過去記事を修正しました
年始から、「アンキパン」に「しずかちゃんさようなら」など…
過去作の再放送…というかリメイク?が続いてるなぁ。リニューアルして早くもネタ切れなのか、どういう意図だろうか?
今度の映画ドラえもん「のび太と奇跡の島」の主題歌担当歌手が、福山雅治に決定。
2/3放送分からエンデイングが変更。アニメーションで福山雅治のパロディキャラ“福山雅秋”が登場して歌うようになった。
歌詞の「そうだ」というところで、流し目の福山キャラをドアップにする(しかもアップになるのはその箇所だけ)ので、スベったキザっぽさを発揮しているように見えて、笑えて仕方ない(汗)
先週ドラえもんたちがそれを発表していたが、その時のアニメーションが簡略デザインのため目の書き方が変わってて、なんか変な感じが…
まぁ、目のハイライトが無いというのは、大山ドラと同じなので、違和感覚える必要はないはずなのだけれどな。
福山雅治の歌に乗せて、鈴木福に踊らせる…って「マルモリ」か!
別段、踊らせる歌でも踊りに適した歌でもないんだが
今度の『奇跡の島』って、登場キャラの古代インカ的な服装や、のび太のそっくりさんが出る、ということで、『太陽王伝説』を強く意識させられる…
先々週
Aパート
脚本:相内美生 絵コンテ・演出:三宅綱太郎
ウルトラミキサーは、結構低学年向けに書かれていたものだから、のびドラの思考回路が弱め(笑)
アイロン+トースター・髭剃り+ドライヤーはまだ組み合わせ意図が分かるギャグだが、トイレと冷蔵庫をくっつけるのは、どー考えてもいい案ではないぞ
まぁ、原作でもセリフこそないにしろ、ドヤ顔で披露していたが。
オチの部分には「一緒だと便利だね」という原作のセリフがなかったが、あれがないと「こら誰です、一人でケンカしてるのは」とママがシュールなツッコミを入れてオチる流れをうまく受け取れない気がするのは気のせい?
Bパート
脚本:藤本信行 絵コンテ・演出:三宅綱太郎
自分で作った新種のウイルスにドラえもんが感染してしまっておかしくなったため、体内に入って退治すべくのび太たちとドラミが奮闘するオリジナル。
なぜかコンピューターウイルスが集合体になった挙句ムカデのような姿になったりと、ツッコミどころはあるのだけど…
とにかくアドベンチャーをさせようとする脚本の頑張りと、あと、絵コンテの切り方がちょっと変わった感じ。
冒頭の曲線パースを用いたレイアウトの作り方とか。
ジャイアンが頼もしくも「任せろ」と言った直後のカットで、ドラえもんを乱暴に扱うギャップのあるジャイアンのカットをいきなり映し、「ちょっとちょっと、なんか楽しんでない?」というスネ夫のツッコミをスネ夫を映さず画面外からの声で演出していたのは、あまり『ドラえもん』にない省力が効果的な笑いの演出だったな。
ウイルスの大群に襲われて、のび太がお馴染みのセリフ「ドラえもォーん」と叫んだら、直後のカットでまったく頼りにならないドラえもんが出てくるところも似たような感じの演出だ。
先週
「鬼は外ビーンズ」
脚本:大野木寛 絵コンテ・演出:鈴木孝義
節分当日の放送に節分ネタとは、今年は巡りが良かったのだな。
時事ネタのある通年番組でこういう日付が合致する巡りになると、ちょっと面白い。
「しずかちゃんさようなら」
脚本:相内美生 絵コンテ:善聡一郎 演出:鈴木孝義
改悪点は虫スカンが飲み薬から、体にかける液体にかわったこと。
赤の他人が嘔吐するところの面倒を見てやるなんて、親しい間柄でもできないこともあるのに、虫スカンで嫌われ者状態になっているのび太にそれができるしずかちゃん、というところが結構大事だと思うの。
今週
「ジャイアンシチュー」
脚本:藤本信行、絵コンテ:高橋渉、演出:今井一暁
あれ、ジャイ子の声が山崎バニラから、山田ふしぎ(『創世日記』のエモドランの声)に代わっている…
調べてみたら、山崎バニラが所属事務所を変えて係争中という、きな臭い情報が…
演出が完全にホラーのノリだな。基本オーバーリアクション演出のわさドラというか、楠葉ドラだが、それがギャグを引き立ててるのに合いすぎている。
絵コンテの高橋渉のアイデアによるところなのかもしれないけれど。
藤子・F・不二雄のSF短編で時折見られるカニバリズムの増強まで完備。
隠し味のセミの抜け殻が、隠れてなくてモロに出ていたゾ。後、この季節にどうやってセミの抜け殻を…
のび太が道具を忘れてくるというオリジナルが、話の緊張感を引き立てていた。
ジャイアンシチューを不味くて噴き出したスネ夫に怒り心頭だろうジャイアンが、「ちょっとスネ夫くんとお話がある」と満面のジャイアンでスネ夫をひきずっていって画面からフェードアウト、制裁シーンの描写や音による表現なしに終わるという演出になっていたところは、わさドラになかなかなかった演出で、大いに笑える。