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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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   『ナイトライダー』第1シーズンのDVDには、ほとんど映像特典が付いている(Disk7はパイロット版のオーディオ・コメンタリーで、Disk8は特典なしだけど…)のだけど、インタビュー中心の映像特典なのに、字幕が全くないのが辛い。日本語字幕も英語字幕もなし。
  せっかくのスタッフ・主演者インタビューなのに、英会話に明るくないもんで、何言ってるんだか何となくしか分からない。
  せめて英語字幕でも付けてくれりゃ、文系人間には何とか分かるんだけど、わざわざDVD起動の際に、「特典に収録されているインタビューは当社の見解と違う場合がありますが、責任は負いません」という注意書きが出てくるので、販売会社としては責任取りたくないモンにまで字幕なんぞ付けたくはないということか…
  ちなみに、第1シーズンと第2シーズンには英語字幕が付いているが、セリフ以外に「アップテンポの音楽」などの表記が出てくるので、本国で聴覚障碍者用の字幕として使われてたものだな、これ。
 

「重戦車砲撃網大突破」(原題"DEADLY MANEUVERS"…訳すと、「命取りの行動」
  本国アメリカでは記念すべきテレビシリーズ版第1話目。
  でも、一応パイロット版がこの前話としてあったことを考えても、冒頭からマイケルとキット仲いいよな、というか息合ってるよなぁ。パイロット版終盤で、マイケルがようやっとキットの人格を認めてやってもいいか、と上から目線で見てたのに、「まぁ固いこと言うなって」とキットと同じ立場から説得するとか。

  日本では日曜洋画劇場版の第6作として、「激突!善と悪2台のナイト2000」と共に放送されていたとのこと。
  日曜洋画劇場版はナイトライダーの2時間スペシャル版を順々に放送していて、第3シーズンの初回スペシャルを使った第5作「強敵!赤い殺人カー」の後には第4シーズン初回スペシャルのジャガーノート編があったのにそれを避けてテレビシリーズ版とは。
  まぁ、ジャガーノートのヤツは、「激突!装甲戦車」としてビデオリリースされていたからテレビでは避けたのかもしれないし、それ以前に、ナイト2000のデザインが変わっちゃう機能追加でイメージぶち壊しっていう理由で見送られた可能性高いからなー

  しかし、アメリカでのシリーズ第1話、そして日本では2時間スペシャルじゃないエピソードから厳選された話なので、2時間スペシャルに匹敵する迫力というか意気込みが感じられる1話。
  火薬の大盤振る舞いで、ナイト2000が軍隊の砲撃とバトルを繰り広げるというパワフルな画ヅラがみられる。
  実際に砲台から発射するシーンは画質が全然違っていて、資料映像の流用であることが丸分かりだが、それを差し引いても、近距離で爆風食らっても炎上しながら射爆場を爆走したり、熱戦追尾ミサイルをロケットファイア噴射して避ける秘密兵器満載ぶりを発揮するナイト2000を見るに、十分盛り上がる。

  まだキットのシステムをフル活用していないのが、いかにも初期っぽい。
  エンゲルハート陸軍基地の地図を確認する場面があるが、後々の話数でならキットの地図機能を使って調べそうなところを、ロビン中尉に地図を持ってきてもらっているし。(ただ今回は陸軍基地が舞台だから、後話でも軍事機密とかの関係上データがないとかの設定になりそうではある)
  途中のカーチェイスシーンも、敵の接近をセンサーで感知できなかった・感知するセンサーが搭載されていないし(吹き替えでは、「アルファサーキットの故障でセンサーが作動しなかった」と翻訳スタッフがアドリブ入れている)、お馴染みのターボブースト作動させて牽制したり、せっかく出てきたキャリアカーを飛越して逃げたりとかもなく、普通のカーアクションで済ませている。
  熱戦追尾ミサイルの3発目が、冒頭から登場してた菓子売りのトラックになぜか当たるという変な感じのギャグがクライマックスのシリアスな部分に差し込まれるのも、(他のアクション映画とかではよく見かけたりするけれど)『ナイトライダー』としては珍しく、コメディシーンの使い方・アクションの進め方に、ちょっと手さぐり感が見れてしまう。
  …弾頭のマーカー塗りかえただけで、徹甲弾と核弾頭を簡単にすり替えられるという、杜撰な手口のトリックは、ギャグに数えていいですか?(笑)

  マイケルがどういう形で事件の調査を行っていく人物なのかを、説明的に描写している部分が目立つのも、初期っぽい。
  菓子売りの品物全部買い占めて販売業者として潜入するというナイト財団の資金にモノ言わせた豪胆なやり方とか、様々な肩書の名刺を持っていて潜入捜査を得意とするのが分かるところとか。
  ナイト2000の元ネタであるボンドカーというか、ジェームス・ボンドの要素をぶち込んでいるのがよく分かる(笑)
  …その割に、女性メカニック・ボニーの初登場に皆さんノーコメントというか、以前から居た風で話進めるし、ラストでデボンが初回にもかかわらず「美女に関わって事件に首突っ込んで大暴れとは、“毎度おなじみ”のパターンだな」と評したりしているけどさ。

 ちなみに、この頃のデボンはマイケルに対して批判的な立ち位置なので、軍の事件に首を突っ込むマイケルが帰ってきたとき、散々文句言って連れて帰ろうとするのだけど、マイケルが上記の中盤カーチェイスのことを差して言ったところ…
マイケル「デボン、誰か俺を殺そうとしたヤツがいる」
デボン「!……私にはアリバイあるぞ」
…というところのデボン@中村正のセリフと言い回しが、個人的にこの話の中で一番のツボです(笑)
 


「荒野の大戦争!地獄の暴走族 スコーピオン対ナイト2000」(原題"A GOOD DAY AT WHITE ROCK"...訳すと、「ホワイトロックでの良き一日」

  テレビシリーズ第2回目は、休暇で立ち寄った町にやってきた暴走族軍団とマイケル・キットのバトルが描かれる。
  …前回軍隊を相手に戦ってたのに、2話目にしていきなり規模が小さくなっている(笑)
  おまけに、このタイミングでマイケルがデボンに休暇の嘆願。だからまだ2話目だって(笑)
  ただし、日本放送版ではこの話を第2シーズン放送しきった後の、20話目として放送されているので、これがようやっと取れた休暇という意味合いになっていたりする。
  日本順でも本国順でも、第3シーズン以降はその休暇が取り消されるのが慢性化してくるけどな(笑)
  冒頭、キットが“休暇”の概念というものが分からずマイケルと問答していて、コンピュータを相棒にする話ではありがちな如何にもな部分があるのだが、日本放送版ではこの部分はバッサリカットされていたな。
  日本では20話もマイケルとの高度なやり取りをしているのに、マイケルが頻繁に気にしていた休暇についてということを今さら尋ねるのはすごく不自然だからなぁ~


「炸裂サミーの壮絶スタントショー」(原題"SLAMMIN’SAMMY’S STUNT SHOW SPECTACULAR"...訳すと「凄まじいサミーのスタントショー」

  第1シーズンには、日本で放映されていない話数が数多い。ボニーの登場が第2シーズンだけ無くてややこしいため放映順を入れ替えた影響だと言われているが、この放映されなかった話数の一つ。
  日本では第1シーズンの直後に第3シーズンの話が続くのだが、その第3シーズンにもスペクタクルショー(サーカス)に関わる話があるので、被るのを避けたんだろうか…?
  それか、自分の特殊機能について「できるかもしれない」レベルでマイケルにやらせてしまったキットの初期エピソードならではの様子が、日本放送順ではあまりよろしくなかったか…

  開始3話目で、マイケルがその回のメインとなるエピソードとしては初めて仕事として関わる事件の話だ。1話目も2話目も、巻き込まれ型のエピソードだったからなぁ~

  冒頭、ズルして違反キップの点数稼ごうとマイケルを追ってくる警察に対してそれを振り切って逃げるシーンがあって、そこでマイケルが逃げるのに、ジャンプ用であるターボブーストのボタンを押して急加速で逃げるという、珍しい使い方をしている。
 他の話では通常、自動走行―マニュアル走行を切り替えるボタンの横についている「追跡モード」ボタンを押して急加速させているのだけど。…まぁ、ターボの噴射を垂直方向にするか水平方向にするかで使い分けができそうな感じでもあるけど。
  第1シーズンでは他にも「闇の武器商人を追え!マイケル決死の潜入捜査!」と「爆殺!狙撃!事故続出!恐怖のサバイバルレースに勝て!! 」でもターボブーストを急加速に使っていて、他のシーズンでは使ったことがない。

  マイケルがスペクタクル・ショーに参加して、「そんなの誰も成功したことない」という走行中の車を飛び越すジャンプを披露して大成功・大盛況になるのだけど、あのジャンプ、あの角度だと思いっきり失敗しているようにしか見えない!
  編集でうまいこと、車を飛び越して無事着地する風に見せていたけど、肝心の車ジャンプする時のカットのナイト2000の角度が、ジャンプ台から自然落下しているよう感じに… (この後、さらに角度が深くなって地面に近づく…)

  クライマックスで、このジャンプをマイケルの操縦なしで成功させたキットが、途中「星マークのステッカー貼るとか意味ないでしょ」とかやる気なさげだったにもかかわらず、ラストシーンではやたら張り切って次の出し物何にしようかアイデア出しまくっている人間臭いシーンが、キット好きとしては見てて楽しいところだ。
  「興味ないよ」とか言っててハマりやすいキットの様子は、「無敵ゴライアスvsナイト2000」でカードゲーム、「マイケル連続危機!殺人フリスビーが襲う!猛毒が狙う!」でアメリカンジョーク、「狙われた名馬!転倒に秘められた陰謀!!」で競馬と、他でも描かれている。…キットって、毎シーズン何か一つはハマってるな(笑)

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