[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
「おっ、今度始まるドラマ、なんとなく『相棒』に似てるなぁ~、しかもジャニーズ世代には親しみやすい香取慎吾が主演とは」
…などという凄い軽薄な動機でドラマを見始めたら、コンセプトが『相棒』そのまんまだった件について(笑)
初回スペシャルで「“他人を見下す傲慢な性格の組織のトップが殺される役”を団時朗が演じる」というのが『相棒Eleven』の初回スペシャルと同じって、どんなシンクロ具合だ!?
「風変わりな変人だが頭がキレる天才刑事とお人好し刑事のコンビが事件を解決していく」という点が、『相棒』と同様(とはいえ、そんなコンセプトの刑事ドラマは他にも山ほどあるけれど)なのだが、香取演じる平塚平八のキャラクターが感情移入しにくいのが、なんだか辛い。
“風変わりな変人”キャラなのだから普通の登場人物と比べれば感情移入しにくいのは当然、というところもあるのだけれど、(ギャグだけど)特に何もしてない・敵意も向けていない山Pを陥れたりして、何考えて行動してるのかよく分からないのが、だいぶ難だな、と。
『相棒』の右京サンだってそりゃ、誰にも説明なく突拍子もない行動始めたりして何考えてるのか分からない部分が往々にしてあるけれど…
土曜ワイド劇場版の1話目ですでに、射殺命令が下されてた凶悪犯すら死なせずに逮捕して「法を犯した人間は法によって裁かれなければならない」という、キャラクターの基本的な部分を強烈にアピールして、“この登場人物はこういう信条を基にして行動していきます”ということを説明していたり…
美和子を怒らせて足を踏んづけられても、誰にも何も言わずに片足歩きでピョンピョン動き回ってたりする、オチャメで取っ付きやすい側面も見せていたり…
…などなど、変人キャラなりにも、感情移入しやすい運びになっていたんだよな。
かつての土8枠ドラマのオサレかつ軽い雰囲気を引き摺る作風は、個人的にはちょいと苦手なのだが、捜査一課が体育会系を通り越して軍隊級の統制力見せてるというか、上司に対して完全に絶対服従・大人数で隊列乱さず進行、という行き過ぎて戯画化された描かれ方は、今まであんまり見なかったタイプなのでちょっと好きかも。(書きかけ)