爆破テロ発生
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刹那、バイクで現場急行(なぜガンダムマイスターが出向く? おまけに到着までにかなりの所要時間)
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刹那「現場に到着した」-留美「犯人は茶色いクーペです」
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目の前を慌てて走り去っていく茶色いクーペ(なんで今まで現場にいたの?)
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刹那追う。マリナの車とすれ違い
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刹那、犯人取り逃がす(なんで突然バイクから降りて狙撃しようとする?)
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刹那、突然現れた警察に捕まる(別に狙撃やスピード違反があったから来たわけではなさそう)
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マリナ、刹那を助ける(理由:同郷人のように見えたから)
何、この安っぽい展開!?
その後のマリナと刹那の“お喋り”も、何の段階も経ず突然、会話じゃなくって議論(+解説)っぽい雰囲気になってしまうし、刹那が今日初対面のマリナに(極秘のはずの)正体を明かしてしまう流れでもなく、展開が強引で安っぽい。
野郎視聴者大喜びの女性キャラ水着シーンも、話の差込どころを間違ってる雰囲気バリバリ(唐突に水着で現れ、ガンダム行動中に泳いで和んでるシーンを挿入だもの…)だし、「これをやっておかなきゃ」って態度だけが明け透けなのに過程が疎かで、今日の黒田脚本は低調…
マリナが、自国民と自国が滅ぼした国の人間との区別がつかないのに勝手に断定したり、それが原因で気まずい雰囲気になったのに「まだお話したい」と引き止め、それなのに会話の流れから特に関係のないソレスタル・ビーイングについての文句を赤の他人に延々と述べる、という『SEED』のカガリ互換の無思慮さを発揮し、刹那も、走行中のバイクからエクシアに飛び乗るというスーパーロボット型の搭乗をキメた上、飛行機の客にご挨拶かまして隠密行動もクソもないヒーローロボットっぽい行動を取ったりするなど、『SEED』の頃に戻ったような部分が目立ったので、
「話題性を上げるため、『SEED』みたいに、嘲笑される方向でネタにされる要素を入れたり、お子ちゃまに媚びた部分が必要だよなぁ~」…という感じでテコ入れが始まったのでは!?
…などという妄想に取り付かれてしまった(笑)
コンテも、沙慈の部屋でのシークエンスや、船へのエクシア降下の瞬間など、芸のない真横ショットが数多く、マリナと刹那の会話シーンでもマリナの受けた数々のショックの画的な伝え方をことごとく間違っていたりして(全体的にさらっと流すのに、軽くしてほしいところで変に重い)、こちらも低調。
次回は、ソレスタル・ビーイングの宇宙母艦に各国の軍隊から総攻撃が加えられるようなので、今回のお話の低調ぶりはちゃんと快復するよね?
宇宙空間でデュナミスが母艦の縁に足かけて狙撃している様子とレイアウトも画的に面白かったし。