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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 昨日の『刑事貴族3』で、水谷豊がやたら不逞な腹巻オヤジやら酔っ払い工事現場オヤジの変装を披露していて、今の右京さんとのギャップを考えると、そのはっちゃけぶりが笑えて仕方がない。

 今話は脚本・徳永富彦×監督・東伸児という、『相棒』のブレインスタッフに初挑戦のコンビ。
 東伸児はずっと『相棒』助監督だったので、今回満を持しての『相棒』初監督ということに。
 2本のジュース瓶でバイナリ爆弾ができるのではと言う薫に「そんな混ぜ合わせ方をする人はかなり珍しいですネ」とツッコむ右京さんとか、監視映像で確認したら推理が外れててうろたえる薫とかは、若干輿水脚本テイストで、ラストのすっきりしない雰囲気のセリフ回しも含め『相棒』テイストを色濃く出そうとがんばっている様子。

 先週とは打って変わって、『ブラッディ・マンデー』よりこっちの方がよっぽど巧く和風に翻案できているだと言いたい(笑)『24』チックに、ハイテンポで話が進む。
 議員会館で爆弾事件という、シャレにならん規模のデカいネタを持ってきて、ワーキングプアという社会問題も取り上げてしまって、それでも卒なくまとめ上げるストーリーテリングが、相変わらずトバしてるな~

 2時間スペシャルとのテンポを比較してふっと思ったけど、レギュラー放送回の『相棒』のスタンスは、2時間ドラマで展開するような物語要素を1時間に詰め込んでお送りする「いつでも心に土曜ワイド劇場」な感じだったりしたりして、それがこのハイテンポを生み出しているのだろうか?(汗)


 オタ的には、磯部勉が出てきたことに惹かれておくべきかな。


 「時事問題を取り上げれば、社会派風ということで好意的に見られるだろう」という上層スタッフ側の安易な計算が見えてくる感じもしたのだけど、そういう安易なネタを波及させて「ワーキングプア問題が取り上げられて揺れている現代だけど、冷遇されている貧しい人はずっと昔から連綿と存在して続けていたんだよ」ということまで深めて言及していて、「軽いネタにはしないぜ」的な意地を見せている感じなのは、現場スタッフがどこまで自覚的だったんだろうか?
 ただ、それでもまだまだ甘い感じは否めず、この辺を深く掘り下げるともっと面白い話ができたかもしれないが、そこまでいかないのが『相棒』テイスト…

 …私が他の作品でこういう感じの話を観ていたら、「この程度で言及を止めているのは中途半端だ」と酷評しているだろうに、『相棒』には甘い証拠(汗)

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