前回の感想で大見得切って提示した犯人双子説は、見事単なる妄想に終わる(汗)
ハッハッハッ…
|||○| ̄|_
そりゃ、そんなアホなオチよりも、死んだと思っていた父親との再会という感動的なエンディングにした方がいい話になるものねェ~
良かったねェ
めでたしめでたし~
…って、それはそれで良いんだけど、何か釈然としないものが。
あのひいじいさんは、本当はゆり子に相続させたかったんだけど、それでは他の親類が納得しないから「謎解き」という条件をつけて、絶対に解けないであろうそいつらが素直に諦めるように仕向けた。
その確信は、謎を作ったのがゆり子の母であり、その血を引くゆり子ならば必ず解ける(それ以外の者には解けない)と踏んでいたから。
―ということになるんだろうけど…
結局謎を解いたのはコナンであって、ゆり子は全然謎解きしてない(笑)
(コナンにヒントを与える役割さえ与えられていない)
これでは曾孫を想うジジイの配慮が全然感動のシーンに反映されてないではないか。
どっちらけ…
父親も父親で、なんで少年探偵団なんか呼んでくるかね?
やっぱり、「ゆり子なら解ける」というのはジジイの過信だと思っていて、ゆり子だけで謎解きさせるのは不安だったので、何としてでもゆり子に相続させたいからアドバイザーを付けたのか?
そうなると、「時計さんは少年探偵団を妨害していた」というコナンの推理が浮いてしまうんだよなァ…
なんでゆり子にアドバイスを与える者を助けなかったのか、という問題が出てくる。
それは「時計さんはみんなを守っていた」という灰原の推理で、単にゆり子を助けるので精一杯だった、と言う時計の弁解が正しいことが保障されて問題はなくなるのだけど、その推理をコナンが正しいと直接言っていないのがまた問題…
時計の正体を示唆した灰原をコナンが援護する描写があるため、コナンが灰原の推理の方を正解だと言っているような印象を受けるが、自分の推理を否定する描写はないのよね。
『コナン』の世界では、コナンが推理したことが絶対であり真相で、それが間違っていた場合にはそのことを示す端的な描写・説明かコナン自らが自分の推理を否定することが必要になるのに、その部分が無いから話の流れが不自然な感じなのですよ。
でもなんでコナンはわざわざ間違った推理(しかも後の描写を見るに間違っているとは気付いているはず)を披露したのかね?
ゆり子にシンパシー感じてる灰原に正解を言わせて花を持たせようとした?
それならそれでいいのだけれど、そんな説明全然ないからな、観てる限りじゃそうとは分からないんだって…
それから、急に時計がつるはしで穴掘り始めたのは、ゆり子たちが掘る時間を短縮するためなんだろうが、コナンの推理のその先の行動を実行したものだから、急すぎて見返さないとその意味がよく分からなかったよ…
なんかねぇ、「それって意味あったのか?」と言いたい塔のトラップと迷路のことを扱いの軽いエピローグ部で「あのトラップは子どもを楽しませるためのアトラクションだったんだよ」という拍子抜けする理由でもって投げやり気味に説明するあたりも含めて、尺の都合で脚本をガリガリ削ってるかのような印象を受けるなァ…
前編では好感触だったのに、今回でだいぶ落ちた。
黒水晶と光源と影を使った謎解きってのは面白かったけどさ。
あと、取っ組み合いのケンカをする男子連中3人(コナン含む)というレアな光景が見られたのは儲けモンかな?
(しかし「雨降って地固まる」戦法で結束力強めようとするってのは、コナンのやり方ではないぞー)
作画面では、黒水晶の謎を解いたときのコナンの顔が「その表情はありえない」と言いたいぐらい変だったのが印象的だったほか、そんなにレベル高くなかったけど、ラストのシーンで唐突に青野作監が投入されたので驚いた。
なんで今回に限り作画監督二人やねん…
力量の違いが歴然だ(笑)
「ずっとアナタのこと想ってました~」と言って、陰謀に巻き込まれ不当に追われる正義の人をなりふりかまわず助ける献身的で素直な女の子…
いやぁ、いいねぇ! 萌えるねぇ!(←死にさらせ
秘めたる想いを口にせず、ただただ好きな人のために尽くす。
自分の唯一の居場所だった組織を裏切って、新しい世界…想い人が信じる別の正義の砦へ単身向かう。
素敵な展開になってきたじゃありませんか!
…ただし、それは「女の子がずっと好意を寄せていた」という前提条件がしっかりしていればの話。
メイリンがアスランのこと気にしてた描写なんて、今回の短い回想シーンで出てきたので全部だろ。
その程度で「密かに想っていた」ことを表現していたのならば、しっかりしているとは全然言えない。
なんとか出番があるルナマリアでさえ描写不足なのに、背景キャラ同然のメイリンなら言わずもがな。
先行情報のあらすじには今回のことを「意外な人物がアスランの脱走を手助け」とあったが…
作り手にしてみれば「今までそんな素振りも見せなかった子が急に助ける側に回るなんて意外でしょ?」と言いたいのだろうが、人はそれを「唐突」と呼ぶ。
(しかし単なる背景キャラを、一瞬の回想を挟むことだけで、“そういうキャラ”に昇華させた技術には賞賛を与えるべきなのだろうか……?)
そもそもアスランの方だって仕えるに値すべき正義の人物とは言いがたいしなぁ…
今まではもとより、今回だって冒頭の議長との会話だって議長に押し切られていて、アスランが理論面で正当で、頼るべき正義の人であるようには見えないのだから。
ここでの議長の意見は現実の論理に当てはめれば全くの正論だし、劇中での扱いだって「悪人(かもしれない人物)が正論を盾に押し切った」というもので結局正論を言ってることになる。正論言う相手に反論できないってことは、アスランの方が間違ってると言われても文句は言えないわけで、曲がりなりにも確固たる信念を持っているキラならば明後日の方向を向いたような返答でも相手の意見に屈せず反論はできるわけで、アスランの場合はそうした信念さえもない、と。
人前で公言できない偽ラクスのことを敢えて言って反論したとしても、それは理由としては軽すぎるし、それさえも議長に覆されたらアスランの反論材料はもう無く、対する議長はまだまだ言えそうな(ように演出されている)ので、結果は同じこと。
正論を前にただ駄々こねている人のようにしか見えない。
そんな人のどこに物語を引っ張っていく「正義の味方」的な要素を見出せと? どこに人が慕って付いていくような人徳を見出せと?
感情をストレートに出すことでしか反論できない「素直な人」で、誰にも理解されずヘタレていて孤立した「可哀想」な「主人公格」だから正義の人なのですかそうですか。
…もうちょっとマシな描き方無いんかい!?
それにしても、散々なことを言われ続けてきたデスティニーガンダム…
新型機の見せ場である初陣が「アスラン捕縛のため」なんて地味な名目で、しかも話のメインはデスティニーの活躍ではなくアスランが逃げ切れるかどうかということだなんて、OPには最初からずっと出てたのに3クールも終わりになってやっとの登場、その割に呆気ないお披露目のされ方、に続いて、つくづく扱われ方が可哀想な主役MSだ(笑)
しかしまぁ、世界一斉蜂起、フリーダム破壊、最終決戦準備、アスラン脱走、と怒涛の展開ですなァ…
まるで今まで遅れた分を巻き返そうとしてるかのよう………なんだか、前作の4クール目を見ているかのようだ。
またグダグダになって最終回迎えるんだろうな…
TSUTAYAに行ってみた。
ビデオ化されたテレビドラマのコーナーで、『愛をください』の横に置いてあったのが『愛なんていらねぇよ、夏』だった…
皮肉っぽくて、ちょっと面白い。
でも、面白くなかったのは今日の私。
さしずめタイトルは『鍵をください』といったところか…
というワケで
家 の 鍵 落 と し た ー !
サ・イ・ア・ク!
鍵を見つけないことには家に入れないから、心当たりのある場所を必死で探してみたのだけれど、こんな日に限って行動範囲が広く、歩いて探し回るのに一苦労…
原チャリも自転車もない身には辛うございます…
そもそも、家に帰ってきてようやく気付くという時点でダメだったんだよな…
もっと早く気付いていればムダに坂道を最初から最後まで往復することもなかったのに…
大体TSUTAYAに行くだけでも充分遠いってのに、今日はそこからさらに遠いところにある店、しかも滅多なことでは行かないのに、今日に限って行ってしまったもんだから、家から再び歩いて戻るってのは大変なんだよ……
結局どこ行っても見つからず、骨折り損のくたびれもうけに終わる…
坂道3回も上り下りしたから、けっこう脚にキてる…
こんな状態で、明日は知人と美術館に行くことになってるんだけど…
美術館って、長時間立ったまま美術品を鑑賞するところだよね…
………。
あー……
なんでこんな日に鍵なくしちまうんだぁぁぁぁ…
原作には無いオリジナルの部分も面白くキマってきて、これはこれでいいなぁ、とリニュドラを普通に楽しめるようになってきた今日この頃。
リニュ前の低調ぶりと比べなくとも、単体で判断して90年代中期の水準ぐらいにまで復調してきた感じ。
しかしそれはドラえもんがギャグマンガとして冴えていた頃の話ばかりをアニメ化しているからで、大山ドラの雰囲気に合わせてきた原作後期のが中心になると、わさドラの雰囲気では途端に転落しそうで、不安ではある。
まぁ、今はそれ関係ないか。
「おかしなおかしなかさ」
「しずかちゃんには貸せておれさまには貸せないってのか」と強引に奪ってのび太を行動不能に陥れる不条理なジャイアン最高(笑)
できればもっと凄んでほしかった。なんか話の先を急いでいたせいか、このへんの描写があっさりしてて物足りない気がした。前半は大体そんな感じ。
しかし、傘のせいで話が暴走出す後半になると面白くなってくる。
原作はとにかく変な傘が出てくる話だから、そこに出てくる道具にプラスしてオリジナルの道具も出して、さらに豪華な傘話に。
あいあい傘とかマラソン傘とかおばけ傘とか原作にありそうで、出てきても不自然じゃないもんな。
オリジナルの部分が浮いてなくてちゃんと消化されてるのは良いことだ。
原作では名前が無かった最後の台風傘。
ジャイアンが借りた傘返す代わりにマラソン傘借りるつもりがおばけ傘差してしまったというオリジナル話が伏線として機能してたのがいいなぁ。
「普通の傘だよ」と言って返してもらったヤツ渡したら、似たような形した台風傘だった、と。
そして「やっぱり変な傘じゃないかッ」と怒るパパから逃げる最中の
のび太「台風傘なんて何に使うんだよー!?」
ドラえもん「1号から18号までありますー!」
というセリフのテンポ良さに大爆笑。
台風傘というコンセプトをムダに活かしているのが最高だ(笑)
「まあまあ棒」
大山ドラ版では、怒り爆発寸前のジャイアンを裏山に避難させるまでの描写ってのは全くなかったけど、今回のはその部分がメインっぽくなっていた。
たぶん、原作にもないんじゃないかな?
怒りが溜まりすぎて、殺気を辺りに散らしながらドスンドスン地響きさせながら進行するジャイアン、という描写が溜まりすぎた怒りを効果的に表現できてて、いい感じ。
故障した機械みたく目から火花がバチバチ出てたのも面白くて良いなぁ
なにやら怪獣映画の怪獣行進のように見えて笑える。
爆発寸前なのに「なんで空き地に行かなきゃならねぇんだ」などと逐一冷静なツッコミを入れるジャイアンの様子はなんか好きだ(笑)
ドラえもん「そっと歩かせろよ、石につまづきでもしたら即爆発だぞ」
ジャイアン「(コテン)」←転倒
のタイミングが素晴らしい。ベタだけど。
ベタといえば、ジャイアンの怒りを鎮めようと必死に道具探すドラえもんとのび太のところに、そんなことなど気に留めずまあまあ棒の性能を過信しているスネ夫が平然とやってきて、
スネ夫「このオンチゴリラ!」
と罵った直後にBGMストップって演出…
ベタである種卑怯な手段だけど、こういう演出は何度見てもツボに入るなぁ~
最後に、本当に爆発を起こすジャイアンを3アングルから撮影したものをリピート風に見せるってのもバカっぽくていい(笑)
木や電線を盛大に揺らすほどのすさまじい爆風…
怖いよ~、怖いよ~(笑)
次回の『ドラえもん』は1時間スペシャルで「天井裏の宇宙戦争」ほかを放送。
只今公開中の大ヒットSF映画2本に殴り込みをかけます(笑)
正解数を競うのではなく、出題者が不正解者を指名して相手を蹴落としていく、どれだけ答えを間違えていてもその駆け引きに勝てば優勝できてしまうという、他のクイズ番組とは一線を画すコンセプトが『クイズヘキサゴン』の面白いところなのに…
久々に見てみたら「なんじゃコレ!?」というシロモノに変わっていた。
こんなの『ヘキサゴン』じゃない!
っていうか、まるっきり別番組じゃねぇかッ!
いや、そんなにつまらなくはないのよ。ごく普通のありふれたクイズ番組として見ればね。
ただ、『クイズヘキサゴン』の名を冠する必要性は全くない!
これなら別番組として立ち上げりゃ良かったじゃねぇかッ!
「ジョーシキの穴」の前の前番組「ジョーシキの時間」の改悪を見ているようで気分が悪い…
あれも、スタジオ100人の一般人の正解率と比較するというコンセプトが良かったのになぁ…
まぁ、そんな手間のかかる単発スペシャル向きの番組を、週1で放送してた時点でダメになることは分かっていたが…
改変期のスペシャル番組のままでやってりゃ良かったのに。
そうそう、『世界ふしぎ発見』もクイズパートで変なシステム導入し始めていて、オーソドックスの形から外れつつあるんだけど…
それはそうと『ヘキサゴン』…
このままもう、あの駆け引き合戦は見られないのか……?
冒頭の、親に迎えに来てもらった児童を物憂げな表情で見ていた灰原にコナンが言った「なに小学生が黄昏てんだよ」というセリフがクリティカルヒット(笑)
灰原の悲哀を織り交ぜた原作っぽい話なっていくのか…と思いきや、小学生だけで遺産相続の権利を得るための暗号解読にチャレンジしなくてはならないということになって、まるで「コナンと一緒に学ぼうBOOK」みたいなのに載っているような安っぽい話だな、「時計」なる正体不明のオニイサンが執事のようにガキを懇切丁寧にわざわざ呼びに来る「子どもだけで大活躍するぞスト-リールートの始まり方」って辺りが特に…
…と失望して見ていたものの、外部と途絶した空間で遺産相続のための暗号解読、おまけにあやしい執事付き、というのが『金田一少年の事件簿』っぽい面白さを感じつつ、少年探偵団の個人行動というところでやっぱりいつもオリジナルだなどと笑いながら、株や天使など原作でも見られるようなインテリな解説や強引でも難易度高すぎで単純でもない暗号解読の推理を興味深く見ていたり…
…と、賞賛してよいやら批判してよいやら、何かと感想に困る回である。
まぁ、基本的に面白い話のラインに乗ってると思うから、悪くはない。オリジナルとしてはなかなか。
というか、ツインテール少女萌え (←死にさらせ
来週の話が気になるところではあるが、ここで犯人は時計のにーちゃん双子説を唱えておこう(笑)
途中で一言も喋らない時計が出てきたから、時計なる人物(外見が似通っていて声が違う人物)は二人いると見た。
少年探偵団を知っていて遠回しに指名している点からして黒幕っぽい……
…というか、登場人物コイツ以外にいねぇだろ(笑)
しかし、株の話なんてメインの視聴者である低年齢層には難しすぎて分からないんじゃないのか?(笑)
某「“タケくん”って君だよね? ウチのサイトにコメント書いた…」
と聞かれたのは、漫研の卒業生追い出しコンパのとき。
最初聞いたときは「?」と思ったのだけれど、すぐに私のハンドルネーム(HN)だということに気付ました。
私「…ああ、“Take〈タケ〉”ですね(汗)」
自分のHN言われて気付かないのはどうかと思いますが(汗)、私の場合にはそれなりの理由が…
今日もファンタジカの桂木編集長たちと飲んでて、その席で
某「HLの“Take”はどういう読み方をするの?」
と聞かれたので、正解を答えたんです。
私「アレって、“タケ”とでも“テイク”とでも読めるようにしてあるんですよ」
…でも、そうやって付けたHNだというのに、ウチのホームページのことは無意識に「“テイク”的がぞうかくのうこ」と固定して読んでいる私だったりする…(汗)
はっ! いかん!
あまりの面白さについキャプってしまった!
手作業でキャプチャーして作業完了まで4時間……
うん、もうやらない(違法です
でも、画像キャプチャーやってて気付いたんですが、ワンカットワンカットの時間が長くてキャラよく動き回ること、動き回ること!
さすがシンエイ動画お得意の一人原画……一人で何でも描き表せちゃう実力派が担当してるだけのことはある。
クオリティ高ェ~
昔のドラは一人原画の回だらけだったんだけどねぇ…
そのせいか今日のは、心もち大山ドラ時代の雰囲気に近かった気がする。
「好きでたまらニャい」
丸くなってるドラえもんが可愛いなァ
気だるそうで滅入ってそうな低め声も、モジモジしてる時の上ずった声も、感じが出てて良い。
わさドラはこういう普通のときとは違った変な声出させると映える。
今回は全編にわたって映えまくり。非常に効果的だった。
作画も、ドラえもんの感情をそのまま表すようによく動いていて、高水準。
コロコロ変わる表情もいい味出してて魅力的だしなァ
なかなかの出来でええ感じですよ~
恋の指南役を買って出たのび太がドラえもんを一喝するシーンでスポ根的な演出がされてて笑える。
いつからお前はそんなに熱いキャラになったんだよ(笑)
演出のテンション高いなァ~
ドラえもんとのび太の役割が逆転しているのが今回の面白いトコ。
そのノリで教師役に徹して、しずかちゃんの家を突撃訪問して模範演技見せるのび太がなんか面白い。
ドラえもんへの指導のことだけに夢中で、しずかちゃんを半分コケにしてるからなァ(笑)
ヒデェ
しかし、いくら演技とは言っても、好きな子の前でそんなに饒舌なら、普段しずかちゃんに対してあんなにオクテになる必要はねぇだろ(笑)
なんか矛盾してるなァ(←そこがイイ!
しかしのび太もヒドいけど、悪びれる様子も無く勝手にのび太に留守番押し付けて出かけるしずかちゃんもさりげなくヒドくて、良い(笑)
「王かんコレクション」
今どき王冠の話はないだろ~
王冠付いてる商品なんてほとんど見かけなくなったもん。
現代の感覚に合わせると、ペットボトルのキャップと言ったところか。
キャラクターがくっついたキャップホルダーを集めてる人っているから、コレクション話にはピッタリだし。
…などという時代の潮流に合わせずに、王冠のままで話を進めた心意気が非常によろしい!(笑)
この話は王冠でこそ映えるんだよ!
しっかし、このご時勢にウイルスを街中に撒き散らす描写なんてよくやれたなァ…
いや、下手な改変しなかったことには大感謝なんですけどね。
『ドラえもん』の話って、何気にヒドいのが多い(笑)
物の価値について説明するドラえもんに不思議と説得力があった。
水田わさびの演技力の向上というのもあるだろうけど、背景画が雰囲気出していたのが一番の理由だろうな。
足りないところは絵でカバーするっていうのは見事。
ラストで突然始まるオークション。
あれ、原作には無いシーンだそうで…
いやぁ~ 話にマッチしすぎてて全然そうとは思わなかった。
おまけに面白く盛り上がってたし、ここのオリジナルシーンは良いなァ
そりゃ納得できんわなッ!
先にBSでの放送を見終えたレビュアーたちが、『スピカ』の最終回はヒドイ、というようなことを感想で書いていたのを多く見かけたので、こうなることは分かっていたワケですが。
一体どんな悲惨な結末を迎えるのだろうか、とNHK教育で始まったときから考えていて、最悪のケースを想定していたのだけれど、蓋を開けてみれば何のことはない、普通にお話がダメだった。
とにかく、最終回で全てにケリをつけることは不可能だということはその前の段階で既に判り切っていたことなので、何か一つのことだけでも完結させて終わりっぽくするのだろうとは予想できたし、前話の様子からその一点というのはアスミとまりかが信頼し合える仲になるということだとは容易に読める。
そういうミエミエのオチなので、展開がドラマチックだのキャラの魅力が増すだの伏線が消化されるだの、仲の進展という結末以外に何かプラスアルファの肉付けの部分がないことには見ている方は白けてしまうのだが…
実際の最終回は、予想通りアスミとまりかの仲の進展という点だけを攻めてきたが、本当にただそれだけで、セリフは型通りのもので面白味がなく、プラスアルファの要素が見られずに盛り上がらない、という何とも気の抜けたもので、最終回という感じは全くない。
それならそれで「アスミたちはこれからも頑張り続ける!」みたいなノリで終わらせてしまえば良いものを、ライオンさんが勝手に成仏してしまって、ムリヤリ最終回っぽく仕上げました感が…
仲の進展というドラマにプラスアルファするのではなく、そうやって充分な下準備もタメもなくエピソードを付け足したのでは、単に蛇足な感じしかしないなぁ…
おまけに急にアスミたちが子どもの姿になって独白を始めたのに面食らう。
しかも内容が、それぞれの持つ宇宙に行きたい理由について語る、というこの場においてはあまり意味を持たないもので、しかも内容も薄く、とどのつまり、面白くない。
それぞれもキャラの純粋な心の表れを子どもの姿として表現した、ということなのだろうが、外してるよなァ…
そういうわけで、この地味な作品に相応しい地味にダメな最終回だった…
合掌…
*今日の笑いどころ
「眠れー!」と叫んで、凄むチンピラ2名を楽々眠らす精神科医。
……ちょっと待て!
催眠療法ってのは、精神の落ち着いているときにやるモンじゃないのか!?
それに、催眠状態に陥らせるための話術と、リラックスできる周辺環境が必要となるはず。
糸に吊るした5円玉代わりの万年筆を目の前にかざして大声で命令したら興奮状態の相手が瞬時にグーグー眠るって………
…アンタそれ、どんなスーパーテクノロジーの詰まった万年筆やねん!(笑)
それから、手術中に手塚先生と朝倉先生を診療所まで来させるブラックジャック…
「一刻の猶予もない」と言ってたのに、二人が町から来るまで待ってたんですかい…
待ってる間に“一刻の猶予”が過ぎてしまう気がするんだけど(笑)
「キーワード教えてくれ」ぐらい、わざわざ呼び出さずに電話口で聞けッ!
でも助かってる組長(らしき人物)…
実は重体じゃありませんでした(えー
原作では、ブラックジャックが手の震えを前々から知っていたように描かれていたはずだけど、その時に「これが原因で医師免許が取れなかった」とブラックジャックが言っていたので、以前放送した「ピノコ行方不明」のときの理由とズレてしまうから、今回はそこらへんをカット。
おかげで「突然起こり始めた謎の手の震えの原因・真相を徐々に明らかにしていく」という、起承転結の“起”の部分が原作よりも1話完結的な話に合っていたので、良いアレンジだと思う。
あと「朝倉が実は黒幕!?」と思わせるどんでん返しの部分の演出とかね。
(まぁ、最後の場面がさっき書いたとおりアレだけど;笑)
今回のピノコ、話の都合に合わせるためだろう、妙に物分かりよくなってたり、いつも以上に悲観的になってたり(手術室で「もうダメよ…」と絶望した声で言うシーンには、「なんかサスペンス劇場の劣化コピーみたい」と笑いかけてしまった;)、ちょっと違和感アリ。
漫研の先輩たちが「これはクオリティの高い良作になる」とウワサしていたのに釣られて視聴してみたのですが…
1話はがものすごく面白くて私好みの話だったので大満足!
「これだけ面白かったらもう見続けるしかないでしょ!」と視聴継続を決定いたしました。
…しかし、2話目から具体的描写を伴わない小難しい説明セリフが増えてきて、面白さにブレーキかけてる気がして、ちょっと視聴テンション落ちてます。
なんか、『ラーゼフォン』の失敗時シナリオと同じ臭いがする(笑)
それでも見続けてるのは、キャラが魅力的でそれで低調気味なストーリーを引っ張ってるから。
それに今回の話でようやく復調してきたみたいなんで、まだまだ楽しみです。
なんでいつもこの水準でやらないんだろう、などと言っても今更な話…
新旧主人公対決という、使い古された感もあるほどの王道ストーリーなんだから、そりゃ曲がりなりにも盛り上がりますってなモンだけど。
その割には今ひとつな部分があった気もするが、まぁこれも毎度の話だ。細々と文句は言うまい。
…とそれなりに満足できたのはBパートのバトルシーン。
アバンやAパートのドラマ部分はいつも通りシナリオ運びに穴、穴、穴……
特にヒドイのはキラの決定。
デュランダル議長が、軍需利益のために戦争の長期化を陰から操るロゴスの掃討を ダカール演説 全世界に向けた演説で表明して、ロゴスのメンバーの顔や身元を晒し、その中に現在のオーブの指導者ユウナと関係がある人物もいたため、カガリがオーブに危機が訪れるのではと不安がる様子を見て、キラが一言…
「オーブに戻りましょう」
…表舞台に出て以降のアークエンジェルのことをこの雑記では書いたことがなかったので(先月の感想で書きかけたけど挫折)、今更ではあるけれど一言言っておくと…
お前ら、何しに出てきたねん!?
アークエンジェルの再登場は、カガリとユウナの結婚式が行われた回。
プラントと地球連合が戦争を始め、「同盟結ばないと攻めるぞー」と迫る連合とオーブが同盟を結ぶことになり、「連合野蛮だし、中立の理念は守らなくちゃ」と同盟を拒むカガリを、同盟推進派のユウナが取り込む形での結婚式だったわけだけれど…
普通なら盛り上がり場になるはずの旧クルー再集合、そしてアークエンジェルの出動の目的というのが、カガリの誘拐、という何とも規模の小さいモノ、でも大犯罪。何をしたかったのかよく分からない。
そこからしてアークエンジェル登場の意味には疑問符が付くのだが、同盟をオーブを守るためのものだとして納得していたカガリが突っかかった際に、キラは以下のような旨の発言をしていた。
「オーブだけじゃなくて、ボクたちは世界を守るんだ」
……だが、これがアークエンジェルの行動原理かと思って見ていれば、その後何の行動もせずにひたすら潜伏。
ようやく出てきたかと思えば、目的はオーブが戦争に参加するのをやめさせるため…
しかも2回…
ヒーローっぽくデストロイガンダムを倒してはみたものの、アークエンジェルの行動が世界的なモノであるようには到底見えない。
そこへ来て、オーブが危なくなりそうなので戻ります、と…
カガリが戻って国の指揮をとれば何とかなるかも、と…
オーブに居たら出来ないことがあったのでオーブを出たのに、なぜまたオーブに戻る?
戻っても自分では国をどうすることもできなくなったからカガリはオーブに戻らなかったということになってたのに、いつから何とかなるようになったの?
戻るチャンスなんて今までいくらでもあっただろうにッ!
当初から明確な目的など持っていないという疑惑はついて回っていたが、アークエンジェルがオーブに戻ることを選択したことで、それを自明のものにしたわけだ。
前半の、のび太が廊下で寝てる横で繰り広げられる謎のドタバタ…
半分ぐらいネタバレになってんじゃなかろうか(笑)
ここで視聴者に疑問を抱かせて期待感を持たせるのが狙いなんだけど、ここまで露出度高いと逆効果の気がしないではない。
しかし、ネタバレによる面白さ減以上に、ドラえもん@水田わさびの演技によって面白さが増している。
ボロボロのドラえもんたちの疲れた声とか恨み声とかが感情こもり過ぎてて最高にいい感じ。
面白すぎだ!
セリフはなかったけれど、声のトーンが「ぶっころしてやる」をしっかり表現しているといえる(笑)
だがな、前から思っていることなんだが、押入れから様子見てるのび太を発見しても、「起きてるんだった宿題しやがれ!」とどのドラえもんも言わないのは、そりゃあ変じゃあないのかぁ?(笑)
宿題やることばかりに頭が行っていて、誰の宿題かということを忘れているドラえもん。
最高にバカで素敵(笑)
未来の自分に手伝わせているドラえもんを見て「怠けてやがる」とグチるのび太も「イチバン怠けてるの自分の宿題をドラえもんにやらせてるお前だー!」というツッコミを入れるまでもなく、バカで良い(笑)
「ココロコロン」
感動話としては卒なくまとまっていた。
…けれども個人的には別のところに目が行ってしまっていて、大笑い。
犬に襲われるのび太無視して人形にご執心のしずかちゃんとか、さりげなくヒドいのがイイ感じ(笑)
ジャイアンに「おもちゃに噛まれたー!」というナンセンスなセリフを吐かせたアイボもどきにも笑わせてもらった。
強いよアソボ… 強いよアソボ…(笑)
夜スネ夫の家に帰ってくるおもちゃたちがしっかりホラーになっていたの面白かった。
…って、これは感動話なんだってば!(笑)