う~ん、詰め込みすぎ…4423の正体とミチコの真実、ヤサコのイサコ救出失敗、ヤサコとデンスケの再会とお別れ、コイル探偵局会員一登場による最後の伏線解明、コイル探偵局と猫目の対決と猫目兄弟の敗北、ヤサコのイサコ救出作戦パート2&3、ヤサコとイサコの和解、中学進学後のエピローグ…
時間的に圧縮しすぎという意味もあるけど、話に区切りが要るという意味でも、あと一話欲しかった。
これだけのエピソードを一話のうちに「説明」するのに手一杯で、「肉付け」までに手が回らなかった印象。ここにきても相変わらず重要な謎の真実をセリフだけで解説してるし。
でも、「人との交流には痛みが伴うが、その痛みがする方向に人は居る」と言って脱出に成功するイサコなど、基本的なストーリーラインは充分練られたもので面白くはあったし、あれだけ詰め込んでるのに、無味乾燥な解説話ではなく、ちゃんと情感が籠もった話として見られるようになっていることは、高い演出力の表れなのかも。
普段は彩度の低い色彩設計になっているけど、デンスケとの再会シーンとエピローグ部分だけ普通のアニメっぽい鮮やかな色調になっていた演出は見事で、好きだし。
GIGAZINE - 新ナイトライダーのKITTの車体は「フォード シェルビーGT500KR」

皆さん、覚えているだろうか…?
いや、最近の子だと知りもしないか。
伝説のボンドカーパクリ番組アメリカテレビ映画『ナイトライダー -Knight rider-』を!
マンガで描いた特自副長の妄想を具現・着色化。
これが、『BLUE DROP』の衣装をバカにしていたヤツが描いたシロモノである…
…結局同じ穴の狢だったか(鬱)
平然と左手で敬礼してることなど、もう、どうでもいい。
そして、某『StrikerS』を連想するの禁止(汗)
去年の玉三郎一座といい、かなりのスパンを空けてアニオリのキャラを復活させてくるなぁ…
そんなもの引っ張り出されても誰も覚えていないだろうに。(原作でも黒の組織の伏線とか、かなり長いスパンを置いて、突然昔の話が蒸し返されることはあるけど、一応コミックスだと読み返しが利くからなぁ…)
アニオリの準レギュラーキャラ作っとけばいろいろ楽できるんだから、しばしば出してくれれば、こんな混乱せずに済むんだが。いろいろデメリットとか制約があるんかな?
ヒッチコックの『サイコ』っぽい話だなぁ、と思ったら、話の最後で自白していて、潔いことこの上なかった。殺人エイリアンが現場に血文字のメッセージを残していく(おまけに、女性が血まみれのままにこやかに食事とは何事だ!?)というストーリーなので、主人公たちの組織・デウスにエイリアンが挑戦してくるバトルものか、エイリアンと何らかの因果がある第三の存在が現れて、エイリアン・第三勢力の争いにデウスが加わり、三つ巴の駆け引きが展開していくハードボイルド話か、などの白熱した話を期待していたんだけど…
殺されるのは麻薬の売人、復讐の原因が割と現実的な刑事事件、という感じで、狭く小さい話に落ち着いていた。
今回は、脚本:長谷川圭一×監督:小中和哉の黄金バッテリーで、だいぶ見られる出来。
後半を見ないと前半の意味が分からない片手落ちな構成だったり、エイリアンが唐突に「貞子」っぽく近付いてきたりするなど、アレレレ?な部分もあったけど(笑)
ついにEDテーマを流す時間も削り、時間いっぱい使ってお送りする、静かながらも怒涛の展開が連続して盛り上がっていくストーリー。
壊れていく旧式の電脳世界(コイル社ドメイン)に取り残されたイサコの意識を救出すべく、自らも意識だけの存在となってコイル世界に入っていくヤサコ。
外からヤサコをサポートするが、入り口が塞がれて直接助けに行けず、ヤキモキするハラケンとオバちゃん。
コイル社ドメインを初期化するために、攻撃を開始しヤサコを襲うキューちゃんVer.2.0と、ヤサコを守るべくキューちゃん2.0と対峙するサッチー。
キューちゃん2.0を影から操り、コイル社ドメインの特性を利用した一般人への電脳攻撃で、自分たちの社会的評価を抹殺したメガマス社をスキャンダルで壊滅させて復讐を果たすことを目論む猫目兄弟。
電脳生物「ミチコさん」にそそのかされ、兄との仲に割って入ったヤサコを拒絶し、現実に帰ることを拒否してコイル世界に閉じ込められるイサコ。
しかしイサコは、自らが望んだこの世界の姿が何か違っていることに気付き、一方ヤサコたちも、ずっと追ってきた事件最大の関係者「4423」の意外な正体を知る…
なかなかに面白いお話だった。
…が、
作画・真庭秀明&監督・宇田鋼之介の『ONE PIECE』、『ラブ★コン』コンビでお送りする今回の『金田一』。でも、写実性の高い一枚絵的なまとまりが求められる静的な『金田一』に、デフォルメの効いた絵をグリグリ動かすことが得意な動的なスタッフをぶつけて大丈夫か?
前回、上下巻にわたる原作を1時間の放送枠にまとめるために、いろいろなエピソードを間引いて再構成した結果、引きすぎて、話がパッパッと進んでいく割にスカスカ感があって、印象が良くないことこの上なかった。
今回のは、単行本1巻にまとめられる分量なので、前回ほど削らずに済みそうだから、もうちょっと余裕のある進行になるかなと期待はしていた。
相当ブラックでシニカルでシリアスなストーリーを、あまりにも荒唐無稽でマンガチックなギャグ演出をベースにした世界観から突如噴き出させて、視聴者にトラウマを植え付けるという、性根の曲がったスタンスで有名な堤幸彦ディレクターの代表作品『TRICK』の劇場版パート2にして、シリーズ完結編。前の劇場版は、おそらく“制作中止になった映画の穴埋めとして作られた”ようなので、ドラマのテレビスペシャルとしてはともかく、映画としてはあまりにも稚拙で盛り上がりに欠けるストーリーが繰り広げられ、「テレビからスケールアップした劇場版」を見たかった身としてはガッカリなシロモノだった。
なにせ、「神の奇跡が次々と起こる」というテーマを持ちながら、実際は「単なる手品ショー以下のものでしかない」安っぽい奇跡が出てきたと思ったら山田がその場で解き明かし、「質よりも量だ」と言わんばかりに、それを繰り返していくだけ構成だったんでねぇ…
(せめて、ものすごく難解なトリックを使った奇跡が連続して起こり、それを山田がラストになってやっと次々と解決していく、という流れなら映画っぽかったけど)
今回の「劇場版2」は、ちゃんと「『TRICK』の劇場版を作る」ということが目的の作品なので、突貫工事ゆえのぶつ切りで進んでいくのではなく、しっかり考えられた構成=始めからラストまで一本筋が通った「映画」を見せてくれるのでは、と期待していたが…
「宇宙人に恋するのは悪いことなのか?」…なんて、ストレートでキレイな話を、なぜ普通に作れない!?
そりゃカビの生えた題材だから、ちょっと他とは違うフックを入れておく必要はあるんだろうけど…
でも…
裏切者かどうか分からないエージェントに銃突きつけられたままで話聞かされてるのに、途中で「えっ、それって問題行為なんじゃ…?」と緊張感のない間抜けな感想を言うケイとか…
タンクトップ姿で港の錨留めに片足かけて彼女のためにギターを弾く秘密組織のエージェントとか…
「オレはラブアンドピースに弱いんだ」というケイのセリフとか…
腰の引けた演技でかなり安っぽい『マトリックス』みたいな二挺拳銃アクションこなすヒロインとか…
笑いを狙ってないのに、失笑を買うような描写が多すぎだ!!
ジンとケイ・Sの行動を分けることで並行的に物語を進行させていく構成とか、歌で繋がる異星人同士の心とか(でもありがちで安っぽいよなぁ…)、裏切者がどうか分からない相手の真相を探っていくような描写とか、上手く作れば充分に面白くなりそうな要素があるのに、全然拡げられてないのはかなり残念だぞ。
さすが、グダグダ感の巣窟だった『マックス』初期コンビの作品(笑)
そんな中で、宇宙人の造形…
スーツ着た役者に変なマスク被らせただけの低予算設計だったけど、その姿のヤツらが軍隊行進してやってくるというキャラ付けのおかげで、安っぽさを回避して、ちょっとした恐怖さえ感じさせるような演出になっていたのは良かった。




