前回の予告編で幼女誘拐描写が映って、「おいおい、このご時勢にそんな話放送して、この番組大丈夫か、しかもアニメオリジナルで…」といろいろ思うところあって、今回のを見てみたのだけど…
幼女誘拐は冒頭のホンの一部分で、話のメインは、それを発端にして事件に巻き込まれて人質にされたコナンと犯人との珍道中だった…
じゃあ、わざわざ予告編で映して、リスク高めるようなマネすんなよぉ~(^^;)
子ども向けとはいえテンプレートすぎるセリフ回しとか、周りに警察がいて別に単独行動する必要もないのに独断専行して犯人に捕まるコナンとか、誘拐されたコナンを追う目暮にコナンが誘拐されたと部下が報告を入れるという無駄な話の流れができてるとか、毛利探偵事務所が無線LAN完備になっていた上、それについて小五郎が繰り出す救いようのないオヤジギャグだとか、「この事件、まだ裏がある」という理由だけで犯人逃亡を幇助するコナン&阿笠博士(犯人を警察に引き渡しても、事件の裏は捜査できるのに…)とか、話の展開がいろいろとヒドすぎるんだけど…
ドジでコミカルな犯人と行動をともにせざるを得なくなるというキャラ重視の状況設定になっていて、目の付け所はいいなぁ、と思ってスタッフロールを確認したら、[脚本:柏原寛司]…
ああ、納得(笑)
警察に隠れて、あらゆることについて単独行動するのは、刑事モノのドラマでよくある話だからなぁー
話の展開がヒドいのは、いつも通りということで(笑)
まぁ、脚本では理由付けがしっかりなってたのに、絵コンテレベルや編集レベルで切り落とされた可能性もあるので、一概に脚本家をクサすことはできないんだけど。
…まぁ、そういうことで、前回の予告編で感じた「この番組大丈夫か!?」という不安は解消されたワケだが、別の方向から「この番組大丈夫か!?」という問題が…↓
ベテラン声優・神谷明が『名探偵コナン』の毛利小五郎役を降板へ
『キン肉マン』のキン肉マン役、『北斗の拳』のケンシロウ役などで知られる声優・神谷明が18日付のブログで『名探偵コナン』(日本テレビ系)の毛利小五郎役を降板することを明かした。神谷は「理由などは、詳しくお伝えすることは出来ませんが、契約上の問題と、信・義・仁の問題とだけ申し述べたいと存じます」と綴っている。
ベテラン声優である神谷が、1996年から13年に渡り演じてきた『名探偵コナン』の毛利小五郎役を降板することを発表した。神谷は「ファンの皆様にはそのご期待を裏切る結果となり、申し訳なさで一杯です」と番組を楽しみにしているファンに謝罪。さらに、「毛利小五郎役を引き継ぐ方には、是非頑張っていただきたいと、エールを送ります」と激励している。
また、今後は声優としてではなく「名探偵コナンの応援団として、支えることが出来ればと思っております」としている。
神谷は1970年代から声優として活躍し、『ゲッターロボ』の流竜馬役、『うる星やつら』の面堂終太郎役、『シティーハンター』の冴羽リョウ役など人気作品の声優を次々に担当。現在は、コンサート、講演会なども行い、幅広く活動をしている。
9月18日10時30分配信 オリコン
ええええええええええええええええええーーーーー!!!?
長寿アニメの声優交代劇をいろいろと見てきた(聞いてきた?)けど、ここまで金の黒い臭いが明白な交代劇は見たことがないぞ!(長寿アニメじゃないのだったら、少しはあると思う。あと、リニュドラは一応報道時には金の臭いにフィルターかかってた)
いや、それよりも代わりの声優さんが誰が適してるのかテンで想像できないんだけど…
…って、なんか『ドラ』の時と一緒の感想になってないか、オレ(汗)