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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 1巻に3話も入っているお得な第5巻。

「4-8.監禁」
 薫、捕まる。
 誰も知らないところで薫に命の危機が迫り、右京がそれに気付くかどうか、というタイムクライシス形式になっているのは、今までの『相棒』パターンから外したバリエーションで、なおかつ面白い。
 本当にヤクで頭イッちゃってんじゃないの?としか思えない佐藤江梨子の悪女ぶりは凄まじい…
 「戦時中から続く話なのに、セットが徹底してないなぁ」と思ったら、ちゃんとそれで納得な話になるフォローっぷりは相変わらず巧いよ、古沢脚本。


「4-9.冤罪」
 やはり櫻井武晴はスゲー
 冤罪による冤罪隠しを、冤罪によって跳ね除けて復讐を果たすという、冤罪という題材の重ね方が、とても興味深い。
 「3-13.警官殺し」で小野田官房長が都合よく動きすぎたのを、同じ脚本家自らが戒めたというか、より現実的で非情な逆のパターンを見せるクライマックスも、シリーズもののバリエーションとして面白いし、心地いい話から最悪のケースへ進化を遂げるという方向性もなかなか無いパターンで、これもまた面白い。


「4-10.殺人生中継」
 割かしフツー。
 しかし、あのトリックには、スタッフが都合よく全員いなくならないと不可能……っていうか叫び声があそこまで聞こえるだろうか?
 アナウンサーオタクであることが発覚する米沢鑑識、穏やかなるノリツッコミが面白い特命と捜一の絡み、犯行の再現で偶然を重ねまくる薫に右京が「無理がある思いませんか?」「…ありますね」辺りの特命コンビ、最後の最後に登場する生気が抜けた角田課長、など、キャラの扱いは面白い。

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