(書きかけ)
2期のこれまでは、6巻以降の原作をアニメ化していたのに、この回はそれよりも前の巻から中心だなぁ…
「おままごとじゃなイカ!?」
原作4巻「おままごとじゃなイカ?」
サブタイトルは“おままごと”ですが、実情は『クレしん』名物“リアルおままごと”です(笑)
ままごとのパパ役をやってとお願いされて、新聞読みながら誇らしげな澄ました表情で「ああ、仕事はうまくやっているでゲソ。この調子でいけば来週には全世界の80パーセントは侵略できそうでゲソ」と演じてるイカ娘の様子が、パパ像がズレてるような合ってるような可笑しみがあって、個人的に何かツボな箇所だ。
イカ夫を巡り、正妻・栄子とストーカー・早苗の攻防が原作のオチだったが、アニメでは愛人・清美も参戦。
いつぞや感想で「『イカ娘』の人物相関関係って複雑じゃないから、こじらせてもそんなに…」と否定的に書いたが、今回は面白い。
こじれるだけこじらせて、最後はなんかのトレンディドラマよろしく、事故から子どもを守ってイカ夫無念の死ですっきり終わらせて、イカ娘オチに持ってくのも良い。
最後まで「…みんな、あとの侵略は頼んだでゲソ(ガクッ)」とパパ像がブレないイカ娘は何気にツボ。
「予定じゃなイカ!?」
原作5巻「予定じゃなイカ?」8巻「マイバッグじゃなイカ?」
予定とバッグの合わせ技だが、予定の立て方を分かっていないイカ娘の描写中心で組み立てられていた。
事あるごとに清美に相談する形になっていた。
どんだけ清美押しだ!
温泉入ってる早苗の胸の谷間だけを大写しにしてた箇所があったのは、『イカ娘』のスタンスから外れてる感じがして、驚いた。
「遊園地に行かなイカ!?」
原作5巻「遊園地に行かなイカ?」
個人的に『イカ娘』の大半の話は、無味無臭というか、流し見できる程度のもので、その中で好きな話が幾点かあるという感じなのだが、この話だけははっきり「嫌い」といえるシロモノなのだなァ…
イカ娘が中心にならないどころかこの回限りのキャラ薄いおっさんが話引っ張る、遊園地ネタの割に出てくるネタがあまりにしょぼすぎる、しかも下ネタオチ…
原作の短いページ数で遊園地ネタを描こうとすると、どうしても遊具数の多い描写はできないので、こういう話運びになるのかもしれんが。
アニメでは、“一人遊びマイスター・イカ娘”の話を先にやっていたお蔭で、コーヒーカップ一つにエラく長く楽しそうに遊ぶイカ娘の描写が強調されていて良かったかな、と。
EDに、着ぐるみ着込んだ遊園地のおっさん発見。