冒頭の、親に迎えに来てもらった児童を物憂げな表情で見ていた灰原にコナンが言った「なに小学生が黄昏てんだよ」というセリフがクリティカルヒット(笑)
灰原の悲哀を織り交ぜた原作っぽい話なっていくのか…と思いきや、小学生だけで遺産相続の権利を得るための暗号解読にチャレンジしなくてはならないということになって、まるで「コナンと一緒に学ぼうBOOK」みたいなのに載っているような安っぽい話だな、「時計」なる正体不明のオニイサンが執事のようにガキを懇切丁寧にわざわざ呼びに来る「子どもだけで大活躍するぞスト-リールートの始まり方」って辺りが特に…
…と失望して見ていたものの、外部と途絶した空間で遺産相続のための暗号解読、おまけにあやしい執事付き、というのが『金田一少年の事件簿』っぽい面白さを感じつつ、少年探偵団の個人行動というところでやっぱりいつもオリジナルだなどと笑いながら、株や天使など原作でも見られるようなインテリな解説や強引でも難易度高すぎで単純でもない暗号解読の推理を興味深く見ていたり…
…と、賞賛してよいやら批判してよいやら、何かと感想に困る回である。
まぁ、基本的に面白い話のラインに乗ってると思うから、悪くはない。オリジナルとしてはなかなか。
というか、ツインテール少女萌え (←死にさらせ
来週の話が気になるところではあるが、ここで犯人は時計のにーちゃん双子説を唱えておこう(笑)
途中で一言も喋らない時計が出てきたから、時計なる人物(外見が似通っていて声が違う人物)は二人いると見た。
少年探偵団を知っていて遠回しに指名している点からして黒幕っぽい……
…というか、登場人物コイツ以外にいねぇだろ(笑)
しかし、株の話なんてメインの視聴者である低年齢層には難しすぎて分からないんじゃないのか?(笑)