変人警部・杉下右京(演:水谷豊)と行動派刑事・亀山薫(演:寺脇康文)の窓際族コンビ・特命係が、様々な事件に首を突っ込んで、真相を明らかにしていく人気刑事ドラマの季節がやってきました。とはいえ、生で観たのはこれが初めて。
再放送で「土曜ワイド劇場版その2」は観てたけど、「Season4:密やかな連続殺人」の再放送からハマり出した。
犯人・真犯人の特定という最終目標に至るまでの道筋で盛り上げつつも、頭がキレる閑職特命係vsプライド高い捜査一課の対立というもう一つの軸も用意されていて(しかしどこか間が抜けている捜一のために、対立が深刻にならないので見やすい)、なおかつ特命係に親しい人物(角田課長や鑑識課、たまきなど)との絡みも面白く、そういう多元的・重層的な構成が、ハマった理由。
無論、今シリーズでも、その部分にぬかりはない。
今回は、裁判員制度開始が近付いていることをネタにした話。ネタというか、半分ぐらいシミュレーションビデオの様相を呈していた気もするが…(笑)
そして、裁判員制度の根幹を揺るがすような事件が多発しながらも、結論はもちろん、テレ朝的な主張に落ち着く(笑)(断言を避けていたのは東映側の工夫かな?)
500系、こだまに格下げ JR西日本、来年投入へ
JR西日本は、新型新幹線車両N700系の登場に伴い、のぞみ用の新幹線500系を16両編成から8両編成にした上で、新大阪-博多間の山陽区間限定の「こだま」として使用することを20日までに決めた。
近く車両の改造を始め、500系こだまは2008年中に投入される予定。現在も山陽区間だけで運転している初代新幹線の0系は、入れ替わりに営業運転から退いていく。
細長く流線形の先頭形状や円筒形の胴体など、旅客機を連想させる500系は1997年3月にデビュー。最高速度300キロは当時世界最速で、ギネスブックにも記載される一方(1)座席数が700系など東海道新幹線のほかの車両と異なる(2)先頭車両の運転席側に旅客用ドアがない-など、運用上の欠点があった。
2007年10月20日(共同通信社)
ああ、オレたちの500系が都落ちに…
山本梓 ……… NG :とはいえ、この子、普段からこんな喋り方のような気も…(汗)
桜塚やっくん … おおっ、何ということだ、スッゲー上手い!!!! :とはいうものの、声優で食ってた時期もある人だし、当然か。それを考えるとむしろ足りない部分も?
そんな感じの芸能人声優出演。
冒頭に付け加えられたムダに長い和香・梓出演シーンが、なんとかオチに活かされて、うまいことまとめてたのは、意外。
その出演シーンのせいで、光彦がエラく過剰なミーハー性格を付与されてしまったのは、いただけないけど。
しかし、今のやっくんに、落ちぶれた芸能人の役をやらせるというのは、何か意味深なものを感じちゃうなぁ(笑)
おお、すごい。今回は作品コンセプトの意図通り、ちゃんと大人の視聴にも耐えうる“黒さ”が出ている。
完全に『Dark Fantasy』のノリやん、とか、また偶然にも敵に誘われてますよジンさん、とか、記憶喪失設定どないなってん、とか、潜入捜査ありきなのは策がないなぁ、とか、さも当たり前のように現れるなよ謎の女性、とか、なんでやねんな部分も相変わらず多いけど(笑)
「侵略兵器作る手伝いになってても、楽して儲かるから良いじゃん! 邪魔しないでよ」
と言われて、助けに来たウルトラセブンが人々から疎まれるという話。
黒さが出ているけど、割とありがちな話でもある。
これ以上に何がこの話を黒くしてるかって、宇宙人のキャラ付け。
変に悪役を気取ったり、斜に構えたりせず、ごくフツーのサラリーマン風の中年オヤジってのがミソ。
すべてをビジネスライクに割り切っていて、他人に命削らせて侵略兵器作らせていることも「リスクも説明してますし、ちゃんと給料払ってますから、強制じゃないですよ。ちゃんと契約は成立してます」とにこやかに説明し、黒幕の正体を尋ねれば「それは言えません。クライアントの信用しなっちゃいますから」と軽くかわすなど、爽やかなフツーのセリフを使って、侵略や兵器についての会話を進めているところに、それがビジネス精神至上への批判にも見えることもあり、言い知れない黒さを感じる。
このコミカルで軽薄なキャラ、どっかで見たことあるキャラ付けだなぁ、と思ったら、脚本が福田卓郎。
ああ、『ウルトラマンマックス』のシャマー星人か。
それが今回の話に出てくることで、奇跡の化学変異が起こったんだな。
「ガンダムがまた現れただと!!? それも二ヶ所!? 同時行動か! さらに3機目がセイロン島に!!?」スミマセン、個人的に好きです、こういう翻弄されて混乱した状況(汗)
しかし、その後の各ガンダムの行動が作業めいていて、折角多方面作戦組んでるってのに、面白味に欠けたなぁ…
刹那エクシアvsセルゲイティエレンは、ガンダムピンチで、それなりに盛り上がったが。目立ってます、主人公機。
やっぱり、完璧秘密主義の組織の中で物語の主人公の適格があるのは、未熟で感情が立ちやすいヤツなんかね。ボロが出て、物語を生みやすいので。
そんな感じで、冒頭でも刹那エクシアvsグラハムフラッグやってたし。
…しっかし、そのシーンの、
グラハム「乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じられずにはいられない」―刹那「オレに触れるな!!」
グラハム「多少強引でなければ、ガンダムは口説けません」&ビリー「彼、メロメロなんですよ」
というセリフが、ものすんごくイカれてる上に、ものすんごくBL的。今日も黒田洋介、頑張ります(笑)
でも、あんまり露骨なセリフとかアクティブな姿勢は、女子に受けるのかな?
『SEED』はそこらへんは抑制的で暗喩的で曖昧で、想像を挟む余地が豊富そうだったから。
ただ、主人公たちのキャラ付けは抑制的ね。というより、ここにきても、あんまり立ってないというべきか(汗)
刹那がシンちゃん的(笑)で、ティエリアがクールで厳格、アレルヤが一般人の感覚に近く、ロックオンが割と軽め、という感じで、それぞれのガンダムマイスターの性格の違いはようやく目立ってきた。
こういう性格の違いを付けるなら、普通だったら『3年奇面組』ぐらい強調して差をつけて目立たせて描くのがマンガやアニメの定石なのに、ネガティブな印象を受ける部分を失くしてカッコよさを各キャラ平均的に醸し出させてるのが今風だなぁ。
しかし、このペースでいくと、各登場人物のキャラが標準レベルにまで立ってくるのに、あと3話ぐらい要りそうな気が…(汗)
構成、大丈夫か?
とはいえ、今回も進展的には鈍かったシナリオなのに、千和声キャラを立てるだけかと思われた学生の紛争レポートの話を、ソレスタル・ビーイングの行動の結果としてのIRA停戦というラストに結び付けて、変化を強調しながら、うまいこと話をまとめたように体裁を整える単話構成の手腕はさすが。
そして、その学生の部屋の隣の部屋に住んでるテロリスト主人公・刹那…
いきなり世界観が卑近になってしまったなぁ…
『ガンダム』にあるまじきことだよ、これは。


見る気はなかったのに、賑やかしにテレビ点けて8チャンネル流していたので、観てしまった。
東野圭吾原作なのか。
福田靖脚本らしい、人間ドラマ性よりも事件性重視のお話。
奇想天外・摩訶不思議な事件(1話では人体発火)が、科学の理論に基づいたトリックが使われて起こり、それを科学バカの変人教授の知恵を借りて、新米女刑事が説いていくというのが、この作品のミソ。
「奇抜なアイディアの新機軸ドラマ」と宣伝されていたが、それは『銀狼怪奇ファイル』や『TRICK』がすでに通った道だ。
まぁ、奇をてらった体裁だったそれらに比べて、一般向けに適した真面目で普通の仕上がりになっているのが、いかにもフジテレビ製、って感じだけど。
そして、これは原作者の力量の話になるけど、サイトレーザーと不可視メーザーの違いを活かしたトリックと謎説きや、大気の状態で進行方向が容易に変わって安定しないというメーザーの特性を利用した犯人の性格付けは、なかなかに面白い。
そして、今回、アニメ『コナン』の歴史の中でも、最も目を惹く場面の一つが誕生しましたよ…
…あのぉー
なぜか2回目にして、1年モノの真ん中のエピソードみたいな「見知った世界観でドラマが展開する」ぬるい雰囲気が醸し出されとるんですが。
それに、何? この『ウルトラQ DARK FANTASY』(笑)
(まぁ、1クールしかないんで、ちまちま設定語ってるよりは、一気に飛ばして、やりやすい雰囲気でやりたいことだけやりたいということなんかもしれん。ということは、今回の話の雰囲気がこのシリーズでやりたいこと、ということなのか?)
おまけにこれ、ドラマじゃないよ。
エッセイだよ、エッセイ。
「現代人はこういう不幸を背負っているのだ」ということが今回のテーマだろうけど、それを直接セリフですべて語ってしまったら、お話じゃなくて、単なる主張。
ドラマにしたいなら、お話に乗せて語って、もっと間接的にすべきでありまして…
今回の事件被害者の孤独なんて、どれぐらい同情的に描写されていた? それが皆無だから、それ以降の謎解きも全然面白くないんだよなぁ…
それでも、空虚の寓意があるテレビの砂嵐を利用したサブリミナル誘導という小道具の使い方とか、直接的に語られたテーマ自体は面白いものがあった…
…などと思っていたら、今回の脚本は太田愛。やっぱり底力あるなぁ~
全世界に対し、あらゆる戦争行為を武力によって根絶するという声明を出した武装集団「ソレスタル・ビーイング(celestial being:天上の存在)」。各国は、彼らの存在について憶測を重ね、対応を考える。そんな中、ソレスタル・ビーイングは旧スリランカの民族紛争に介入。双方の戦力に決定的なダメージを与えて去る。
…というのが、今回の話。
――って、えっ!? たったのこれだけ!?
ソレスタル・ビーイングの行動を示す以外、話の進展が全然ないぞ。
こんなペースで、この先大丈夫なのか?
もちろん、この外郭に沿いながら、登場人物たちの会話のやり取りなりセリフなりが間を埋めていくのだけど、それで深まっていくはずの個々のキャラクターは、正直、あまり深まったようには見えない。辛うじて、推察できる程度か。いまだに、キャラより事件の方が主役。
まぁ、『SEED』の最初の数話みたいな無個性よりは、推察できるだけマシなのかもしれないけど。
しかし、本当にフック(目立つ部分)がないな、この作品。つまりは、アベレージを維持して真面目に作られているということなんだけど。
それを考えると、『SEED』って、小さい子ども向けとして適っていた、あの浅く拙く派手さだけの話や描写が、良くも悪くもフックになってたんだよなぁ~
…などと脊髄反射的な比較論で『SEED』と『00』を語っていると、私の中での凡作『SEED』が、殿堂入りの輝ける古典になっていくような錯覚に陥ってきたので、症状が悪化する前に自重しなければ(笑)

私は第5シーズンからリアルタイムで付き合っているけれど、いつもに比べると不穏な空気が少ない、大人しい滑り出しの第1話。再放送で見た第1、第2シーズンの雰囲気や、第3シリーズ第1話の地味さに近いものがある。
「やっぱ、ショッキングさが必要ですよねぇ」と言って、反対する原作者を放り出してまで、3-Bの生徒に覚醒剤打たせたスタッフの作品とは思えない。
まぁ、まだ第1話だし、それに裏番組のせいで大苦戦してスタッフもテンパってただろう前シーズンとは状況が違うし、あるいは、いつも大事件の回を演出していた福澤ディレクターが今回はいないので、大事件エピソードの挿入をゴリ押しする人がいなかったのかもしれん。
『結界師』が打ち切りになって、月7アニメ枠が迷走し始めた。『名探偵コナン』はいつぞやの乱発から久々にデジタルリマスター再放送連発する予定だし、『金田一少年の事件簿』がスペシャルで復活するらしい。
そして、『実写版「名探偵コナン」』も再びですかい。
工藤新一が小さくなる前の事件を題材にした前作の後で、一体どんなネタが残ってるのか疑問だが、まぁ、工藤新一シリーズとして独立してやるなら、まぁ、好きにやればいいんじゃないでしょうか…
…と思ったら、CMでこんなテロップが。
「江戸川コナンと灰原哀も実写で登場」
やめてぇぇぇーーー!!
そ れ だ け は や め て ぇ ぇ ぇ ぇ - - - - !!!!!
言ったはずだ! 工藤新一ならいざ知らず、コナンを実際の子役でやったら、笑えないパロディにしかならないって!!
まさか、出ずっぱりってことはないよな!? 使いどころ間違ったら、今度の実写版は間違いなく地雷になるぞー!!
