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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 脚本:徳永富彦 監督:東伸児

 とある人気のない民家に男3人が侵入するが、運悪く家の住人である夫婦に鉢合わせてしまい、さらに過去の現金強奪事件の証拠品を隣の家の住人に返却しにきた右京に家の異常に気付かれて、何とか誤魔化そうと3人組がドタバタを繰り広げる間、右京が段々包囲網を完成させていく話。
 
 以前太田愛脚本回で「冒頭5分でその後の話の展開に予想がついて、つまらん」と切り捨てた感想を書いたけれど、今回の話は冒頭3分ですべての粗筋が読める(笑)

 しかし、それでも今回の話は面白い。

 キャラとシチュエーションの面白さが充実しているので、シナリオが単純でも充分楽しめる。
 右京が敵情と人質の安否を探るために、セキュリティ機具のセールスマンになりきって訪問するなんて、なんというおいしいシチュエーションなのだろう。
 劇中に出てくる要素が適度に多くて飽きがこないこともさることながら、その出てきた要素が全て漏れなくキレイにオチにまとまっていくのも快感的。
 
 『相棒』参加初期の硬さに比べると、徳永富彦もバラエティ豊かな脚本を書くようになってきたなぁ~
 
 右京と神戸のコンビがラスト近くまで一緒に行動せず、ケータイでの会話だけで別々に動く(ケータイでの会話だけなので、神戸が右京に聞こえないように愚痴をこぼしまくる)というのも、意欲的な構成でなかなかに面白い。
 二人のやり取りをカットの切り替え編集にせず、一画面二分割方式で双方の様子を長々と描写していて、撮影のタイミング合わせも苦労したんだろうなぁ、ということが伺える。それとも、本当に二箇所同時撮影を水谷豊・及川光博がケータイで会話してタイミングをリアルタイムで合わせていたのだろうか… (追記)再確認すると、若干二人の会話のタイミングがズレてますね。

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