Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
己の存在そのものの喪失を賭けてでも、絶望しかない魔法少女に僅かなりの希望を与える…
たとえ己の意識が悠久の時間続いていき、それを誰も観測してくれないとしても…
私、こういう最終回には弱いのよ。
そして、あれだけ魔法少女、そして魔法少女モノというジャンルに冷や水浴びせ続けて、夢や希望を打ち壊し続けてきたことで人気を博したこの物語が、最後、「やっぱり、魔法少女はさ、夢と希望を叶えるんだから」と魔法少女の存在・魔法少女モノジャンルの肯定で〆として、元のところに戻ってきてくれるというのは、すごく感慨深いなぁ~
この作品……『ひだまりスケッチ』という売れ線をキャラデザという要素を得たおかげで、虚淵脚本みたいな人を選ぶハードな路線を映像化という、『コゼットの肖像』以来新房監督がやりたいことをようやく試すことが許される環境になってやってみた…んじゃないだろうか?
途中、いつもの省力新房×シャフト演出が出てきていたけど、この最終2話は、震災による放送中止の余波というか、制作期間の延長の影響もあってか、作画やエフェクトに省力的なところがあまりなく、リキが入っていたように見えて、お陰でこの主人公の壮絶な決断による最終回も画的な説得力を持って、魅入ることができた。
そして、この魔法少女の物語も、これにて本当に最後…
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