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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 何度目だ、もののけ姫。
 というか、ジブリ強化月間の第1弾が、こんな血みどろの作品でいいのか、金曜ロードショー(笑)

 人によっては、「もののけ姫以降の宮崎駿作品はつまらなくてキライ」という感想が出てくるのだけど、私は好きだ。
 どの程度好きかというと、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』(夏エヴァ)よりもこっちを観るぐらいには好きだ(『もののけ』も『夏エヴァ』も同時期に上映されていた)
 というか、ウチの近所の映画館、『エヴァ』やってなかったしな(笑)
 今じゃ立派なオタクだが、その時の評価が影響して、私の中のエポックメーカーは『エヴァ』ではなくて『もののけ姫』だったりします。

 当時の私の中の評価では、まだ“『となりのトトロ』『魔女の宅急便』の”宮崎駿…『ナウシカ』『ラピュタ』はそんなのも宮崎作品だったねという程度で、『カリオストロ』は宮崎作品という意識なかった…だったもんで、そんなファンタジックな作品の監督の新作だからってその意識で家族揃って見に行ったら、あんなハードな作品だったんで、そらエポックメーカーというか、トラウマにもなるわな(笑)

 『ラピュタ』でもそうだったが、終盤になればなるほど手持ちの武器・防具がなくなっていく、という、どんどんピンチになるヒーローの図がこの作品でも見られる。
 どんどん手元が不安になっていくけど、それがないハンディキャップを乗り越えて活躍を見せるところにカタルシスが増していく……さすがテレビまんが世代、盛り上げ方を分かっていらっしゃる。
 …まだ弓矢残っていたのに、「預かっていてくれ、最後の矢が折れてしまった」という形で手ぶらにさせてしまった“セリフだけで済ませました”感ありありの辻褄合わせはどうかと思うが(汗)

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