Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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ウルトラセブン誕生40周年作品。
しかし、平成セブンといいEVOLUTIONといい、セブン関係の再映像化は良い評判聞かないんだよなぁ…
でもそれは、元々のセブンへの視聴者の思い入れが強すぎるから、新しい作品をニュートラルな立場で観れないせいだ、という可能性もあるわけだが。
だから、不届き者ながら、『セブン』を観てない私なら、今回の『X』も心地よく観られるかもしれない…
…とは言え、事前情報で、
「政府に情報管理された未来社会」
「エイリアンが人間に擬態して社会に紛れ込む」
「防衛組織のエージェントはコードネームで呼び合う」
「ウルトラセブンは謎の存在」
という凝り凝りな設定が聞こえて、『ウルトラマンネクサス』と同様の鬱展開ハード路線をさらに推し進めたものになるのが分かって、不安増大…
『ネクサス』観てて分かったけど、円谷プロにこの手のものを上手く作らせるのは、ムリ。
「いつでも明るい」がモットーである東宝の、それもギャグ的な『キングコング対ゴジラ』を作って以降の東宝特撮部から枝分かれしたのが円谷プロなんだから、ダークで殺伐とした雰囲気で大成功した平成ライダー(今年の『電王』は違うけど)を後追いするのは、無謀でないかい?(まぁ、『ウルトラQ』、『ウルトラセブン』はそっち方面の成功作だけど)
私が『ネクサス』を評価している部分も、陰湿で陰険な雰囲気が払拭され、円谷お得意の健全なヒーロー性が表れた後の部分だし。
だから、『X』は観る前から失敗作臭が強くてねぇ…
「実際観てみたら案外悪くなかった」ということも間々あるので、微かに期待しながら観たんだけど…
あっはっはっはっはー!! 想像以上にダメだこりゃ。
洒落にならないレベルのB級映画臭。もうちょっとエキストラ使った上で手間隙かけられてたら、それなりに見れるものになってたかも。誰か、予算をください。C級にまで落ちてないのは円谷プロの底意地だが、むしろ、踏ん張ってる方が突き抜けない分だけ不幸かもしれん(笑)
『ブレードランナー』そのまんまな空中ビジョンとか、『マイノリティ・リポート』に出てきたスラムアパートみたいなマンションの一室とか、今更な“『マトリックス』よけ”っぽいスロモとか、有名どこのSF映画からのパクリも露骨。つまりそれは、誰もが知ってるぐらいスタンダード化した設定をそのまま使ってる安易な設定ということと同義なわけだが。
主人公を記憶喪失設定にしているのは、特殊な環境を視聴者に説明するのに好都合な状況であるから、良い工夫なのだけど、記憶喪失なのにあまり不安や疑問を持たずに“分かったように”行動してる主人公を見てると、説明のための設定にしかなってないのが露骨で、嫌だなァ…
そして、刃傷事件が多発する昨今に配慮したのか、切れない飛び道具として堂々進化したアイスラッガー。石つぶてと変わらないから、画的にめっちゃマヌケです。平成ウルトラでよく出てくる多発型エネルギー弾の代わりかい?
う~む…
とにかく全体的に『ウルトラセブン』を冠する必要が薄い内容。それ以上に、脚本自体が中身薄いのが問題。
まだ初回だから、と甘く評価することもできるけど、でも、このままだと後半化ける気がしない…
『ネクサス』は初回から1クール半の不調を2クールかけて何とか挽回したくさいけど、『X』は1クールだしなぁ…
「いつでも明るい」がモットーである東宝の、それもギャグ的な『キングコング対ゴジラ』を作って以降の東宝特撮部から枝分かれしたのが円谷プロなんだから、ダークで殺伐とした雰囲気で大成功した平成ライダー(今年の『電王』は違うけど)を後追いするのは、無謀でないかい?(まぁ、『ウルトラQ』、『ウルトラセブン』はそっち方面の成功作だけど)
私が『ネクサス』を評価している部分も、陰湿で陰険な雰囲気が払拭され、円谷お得意の健全なヒーロー性が表れた後の部分だし。
だから、『X』は観る前から失敗作臭が強くてねぇ…
「実際観てみたら案外悪くなかった」ということも間々あるので、微かに期待しながら観たんだけど…
あっはっはっはっはー!! 想像以上にダメだこりゃ。
洒落にならないレベルのB級映画臭。もうちょっとエキストラ使った上で手間隙かけられてたら、それなりに見れるものになってたかも。誰か、予算をください。C級にまで落ちてないのは円谷プロの底意地だが、むしろ、踏ん張ってる方が突き抜けない分だけ不幸かもしれん(笑)
『ブレードランナー』そのまんまな空中ビジョンとか、『マイノリティ・リポート』に出てきたスラムアパートみたいなマンションの一室とか、今更な“『マトリックス』よけ”っぽいスロモとか、有名どこのSF映画からのパクリも露骨。つまりそれは、誰もが知ってるぐらいスタンダード化した設定をそのまま使ってる安易な設定ということと同義なわけだが。
主人公を記憶喪失設定にしているのは、特殊な環境を視聴者に説明するのに好都合な状況であるから、良い工夫なのだけど、記憶喪失なのにあまり不安や疑問を持たずに“分かったように”行動してる主人公を見てると、説明のための設定にしかなってないのが露骨で、嫌だなァ…
そして、刃傷事件が多発する昨今に配慮したのか、切れない飛び道具として堂々進化したアイスラッガー。石つぶてと変わらないから、画的にめっちゃマヌケです。平成ウルトラでよく出てくる多発型エネルギー弾の代わりかい?
う~む…
とにかく全体的に『ウルトラセブン』を冠する必要が薄い内容。それ以上に、脚本自体が中身薄いのが問題。
まだ初回だから、と甘く評価することもできるけど、でも、このままだと後半化ける気がしない…
『ネクサス』は初回から1クール半の不調を2クールかけて何とか挽回したくさいけど、『X』は1クールだしなぁ…
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