…えーっと、作品内で提示されていた謎(GNドライブの造り方と造られた理由とか、イオリア計画の真の目的とか、イノベーターや純粋種ってなんぞやとか)の解答は、つまり持ち越しですが?
ちゅーか、イオリア計画については、先週の放送で「明かそう」と言ってたじゃん!
ここの謎が明かされないと、作品全体の最終評価ができないってレベルの謎なんだけど…
…だからこそ、そこの部分を説明せずに隠してしまうことで、ガンダムシリーズに付きまとう設定の整合性の問題を、矛盾やツッコミどころが出ないように隠して「視聴者のご想像にお任せします」と丸投げしてしまうという作戦なのかもしれん。
事実なら全く誉められんが。
それとも、その映画化とやらで教えてくれるのかなぁー
ガンダム伝統の総集編ムービーになるんだったら無理だけど、『逆シャア』ポジションならあるいは…
で、そんな特報が流れたモンだから、余計なことを思い出してしまったではないか…
『ガンダムSEED』の劇場版って、結局作られなかったねぇー(笑)
とにかく謎の解答については残念な最終回だったけど、MSバトルについては申し分なく、大満足。
謎の解答はなされないだろうことは察しがついていたので、それと戦闘シーンを頭で分離しながら見てたから、あまり引っかかりを感じることなく見れたせいもあるだろうけど。
以前、作画が高品質な割に見せ方がせわしなくて見辛いなどと失礼なことを書いたが、今回は絵コンテが、宇宙空間での戦闘という三次元的な動きと広さを考慮したレイアウトやカメラ動作や尺の緩急がついた秒数配分になっていて、見応えのある見せ方だったなぁ~
初代ガンダム(RX78)もどきと『00』の初ガンダムであるエクシアが、月面で土埃を上げながらタイマンで決闘するなんて、スーパーロボット的な盛り上がりではないですか!
何気にリボンズガンダムも「カッコイー」の部類だぞ
しかし、『ガンダムSEED』を貶した後でアレだけど、搭乗ロボットによる戦争を描いてきたこのシリーズにあって、『00』ってほとんど戦争っぽさがなくて世界観の広がりがなかったなー
『SEED』でさえあったというのに。
まぁ、「紛争を駆逐する!」という大義名分の“テロリスト”の話だし、現実も「テロとの戦い」ということで戦闘が小規模・地域化してるから、現代風っちゃー現代風のガンダムなんかねぇー