米レジェンダリー・ピクチャーズは30日、「ゴジラ」の新作映画を企画、製作し、2012年に公開すると発表した。「ゴジラ」の映画化は04年の「ゴジラ FINAL WARS」(北村龍平監督)以来。ハリウッドでは1998年の「GODZILLA」(ローランド・エメリッヒ監督)以来、2作目の完全リメークで、3Dでの映画化が予定されている。
「ゴジラ」、3D映画化へ=人気健在、12年公開-米
米映画会社レジェンダリー・ピクチャーズは30日までに、同業大手ワーナー・ブラザースと共同で、日本の人気怪獣作品「ゴジラ」の映画化を決めたと発表した。3次元(3D)実写版となる見通しで、SF大作「アバター」や「アリス・イン・ワンダーランド(不思議の国のアリス)」など世界的な3D人気を受け、新たなファン層の開拓を狙う。
2年後の2012年公開を目指し、著作権を持つ東宝との間で監督人選を含む具体化へ詰めを急いでいる。タイトルは未定だが、製作陣には人気映画「バットマン」シリーズ「ダークナイト」(08年)などを手掛けた米社側と東宝双方の主力級の人材が投入され、日本では東宝が配給する。
3月31日10時38分配信 時事通信【ロサンゼルス時事】
ゴジラ、3Dでリメイク「元のキャラクターを生かしたい」-米国
米レジェンダリー・ピクチャーズとワーナー・ブラザーズは30日、日本で長年親しまれてきた怪獣映画「ゴジラ」をハリウッドで3D映画としてリメイクすると発表した。
米レジェンダリー・ピクチャーズは「バットマン・ビギンズ」や「かいじゅうたちのいるところ」などを手がけた製作会社。2社は、東宝からゴジラのリメイク権を獲得し、2012年の公開を目指すという。米国内では、約4億ドル(約360億円)のヒットとなったローランド・エメリッヒ監督の「GODZILLA(ゴジラ)」(98年)以来、2度目のリメイクとなる。
米ニューヨーク・デイリー・ニュース紙は、「米国の映画ファンの前にゴジラが帰ってくる」と題してこの話題を報じている。日本のビルを踏みつぶすゴジラは、54年に大ヒットしたが、ハリウッドでリメイクされた98年のGODZILLAは米国風になり、元の怪獣のキャラクター性が失われてしまっていたと説明している。
またほかの米メディアは、今回のゴジラは、54年にデビューしてから20作以上の映画に出演してきたオリジナルのゴジラに、より近い描写で、製作される予定と報じた。レジェンダリー・ピクチャーズ会長兼CEOトーマス・タル氏は、「ゴジラは世界でもっともパワフルなポップカルチャーの象徴。東宝に長年愛されてきた、元のゴジラがもつキャラクターを生かし、3Dでリメイク製作できることに感激している。一ファンとして、ファンが見たいゴジラを製作したい」とコメントし、抱負を語った。
3月31日11時22分配信 サーチナ
エープリルフールネタじゃあ無いみたいです(笑)
坂野監督から『ゴジラ3D』の映画構想が出たのが2005年ぐらいで、それからずっと音沙汰なく企画倒れになったかと完全に思っていた頃にこれですか。丸5年経ってからのゴーサインと恐れ入る。
でも、ハリウッド版『エヴァンゲリオン』も2000年代前半ぐらいから言われてて、まだ準備段階のようだし、ハリウッドの映画化権ってそんなモンかもしれんのだけれど。
…っていうか、『ゴジラ3D』も同じ行く末だったりする?(汗)