前作には登場していなかった新主人公(一応)の視点で前作の歴史を見つめ直すという試みは面白いと思う。
でも、肝心の語り手であるシンたちの描写が皆無に近かったから、どうにも薄味なんだよなぁ…
シンのナレーションでフォロー……というか、ナレーションでその代役をさせようとしていたんだろうけど…
セリフの緊張感のない内容によって、戦争の最前線で過酷に戦い続けてきたキラたちと、それを遠い土地の出来事として真剣に受け止めず平凡な日常を送っていたシンを対比しようとしていたことも良いとは思う。
…でも、あまりにも緊張感がないというか、ナレーションとして不適切というレベルだったので、それが真剣に繰り広げられる戦闘シーンに重なるとギャグにしか見えない…
とにかく、物語を別視点から組み立て直す面白味は何一つ出ていない。
前作を見ていない視聴者に対する説明的な総集編として側面もあるけれど、これも説明不足があんまりにも過ぎているので、そういう機能すら果たしていない。
それに、こういう類の話はせめて年明けぐらいにやってくれ。できれば、ガンダム強奪編が終わった後ぐらいに挿入するのが理想的で、もっというなら、物語の中でさりげなくよく分かるように説明される方がなお良し。
「今度こそ守りたいものを守る」ために戦うと話したシン。
てっきり、怒りのやり場を探すために軍に入ったものと思っていたのに、意外な事実が明らかになった。
…でも、現時点でシンの守りたいものなんて全然提示されていないんですが。
仲間?
いやいや。ルナマリアやレイとの関係ってそこまで緊密には見えん。
新撮シーンのザフト入隊時の様子で補足しておけばまだ聞けるセリフになったと思うけど、シンに関するあの前後のシーンはほとんど話を不合理を解消するための言い訳ですな。
夏に発売されるデスティニーガンダムのCM…
そんな先のことを宣伝するなんて、なんかよく分からん…
前作でシードガンダムが出なかったのに、今作でデスティニーガンダムが出るということは、『ガンダムSEED』が『ガンダム』や『仮面ライダー』や『ウルトラマン』みたいな基本ブランド名という位置づけで、『~デスティニー』っちゅーのは『Zガンダム』の「Z」みたいなモンということか
Aパート。
前にやってたネタをいろいろ詰め合わせたような話。
ひろしの由美チャンとの不倫っぽい夢からの最悪の目覚めとか、お酒飲みたがる兄妹とか、高級食品を巡る攻防とか。
それはそうと、わさびを平気で食える5才児って相当スゴいと思うんだけど…
Bパート。
幼稚園職員の健康診断ネタ。
園長とよしなが、まつざか、上尾の4人しか診断に来なかったってことは、これでふたば幼稚園の職員全員ってコト?
少なっ!
“裏”上尾先生が出てきたのは久しぶり。しかし、いつものように事態解決に働くのではなく、逆に事態悪化を招く結果に。
ここの先生はホント子どもっぽい人ばっかりだよなぁ~
園長が乗ったレントゲン室の撮影台を勝手に動かしまくるしんのすけ。
操作レバーの複雑な動きと台の複雑な動きが完全にシンクロしていたのは芸が細かいなぁ~
映画の予告。
以前、今度の映画を酷評したんだけど、これ見てるとなんか良さそうに思えてくるなぁ(笑)
東京上空を支配する怪獣の巣とか怪獣に踏み潰される春日部駅・野原家というビジュアルが強烈すぎ。
怪獣映画ファンにはたまりませんなぁ~
(ちなみに、テレビシリーズだと「春我部駅」、映画だと「春日部駅」という表記になる不思議)
でも、オタク向け臭ファッションの女キャラが出てくるのを見ると、やっぱり不安…
監督の趣味のみに則した内輪ネタに終始しなけりゃいいけど。
高木刑事に関するバカ話。
『コナン』にしてはノリよく話を進めていた。これは好感触。
原作の話を補足しフォローする演出もあったし。
でも、変な風に付け足したり、はしょったりする部分もあったから、それも合わせて考えるとビミョー…
小ネタはだいぶ削られてたねぇ…
それと、千葉刑事の部屋をもっと散らかしてほしい。
ここの美術スタッフは何でもかんでもキレイに描きすぎるんだよなァ…
それと仮面ヤイバーのビデオが棚に並んでいたのはあんまり良くない。
直後のシーンのネタバレになってしまうし、コレクターに見えてしまうので、友人が撮ってきた3倍録画ビデオ(=低画質)を集中して観てたということの説得力が薄まる。
あれだけ棚にあったら、たぶんそのビデオと話重複してるだろうし。
ところで、今日の千葉刑事、原作通り、高木とタメ口きいてた気がするんだけど、どうだったっけ?
原作の高木刑事と千葉刑事は同僚だけど、アニメ版では千葉刑事は高木刑事に敬語を使う後輩になってたから、もしタメ口だったら設定との整合性の点で変。
作画に関しては言うコトなし。
青野作画バンザーイ!\(´▽`)/~
『踊る大捜査線』の名ゼリフ「事件は現場で起きてんだ!」の元ネタ……というか、脚本家がこの映画のセリフからまんまパクったということをつい最近知る(笑)
「ここはワシントンじゃなくて云々」っていうセリフがそれに当たるんだろうか?
で、この映画、話の展開はけっこうスピーディー。
軍の作戦会議は敵の動きを先読みしてトントンと進んでいくので、硬い話をしているのに展開が面白い。
アクションを起こす際に政治的なことが絡んで足止めさせるってのは、荒唐無稽なアクション映画に少々のリアリティを緊迫感を出させるスパイスみたいでいい感じ。ワタシャそういうの好きですぜ。
基本は、ロシアで盗まれた核兵器をアメリカ軍が奪還するというのがストーリーの格子だけれど、ラストではニューヨークで犯人が核爆発を起こそうとして、それを食い止めるために国連ビルが封鎖されたり、道路が封鎖されたり、軍が街中に展開したりと、遠い国の話から一転、(日本人にとっても)身近なニューヨークという都会を舞台に、核爆発という前代未聞の緊急事態を止めるため大規模な作戦によって、日常の風景が一変する緊張感あふれる話になって盛り上がる。
このラストだけ独立させて話作っても面白いと思う(…というか、そういう感じの映画あります)ので、基本格子の付け足しっぽいラストから基本格子に忠実な前半の奪還劇を見てみると、犯人側がどのようにして一見不可能な「核兵器強奪」「ニューヨークへの核兵器持ち込み」を果たしたのかを丁寧に描いているように見えて、これも面白い。
ラストの盛り上がりが気に入ったので、この映画のこういったストーリー構造は好きよ。
セルビア云々とか、敵側の思想的な話が出てきてテーマ的なモノを出そうとしていたけれど、アクション映画でそんなテーマが前面に押し出されたりキレイにストーリーに結実されたりするわけもなく、単なる賑やかし要素に終わる(笑)
ま、とにかく、Take好みの映画でした。
漫研の作画班合宿開始!
「合宿」なのに5時で終了して、後はおウチに帰ってくださ~い、という謎の形態をとる(笑)
今日がその初日だったワケなんですが、
出席人数、わずか3人。
_| ̄|○|||
なんじゃそりゃ!?
いくら漫研部員が時間にルーズだからって、そりゃないだろっ!
去年はちゃんと全員そろってたぞ!
前代未聞の異常事態じゃーーー!!
1時間後に電車で寝過ごした同回生が来ましたが、それ以降は全然音沙汰がなく…
それから4時間して、ようやく5人目到着…
クドクド文句を言うと
「何言ってんですか。これが漫研のデフォルト(基本設定)ですよ、ハッハッハッ~」
と逆に文句を言われました…
_| ̄|○|||
キャラデザが統一されてない作画…
ミーア(偽ラクス)の慰問コンサートが延々と続くだけのAパート冒頭…
時折聞こえてくる謎の関西弁…
変にギャルゲー展開のアスラン周辺と、どもりまくりのアスランのセリフ…
新型MSが出てきたというのにED終わりのSEED専用プラモCMが爆シード…
いろいろなんか変…
そして極め付きが、クールガイのレイが非常に嬉しそうに議長に抱きつく衝撃展開!
シンまで議長と見つめあって頬赤らめてる!
BL展開がこんな露骨に出てくるとは思わなんだ…
こういう直接描写は『好きしょ』みたいなBL描写が大前提の作品に任せておけばいいんだって…
『SEED』に「BLっぽい要素入れるなっ!」とはもう言わないけど、やるんだったら非直接的に要素を振りまく程度に留めるべきだと思う。
そのノリでやってた前回だって、相当露骨だったんだから…
【前回のセリフ】:
「下手なんだろ? いろいろと」
「オレも巧い方じゃないけど」
「言っただろ、お前ならちゃんとヤれる、って」
目的語が一切ないから、個人の技術に関する話題が性的な話題に聞こえてしまうという話…(笑)
…と『ターミネーター3』を観て、T2好きの私は思うのでした~(笑)
それでも、「おお、こう来たのかっ! 納得! カタルシス感じるぅ~!」
「こういうラストになったおかげで、こんなカッコいいビジュアルが見れたぜ!」
などと喜べる部分もありツッコミどころはないんですが、所感は私情入りまくって以上の通り。
全体の感想としてなんですが、『T1』と『T2』の出がらしで撮っているような感じがありましたね。
ちゃんとターミネーターの香りはするし、味も悪くないんだけど、コクがない。
アクションシーンには力が入れられていて素直に楽しめましたが、ドラマ部分とのつながりが薄くて相乗効果で盛り上がるということがなかったから、どこなく軽さを感じました。
というか、ドラマ部分になるとどうもダレます。ストーリーを進めるためだけに淡々と展開していくだけですから。
『T1』や『T2』みたいに横への話の広がりが少ない。
そんでもってストーリーの格子が前2作から拝借してきたものに過ぎないんで、オリジナリティがなくて前作を超えられていません。
あと、T2よりも危機のレベルが格段に上がって緊迫感がさらに増すような状況なのに、T2より規模が小さい話に見えるのはなぜだ…?
ここを上手く盛り上げれば『T2』を超えられたかもしれないのに…
Takeの中では、「続編はレベルダウン」という鉄則に当てはまらない数少ない作品だったのが『ターミネーター』シリーズだったんですが、『3』という続編のせいでその黄金評価も打ち砕かれました…
駄作ではないんですがね、『T3』…
超えられる要素をいろいろはらんでいただけに、惜しいなぁ…
Aパート。
女の子と男の子が同数で遊ぶ、と聞いてすぐに合コンを連想する風間君は相当なオヤジ思考だよな(笑)
決して優秀な幼稚園児ではないよ~ …その点でも
魔法少女もえPのパンツはいて来ているのは完全にアウトだけど。
なんか、この歳ですでにアニオタのはしりって感じ(笑)
カミングアウトしちゃえば楽になれまっせ(笑)
それにしても、何度も登場するもえPは、アクション仮面やカンタムロボと同じレギュラー劇中劇に昇格しちゃったんだなぁ~
そういえば、劇中劇のくせにワンコーナー持ってた「魔女っ子メリーちゃん」はどうなった?(笑)
Bパート
怪獣シリマルダシのソフビの話がこれでもかとクロードアップされるのは、今度の映画への布石か?
このシリマルダシも、「大怪獣コジワ」とか「改造人間サラリーマン」みたいな一発ギャグ用に出てきたものなのに、いつの間にやらちゃんとした玩具になってるんだよなァ…
ホント、こういうトコで遊ぶの好きね、ここのスタッフ(笑)
昼過ぎ、自転車で本屋から帰ってきたら、突然玄関から飛び出してきた男一人…
「コラァーワレェー!! 今までどこ行ってたんじゃ、ボケッ!!」
どこのヤクザかと思えば、ウチの弟だった。
「今日、教習所の修了検定なのに、寝坊してもたやないかッ! どうしてくれる!?」
そりゃこんな時間まで寝てたお前が悪いんだろうが…
…というか、先週も全く同じこと言って、修検受けられなかったんじゃなかったっけ?
「車出してくれ! 3分で教習所まで行けや!」
無茶言うな。近いけど3分は厳しかろうて。
というか、テメェの過失のせいで、なんで私がパシらされなあかんねん…
…などと言って拒んで、すでに払った8500円の受験費用をムダにするワケにもいかないので、弟の言うとおり、母親のカローラで教習所に急いで行くことに…
しかし、運が悪いかな、こんな日に限って近所のアチコチで道路工事…
市が年間予算を使い切って市民に返さないためにムダに道路掘り返させてる、年度末の恒例行事です。
おかげで迂回迂回迂回迂回の連続……
「なにトロトロトロトログルグルグルグル回っとんのじゃ! 早よ行けや!」
そんな苦情は市役所に言ってくれッ!
…ってことで、こっちまでイライラしてきたんで、ウサ晴らしとタイムロスの返上を兼ねて、アクセル全開!
40キロ制限の一般道を時速100キロで走ってやったさ! ギア4速で!
上り坂の先にある踏み切りも、苦手な坂道発進で時間食うのがイヤだったんで、停止せずに高速でそのまま通過!
そのことを弟に話したら、
「はッ? あんな簡単プーなコトをできんの? アホちゃう!?」
………。
急ブレーキかけて殺したろか、このシートベルト拒否男…
教習所に着いて、なんとか間に合ったものの、ケータイを家に忘れたので迎えの電話ができないと言って、
「修検終わるまでココで待ってくれや」
…と、私を足止め。
仕方ないので待ちました。『BLACKCAT』読みながら。
8巻以降がなくて、私が買い揃えてる巻までだったのがシャクでしたが…
(お子ちゃまトレインが見たかったっちゅーねん)
で、待つこと2時間。
検定が終わって判定を待っている最中、友達とダベってた弟が近付いてきて、
「この後もしばらく友達とダベってるから、先に帰れ」
………………………(怒)
でもまぁ、何も文句言わずに帰ってやりましたよ。
普通に走ってたらエンジンから変な音し始めたのが気にかかりましたが…
…自分の車じゃないのにどうしよう(汗)
夜になってようやく帰ってきた弟。
一応、修検には受かったようですが、話の中で、
「いや~、坂道発進で3回ミスってもたわ~(笑)」
ザマァみさらせ
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