まぁ、最近のテレビドラマはキャスティング優先で、シナリオ・原作選定は後、という話も聞くので、櫻井クンの方が無茶振りされている方かもしれんけんど。

拍手

PR

島田紳助引退 突然の会見で「本日限り」…暴力団関係者と親密交際

 衝撃が走った。東京・新宿の吉本興業東京本部で23日午後10時から会見が開かれ、所属タレントの島田紳助(55)が、この日限りで同社を退社し、芸能界を引退することを発表した。会見で紳助は暴力団関係者との交際があったことを告白。吉本興業は「自ら社会的責任を取って芸能活動から引退したい旨の申し出を受けました」と、紳助の意向で一線を退くことになったという。現在、レギュラー番組6本を抱える人気司会者の突然の引退劇に、芸能界への影響は計り知れない。
 
 午後10時、紳助は約300人が待つ会見場へ姿を見せた。フラッシュの光を浴びても、まばたきはしない。表情をこわばらせ、口は真一文字に結んでいた。「今日をもって芸能界を引退します」。頭を下げ、37年間の芸能活動に終止符を打った。
 
 暴力団関係者との交際が理由だった。吉本興業は8月中旬、外部の人間から、紳助が05年6月から07年6月まで暴力団関係者A氏と携帯メールのやりとりをしているなど交流関係を持っていたという情報を得た。社内調査後、日本テレビ系「24時間テレビ34」の出演が終わった21日深夜、紳助に事情を聞いた。紳助から引退の意思を告げられ、この日午後5時、正式に受理された。
 
 紳助によると、A氏とは数十年来の付き合いだった。さらに、十数年前に自身に降り掛かったトラブルを、A氏が知り合いの暴力団関係者B氏に話し、収めてもらったという。吉本興業は、このトラブルについては「認識しておりません」としたが、「紳助は『僕的に解決できないトラブル』」と表現し、「(B氏に)恩を感じた」と付け加えた。
 
 吉本興業はA、B両氏とも暴力団関係者と認識。だが、紳助は「Aさんに確認したら違うと言っていた」と説明する。B氏に直接メールはしていないが、「Aさんを介し、Bさんにメールを送った」と話す。04年から05年にかけて元マネジャーへの暴行事件で謹慎しているとき、「お二人がいると心強いです」などという文面だった。また、大阪市内に経営する飲食店などで「偶然も含め5度ほど」B氏と会ったとも明かした。
 
 「芸能人とそういう業界(暴力団)の人と付き合うのはいけないという理解を持っていました。ただ、芸能界のルールとして、この関係はセーフだと思っていた。認識が甘かった。僕が間違っていました」。関係者によると、A氏は元プロボクシング世界王者渡辺二郎被告(恐喝未遂罪で実刑判決を受け上告中)という。紳助はかつて、渡辺被告の裁判に、情状証人として出廷。暴力団関係者とつながりが深かった渡辺被告の嘆願を訴えたこともあった。後輩にも厳しく接していたため、示しをつけるため、自ら重い決断に至った。
 
 紳助は1度だけ、涙を見せた。真っ先に、ダウンタウンの松本人志に引退を電話で報告し、引き留められた。22日には上地雄輔が自宅に来て、泣いたという。「(引退することへの)後悔の涙ではない。皆さんの熱い思いを思い出しての涙です」
 
 レギュラー番組6本、CM1本を持つ。「テレビ局、スポンサーの方々、ファンの方々にご迷惑をお掛けしました。自分の勝手な引退を申し出まして本当にすいませんでした」。今後は「静かに若い人に勇気を与える仕事をしていきたい」と言う。

[スポーツ報知 8月24日(水)8時2分配信]
 


 …。
 ニュース番組で会見を見たけど、歯に衣着せない発言から繋げて笑いを取る人だったのに、奥歯に物が挟まったような会見だったなぁ
 事態はオオゴトではあるけど、引退に向けての下準備とか関係各所に根回しとか全然できていない段階で、事態発覚後すぐに引退決定という潔さには、潔いとかいう以上の黒いナニかを感じてしまう。

 そして霞む前原議員の民主党代表選出馬…

拍手



 世界遺産に関する問題の中で、彦根城の話題が出た。
 地元民としてはちょっと嬉しい。
 そして、1992年の世界遺産の申請から20年近く過ぎてた今でも落選し続けている城としても紹介された。
 地元民としてはちょっと恥ずかしい(笑)

 「彦根城の特徴的な建築方法」という問題で、当時の城の作り方の一つである「他の城の資材を使って建設してある」という答えが出てこなかった私、多少ショック。
 知ってたんだけどなぁ~
 ちなみに番組では、天守閣が大津城、天秤櫓が長浜城、太鼓櫓門が佐和山城からの移築と紹介された。
 知らなかったなぁ~(←オイ


 世界遺産登録のため、姫路城と違って、城下町も築城当時そのままに近い状態で残っているという点も押しているようだが、あんなドン突きばかりの町中、自動車で近所の家訪れる時とか通り抜けにくくて、邪魔な設計にしか思えなくて仕方がない(汗)
 仮に町まで重要物になった場合は、再開発や再整備ができずに生活が不便な部分が残る場合があるからなぁ……階段がすり減って危険でも直せない神戸大学の六甲台学舎みたいに(笑)
 ちなみに彦根のドン突きは、敵兵が城下町まで攻め込んできた際、T字路やL字路ばかりの街角で進軍を遅くしたり混乱させたりする構造になっているのです。

拍手

 我が故郷・彦根の松原水泳場でほぼ毎年開催されている「鳥人間コンテスト」。
 一時期スポンサーが付かずに、大会廃止になった鳥人間ですが、新たなスポンサーを獲得して何とか今年も続行中。

 地元民ならば注目せざるを得ない番組ですが、私はあまり見てなかったりする(汗)
 ええ、開催当日も現場近くまで行ってたけど、脇目で見て素通りしたりしてる私ですよ!(笑)
 しかも見に行ったわけじゃなくて、用事があって見に行けなくて、移動ルートが湖岸だったから見れただけだよ!

 でも今回はラスト30分ぐらいのところをたまたま視聴。
 震災復興を願って東北大学ウイングノーツが今大会一番の記録を達成しようか、という胸熱場面だった。

 …胸熱場面なのだが、ここのパイロットが、動画サイト各所で「地上波でアニメの名言っぽいセリフを吐く痛男」として散々ネタにされている。
 数年前にも、発言が濃い優勝パイロットがいて、ネットの僻地でちょっとした話題になってたので、今回のを見ていて、「今年のココもネタにされそうな感じだなぁ」と思っていたら、案の定でした。
 ちなみに数年前の人が↓
以前の鳥人間コンテスト優勝パイロット(某所から拝借した画像)


 そして今年の人。
今年の『鳥人間コンテスト』優勝パイロット(某所から拝借した画像)


http://www.youtube.com/watch?v=IveOG1NHghQ
 飛んでいる最中の持って回った言い回しが笑いものにされている彼だが、話に聞くとどうも、序盤で無線とGPSがダメになって方向を見失って逆走してしまったのだが、何とか持ち直して反転し、無駄な体力消費しながらも今大会最長飛行距離まで持って行ったという、脚本でもあるのかと言いたくなるドラマがあったよう。
 そして私が視聴していた部分でも、終盤の体力の限界で脚がダメになってるのに、もう落ちるか落ちないかのところでギリギリ踏ん張って、一瞬プロペラが止まってヒヤリとしたり、機体の一部が着水したのにそこからもう一度浮かび上がってを数回繰り返していたし。
 出回っている動画は、発言部分だけを抜粋しているので、ここらへんのシーンも込みでないと、発言の面白さが半減かもしれない。


 ネタといえば、話に聞くところによるとタイムアタック部門で、「おいもっと高度上げろ」というガイドの忠告無視してパイロットが「大丈夫、余裕余裕!気持ちいー!」と余裕ぶっこいてたら、ゴール直前で落下し失格、という残念な方もいらっしゃったようだが。

 あと、京都大のチームが、トルク振動キャンセラーなる新システム…ペダルとプロペラの駆動の間にバネを仕込んで超距離飛行の効率を良くするシステムを投入していたが、飛行早々バネが千切れて、プロペラ回す駆動までダメになって、1キロほどで墜落という、何とも残念な結果になっていたな。

 Youtubeの動画見てたら、東欧の鳥人間コンテストで、どーみても飛びそうにない、鳥人間というより山車だろソレ、という機体でプラットホームから飛ぶ…いや、海に飛び込んでいて笑えた。
 と同時に、日本の鳥人間コンテストになくなってしまったユーモアの部分だなぁ、と淋しくもなった。

 鳥のキグルミ来てプラットホームから飛び出すような人がわんさか出てくるコミックショー的な部分がなくなって久しくて、「これじゃあ只の人力グライダー選手権だよ! どこが鳥人間コンテストやねん!」という、『欽ちゃんの仮装大賞』に対するそれにも似た不満(「これ仮装じゃなくて、黒子と装置使ったセミプロ寸劇じゃん」)もあるんだけど、もうこれはこれでいいのではないでしょうか…
 番組の趣旨が変わってしまって当初のコンセプトが見る影もないのは、その番組が好きな者にとっては何とも残念なことだが、しかし例えば、初期はギャグ&バトル付きアドベンチャーだったのが、後期はシリアスバトルモノに変わって、変わった後の印象が皆の作品に対する共通認識になった『ドラゴンボール』みたく、鳥人間コンテストも変更後の路線がスタンダードになっていくということで。

拍手

なにげなしに『ナニコレ珍百景』を見ていたら、オタクネタが登場。
しかもお題は、『けいおん!』だ。
Nanikore20110810-1.jpgNanikore20110810-2.jpg

…普通の版権グッズならまだしも、半裸になりかけてる少女キャラのグッズを、公衆の面前に晒さないでよ!
そして脈絡なく解説しださないでよ、所有者(56才)! もう私、鏡が見れなくなる(汗)

テレ朝も、多局の番組なのに、アニメの内容までよく紹介したな。
…って、もしや、映画を前にしたネガティブキャンペーンか?(笑)

しかし、これも『トリビアの泉』同様仕方ないのかもしれないけど、珍百景のレベルが下がっていっているというか、単なる奇妙な風景の紹介という当初のコンセプトからどんどん遠ざかっていくなぁ…

拍手

 笑い飯おめでとー

 セミファイナルでも決勝でも、ネタが去年大ウケした鳥人(とりじん)の焼き直しだったのが気になったが…
 …ツボを外したネタにチャレンジされるよりは良かったか。
 今年も散々“チンポジ”(去年のM-1決勝で大外ししたネタ)言われてたし(汗)

 スリムクラブは、あのネタのとぼけ具合のスローテンポな間に大笑いしたなー

拍手

織田裕二、電撃婚!30歳一般女性と

 青島刑事、電撃結婚!! 「踊る大捜査線」シリーズの青島刑事役などで人気の俳優、織田裕二(42)が21日、公式ホームページで、30歳の一般女性と16日に入籍したことを発表した。織田は「結婚を機に、今まで以上に頑張る所存です」とコメント。相手の女性については、一般人のため、詳細の公表は控えるとしている。

 NHK大河ドラマ「龍馬伝」の福山雅治(41)と並ぶ“独身イケメン俳優”が、電撃入籍を発表した。

 21日付のHPで「このたび私、織田裕二は8月16日に結婚・入籍いたしました」と報告。所属事務所も同HPで「これを機に、より一層仕事に精進したいと申しておりますので、お力添えを宜しくお願い申し上げます」と織田の言葉を伝えた。

 公開中の主演映画「踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!」は7月3日の公開からすでに観客動員510万人、興収65億円を突破し、今年度の邦画実写記録を更新中。絶好調ぶりを見届けた上での入籍となった。

 気になるお相手については、30歳の一般女性という以外、出会いや交際期間など一切不明。一昨年10月放送の音楽番組では「ルックスやしぐさより、自分の足りないところを足してくれる相手が好き。同時に相手の足りないところを足せるような自分になれたら」と恋愛観を告白。「男性が働いて稼ぎ、女性が家を守るような堅実な家庭を作りたい」とも。そんな理想の女性とようやく巡り会えたようだ。

 ただ織田といえば、1987年の芸能界デビュー以来、女性の噂はほとんどなく、プライベートを語ることもめったにない。それだけに今回の突然の入籍発表には、テレビ、映画関係者も驚きを隠せない。

 「踊る-」や昨年公開の映画「アマルフィ 女神の報酬」などで織田とコンビを組んだフジテレビの亀山千広プロデューサー(54)は「びっくりしています。おめでたい話なので最高です。これからまた彼と仕事をするのが楽しみになりました」とコメント。だが、関係者によると、亀山氏に所属事務所から結婚の連絡が届いたのも、HPに文面を上げる少し前のことだったという。

 一方、神奈川県内にある織田の実家には同日夜、入籍発表を受けて約10人の報道陣が集結。室内に明かりはついていたが、インターホンの応答はなかった。

8月22日7時52分配信 サンケイスポーツ


 『踊る大捜査線』ファンには注目のニュース。
 ゲイ疑惑が持ち上がるほど、女性関係のスクープや報道が皆無だった織田裕二だけに(笑)、まさしく電撃結婚だったなー。
 何にしてもおめでとうございます。
 

拍手

KnightScoop1.jpg
 お、岡部さんが降板しとる! せ、選挙のせいか、選挙のせいなんか!?
 岡部さんの依頼ハガキ紹介も、『ナイトスクープ』の面白味のひとつなんだがなぁー

KnightScoop2.jpg
 2つ目の依頼の依頼者のオタク部屋が痛々しい!
 玄関で『ハガレン』のエドがお出迎えして、廊下にフリーダムガンダムの起動画面……依頼内容を石田探偵に説明する場面では背景の壁一面がマンガ棚って、どんだけ濃いねん!
 それで実父がチャンバラ番組の切られ役になること所望、ってものすごいギャップが…
 …いや、父娘そろってテレビっ子という、この上ない似たもの親子なのかも。

 3つ目の依頼の「ナイトスクープ見たい姉vsプロレス見たい弟」のボコボコ対決も、溢れんばかりの作為臭が何とも笑える

拍手

 冒頭部を少し見逃してしまったけど、「ブーメランパンツをブーメランみたいに飛ばせるかどうか」というバカネタが登場。

 パンツが飛ぶ…

 なんか『そらのおとしもの』を連想させるんですけど(笑)

 依頼内容がバカっぽいなら、演出もバカに徹してる。
 極寒の地で凍らせたブーメランパンツを飛ばすのに、なんでわざわざ人が穿いてるパンツを使って飛ばそうとするんだか…(^^;)
 そこら辺も『そらのおとしもの』を連想させるぞー

 いや、穿いてるんじゃなくて、穿かされてるのを自分の趣味で穿いてるように(わざとらしい)演技してるだけだけど。
 突然西城秀樹の「ブーメラン・ストリート」を唄いながらブーメランパンツ飛ばすのを思いつくとか、偶然ブーメラン投げ日本一のチャンピオンがこの旅館に泊まっていました」とか、どこまでバカバカしくわざとらしい作りにしてあるんだ(笑)

拍手

 年末恒例の『ガキの使いやあらへんで』特別編ですが、例年と比べ笑いの仕掛けが定形化してきてどんどん薄味になっている…

 …というのは、あまり重要な指摘事項ではないかもしれない。
 お笑いってのは、どんな形であれ「意外性」というのが重要なファクターなので、毎年毎年やってると笑いの仕掛けの意外性というのがどんどんなくなっていくからなぁ~
 年々笑いの仕掛け自体は徐々にでも高度化していると思うけど、こちらの感覚が慣れてきて笑いのレベルが下がる場合もあるし。
 今回少しの笑いしか感じなかったネタを、数年前の『笑ってはいけない』に使われていたら大爆笑できていたかもしれない、とは思った。

 蝶野ビンタとかは定形化してきて面白くなく、即興劇のホテルマン殺人事件で第一声に悲鳴が上がった直後に邦正が倒れて死体役演じる辺りが大好きな今年の私(笑)

 「怖がってはいけない」コーナーのラストが、大人数が走って押し寄せてきたり大爆発が起こったりするオチだったのは、80年~90年代前半チックな感じがして、ちょっと懐かしかった。
 途中で朝になってしまったし、今年の「怖がってはいけない」が全員参加だったのは、進行時間の都合だったんだろうか…?

拍手

 やたらテロップの存在がうるさかった放送回だったなぁ~

 最後の「開かずの箱を開けてくれ」のネタ…
 『ナイトスクープ』において、「開かず」ネタは、さして有効でない手段の繰り返しと、「ステキな中身だといいですねー」という依頼者の期待に反しどーでもいいオチが待っていて、そのグダグダぶりを楽しむ趣向のものが多いんだけど、今回開かない理由は“箱に仕掛け”があってそれが複雑すぎて手順が分からなくなった…という頭を使う系の理由だったので、ちょっと興味深かった。
 
 オチは毎度と変わらず、どーでもいいオチだったけど…
1、最初に、開かずの箱と似たような仕掛けのテストタイプということで、依頼者がヘアピン入れにしている箱を出してくる。
2、試行錯誤し、結果あけることに成功。
3、本命を開けてみたら、最初のテストタイプと同じサイズの箱が入っていて、その中には依頼者の弟が居れたろ思われるカーラがあった。

…というオチになったとき、ヘアメイク品というくだらない物品で最初と最後が繋がる構成に、神がかっていた何かを感じた(笑)

拍手



 時代遅れの“探偵モノ”というジャンルに鮮烈な最終回を用意して、伝説のまま引導を渡したいと願う視聴者代表者によって、連続殺人の真犯人に仕立て上げられてヒロインもろとも殺されそうになる天下一探偵が、ヒロインだけは死なすまいと、犯人とともに爆死し、その死をヒロインが悲しんでいたら、次のカットでなぜか近未来の宇宙ステーションに舞台が飛んで、死んだはずの天下一やキム兄が平然と登場して、説明を求めるヒロインに↓

天下一「今回の本当のテーマは、最終回じゃなくて、“叙述トリック”だったのだよ!」
藤井「叙述トリックって、作者が読者にウソついて話を進める、あの!?」
天下一「人聞きの悪いことを言うな。人気が落ちてきた作品で、主人公が死ぬ死ぬと宣伝して注目を集めて、売上が良かったら続編決定、という流れにしたい作者の最後の手段なんだぞ!」

 後半30分しか見てないから、前半部で何か伏線が張られていたかもしれんが…

 それ、叙述トリックやのうて、夢オチや!


 今回は最終回ということもあり、「この事件が終わったら、一緒にデートしよう」などの不確かな未来に確かな希望を欲するセリフを吐くとそのキャラは死ぬ、みたいな、いわゆる死亡フラグが次々出てきて、それを主人公が何とか回避しようとする、いつも通りのメタフィクション的な構成だったけど…
“ヒロインに演劇チケットを渡されると「そんなモン渡されたらボク死んじゃうじゃないかッ」と天下一がメタ的にツッコミを入れて、ビリビリに破いて「危機を回避したぜ」とばかりに余裕の態度で敵地に乗り込んだら、実は破いたチケットを間違えていたことが判明して、それ(=死亡フラグを回避していない=死亡の危険アリ)を知らせにヒロインが天下一のもとへ急ぐ”
…という、メタ的な視点=作品の枠組みの外からの視点があったからこそ、それがドラマ的な視点=作品の内側の要素として転化される、というのが作品構造的にちょっと面白かった。

 しかし、“死亡フラグ”って単語、もう一般的に浸透してるのかな?

 あと、急に停電になってすぐに復旧したら、目の前ではしゃいでいた探偵ガリレオもどきが見事に死んでて、その後まるで間髪いれずに、1分内で登場人物全員がよく見たことのあるパターンで殺されていく一連の流れが、死亡パターンのつるべ打といった感じで、あまりにテンポよく陳腐なパターンが消化されていくのは笑えたなぁ~

 そして、「視聴者が犯人」という掟破りを、ある程度でも納得行く形で映像化できたのはスゴイぞ。

 ちなみに、宇宙ステーションに話が飛ぶ時、『2001年宇宙の旅』で使われてたカット繋ぎ(骨を道具として使うことを覚えた原始時代のサルが、骨を宙に放り投げたら、その投げた骨が映る代わりに、骨と同じ孤を描いて飛んで行く宇宙船映って一気に時代が変わるってトコね)がパロディ的に用いられてたけど…
 探偵モノでもないのに、そんなSF映画からパロって来てどうする(笑)

拍手

クリックでamazon.co.jpへクリックでamazon.co.jpへ 『ターミネーター4』の公開前の番宣代わりで、過去のターミネーター作品がテレビ放送されたけれども、見事に放送局がバラバラだったなぁ~

 5月中にはテレ東で『ターミネーター(1)』
 先週のテレ朝の日曜洋画劇場で『ターミネーター3』
 そして今日フジで『ターミネーター2』 

 一番迫力とかヒロイズムがあって面白い(一般ウケも一番だろう)『2』をフジが放送してるってのは、やっぱり資本力の差なのか…?

 でも…
クリックでamazon.co.jpへ 『3』放送した四大民放のテレ朝より、『1』放送したローカル局のテレ東の方がお得感がある気がするのは何故だろう(笑)

 個人的に『3』の評価がこんなだったりするからってのはありますが。

 ちなみに今日の『2』の放送は、途中でターミネーターの修理にかこつけてターミネーターを破壊しようとしてサラが葛藤する等のシーンが含まれた完全版ではなくて、それよりも短い劇場公開版らしく、それさえもところどころカットされてたんだけど、終盤の伏線として機能していたジョンのキャッシングマシーンハッキングとかサイバーダイン社内の描写とかもバサバサ切り落としてて、ちょっとこの作品への記憶がだいぶ衰えている私でも気になるくらいだったのが残念。

拍手


 2時間サスペンスドラマで頻繁に見かけるシチュエーション=お約束のパターンを、ひたすら並べて扱き下ろす、という話で、「犯人が分かったから警察に連絡だ!」と冷静に判断する女刑事(ツッコミ役)を制して「警察に連絡せずに、容疑者全員を断崖絶壁に集めて推理が合ってるかどうかの確認をして犯人に襲われなきゃダメだろ」と説教する天下一探偵、などなどのメタ的な構成のネタはそれなり面白かったけど…

 逃げる犯人を追いかけると、飛び出してきた車に犯人がはねられて百云メートル(高さ)ほど盛大に飛ばされる、というネタのところで

天下一「(電話で話を聞いて、焦って)何ッ!? 犯人が自動車にはねられたのか!?」

藤井「いいえ、おばあちゃんの手押し乳母車に


天下一「ホッ、なら良かった☆

 安心した理由を聞くと、「だってスポンサーの関係とかいろいろと事情がね、ホラ」(カメラ目線で)CMは、あなたの生活を豊かにします☆」と説明する流れになっていて、ただお約束ネタを羅列&他人にゴリ押しする単純なネタではなく、車ネタを少し捻ってあるのが真っ当なパロディとして機能していて、そこは素直に面白かったなぁ~

 っていうか、至極あっさりと説明されたけど、あの乳母車、れっきとした暗殺手段だったのね(汗)

拍手

amazon.co.jpにリンクamazon.co.jpにリンク 何の奇跡か、テレ朝系列の『ナイトスクープ』で、日テレ系列の『映画名探偵コナン 戦慄の楽譜』の場面が流された。
 他局の番組の宣伝になりかねないし、版権使用料もライバル社に払わなければならないので、映像をそのまま流すというのはかなり特殊なケースだと思うんだけど……今回は映画版だったから別格なのか?

 でも、この依頼をわざわざ採用した経緯もいかんせん不可解。
 アニメ系のネタをあまり取り扱わない番組だし、繰り返すが、何せ他局の番組だし。
 今年の『漆黒の追跡者』がGW映画ダントツの大ヒットをとばしたことにあやかってネタにした…という考えも、撮影から放映まで2ヶ月近くかかるこの番組においては、時期的にビミョーだなぁ…

 「人間の声で電話がかかる」ネタ自体は、以前『トリビアの泉』でも紹介されていたので、『戦慄の楽譜』に出てきたときも「そういうネタの使い方をするのね」程度にしか思えなかったし、今回改めて実験されても成功するのが分かりきってたので、それほど面白いモンでもなかったけれども…
・(特に意味はないが)ボール射出ベルトの場面からシーンを再現したいとのたまる依頼者
・わざわざフリーキックの苦手なGK松並を連れてくるスタッフ
・なぜかコーチの真似事をしていちいち全員をコート中央に集めるカンニング竹山、
・通りがかりの音大生に突然無説明で「とにかく一緒に来て」とゴリ押しして「えーッ!?」という反応を返された後に「快諾していただきました」という黒背景テロップ
・散々シュート失敗した松並がチャレンジ条件をかなり緩くしてもらった後に自信を持ってお送りする渾身の一蹴が放たれる瞬間に「無理でした」とデカデカ表示される黒背景テロップ

 …というヤラセ臭をわざと見せる演出と、冴え渡る編集&テロップ技術の妙のおかげで、映像自体は面白いものに仕上がっていたなぁ~

 『戦慄の楽譜』での人間の声で電話をかけるシーンを見た後で「こんなマンガみたいなことができるかい!」とツッコミを入れていたのを、実験が成功した後は手を返して感心してた会場メンバーだけど、あの映画のあのシーンの一番大事なツッコミどころ「10メートル以上離れたところにある受話器に、電話をかけられるぐらいの擬似プッシュ音を人間の声量で発生させた」というところは、実験でもトークでもほぼスルーかよ(笑)
 石田探偵が「今回の実験で分かったもう一つのことは、コナンは松並さんよりはスゴイってことだね」とツッコミを入れていたが、確かに、この映画で絶対音感まで会得してしまって、劇場版でのコナンのチートぶりにはさらに磨きがかかっているなぁ(笑)

拍手

カレンダー
02 2024/03 04
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31
最新コメント一覧
[02/11 師子乃]
[05/26 昇]
[05/26 昇]
[08/28 Take@管理人]
[01/07 Take@管理人]
バックナンバー
最新TB
参加コミュニティ

ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村 地域生活(街) 関西ブログ 彦根情報へ
にほんブログ村 アニメブログへ
にほんブログ村 漫画ブログ 漫画制作へ

ブログ内検索
忍者ブログ [PR]