原作『イカ娘』も、単行本が遂に2桁突入。
それと、アニメ2期放映開始記念もあってか、登場人物紹介が一新。
今までカバーの折り返し(他のマンガなら作者コメントが入る箇所)にイカ娘・相沢家3人・悟郎・早苗・シンディ・渚の8人分あったものが、カラーページ見開き2ページを使って、清美・3バカ・南風のおっさんとニセイカ娘=鮎美、さらには磯崎やバド部の知美・由佳まで追加し新規描き下ろし。
その代わり、ほぼ毎巻付いていた巻頭オマケマンガは、カバーの折り返しに4コママンガとして縮小された。
紹介イラスト描き下ろしに力入れすぎたせいか、巻の途中にも付けていた鉛筆書きの1コママンガも数が減っている。
早苗の飼い犬・アレックスの知能レベルが異常に高いことが明らかになった。
以前イカ娘とアレックスが散歩したとき、イカ娘が「この犬、人の言葉が分かるのでゲソか…?」とか言ったこともあったが…
今巻では催眠術に熱心な早苗に付き合って術がかかったフリをしてみたり、テレビのチャンネルを自分の意志で替えるとか、お前の気配りと知能は野原家のシロ並みか!(笑)
あっ、飼い主の愛情をあまり受けられないところも野原さん家と似てるぞ(笑)
シンディが夏休み中ということも明らかになった。
「もしや、まだ学生?」とちょっと思ってしまったが、米国地球外生命対策調査研究所の連中は全員大学卒業してたな。
本国の研究所の夏休み中に日本に来てるのか。だからみんな気まますぎるんだな(笑)
ただし、この回のネタはもっとイカ娘を絡めてほしかったなぁ~
シンディのキャラクターは、イカ娘を宇宙人として扱う存在、というところが発端だったんだから、折角の初心に返らせるエピソードには、やはりイカ娘方面に行ってほしかった気がする。
3バカオチは、オチとして便利すぎるんだ(笑)
そして巻の最後のエピソードは、毎巻安定の3バカネタで〆。今回も最後ソレか(笑)
クラーク以外の二人の独立研究が、MIT主席のクセにあんまりにもヒドいなモノになっているのは、クラークいないとダメな二人というネタ以上に、作者・安部ちゃんの知識力の限界が…
いや、天才的な実験担当と観察担当をどう描写や、どう描写を誤魔化すかなんて、フツーは思いつかんが。
ちなみにあとがきイカ娘イラストは、今回は忍者。
下のモンペ穿かずに、ミニスカワンピース状態なのが、なんかAV風というか(汗)
10巻以前のあとがきイラストでは…
第1巻 チャイナドレス
第2巻 ナース
第3巻 チアガール
第4巻 バニーガール
第5巻 バレリーナ
第6巻 ピエロ
第7巻 オランダ民族衣装
第8巻 インド民族衣装
第9巻 バスガイド
初期みたいなフェチ的マニアック度がちょっと盛り返してきた?