Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
ついにEDテーマを流す時間も削り、時間いっぱい使ってお送りする、静かながらも怒涛の展開が連続して盛り上がっていくストーリー。
壊れていく旧式の電脳世界(コイル社ドメイン)に取り残されたイサコの意識を救出すべく、自らも意識だけの存在となってコイル世界に入っていくヤサコ。
外からヤサコをサポートするが、入り口が塞がれて直接助けに行けず、ヤキモキするハラケンとオバちゃん。
コイル社ドメインを初期化するために、攻撃を開始しヤサコを襲うキューちゃんVer.2.0と、ヤサコを守るべくキューちゃん2.0と対峙するサッチー。
キューちゃん2.0を影から操り、コイル社ドメインの特性を利用した一般人への電脳攻撃で、自分たちの社会的評価を抹殺したメガマス社をスキャンダルで壊滅させて復讐を果たすことを目論む猫目兄弟。
電脳生物「ミチコさん」にそそのかされ、兄との仲に割って入ったヤサコを拒絶し、現実に帰ることを拒否してコイル世界に閉じ込められるイサコ。
しかしイサコは、自らが望んだこの世界の姿が何か違っていることに気付き、一方ヤサコたちも、ずっと追ってきた事件最大の関係者「4423」の意外な正体を知る…
なかなかに面白いお話だった。
…が、
割と前から伏線を張り、前回ラストで強烈な引きを見せられた「ヤサコいじめられ(いじめ)問題」が、冒頭のわずかな描写でバッドエンド風に終結してしまったり、なぜこの『電脳コイル』の舞台が大黒市であらねばならなかったのか、なぜ解決のキーとなる入り口が金沢になければならなかったのか…という説明がなされずに終わりそうな気配があり、おまけに、イマーゴシステムの全貌とか猫目の行動理由とか、重要な謎の解説をセリフだけでベラベラベラベラ語りすぎるという欠点が相変わらず解消されていなかったりして、うまくまとまってない部分も多く、この調子で最終回大丈夫か?…という不安は尽きず。
お話にちょっと「セカイ系」入っていて現代的なようでもあり、ネットの世界で引き篭もっているダメ人間を現実に還すという教育的な要素が含まれていて保守的なようでもあり、コイル社残党vsメガマス社という、さながら、ベータ対VHSとかWindows対Macintoshとかのような、企業間の私闘を描くという味気ないもののようでもあり、お話のベーシックな部分の要素はかなりビミョーなものに見えてきた(笑)
そんな構造分析はさておき、今回はサッチーの「タマ」がカッコイイ。
#20のハラケン救出作戦の時もそうだったけど、今まで子どもたちを追い回していたサッチーが、子どもたちを守る側として立ち回るようになり、やっぱ「敵が味方になるシチュエーション」ってのは良いものだ。
おまけに今回、飛行形態へと変形して飛び回るという新しい姿がこのタイミングでお披露目されて、変形モノ大好きの人間としては心くすぐられたし、サッチーに対するヤサコたちの必殺技・メガビーを自ら会得して、ここぞというときに二倍の威力でぶっ放す姿もカッコよかったヨ。
(おまけに「この旧式がッ!」と敵に罵られながらも、満身創痍で新型を次々と葬っていくという、ヨダレもののシチュエーション付き!)
ラス前らしく作画的には地味な頑張りが目立っていたけど、大きめのアクション作画はあまりなく、代わりに、3DCGで描かれたタマvsキューちゃん2.0のバトルの描き方が面白かったなぁ。
キューちゃん2.0が攻撃を受けた際の衝撃で失速したように見えるカメラワークとか、タマの被弾と墜落を俯瞰気味に眺めた戦記モノっぽい撮り方とか、攻撃を受けてきりもみ落下しながらもダブルメガビーで反撃して撃墜するタマとか。
最後の最後でいい役もらってお亡くなりになったタマに合掌。
さて、最終回はどうなることやら…
お話にちょっと「セカイ系」入っていて現代的なようでもあり、ネットの世界で引き篭もっているダメ人間を現実に還すという教育的な要素が含まれていて保守的なようでもあり、コイル社残党vsメガマス社という、さながら、ベータ対VHSとかWindows対Macintoshとかのような、企業間の私闘を描くという味気ないもののようでもあり、お話のベーシックな部分の要素はかなりビミョーなものに見えてきた(笑)
そんな構造分析はさておき、今回はサッチーの「タマ」がカッコイイ。
#20のハラケン救出作戦の時もそうだったけど、今まで子どもたちを追い回していたサッチーが、子どもたちを守る側として立ち回るようになり、やっぱ「敵が味方になるシチュエーション」ってのは良いものだ。
おまけに今回、飛行形態へと変形して飛び回るという新しい姿がこのタイミングでお披露目されて、変形モノ大好きの人間としては心くすぐられたし、サッチーに対するヤサコたちの必殺技・メガビーを自ら会得して、ここぞというときに二倍の威力でぶっ放す姿もカッコよかったヨ。
(おまけに「この旧式がッ!」と敵に罵られながらも、満身創痍で新型を次々と葬っていくという、ヨダレもののシチュエーション付き!)
ラス前らしく作画的には地味な頑張りが目立っていたけど、大きめのアクション作画はあまりなく、代わりに、3DCGで描かれたタマvsキューちゃん2.0のバトルの描き方が面白かったなぁ。
キューちゃん2.0が攻撃を受けた際の衝撃で失速したように見えるカメラワークとか、タマの被弾と墜落を俯瞰気味に眺めた戦記モノっぽい撮り方とか、攻撃を受けてきりもみ落下しながらもダブルメガビーで反撃して撃墜するタマとか。
最後の最後でいい役もらってお亡くなりになったタマに合掌。
さて、最終回はどうなることやら…
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