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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 DoraLogo.gifあっはっはっは。

 映画公開に向けて助走をつけるべく、「地底の国探検」を大幅アレンジして2週にわたってお送りする特別大長編が、今夜いよいよお目見えだ!!

 ……もうダメだね○| ̄|_

 あの話を1時間分にアレンジする必要がどこにある!?
 大山時代にもスペシャルの30分枠で、多少オリジナル要素を絡めながらも割と忠実にアニメ化されていたが、いつも通りの日常性の上に成り立ちながらスケールのでかい話になってて、見ごたえがあったのだから、1時間ものオリジナル要素を加える必要性はないと思うのだが。


 で、実際見てみたら………ああっ!
 加えるに飽き足らず、削るとは一体どういう了見だ!

 原作の話をわずか5分で消化しきって残り15分延々オリジナル話。
 大山時代末期の原作クラッシュが2年越しに発動いたしました。
 いや、大晦日の「行け!ノビタマン」もオリジナル要素だらけで残念な結果ではあったが、あれは一応原作を膨らませる方向でアレンジして失敗臭くなったって話だからなぁ。
 今回のは途中から「原作の話はもうどうでも良いです」と言わんばかりに僅か5分で切り上げて90度方向転換だから、突き抜けてダメダメ。「高熱の地球の内部になぜか古代文明が!!」っていう話の肝はどこに行ったのかしら。しかもオリジナルのために利用したその原作の設定も途中からキレイさっぱり忘れてないかい!? 2000㎞も潜った後なのに地底遺跡から歩いて地上に出られたことに疑問を持て。

 まぁ、オリジナル話に入っても面白かったら、それはそれで良かろうが……あるいは『大魔境』が映画リメイクからハブられたから「この際、通常放送枠で一部でもリメイクしてやれ」という野心があって「地底の国探検」を窓口にしたという試みであったなら拍手も送ろうが……そうではなく、これが中身すっからかんな展開だからな…

 なんだこの、学研あたりが発行していそうな「ドラえもんで学ぼう/遊ぼう探検ブック」みたいなノリは!?
 ほらよくあるじゃない、低年齢層にでも分かるようにストーリーや盛り上がり方を単純化した、説明多用で親切設計の学習本。
 我が家にもあるよ、「地球環境警備隊」とか「日本のなぞとふしぎ」とか。あれをアニメ化したのに近い感じ。
 いろんな意味で仰々しいのに緊張感もクソもない。

 通常放送でやる短編は大長編ドラえもんの異世界観を支えるための基盤となる日常を形作る性質があるんだから、オリジナル中篇で冒険ものなんてやらなくて結構です。
 そりゃあ、私だって昔は、「ドラえもんの真髄は大長編にある。だからテレビのやつなんてツマラナクて観てられるか! 大長編みたいな話をテレビ放送しやがれ」などと思ってたクチだけど。
 しかし、今となっては、ねぇ…



 原点ではなく、変な時点に回帰してしまったドラえもんの今後が心配です…

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