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…と『ターミネーター3』を観て、T2好きの私は思うのでした~(笑)
それでも、「おお、こう来たのかっ! 納得! カタルシス感じるぅ~!」
「こういうラストになったおかげで、こんなカッコいいビジュアルが見れたぜ!」
などと喜べる部分もありツッコミどころはないんですが、所感は私情入りまくって以上の通り。
全体の感想としてなんですが、『T1』と『T2』の出がらしで撮っているような感じがありましたね。
ちゃんとターミネーターの香りはするし、味も悪くないんだけど、コクがない。
アクションシーンには力が入れられていて素直に楽しめましたが、ドラマ部分とのつながりが薄くて相乗効果で盛り上がるということがなかったから、どこなく軽さを感じました。
というか、ドラマ部分になるとどうもダレます。ストーリーを進めるためだけに淡々と展開していくだけですから。
『T1』や『T2』みたいに横への話の広がりが少ない。
そんでもってストーリーの格子が前2作から拝借してきたものに過ぎないんで、オリジナリティがなくて前作を超えられていません。
あと、T2よりも危機のレベルが格段に上がって緊迫感がさらに増すような状況なのに、T2より規模が小さい話に見えるのはなぜだ…?
ここを上手く盛り上げれば『T2』を超えられたかもしれないのに…
Takeの中では、「続編はレベルダウン」という鉄則に当てはまらない数少ない作品だったのが『ターミネーター』シリーズだったんですが、『3』という続編のせいでその黄金評価も打ち砕かれました…
駄作ではないんですがね、『T3』…
超えられる要素をいろいろはらんでいただけに、惜しいなぁ…