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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 成人しても母親に起こしてもらってるダメ教師・吉野屋。
 もろに『あずまんが大王』のゆかり先生の系統である。

 お母さんの声、どこかで聞いたことがあるなぁ、どの声優だっけなぁ……と思ってよく考えたら、うめ先生ぢゃないかー!!!
 毎回本人を意味なく登場させるに飽き足らず、原作者に何やらせてるんだ!?(笑)

 嬉々として露出度高い服やマニアックなチョイスでコスプレ写真を自撮してる吉野屋先生を見ると、どこのイメクラ従業員だと言いたくなる(汗)
 この時の暑中見舞い葉書が、『ひだまり』1期の1話でゆのが宿題に使った写真になるのか。
 …あれ? あれは寒中見舞いだったかしら?

 今回に限って、なぜか立木文彦のナレーション入り。
 このほのぼのとした世界観では、あまりにも熱いPRIDE声は違和感ありありだ(笑)

 それ以外は、尖った演出があまりなくて、何だか普通のできだなァ…



 Bパート。

 先輩の作った、いつまでも一緒に居られない二人がそれでも一緒に居ようとする映画を見て感銘を受け、私は将来何になるんだろうと奮起するゆの…
 永久楽園みたいな雰囲気の『ひだまり』に最終回が近い感じが出てるなァ~

 ヒロが作った夕ご飯が、割と詳しく解説されて、ちょっとしたお料理番組的になっていたのは、どういう意図だったんだろう…?

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PR
GintamaTabacco.jpg ドラゴンボールのパロディやってるBパートが話題の今話だけど、それを支える下地の発端である「禁煙を強要され、タバコを吸いたくてしようがない土方」を的確に演じられている中井和哉の演技が良い。
 本当にニコチン中毒なんじゃないかというぐらい、大声上げながらの怒り以上の何かで声が震えてる感じとか、同じ震え調子でブツブツと神経質に小声で愚痴るところとか、パターン演技になってないところが絶妙。

 個人の些細な欲望の追求が意図せず世界を救うほど大きく影響してしまう、というネタは数多あるとは思うけど、ものがタバコだけに『プラネテス』のフィー姉さんを思い出してしまった(笑)

 阪口大助がヤムチャ@古谷徹の声真似してて、最初阪口本人と気付かないほど思いのほかよく似てたので感心したけど、同時に、どちらかといえば若井おさむだよなぁ、とも思った(笑)

 感想サイトの各所で言われてることだけど、若本規夫を召喚しているのに、セルのパロに声を充てさせない不思議。
 本人にそのままやらせるよりも、他の声優に当てさせるからこそ、ビミョー感があって面白いのだし、ちょっと声優主体のキャラ遊びというボーナス感もある。杉田智和も見事だったし。
 どこかから持ってきたネタをそのまま映すのではなく、捻ってネタするということで、パロディが何たるかよく分かっていらっしゃる。

 それに、あの松平のとっつぁんの、官僚っぽく建前を並べてみるマジメな喋り口を最初見せるけど、基本気だるそうな上、どんどん私情の部分を隠さなくなって最終的に暴走してしまう、という若本規夫の演技は、あのシーケンスのシチュエーションともども個人的に好きだったりする。

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 私用で滋賀県の南、守山市に行ってきたんだけど…
 帰り道、とある農家の軒先に、ナイト2000(普通のトランザムではなく、劇中仕様にカスタマイズされたあのトンガリノーズヘッドの!)が止まっていたのを発見!!

(←wikipediaより)

 おおっ!! こんなところにもナイトライダーマニアが居たよ!!
 …日本農家にナイト2000なんて、アンバランスな気もするが(笑)

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 その昔、『愛・おぼえていますか』では、恋愛競走に負けた方のヒロインに対して主人公が「君にはまだ歌があるじゃないか」と言って励まして立ち直らせたけど、それは言い換えればつまり、「私にはもう歌しかない」ということ。

 つまり今回シェリルが発した言葉なワケであるが、今作はその、もう歌しかなくなった少女を選ぶ物語なのかなぁ?
 でも、主人公アルトのあの煮え切らないスタンスを見る限り、三角関係のどちらが勝利するのか、まだまだ固まっていない気もする。

 SMSが叛乱を起こし、オズマがアルトたちと敵対、というまさかの構図。
 胡散臭い大統領代理に組織が牛耳られそうだから離反しよう、とSMSの決意が述べられたとき、パターンから考えてレギュラーキャラは団結力を見せて全員集合だな、などと思っていたので、敵味方に分かれてしまうこの勢力図になるのは、パターン外しっぽくもあるが納得もできて、面白い。

 ラストシーンは……おおっ、地球と来たか!
 「最後に母なる地球に還ってくるのが、宇宙を舞台にしたSFの基本」とか言われてるのを聞いた気がするが、こういうところなんかには、この番組の古風さがあるなぁ~

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 本日のヤッターマンの女性キャラ作画が艶やかだった。
 そうか、ドロンジョって年齢24設定だったか。声だけ聞いてると、そんな感じでは…(汗)
 でも、親分が一番年下って、どういうチーム構成?

 …そんなことはさておき。

 トムス自社作画陣の底辺:アベ正己・岩井伸之共同作監の回ということで、全然修正ができていなくて顔の同一性が取れていない、死んだ魚のような目のキャラたちが画面を彩るショータイムがやってきました(汗)
 しかしその一方で、一部のキャラのアップ画面では、劇場版クラスのキャラ作画で魅せていたりして、何ともアンバランス。
 全編低調作画になってしまう事態は維持でも阻止した形か。

 だが、そんな残念な作画の一方で、今日の絵コンテは巧い!
 雰囲気が読めている。
 ただ原作の話だけをそのままダラダラアニメにするようなやる気のない感じではなく、その話内で各シークエンスがどんな役割を持つのか、どのようなテンションで話が進んでいるのか、ちゃんと原作の諸要素を読み込んでアニメ向きな演出を施している。
 あるいは、原作とは違う解釈をしてアニメにしているが、ちゃんと前後の演出や話の流れとの整合性がとれていて、不自然に感じさせず、むしろ面白味を加味していた部分もあった。
 当然といえば当然かもしれないが、原作がビミョーにアニメ向きじゃない素材であるのが影響しているのか、これができていないアニメ回が『コナン』では常態化してたから、今回は良く見える。

 例えば、冒頭の探偵事務所でのシーン。
 取材されると浮かれる小五郎と、冷めたコナンと蘭。事件起こしてと茶化す小五郎と、不謹慎を怒る蘭。唐突に「夫婦?」と尋ねる蘭と、目が点な依頼者たち。
 コミカルで微笑ましい雰囲気が出てくるストーリーラインだが、ここでの画面は、ことあるごとに探偵事務所内をロングショットで捉えた固定ショットに戻ってきていて、離れた位置から見せることで視聴者が客観的にこの場を眺めて、コミカルさをツッコみながら楽しんで見られる工夫がなされている。

 車で電話しているシーンでは、結構長回しで、ビミョーなアオリ構図という割と難しいレイアウトになってて、あまり力量がない作画陣ながらも奮闘させている。

 時間延ばしの意味もあるだろう、依頼者が社長室でうなだれているオリジナルのシーンも、直前で追い詰められている話があるため、ダラダラしているという印象を受けさせずに、物語の補完を行なう的確な描写になっている。

 今回の被害者となる男性が自殺しているかもしれないと聞いて部屋に突入するシークエンスでは、原作では結構皆さん慌てて行動しているように描かれているが、原作の段階において元々「~かもしれない」という確信のない理由で行動しているという短絡さというか違和感があるせいか、アニメではそこを考慮して、結構ゆっくりとしたペースで進められていて、これも時間稼ぎと見ることはできるけれど、始終落ち着きを持ちつつ行動している雰囲気がそれをそれと感じさせないようにしている。

 目暮が「またまた君か」という長いセリフのくだりで、タイミングの取り方が変だったり、終盤のおさらいがここから番組を観る人向けぐらいに妙に詳しすぎてアンバランスだったり、ところどころ変な部分もあるけど、全体的に絵コンテ・演出はいい感じ。

 …と思ったら、演出が劇場版監督の山本泰一郎。
 力量はあるはずの人なので当然な出来かもしれないが、この人が監督した劇場版はグダグダした印象が強いからなー(汗)
 今回のレギュラー放送回は、それの芸風が合ってたってことも。

絵コンテ:鈴木吉男 演出:山本泰一郎 作画監督:アベ正己・岩井伸之

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Geass21a.jpg
アーニャ「今はマリアンヌ。ルルーシュとナナリーのお母さんよ」

 誰か、この頭のイっちゃったようにしか見えない娘に、「はぁ~!?」とツッコミ的リアクションをして欲しかった(笑)

 もう臆面もなく『エヴァ』の「人類補完計画」だなぁ…
 子煩悩でウソのないキレイな世界を望んでいたのがゲンドウ皇帝の真意という説明だったけど、その割には子ども時分のルルーシュにかけた言葉の辛辣さが独創的で、演技っぽくなかった(本心だったんじゃねぇの?)ですけど。あと、負けたものには容赦なしな、かなり残酷な強硬手段に打って出ていたし、その人物セッティングに持っていくのは苦しい気が…

 その場にいるどのキャラにもギアスがかけらない状況だと思ったら、「キャラじゃなくて、神様にギアスをかける」という一発逆転のアイデアは面白いなぁ~。能力が制御不能になるのと紙一重のギアス両目侵食による出力アップで神に挑む、というシチュエーションも盛り上がるし。
 …そのギアスの力は、その神様とやらからの出自ではないのか、という想像の余地がある中で、ラグナレク装置とギアス能力との関係についての謎解きがまるでなされていない現状においては、それは本当に有効な一発逆転だったのかと疑えて白けるものだったりするが(汗)
 なんか、自分の与えた力に自分が滅ぼされる形で、ものすごくマヌケだから。

 ルルーシュの物語はあと何話かで終わるが、番組自体は『コードギアス』シリーズとして続いていくというウワサもあるので、それが事実だとしたらここでギアスやラグナレクの謎を明かすわけにはいかないということか?



 …それよりもだ。

Geass21b.jpg
―1ヵ月後
ルルーシュ「私が第99代ブリタニア皇帝、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアである」


 待て。
 まぁ待て。

 なんじゃこの展開は!?

 皇帝は倒したし、お母ちゃんの死の真相は語られた上にお母ちゃんに助ける価値はないと判断して切り捨ててしまった今、もう元々ルルーシュが目指していた目的は果たし失われたという状況だから、別に新たな目的に向かって行動なさるのは、シナリオ展開としては問題ないだろうけど…
 今まで容易には手の届かなかった敵の陣地を、あっさりと占領してしまう拍子抜けなぶっとび具合が許されるほど、これまでのシナリオの流れが整備されていたわけではなく、見ていて唖然とすること仕切り。

 特にこれといった目的も見えず、ギアスという強硬手段で皇帝宣言しちゃったルルーシュに、何の密約があるのかルルーシュに従って、阻む敵を容赦なく薙ぎ倒すスザク、という、失うものは何もない、後は破滅に向かってガムシャラに突き進むだけ、っていうコンビになっちゃった。
 この流れが許される手順を踏んできたのか、この番組は!?
 もう、結局はオレも皇帝と変わりなかったか、とルルーシュが悟って死亡エンドしか先が見えない…

 「彼は裏切りでのし上がってきた男ですからねぇ」とはっきりとセリフで指摘されてしまうスザク。
 スザクが『SEED』のアスラン・ザラへの当て付けキャラであることを番組が自白してしまったなぁ(汗)

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 もう、銀時たちが老いても変わらない心を奮起させ老体に鞭打って奮闘する、という流れと落としどころになるのはパターン的に決まっているので、問題はその過程をどう独自性豊かに工夫し、納得のいくストーリーに仕立て上げるかというところなのであるが…
 今回のは、無難だが、何か引っかかりを感じるビミョーさが…

 今まで想像を絶するボケっぷりで迷惑しかかけてこなかった老銀時・老桂が、奮起する理由がイマイチ不明。
 他人の会話をちゃんと聞き取れず、返答もトンチンカンな連中だっていうのに、浦島の必死の思いが、素直な形で伝わるとは思えん。
 もうちょっと、老人なりの理解というか、若干素っ頓狂な理解をしつつも、その曲がった理解なりに若い心に響いていって奮起……という回り道な感じでも良かったかも。

 姿は老いても心の若いままの老人たちの奮闘、というラストバトルが、「それ、とても老人のパワーでできることじゃないよ」という力押しばかりなのもなあ…
 老人特有のすり足走法で敵をまくのはまだいいけど、それが壁走りまで可能ってのは、リアリティ的にもテーマ的にも納得しがたい!
 これはたぶん原作準拠のビミョーさだとは思うが。

 ビミョーといえば、ババア神楽のデザインがビミョー。
 齢をとって背が縮むのは老人として不自然ではないが、その絵的なデザインが、顔はしわくちゃに描かれるが、腕や脚の皮のたるみや骨っぽさはまるでない、ただ背が縮んだ少女・幼女の姿そのままになってしまってるのは、ギャグをやられていても何か興が冷める。

 

 しかし、ラストのこの笑顔の作画で、悪い印象は帳消しかも。
 好きだった人に褒めてもらいたくて何とか若さを保とうと醜いまでに固執した敵キャラ・乙姫に、(本当に褒めてもらいたかったら)しわくちゃのババアになっても、笑って迎えてやれば良かったんだよ」と銀時にガツンと言われた後のエピローグでの、この乙姫の笑顔…
GintamaOtohimeBefore.jpg → GintamaOtohime.jpg
(Before←→After)

 ちゃんとバアさんなりの美しい笑顔になっているのが良いねぇ~
 「バアさんになっても“キレイだ”と言われる美しい笑顔」という画を説得力を持たせて描こうとする場合、上のお妙のように、若い顔にしわを張り付けて描いてしまうのが一つの手だったりするが、それは「バアさんのキレイな笑顔」ではなく、「キレイなバアさんの笑顔」という別物になってしまう。
 かと言って、画には表れないシナリオ上の裏設定か何かをセリフとかでごり押ししながら、醜く老いたままの顔を描いて、「画的には醜いバアさんの笑顔だけど、シナリオ的にはキレイなんだよ」という乖離したものを出されても、白ける。
 ちゃんと、説得力を持って、バアさんなりの、思わず「キレイだ(または、とっても良い)」と漏らしたくなる笑顔を描けているのが
 こういう、若いでもなければ醜いでもない、中間辺りの人間をしっかり描ける人は、あまり見たことなかったんだよなぁ~

 あと、老人マダオがカッコよかった(笑)
 立木文彦の老人演技をしながら熱血声を出すという高度な技術を成功させているところが素晴らしい。

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『相棒』新シリーズをもって寺脇康文が水谷豊とのコンビを“卒業”

 俳優・寺脇康文が、水谷豊とのコンビで難事件を解決していく人気ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)を卒業することが28日(木)わかった。同作は10月より新シリーズ「season7」がスタートするが、寺脇の出演は同シリーズが最後に。放送前に主要キャストの卒業発表は異例だが、同局プロデューサー・松本基弘氏は「社内外から批判があったが、リアリティを追求するには亀山(寺脇)は去らなければいけない」と説明し、寺脇も承諾。「亀山薫の生き様を、皆様の目に焼き付けて頂ければ」と最後まで全力で演じきることを宣言した。

 同作は、00年に『土曜ワイド劇場』の一作品として産声を上げた。02年には連続ドラマとしてスタートし人気が定着、今年のGWに公開された映画『相棒―劇場版―』も08年度上半期上映作品として興行収入・観客動員数ともに1位という大ヒットを記録した。

 優秀なキャリア組でありながらも、その“変人”ぶりが災いし、出世コースから外れた杉下右京警部(水谷)と、警視庁のリストラ対象にされた上に、杉下と組まざるを得なくなった亀山薫巡査部長(寺脇)。“人材の墓場”とまで言われた特命係に追いやられてしまった2人の活躍を描く。寺脇演じる亀山の卒業について松本プロデューサーは「(ドラマ設定では)“変人”杉下の下について6人の刑事が辞めていった。常にリアリティを追求してきた作品だし、さらに進化をするために決断しました。賭けですね、ハッキリ言って」と苦渋の決断であったことを明かす。

 松本プロデューサーから直接“卒業”を言い渡された寺脇。当初は困惑したようだが「亀山薫のこと、俳優・寺脇康文のことをとても大事に、そして真剣に考えてくれているその“思い”を受け止め、気持ち良く卒業させて頂くことにしました」と、今回の決断に対し前向きに共感した。8年間に渡って“相棒”としてコンビを組んできた水谷にとっても、今回の寺脇の卒業は、まさに寝耳に水。だが「確かに今や亀山君も特命係に流されて2人が出会った頃の僕の年齢になりますしね。彼の更なる進化を期待します」と“相棒”の新たな門出を祝福した。

 ファンにとって気になるのは、具体的な“卒業方法”。これまでの刑事ドラマといえば、壮絶な“殉職シーン”が通例だが、松本プロデューサーは「こればかりは観てのお楽しみとしか言えないのでご了承下さい! ですが『相棒』は、これまでの刑事ドラマに捉われない形で制作してきたので、卒業に関しても期待して欲しい」と胸を張る。亀山が卒業してもシリーズはそのまま継続し、タイトルもこれまで通り『相棒』のままだという。松本プロデューサーは、具体的な明言を避けたが、新たな“新・相棒”の登場も予感させるものがあり、新シリーズ「season7」に俄然注目が高まる。

 ドラマ『相棒 season7』は、10月より毎週水曜日、夜9:00より放送開始(初回は2時間SP予定)。

(ORICON STYLE - 08月29日 05:01)


……………。

………えーっと、あのぉー…

……うーんと……………えー……

……あの…


…とりあえず、感情的に一言。

 

ちょっと待てぇぇぇぇぇぇぇぇーーーーーーッッ!!!!!

 

 待てっ、待て!! 待ってくれ!!

 何だ、出演者とスタッフの間でいざこざでもあったのか!?
 それともこのニュースの通りに作品の都合なのか!?

 待て待て待て待て待て!!!
 いかに私がにわかファンだとはいえ、これには何か言ってもいいはずだ!

 シリーズが続くのに、なんで主人公交代なんだ!?
 いや、確かに主人公といえるのは杉下右京@水谷豊で、亀山薫@寺脇康文は良くて準主人公扱いってレベルだから、右京さえいれば『相棒』の存続には問題ないのだが、「下に就いたものはことごとく警視庁を去る」ぐらい常人とは反りが合わない右京に、“初めて”付いて行けた人物にして、あまつさえ彼の考え方や価値観に何らかの変革を与えるまでの存在である薫ってのは、キャラクター造形のマッチング(「それでベストの人物関係か?」というリアリティ)はともかくとして設定的に、代わりがホイホイと現れることはまずないと思わせる唯一無二の“相棒”になっているので、この二人を離すことなど考えられないのですけど。
 それに、「右京って、実は誰にでも気を合わせられる常人なんじゃないの?」と、主人公・右京の神秘的なキャラクターまで破壊しかねない。
 大体、主役交代して良くなった例ってあまり聞かない。『X-Files』とか……って、あれは特殊な事情がある例か…

 そして、いつまでも(売れ)続けることができるコンテンツが求められる昨今、その理想とされる『サザエさん』時空が不可能な実写ドラマであっても、留まり続けることを強制されている特命係という戯画的な設定によって、逆に作品をいつまでも回していけるという商業的にはウハウハのリアリティを獲得できた、というこの番組の面白さの根幹部分について、制作側の理解はどうなっているんだ!? 割と自覚的だったと思っていたのに。





 まぁ、偏狭のオタクが騒いだところで、今更、どうにもならんか…
 確かに、何かの成長や進展を描くことで作品的には充実した意味を付加されることもあるわけであるし。
 亀山薫@寺脇康文が再びこの番組に、右京の相棒として(別に特命係に戻らなくてもいいから)顔出してくれることに、期待。


 えっ? 刑事ドラマでは卒業=殉職だから、再登場しないんじゃないかって?

 私はそうは思わない。

 制作側の言う、「薫というキャラクターを大事に考えた、リアリティのある卒業方法」が本当に実現されるのだとしたら、考えられるのはアレしかないだろうなぁ、というアイデアが一つある。


 薫と美和子の間に子どもができる。


 右京はともかく、薫が閑職部署である特命係でのんべんだらりと過ごしていられるのは、妻の美和子と共働きだから、日常生活に経済的な危険がないから、収入にもおいても社会的責任においても重荷を背負わされてないから。
 だが「一人の男として、ずっとそのままでいいのか?」「学生時代から付き合ってきた美和子とも、ずっとこのままでいいのか?」というキャラの人生を大事に考えた場合、この閑職から外してあげることが、制作側の一つの優しさになると思う。
 シリーズの中では、Season6最終回で右京から離れることを進言されているし、劇場版でも薫が特殊部隊にスカウトされたという話も出てきたし、薫が栄転できる下地は出来上がっているので、後は薫の気持ちの問題になると思う。元々上昇志向はある男なんだし(手柄を上げて捜査一課に戻りたい、と何度言っていただろうか)、右京や特命係への親しみを我慢しようという気が起これば、喜んで違う部署で頑張るだろう。
 そこで子どもができれば、どこか不安定だった美和子との仲にきちんとけじめをつけることができるし、家族を養わなければならないという責任が否応なくのしかかってくるので、右京との強い結び付きを“切る”のではなく“超える”形で閑職・特命係を離れるべき状況になる。

 …ということで「薫というキャラクターを大事に考えた、リアリティのある卒業方法」が実現されると思うのだけど、さぁ、どうなることか…


 しかし、右京と薫の性格付けはバディムービーの基本「何から何まで正反対」をなぞってしかもそれがハマっているのだから、後進の相棒のキャラをどうするのかは、相当慎重にキャラ作りしないと、恐ろしい結果になりそうだ。

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 はっはっはっはー!!!
 だから、観てないのに感想サイトをうろつくな、っていう話だよ。
 録り溜めて見てないのに、しっかりネタバレを確認しましたわ(笑)

 というわけで、前回のミシェル死亡は、個人的に意外でも何でもなかったというorz

 そういう視点で見てたからか、逆に前回の演出だと、クランの方が死にそうな感じに見えてしまったなぁー
 いや、ストーリーラインから見れば、「事態を打開する切り札=クラン」という流れなのだから、その肝心要の人物が役割を果たさずに死ぬわけはない(死んだら、何か流れがおかしくなる)のは容易に想像がつくものだろうけど…
 用意されたシチュエーションや演出のテンションから見ると、死ぬべきはクランという雰囲気に持っていってる感じがある。
 視聴者にキャラクターの死という衝撃を与えるために、そういう流れであることを隠しつつ、しかしキャラの死のシナリオが発覚した時にも演出的に納得できるシチュを伏線的に張る、という相反することをダブルミーニング的に成立させる巧い隠れ蓑かも。

 しかし、彼女はあの場所で服を脱ぐ意味はあったんだろうか?(笑)
 脱いだ場所からダッシュでかなり行った先にマイクローン化装置があったわけで、わざわざだいぶ手前で脱いでいることになるのだけど…
 まぁ、本音をぶつけた後に照れ隠しで離れるという演出ですけど。

 でも何が哀しいかって、そうやって悲しみを背負ったがゆえに戦う力と意志をたぎらせて満を持して登場したのに、あまり切り札っぽい一騎当千な活躍が描かれなかったことだなぁ…
 若干、ミシェルに無駄死に感が(汗)

MacrossF_20.jpg 前回の繋がりでいえば、学校屋上でアイモを歌うときの、画ヅラが何かカッコよかった。
 その前の事態―アルトとシェリルの逢引(笑)の場に出くわしたランカがショックで歌うことを拒否するんだけど「プロの歌手ならどんな場所でも歌いなさい」「お前の歌が必要なんだ」と半ば励まされて表に出て行く―というのは、『愛・おぼえていますか』のクライマックスをなぞるような展開だったが、その後バジュラ侵攻という大事件が映画のように解決することなく、むしろ歌ったせいで悪化する一方だったのは、「歌を恋の代わりになんかできるかぁー!!」という、初代に対するアンチテーゼなのかなぁ、と少し思った。

 今回ラストのランカのセリフ「さようなら 大好きでした」は、放送前宣伝のデカルチャーエディションの予告であったもので満を持しての登場だが、これで前もってその予告に出てきた思わせぶりな伏線は回収されたのだろうか?
 でも、その予告と今回のは、ちょっと語気が違ってたから、録り直したんだろうな。
 こっちの方が哀しい気持ちを耐えようとして耐え切れずに出た声という場に合った感じの演技になっていたけど、予告のと聞き比べると声優の演技の成長ぶりが見れるかも?

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求む!!ひこにゃん活動資金 ふるさと納税で課税控除

MachinakaMochi2-04.jpg 彦根市は25日、ふるさと納税制度により、市のマスコットキャラクター「ひこにゃん」の活動資金への寄付を課税控除対象とする条例案を、9月1日開会の定例市議会に提案すると発表した。ひこにゃんの活動費をまかなう基金を創設し、寄付金の受け皿にする計画。“ゆるキャラ”の活動費への寄付を控除対象とするのは、全国でも初めてではないかと同市は話している。

 「ひこにゃん基金」は、条例案で定められる6項目の控除対象のひとつ。基金は、人気の高まりから活動範囲が全国に広がっているひこにゃんの着ぐるみが各地へ出かける交通費や、地域おこしイベントなどへの参加費用、着ぐるみのクリーニング代などに使われる。

 基金に寄付した人には、ひこにゃんが住んでいるとされる彦根城に入場できる年間パスポートがプレゼントされる。条例案が可決されれば、9月22日から施行される。

8月26日7時51分配信【産経新聞】


 さすがにそれはマズイ、というか、間違った人気のあやかり方なんじゃないのか?
 モチ人気を考えれば間違えなくふるさと納税は集まるだろうが、言っちゃ悪いが、たかだか着ぐるみのやっていることにそこまで金をかける必要があるのか?
 地元を活性化するためのマスコットであり、地元を活性化させるためのふるさと納税であって、その目的の部分がオミットされて、手段が手段を使う、みたいな感じになってるのは、どうしてくれよう…
 他にも市にはいろいろな事業があるのに、観光PRのみに集まるような仕掛けじゃあ、地元は巧く回っていかない気がする。

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 1期の25話から思ってるんだけど、神根島と東京の距離ってどういう設定になってんだ?
 島から見た水平線上には全然島影がないので、本土からはかなり距離のある離島(占領国軍の基地があることと照らし合わせると、硫黄島のことを指している?)だと判断できるけど(ていうか、前回地図が出てきた気がするが)、そうそう長距離を飛べそうにないナイトメアの飛行能力でも、それもかなりの短時間で到着できていたので、遠いんだか近いんだか…
 いい加減な距離感でも構わない場合もあるんだけど、あまりにも物語の時間的進行に深く関わってくる事項なので、かなり気になる。

 ついでに言わせてもらえれば、東京決戦から今回のラストまでわずか1日(24時間前後)の事件。
 その間に、フレイア弾頭による東京消滅があり、ブリタニア帝国と黒の騎士団の和解協議があり、ゼロに対する叛乱があり、神楽耶たちが九州から東京に向かう移動時間あり、なんでこのタイミングなんだか皇帝の計画始動あり、スザクを通してのシュナイゼルのクーデター行動あり、神根島でのルルーシュ・スザクの各々の戦闘行動あし、帝国と騎士団のトップ会談あり…
 歴史的にも重大そうだし、個々キャラのストーリーとしても重大な出来事が、なんでこんな急ぎ足で起こりすぎなんだ!?

 そこらへんの違和感などはまだいい方で、C.C.の記憶喪失にいたっては、まさかここまで露骨なご都合主義に終わるとは、と落胆するぞんざいさ。
 わざわざ主要キャラを記憶喪失にしたのは、記憶がないからこそのイベントを発生させたり、記憶が戻る瞬間を盛り上げに使ったりする手続きだといろいろ予想していたのだけど、特にイベントがないままに、ものすごく些細なキッカケであっさりと元に戻ったりしたので。
 ただ単に、皇帝が閉じ込められた時に、脱出してくる可能性があるとルルーシュに教えないためだったり、死んだ人間とも喋れるらしいC.C.の口から死んだナナリーの言葉を、あまり好ましくないタイミングで出させないためだったり、シナリオの都合に合わせたったのが明白。
 目的はそうでも、ルルーシュに気合を入れたり誤解を招く発言で場をかき回したりする程度ではない、もうちょっと身のあるイベントを差し挟んで誤魔化してくれれば良かったのに…

 「東京は死にました」という印象深い重いセリフも、地表がただ単にすっきり丸く削られたキレイな被害状況を見せられると、全然重みも印象深さもなくなってしまう。

 作画は悪い。それに引きずられる形で絵コンテも、作画労力があまりかからないように作り変えられていて、悪くなってしまっている。
 たとえば、スザクが皇帝暗殺という強硬手段をとることの論理を語るとき、今までの彼の考え方から大きく変わってしまったということを示すために、スザクの顔とかを大映しにするべきところで、なぜかそれを聞いている
ジノの目元のどアップスクロールになってしまい、ジノがスザクの言葉をどう受け止めるかが重要であるとでも言いたげなカットに変貌していたところとか、作画が楽できる方法で絵コンテを切っている(切り直している)のがよく分かる。
 

 どーでもいいけど、スザクが生身でナイト・オブ・ワンと戦って劣勢に立たされたとき、「ボクにかかった『生きろ』のギアスが逃げろと言っている。それほどに強い相手なのか!?」という解説が丁寧な感じで入っていたのが、少年マンガっぽい強さの表し方だなぁ、とふと思った。

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 新アニメ化決定おめでとー
 しかし、個人的にはハガレン熱は冷めているのであった(えー
 『シャンバラを征く者』ラストで完全に錬金術世界から決別した後から、どうやって続けるというのだ?
 某所のウワサでは、一からやり直すという話もあると聞いているが。

 コミックの方は、大して話が進んでないなぁ…
 3年前、グラトニーの腹から脱出する話の中で、この物語のテーマとも結び付いた主人公独自の錬成術発生法を、「まるで神への祈り(のポーズ)じゃないか」と総括した時に、終わりが近いと思ったのも、遥か遠い昔のことになってしまった…

 「次の進展でついに最終決戦が勃発ッ!!」…という雰囲気にはなってきて、ようやく終わりが見えてきた感じではあるけれど。

 人気作ゆえの引き延ばし政策のせいで、この作品のキモであろう、敵ボスの“お父様”とエド・アル父との関係にまつわる話を、主人公たちが行動しない息抜き回という変なタイミングで明かしてしまったりして、構成もマズくなってきていており、かなりの回り道が悪影響を及ぼしてる感が…

 ただ、その引き延ばしでできた余裕の御蔭か、今巻での、何だか隠れて生活するのに慣れてきた頃という感じのエド一行の様子から始まり、やたらとケレンがかった濃い作画の機械鎧パンチで壁をぶち抜き、ドアを勢い良く開けた途端に敵に二丁拳銃をぶっ放し、通りすがりのキャラ濃いモブの車を奪って逃走し……という、ノリノリでB級映画してるところは、なんか好き(笑)

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 次回予告で今回は4月で入学式の話だと言っていたのを、ちかの入学式の話だと思い込んでいたので、今回冒頭でゆのがさえのことを「どちらさまでしたっけ?」と言ったことに一瞬戸惑った。
 そうだよなぁ、ある1年度から年がズレることがない作品だもんなぁ…、次の年の話に移るとかはないかぁ~

 久々に4コマらしいギャグ多めの話で、個人的に満足満足。
 最近多くなってきたエロは今回は少なめになっていたが、それもまたオレに良し(笑)

 2話前に話題になっていた詳細不明のお菓子のCMが今回劇中に出てきたが、ブラウン管の中から部屋の中を見たようなひねくれたレイアウトのせいで、未だ詳細不明。
 …っていうか、彼女たちは4月の話題をほとんど1年後の3月まで覚えとったということかいな。しかも割と鮮明に。
 何という記憶力の良さ………と言いたいが、この後の話でまたネタにするのかもしれない。

 そのお菓子のことといい、ヒロが何やら隠し事をしている203号室といい、時系列をいじってるせいで、謎化している。
 別段最終回に向けて大きな感動やサプライズを予感させるような大層な伏線ではないが、興味はそそられる。
 ドラマチックにはできないまったり日常萌えアニメで、視聴者を惹き付けるフックを作るには、こういう手が有効なのかもしれないなぁ~

 逆に、何も知らない新入生の宮子が吉野屋先生の話題を出したとき、もし時系列順でやっていたら先生がどんな人物なのかが伏線化していたところを、視聴者は先んじて散々吉野屋先生の問題行動を見ているせいで、上級生であるさえやヒロのリアクションに共感して、一緒にニヤニヤしてしまうという効果があって、そこら辺の楽しみ方の変形型は面白いなぁ~
 大家さんの禁煙決意(と早い挫折)は、どの季節の話を切り出しても同じ、ってのも面白いか(笑)

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 ネームの長さに演出が引っ張られてる感じ。
 ダラダラ話すところになると、途端に画的にもダラダラしてしまって、面白くなくなってる。

 ただ、良い所は良い。

 30秒もない神楽のアクションパートに、アクション映画っぽいアイデアが凝らされてたり、画的にも工夫があった。
 神楽と九兵衛の壁登りのところも、図星を突かれて一旦動きを止め、その後不自然に動きを早めて上っていく、というのも、ベタながら面白い。
 亀梨と長谷川の特攻が無意味に虚しく終わった後に新八の激しいツッコミが入るまでの間をビミョーに長く取ってあって、乾いた笑いを誘っているタイミング取りも巧いなぁ~
 
 バカバカしすぎる乙姫とお妙の女の対決は、もっとギャグテイストの生える演出を施すべきだと思うが、荒々しいBGMのせいでかなりマジメな戦闘シーンっぽく演出されていたのは、場違いな感じがする。
 …なのだが「マジメ全開でバカをやっていることがギャグ」という感じの演出なのかも。


 しかし、よく考えてみれば、ここ最近のアニメの中で、一番ストレートにジュブナイルSFを展開する作品になっている気がする。
 シリアスもかますギャグマンガゆえの底の浅さが、濃すぎるネタになったり捻りすぎたパロディになるのを防いで、結果的に功を奏しているのか
 というか、ジュブナイルSFの分野って、今の世の中ではギャグマンガでしか生き残れないのか…

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 うーん、このタイミング…

 延々と築いてきたものルルーシュがすべてを失うには、あまりにもあっさりすぎないか…?
 失われるときはあっさりと、なのが世の常ではあるが、ドラマチックじゃないのはどうしたものか。
 スザクという道徳的な柱を対抗として用意していたことから考えて、人を利用するだけ利用して殺すような褒められたモンじゃない行為の積み重ねでのし上がってきたルルーシュには、どういう形になるせよ、こういう道を辿ることは決まっていたようなものなのに、その“待たれていた”決定的瞬間が演出的にもお話的にも淡白に通り過ぎていくんじゃあねぇ…
 まぁ、ナナリーが失われたという重大事態にして動機の根底の喪失を前にしては、黒の騎士団の離反はルルーシュにとって大したことではないので、重く描く必要がないのかもしれんが。
 このあっさり風が現代風味? あるいは、雰囲気的に重くなると見ていて鬱になるから、ということへのストレス軽減策?

 ロロが起こしたサプライズと、キレイな最期は、この番組の実直な仕事ぶりが出てた気もする。

 皇帝が世界を塗り替えるとかどうとか言ってたが、『エヴァ』っぽくなってきたなぁ…
 …ていうか、世界中にシステムはあるみたいなのに、なんでわざわざ日本でやるんだろう?
 説明はこれからあるんだろうか?

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