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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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『ストーカー』"One Hour Photo"(2002)

こっちが本命。映画オタクの教授が誉めてたから興味あったのよね~
写真というものの存在について言及している学術的側面が散見できる映画。
ストーリーは、設定から予想できる範囲を超えないオーソドックスなもの。
クライマックスで二人とも殺して終わりだったらあまりにも率直すぎだったが、でも…ええー、そんなオチかぁー!?
一歩間違えば「世界仰天ニュース」のお笑いコーナーで紹介されかねんぞ(笑)
でも、“写真”というテーマを貫くなら、この手が有効だよな。

ところで、なぜエヴァンゲリオンが出てきたのだろう? 別に量産型が正義の味方でも構いはしないが。

DVD特典で主演・監督インタビューが付いてたけど……ああ、それでこそロビン・ウィリアムスだ(笑)

 

『L.A.コンフィデンシャル』"L.A. Confidential"(1997)

伏線がなかなか凝って面白かった。“ロロ・トマシ”の使い方は巧いと思った。
でも、そのラストで良いのか~?…と個人的に納得できない部分が。真実は全て明るみに、というのが私の考えなもんで。

 

『北北西に進路を取れ』"North By Northwest"(1959)

アルフレッド・ヒッチコック監督の傑作サスペンスアクション……と言われても、大まかな流れとオチを知ってるとなぁ…
あと私、ラブロマンスはどうも苦手で。
現代ハリウッドに浸かりきった私には、そこそこ面白かった止まりで、自己嫌悪…(笑)

あ、バスに乗り遅れるヒッチコック発見。

 

 

『裏窓』"THE REAR WINDOW"(1954)

アルフレッド・ヒッチコック監督の傑作ミステリー。…といっても、人から聞くまで存在すら知らなかったが(汗)
こいつはオチを知らなかったので、その事件は現実のものか妄想の産物か、ハラハラドキドキしながら見てたので面白かった! 全体の流れも良いしね。

 

『鳥』"THE BIRDS"(1963)

アルフレッド・ヒッチコック監督の傑作恐怖映画。
恐怖映画になるまで意外と時間があった。ロマンス好きねぇ(監督が?観客が?)
脚本・撮影的にはいろいろな要素や技術が詰まっていて面白かったけれど、今となっては恐怖演出がヌルいなぁ、合成も丸分かりだし、などとちょっと肩透かし。
その後でDVD特典のメイキング観てたら………な、何やってんですか、アンタたち!!(笑)
あ、侮りがたし…

あ、店から犬と出てくるヒッチコック発見。

 

 

『麦秋』"Early Summer"(1951)
日本の誇る才能・小津安二郎の作品。本当は有名な『東京物語』を見たかったんだけど、某仙人から小津四作品を紹介され、古い方から鑑賞。

構図で見せきった作品。
まさか、二つに折れた食パンの画にハッとさせられるとは思わなんだ。
ついでに、「そうか」「そうですか」「いいんですよ」のセリフが頭に刷り込まれて困った(笑)
なんだ、このコンピューター芝居は!?(笑)
何考えてるのかイマイチ不明で感情移入を阻害する紀子(原節子)を物語の中心軸に据えるも、基本は紀子の周囲の人間のリアクションムービー。
しかし、最後にはその各人のリアクションが、中心の紀子の感情の高まり(の理由付け)として還元されていくのは見事。
ただ、セリフの一本調子さもあってか、あまりドラマ性を感じなかったなぁ…
だから、この映画からは軽いジャブを一発しか食らってない自信はある。

……しかし、しかしだ。

何で観終わった後にこんなに腹にズッシリ来るの!?
何、何っこの感覚!?
「面白かった」と言わずにはいられないこの感覚っ
不思議だなぁ…

 

『東京物語』(1953)
さて、本命。オチは知ってるんだよなぁ…(汗)
しっかし…
なんだ、この、良いアングルから我が家のホームビデオ見せられてるような感覚は!?
親戚が来る日の我が家の状況そのまんまじゃん
(笑) ご丁寧にお葬式の様子まで付いてやがる。

相変わらず「そうか」「そうですか」のコンピューター芝居が、主に男子側で顕著。大根芝居じゃねぇのかと疑ってしまう(笑)
「オールドカップル・バッドデイズ」として細かな起承転結のエピソードが積み重なっているので『麦秋』よりはドラマ性があって満足。
ミステリアスな雰囲気漂う原節子が最後に感情のカタルシスを一手に引き受けて、最後は爺さんが総括する、という流れは『麦秋』と同じ。

 

 

『太陽を盗んだ男』(1979)

ずっしりした名作で満腹した後は、軽ぅ~く在りし日の角川映画鑑賞。
ジュリーのラッキーボーイっぷりはともかく、菅原文太が無敵すぎな件について(笑)
要素は良いと思うんだけど、炭酸の抜けたコーラみたいな映画だったなぁ…
いかにモラトリアムでアンニュイな男の物語とはいえ。

 

『復活の日』"VIRUS"(1983)

在りし日の角川映画鑑賞パート2。故・深作欣二監督の作品。
日本でこのスケールの映画が撮れるとは!! 角川春樹スゲー!!
しかし、後半になるに従って電波度が高まっていくのは気のせいでしょうか?
あと、草刈正雄は顔濃すぎ(笑) 予告編は大風呂敷広げすぎ。

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Indiana Gmhenson Jr.
幼い頃観たはずなのだが、そのせいで覚えてないものが多くて困った困った。逆に幼い頃だから覚えてるわけないか…。
「北北西に進路を取れ」とか「裏窓」とか「アンタッブル」とか「シャイニング」ぐらいなら親父の影響で観てるはずなんだけど。「L.A.コンフィデンシャル」は映画館で観たのに、細かい部分は理解できていません。アホです(笑)。
Indiana Gmhenson Jr. 2007/02/21(Wed)23:22:03 編集
Take
なかなか良い趣味を持った親父さんのようで(笑)
「L.A.」は話が凝ってて伏線が多いので細かいところが分からなくなってくるのは必然かもしれません。
あるいは単純に脚本の穴だったり(笑)
Take 2007/02/21(Wed)23:22:22 編集
Indiana Gmhenson Jr.
「アンタッブル」って、「チャ」がない…(汗)。
スルーサンキュ~!
後、「スーパーサイズ―」微妙に気になるんだよなあ…。
Indiana Gmhenson Jr. URL 2007/02/21(Wed)23:22:53 編集
Take
予告編観てたら事足りるように思えました。
ジャンクフード会社の政治力の御蔭で、小学校の給食の大半がお菓子やジャンクフードオンリー、
という夢のような光景には寒いものを感じましたが。
Take 2007/02/21(Wed)23:23:12 編集
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