*今日の笑いどころ
「眠れー!」と叫んで、凄むチンピラ2名を楽々眠らす精神科医。
……ちょっと待て!
催眠療法ってのは、精神の落ち着いているときにやるモンじゃないのか!?
それに、催眠状態に陥らせるための話術と、リラックスできる周辺環境が必要となるはず。
糸に吊るした5円玉代わりの万年筆を目の前にかざして大声で命令したら興奮状態の相手が瞬時にグーグー眠るって………
…アンタそれ、どんなスーパーテクノロジーの詰まった万年筆やねん!(笑)
それから、手術中に手塚先生と朝倉先生を診療所まで来させるブラックジャック…
「一刻の猶予もない」と言ってたのに、二人が町から来るまで待ってたんですかい…
待ってる間に“一刻の猶予”が過ぎてしまう気がするんだけど(笑)
「キーワード教えてくれ」ぐらい、わざわざ呼び出さずに電話口で聞けッ!
でも助かってる組長(らしき人物)…
実は重体じゃありませんでした(えー
原作では、ブラックジャックが手の震えを前々から知っていたように描かれていたはずだけど、その時に「これが原因で医師免許が取れなかった」とブラックジャックが言っていたので、以前放送した「ピノコ行方不明」のときの理由とズレてしまうから、今回はそこらへんをカット。
おかげで「突然起こり始めた謎の手の震えの原因・真相を徐々に明らかにしていく」という、起承転結の“起”の部分が原作よりも1話完結的な話に合っていたので、良いアレンジだと思う。
あと「朝倉が実は黒幕!?」と思わせるどんでん返しの部分の演出とかね。
(まぁ、最後の場面がさっき書いたとおりアレだけど;笑)
今回のピノコ、話の都合に合わせるためだろう、妙に物分かりよくなってたり、いつも以上に悲観的になってたり(手術室で「もうダメよ…」と絶望した声で言うシーンには、「なんかサスペンス劇場の劣化コピーみたい」と笑いかけてしまった;)、ちょっと違和感アリ。