今期から読売テレビ月曜深夜のアニメ枠が「MONDAY PARK」から「MANPA」に名称変更。
どういう判断での改名なんだろう…?
1話Bパートの、宇宙から地球見ていた連中が「あれが地球か、我々が目指していた場所だ」とか地球侵略匂わす発言したりとか、
地球防衛軍よろしく地球側の軍隊が戦艦や砲台などの通常火力の大奮発で敵に攻撃するも全く効果なく撃沈とか、
様々なアラームと分析結果・状況報告が飛び交う司令室の様子とか、
司令室に飛び交う説明のほとんどが専門用語だらけでワケ分からんとか、
見て第一声、「おお、懐かしー」とか思っちゃったりしたが…
そんなんでいいのか、オレ(笑)
『ナイトライダー』と勇者シリーズを見て育ち、ゴジラシリーズの平成メカゴジラとMOGERAに偏った情熱を持ち続け、「最近ロボットモノ少ないよなぁ~」とか嘆いていた私が待ち望んでいたロボットアニメだぞー!
懐かしい、とか思っちゃったら、ロボットアニメが過去の遺物になってることを自覚してることになるぞー
…とはいえ、近年のロボットモノと言っても『ガンダムSEED』『コードギアス』『ギルティクラウン』とかのライン―イケメン押しで、基本設定の説明は二の次のシナリオ展開―が主流になってるっぽいから、それと比べれば、舞台設定やシナリオの状況設定は相当手垢が付いているものかと(汗)
あと、“ロボットモノ少ないとか言うけど、『ガンダムAGE』とかはどうした?”などのツッコミは無しの方向でお願いします(汗)
上のは直感で思ったことだけ書いているので、どうぞ堪忍。
総監督が、今期『モーレツ宇宙海賊』のシリーズ構成・監督をしている佐藤竜雄(サトタツ)
原作が、Production I.G.
アニメ制作が、XEBEC
日産自動車がロボットのデザイン協力している
…という謎の布陣。
企画・プロデュースのところに諏訪道彦プロデューサーの名前が。
今までの諏訪サンの来歴から見ると、この作品の毛色は浮いているよーな気が…
サトタツ監督は掛け持ちしてて大丈夫なのか? あ、でも『モーレツ宇宙海賊』はもう全話作り終わっているんだっけ…
原作がI.G.ならなぜ自社で作らないのだろうか? 『ギルティクラウン』に注力したいのかな…
小難しい専門用語も葛藤多そうなシナリオ進行具合も問答無用で張り倒して話を進めていく、元気な主人公・まどかがいいねぇ~
町を守るべくロボットで戦いに行くのに、まだ何もしてない敵に向かっているところで、「待ってて、鴨川ぁー!」というズレたセリフセンス爆発させてる辺りとか、好み。
まどかを演じる石原夏織の声色は、一時期の水橋かおりを髣髴とさせる気がした、少し。
ロボットに乗って負けて傷心のまどかに、姉ポジションのキャラが気持ちを回復させる一言を告げて、形勢逆転!…という定番ネタに、“しんみり良い話をする”“がんばれと喝を入れる”という定石を使わず…
「責任取れねぇーんなら、ジャージ部なんてやめちまえぇーッ!」―「ムっカツくー!」という力技のシナリオ展開だったところとか好きだな。
どーみてもジャージ羽織っただけのハイレグ姿を「制服です(キリッ」と言い切ったところで、ちょっと『BLUE DROP』アニメ版を思い出してしまった(笑)
敵の男パイロットがしっかりした長丈の衣装を着こんでいて、対する主人公側の女の子たちはぴっちりしてところどころ肌が露出してる(っぽく見える)丈の短いエロいパイロットスーツ着てる上、その二人が乗るロボットが互いに高速で近づいていく様子を、パイロットの姿の交互カットで見せている箇所は、どーにもギャグにしか見えんなー(汗)
女の子キャラにぴっちりスーツ着せたがってるアニメ作品は、恥ずかしい見た目の言い訳として「この世界のパイロットスーツはこうなんです!」と男女のスーツデザイン統一して言い訳するモンだが、むしろギャップを高めて、薄着が笑われる方に意識誘ってどーする!(笑)
今のところは好きな部類。
パイロットフィルムの雰囲気が終わった4話以降ぐらいが正念場か…?