21世紀になったのに、『“世紀末”の魔術師』を放映する局側の意向や如何に。いや、作中で指し示されている“世紀末”は19世紀のことだから、別に問題はないけど、おかげで、『コナン』も長期連載が過ぎて、だいぶ「史」になってるんだなぁ、と思わされること仕切り。
まぁ、劇場版としては面白い方だから、再放送してくれるのは嬉しいけど。
でも、デジタルリマスターとまでは言わないけど、ちょっとぐらい色補正をしてほしかった。
放送に使ってるマスターフィルムが古いのか、彩度がボケて黄ばんでしまっていて、白が巧く発色できていないので。
そして、テレビ放送では必ず切られる、冒頭のキッドと歩美のコンタクトと、途中博士が出すクイズ。
確かに無くても構わない、ていうか無い方がスムーズになっていいぐらいのエピソードだけど(汗)
ただ面白い方と言っても、私としては『時計じかけの摩天楼』と『14番目の標的』の方が好きなんだけどなぁ~
あの、何とか映画的にしようと気張った作り(とりあえず爆発させりゃいいや、レギュラーキャラが被害を受ける、事件を矢継ぎ早に大量に投入…etc)になっているところが欠点になっているのが目立つ仕様ながら、だからこそ捻ったところがないストレートさがあって、純粋にガシガシ盛り上がっていくってのが、後の映画にはない好みの部分なので。
それと比べると、『世紀末の魔術師』からの映画は、物語の展開に落ち着きがあるように見える。
改めてみると、作画がヒドイところが散見できるなぁ…
今日の編集は白鳥警部デイなのか、いつものTVサイズだと切られてそうなラストの白鳥シーンまで放送されていたから、多めのような気がする。
ああ、麗しき塩沢兼人の御声……;・(ノД`)ノ;・
まぁ、このキレイにまとまった感に迎合しときましょう。
如何せん、不規則な軌道を経てここまで来たので、バンザイで見送る気にはならないけれど。
結局ギアスという力を使った代償は払わされたけど、ギアスの力そのものについての総括はなかった気が…
「ギアスは願いに似ていないか?」というキレイな言葉でまとめるには、「お前たちは死ね!」とか、願いにしては物騒すぎる気が…(汗)
最後になってまで、ボロボロになったナナリーとか、ネタ要素を投入してくるなぁー
私の目が腐っていますかそうですか(汗)
物語的には殺してもらった方がまとまり良く終われるからいいのだが、劇中の作戦的には、別にルルーシュを殺さなくても終わらせることはできたよね?
でも、死人に口なしということで、より大きな憎しみを一転集中させることができるのか。
ルルーシュ亡き今、自分に従うようにギアスをかけたシュナイゼルはどうする気だろう、と考えたが、前回のセリフは「ゼロに従え」なので、スザクがゼロであり続ける限りは大人しいままということか。
変なところが細かいなぁ~
結局、ギアス能力は古からのそういう魔法でした、で解決する気なんだろうか
総括的に言うと、演出的には全体的にさらりと流すスタイルが貫かれていたのだが、重要なところまでさらりと流すなんてことが多かったりして、納得できん部分もあったり、しかしそれもさらりとした描写を隠し蓑的に巧く使って後々の衝撃展開の伏線を紛れ込ませるという手としても使われていたのではあったのだが、おかげで回収できてない伏線とかが残っているのにも言い訳ができるズルイ作りでもあって、そこら辺が効果的でなく、残念だったかもしれん。
まぁ、一番ツッコみたいのは…
オレンジが本当にオレンジ畑耕してやがる!!
そのネタは以前、二次創作か何かのパロイラストで誰かが作ってただろ!
作画力が凄まじい!
一体いくつ手描きクロースアップとトラッキングショットがあると思うんだ!?
ただ、そんなところを懇切丁寧に動画描写するためにカット数を多く長くしなくてもー、という冗長な部分も多かったりする(汗)
七夕でまとめた話もキレイにまとまっていた。
いやぁ、最終回らしい力のこもった仕上がりだわ。
…って、アレ? 次回予告? …ってことは今回は最終回じゃないの!?
そーいえば、絵コンテ・演出もコアスタッフじゃなかったからなぁ~
ということは、最終回にはコアスタッフを投入して更に高いクオリティの話になりそうなわけで、これは来週も見なければ…
録り逃したぁぁぁぁぁぁーーー!!!!!
||||| ○| ̄|_
長編になるかと思ったら、あっさりと最終標的が出てきて、短めに終わるつもりなのね…
…と思ったら、それフェイクで笑った。
ちょっと考えれば「怪しすぎるヤツは怪しくない」というパターンから、ゲーム内でも目撃時と同じ姿格好で現れてくれたので探す手間が省けるような都合のいいことはないので、別人ということを気付いてもいいものだが、ちょっと考える必要もないそのまんまのネタを都合よく投入するのも『銀魂』のパターンなので(汗)
しかし、先週から「頼りになりそうなキャラを見つけたと思ったら、実はその正体はレギュラーキャラでしたー」というネタを延々続けているだけなのだが、いいのか?
宇宙規模のネットゲーム、なんて広大な設定を用意しておきながら、やってることがすごく狭いんだけど。
いやまぁ、それはそれでしっかりとしたギャグにはなってるけど、もうちょっと広さを感じさせてくれたっていいじゃないか。
せめて、バレ方にバリエーションと意外性があれば面白いんだけど。
他のネタに絡めて(桂)でバレる辺りは面白かったが、それ以降がネタ的にバレ方がワンパターンだなぁ…
とはいえ、正体をバラすときの編集タイミングとBGMストップ演出は何か良い。
銀子を画的にはカワイイキャラに描いてるのは、スタッフの息抜きか?
小林ゆうが『銀魂』で媚び媚びな演技やってるのは新鮮かもしれん。
オズマ「(先に)行け、アルト!!!」―カナリア「我らの希望をッ!!!」―ルカ「ボクらの未来をッ!!!」
クラン「(ミシェルのライフルを手渡して)アルト、お前に託すッ!!」―アルト「行ッくぜーー!!!」
ブレラ「クイーンの頭を狙え!」―アルト「!そうかっ!!」
うおおお、なんて懐かしい展開(笑)
おまけに、ライバルだった男どもが背中を預け合わせてグルグル回りながら一斉射とか、愛する女たちに敬礼をキメる主役メカに、そのメカの最後を敬礼で送る主人公とか、シチュエーションも盛りだくさん。
今時こんなベッタベタなシチュエーションの嵐が拝めるとは!
一体何だったのか詳細の部分が釈然としないラスボスの行動とか、いろいろ伏線を取りこぼしてたり、理由不明であっさり解消したシェリル死亡フラグとか、解決方法が安易すぎたりしたけど、いやぁ、映像と音楽のボリュームに圧倒されて、見た後の印象はそう悪くはない。
話の筋がストレートなものが多いマクロスにしては、今作『フロンティア』は謎の解明に複雑な説明が必要とされるややこしさがあった気がする。
まぁ、それは今風か。
三角関係が「私、負けないからね」で終わったのも今風といえるかもしれないが、それは単に、私がちょっと『灼眼のシャナ』を思い出しただけだからかもしれない(汗)
…と思ってたら、「マクロスF劇場版 始動」の文字が。
あれ!?
『エヴァ』のロンギヌスの槍が出てきたような気がするが……まぁ、気にしなーい(笑)
お話的にも、画ヅラ的にも最終決戦に相応しいボリュームで、眼福モノ。
落下していくアヴァロンを真下から映して、中空域でのナイトメア同士の乱戦と、さらに上空に鎮座するボス要塞・ダモクレスなどとの対比を狙うという画面の奥行きの使い方とか、壁外から雨あられのように撃ち込まれる攻撃を避けつつ、狭い基地内で間合いを取り合いながらも激突する強豪ナイトメア同士の決闘とか、今回の須永司コンテはかなりリキが入っている。
気になったのは、ロイドがブリッジに戻ってくる箇所…
ルルーシュが咲世子やセシルたちと話している合間を縫うタイミングで、相槌のようなセリフを何となく喋って、画面の手間を脚だけが何となく通り過ぎる、という登場で、その後ルルーシュのアップが出た後で、ロイドの上半身ミドルショットが出てくるが、不真面目っぽく背中越しに顔を向けた画で、場の流れでそのまま会話に参加する、というシーケンスが、アニメではあまり見かけない撮り方のような気がする。
あまり力が入っていないカットの連続なのに、緊迫感のある場の雰囲気を掴みながらメインストーリーに充分絡んでくる、という変なギャップがあるのが、どこか興味深い。
しかし、盛り上がる一方で、シナリオに納得いかんところもチラホラ…
死んだと思われていたキャラが生存していた、というネタを繰り返すのは、何か安っぽくはない?
コーネリアが生きていたのは、まぁ納得できなくはないけれど、ギルフォード、あんたは生きてちゃダメーッ!!!!
あんたの死に方は、生きている可能性のあるかもねー、というレベルじゃなくて、どう考えても死んでなきゃおかしいという状況だったじゃないかッ!!!
シュナイゼルに使った手は、まず時間的にあんなものを撮る時間的余裕があるように見えないし、5分近くに及ぶ長い会話を先読みして完璧に合わせてみせる、というのも不可能の域(録画の停止・再生を少し操作していれば、タイミングは図れるだろうケド)だし、ちゅーか、そもそも、シュナイゼルを堕とすのに必要な手なんだろうか(囲めた時点でもうちょっと直接アタックしても良かろうに)、と考えることしきりだが…
知略に富んだ敵の、その最も得意とする分野において、相手の知略を読みきって凌駕して見せた上に屈服させた、という勢いと雰囲気ができていたので、ルルーシュの勝利は分かりやすかったかな。
ルルーシュ最後の試練が、“遂に”目を開いたナナリーにギアスをかけるか否かを迫られる、という、この番組の物語の始まり(ギアスという力を得て、ギアスをかけられない盲目のナナリーにとっての幸せな世界を作ろうとする)を見返すかのような要素で、最後に相応しい形になった。
ギアスとは何だったのか、ラグナレクはどういう出自のテクノロジーなのか、いろいろ取りこぼしてきた謎は多いが、もうここで終わってもいい雰囲気が出来上がっている。
…ていうか、たぶん、いい加減疲れてきたのだろう、私が(汗)
毎週毎週、1週間の心のモヤモヤを持ちながら見てきた者だけが、感じることが出来る気持ちだとは思う。録画やDVDで一気見すると、また違った感想が出てくるかもしれない。
このまま最終回が、意外性とかどんでん返しなしに、ドラマ的に諸要素をまとめて終わってくれれば、すっきりとした話になりそうだが、この番組のことだからそうもいかんのだろうなァ…
今回のネタ(誘拐)の性質上仕方ないのかもしれんが、もはや、何とか33分持たせるという雰囲気じゃなくて、古今東西のギャグを詰めたい放題やりたい放題な無法地帯になっとるじゃないか!(笑)
犯人を倒す方法(=ギャグ)が、なぜか歯磨きをしてあげる、というネタだったのは、剛がやってるせいもあって、何か笑えた。
緊張感のあるシーンで間違い電話がかかってくる、というギャグシーンによく使われるのが、「全然関係のない出前の注文」というネタなのだが、それを臆面もなく工夫なしに使ったと思ったら、その被害者の家が本当に出前受付の食堂を営んでいた、という形で、定番ボケの上にさらに捻ったボケを重ねていたのは、この番組のギャグテイストの高まりも何か変な領域に達してきたなぁ、と感じてしまった。
滋賀では『銀魂』と『ひだまり』がまさかのネタかぶりだ!!
…心底どーでもいいことだが(汗)
レギュラーキャラにケガ人発生、という実被害の出た謎の真相を追っていく、というストーリー性があるのは『ひだまり』らしからぬ展開でけしからん!(笑)
完全真上から、という特殊アングルのカットが多用されていて、久々に分かりやすい尖がった演出が出てきたなぁ、と思ったら、その謎に関わってくる「天井の高さ」を視聴者に意識させずに、キャラたちによる謎の解明まで真相を勘付かせないようにしておく伏線だったとは!
ストーリーとの噛み合わせを考慮しないで進めて来た感もある尖がった演出が、ストーリーに合わせた演出になってしまっているなんて、これの方がまさかまさかの展開だ!(笑)
そしてもう一つ、今シーズン通しての謎「203号室に一体何がある?」についても遂に明らかになったが、ヒロのダイエット製品置き場になっていた、というやっぱり他愛ない理由。
時系列の整合性をつけるために、ゆのはヒロに目隠しされて管理人の姿を見ていないが、そーいえば、ゆのが管理人さんと合ったのは、1期の何月の話だっけ?
ああ、記憶力がぁぁぁぁorz
どうやったらこんな繋げ方を思い付くんだ!?キャトルミューティレーションと人体改造という非現実なオカルトで始まった話が、なんでインターネットゲーム世界での仮想大冒険を描く長編に発展するんだ!?
この発想は、ネタの整合性がついていなくて強引過ぎる負の側面が強いんだけど、残念ながら、私には面白い(汗)
やはりこの作品は、ダイアログがいい感じ。
声の底から怨み辛みを吐き出しているような感じの杉田智和とか、声優の演技の奮闘も、もちろん素晴らしいんだけど。
一人だけ違うドライバーになっている、というネタを一つ投入したら、それに愚痴を吐き、吐いた愚痴にまた愚痴る銀さんの発想、それに逐一入る新八のツッコミ、その間に入る神楽のちょっかい、さらにそれに反応する銀さんのからみ、といろいろな方向に雑談の流れが展開していく引き出しの多さが、面白い。
…くどいという意見も当然あろうが(汗)
いつでもリセットも中断もできるゲーム世界での出来事に緊張感を与えるために、ゲームの中でも死んだらもうゲームできない、という流れにしておくのは当然の処置とは思うが、しかしそうなる理由が、主人公たちの主人公らしからぬ(しかしとっても『銀魂』らしい;笑)ルール違反というか暴挙の連続で、サーバー管理者に目を付けられてしまったから、という捻った、というか捻くれたアイデアを投入してきているのが、一筋縄ではいかんこの作品のキモかも。
いちいち出てくるメッセージウインドウも、ゲーム世界ネタに合わせて、芸が細かいなぁ~
怪猿を罠にかけようとする展開では、毒バナナを投げた瞬間にオチが読めるのに、NowRoadingの画面が一瞬挟まれて、罠に引っかかる神楽の画をバーンと大映しにすることで、ギャップ感を強めさせて、笑いを強化する工夫が面白くて、しっかりと笑えてしまう。同じこと2回されても何か笑ってしまったし。
冒頭のUFO襲来が、あまり青抜きできていないブルーバック合成っぽさと、時間差撮影を同ポジションで誤魔化してフィルムをぎこちなく繋いだ編集の雰囲気みたいな懐かしい画面をわざわざ作り出すなんて、今時誰が考えるアイデアなんだよ(笑)
3人いっぺんに立ち上がったら、テーブルがズレて新八の脚に当たって痛がるけど、特に気にすることなく話を進める、なんて何のギャグにもなっていないけど、自然な仕草を大事にする姿勢が見えるところも微笑ましい。
今回の絵コンテ・演出は南康弘。おお、やっぱりできる人だった。
いつぞや、『クレしん』も『サザエさん』級にたわいない、とは言ったが、作品舞台の母体が存続の危機を迎える話を長く引っ張るなんて、『サザエさん』や『ドラえもん』では、こういう話できないから、そこら辺はクレしんのアドバンテージだなぁ~
…っていうか、単なる視聴率アップ作戦に体よく利用されてだけという話も(汗)
ひろしが出て行った話のときは、今回みたいに長く引っ張らなかったくせに、女の方が出て行くと“ありえる危機”として話を成り立たせるのは、変なところで因習に縛られてるなぁ…
まぁ、あの時は、勘違いギャグがメインだから、テーマ自体が違うというのもあるけど。
しんのすけが聞き間違いをして事態が急転する、ってところは同じかも。
だいぶ溜め込んでしまったので、むさえがまたずれ荘に住んでいることも知らなかった。
どう引っ張ったって最終的に元の鞘に収まることは誰にだって分かるのだから、問題はどういう解決過程を経てどういう解決策を選ぶのかというところ。
その辺はちょっと脱力すぎたかなぁ…
まぁ、何はさておき…
シロはかわいいなぁ~(笑)
「アドベン茶」
いくら、矢継ぎ早に押し寄せる事件に巻き込まれてしまうパパの冒険がテーマでも、ちょっとでも跳ねるものにのってしまったら、毎度毎度100メートルぐらいの高さまで飛び上がって移動してしまうなんて、ありえなさすぎるだろう!
だがそれがいい(笑)
ヒーローっぽく子どもを助ける、って要素は蛇足だった気がしたのだが、しかし冒険の要素の一つであり、原作が取りこぼしてた要素だなぁ~、と思ったり。
ただあそこは、「名乗るほどのものではありませーん!」というパターンより、「名乗ってるヒマがありませーん!」の方がよりパロディっぽくて面白かったかもしれん(笑)
「ベロ相うらない」
冒頭の間の使い方で一発で分かる渡辺歩回。
歩いているのび太を映したカットから始まって、空き地に入っていくスネ夫たちを見るのび太の視点ショットに映るんだけど、いつもだったらそこから「空き地を覗くのび太」というカットに映るはずのところで、そのまま同じカットでジャイアンがこそこそと後を付けていく部分が足されてワンカットの尺が長くなり、それを訝しがるのび太のカットに再び戻ってくる、という間を長めに使い、カット繋がりを意識しているところなんか、個性が丸分かり。
のび太が悪だくみを思い付く瞬間に、空き地から飛び去るセミを映した風景ショットを差し込んだりして、人物以外の部分も印象的に描こうとする編集をしているところなんかも、渡辺コンテらしさ。
他にも、画面端の出来事も子細に動かしてたり、生活用品とかの小道具にこだわったり。
現在と未来を行き来しているおじさんの家周辺では、同ポジのカメラアングルを繰り返していくのも、知らない土地でも印象深く身近なものに感じてもらえるようにすると同時に、変わってない部分と変わった部分を強調するやり方で、こうした同ポジを意識する人には、やり手のコンテマンが多いようにも思える。
(本日)
「無人島で3000日」
だめぇぇぇーーーー!!!!
この話を情感たっぷり交えてやっちゃダメぇぇぇーーーー!!!!!
いやぁ、まあ、感動的に作り上げる話としては、白ける部分がないようちゃんと作られていて(いや、船の定期航路が島に近いのは何かツッコミどころか)、それはそれでいいのだが、10年も助けが来ないままで孤独死しそうです、というトンデモネタをそのまま重く描かれたら、さすがにシャレにならん!!!
ちゅーか、夜になるたびに貝殻を積み上げていく演出が加えられていたのだけど、10年の歳月の重さを見た目から語っていたのだが、三日坊主ののび太がそこまで続けられるとも思えない(笑)
1,2ヶ月続けられれば習慣化して、そのまま10年続けられるだろうけど、まず習慣化するまで続けられるとも思えない(笑)
芝山監督版では(って、また引き合いに出してしまうなぁ、オレの悪い癖;)、わずか10秒で10年経ってしまう、という、原作よりさらに呆気ない歳月の経ち方をしていて、内容知らずに見ていた当時の私にとってはサプライズになっていたのが、面白いと言うか呆れると言うかで、いい匙加減になっていたと思うんだけどなー
全体的に時間稼ぎのための部分が散見されて、間延びした演出だった印象。
ここで「愛・おぼえていますか」を歌うなんてヒキョーだー!!!!
初代マクロス劇場版の『愛・おぼえていますか』で見せられた、人類とゼントラーディの両方を巻き込んで共通の目的に全力を合わせて向かわせる歌のパワーを見せ付けられた身としては、これを敵側が歌ってしまったら勝てる気がしない!!
それどころか、バジュラの居住星を乗っ取りにやってきた人類、と言われたこともあり、攻撃の正当性まで敵側に渡ってしまった気にさせられる。
歌が攻撃の救いにならないというのは、河森監督が『愛おぼ』のラストを武力で終わらせてしまった反省を、力の限りフィルム化した結果なのだろうか…
おまけに、主人公、ここに来て呆気なく爆死。
死に至る前に力の限り思いの限り行動するシェリルには、そこまで躍動的だったのに死ぬなんて、ということで死を印象深くする意味があるのがパターンなのだが、その行動のほとんどがアルトのためということになっていることで、そこまで尽くした男が死んでしまうことでその男の死を衝撃的に印象深くする、という死亡フラグの隠し方・別の活かし方になっているのは、ミシェルとクランのときと同じパターンだなぁ~
『コードギアス』には『ガンダムSEED』への当て付けが含まれている、と思ってここまで見てきたけど、「こんな雑で薄っぺらい話の作りでも、みんな喜ぶんでしょ、ていうか、むしろこうでないと喜ばないんでしょ!?」というヤケクソ気味な考えでもってスタッフが作ってるんじゃないのだろうか、と少し思い始めた。何か技術的に上のものを見せ付けて当て付けにするというより、引き写して作り直してるって感じが少しあるような…
ある意味、『SEED』の商業的成功を引き継いで、その手の路線でがんばってみせる仕事をする律儀なフォロワーなのかも。
ルルーシュのブリタニア帝国とシュナイゼルの超合衆国との決戦が否応なく迫っていくお膳立ては、本来『ガンダム00』の14話みたく時間や各キャラの描写の時間を割いて徐々に緊張感を高めていくのが定石なのだけど、BGMオンリーの場面ツギハギ編集で1分内に済ますという、あまりの端折りっぷりに笑う。
その決戦は、双方が相手の動きの意味を読みつつ裏をかき合う様子が描写され、ちゃんとキャラの性質に合った、知略をかけた戦いのようになっていて緊張感を高めているのは良いなぁ~
ルルーシュが富士山を噴火させて敵を撃滅する作戦は、そんなにタイミング良くすぐに噴火するかい、とかいうツッコミどころはあるだろうけど、富士山が崩壊するという地獄絵図によって、最終決戦臭が醸し出されてきた。
黒の騎士団の母艦が墜ちるというシチュエーションやボリュームのある作画も、その臭いを後押ししていて良し。
そのほかでは、敵要塞の内部がちゃんと広さが実感できるカメラレイアウトになっていたのが印象的だった。
あと、学生には到底似合わない仰々しい衣装が気になってしようがない(笑)
にやけたり大笑いしたり、私が忙しい回だったなぁ(笑)
ゆのの両親が突然ひだまり荘に訪れる話。
子どもの元を訪れる親って、そうそう、大体こんな感じ(笑)
親と娘のやりとりがいちいち微笑ましいし、そこにいろんな意味で(親への愛慕も)ストレートな宮子が絡んできてさらに面白い。
ところで、ゆののお父さん、こんなに若い感じだったんだ…
ギャグ多めだったし、さえにドッキリを仕掛ける一連のシーンは、複数のネタをパッパッと見せていくテンポの良さが気持ちよく、「知らぬ間に布団に誰か居てキョドるディフォルメさえ→BGMや画面効果なしで、宮子の部屋に威勢よく怒鳴り込んでくるノーマルさえ→男物靴に気付く→ぬぼーっと寝ボケでやってくるディフォルメ宮子→集中線効果出しながら大慌てのディフォルメさえ」という一連のテンションの調節もそれを補助しているし、何より、前半で使い終わっていたはずの靴のネタを伏線的に使ってくる構成も面白かった。
投げっぱなしオチで括られた2編。
Aパートのアニメオリジナル桂寿司屋潜入の話はイマイチな出来。
笑えるネタがピンポイントで指で数えられるほど少なく、しかもどれも練られたモンでもなく、ストーリーも状況説明しかやっていないような薄さがあって、どこを切っても面白味がない…
『銀魂』っぽいのは、窓繋がりの言葉遊びで坦々と笑いを取ってるところと、シリアス気味に誰それ構わずシンパシー感じる桂ぐらいか。
一番マズイのは、身を挺して涙ながらに博愛主義を語るキメどころを与えられた、ハタ王子の扱いの良さ。
ヤツは、どこまでも地味にヒドい性格が原因で、どこまでもヒドい扱いされてこそ栄えて、愛されるのだから、扱い良くなっちゃダメよ(笑)
Bパートは、珍しく原作読んでる。
かっぱ巻きぐらいしか作れない長谷川が、銀時たちにマグロ握りをそれなりに教えられていると思ったら、次のコマでなぜか急にかっぱ巻きが出来上がっている、という連続性のあるマンガのコマ同士の空間的な断絶を巧く使ったギャップネタに大笑いした記憶がある。そこからの応用で、お妙は消し炭、銀時はパフェが出来上がってしまうという、キャラに合わせたネタを投入する転がし方も良い。
アニメではカッティングでそれを見せるわけだけど、前後カットの繋がりが結構不自然だったのがちょっと期待はずれ。あそこは、握ってるネタを全て隠してから次にカットに移った方がより面白い気もするが、ネタがしっかり見えてる方が、「カットの間に何があったー!!?」感が強くなるのか…
真撰組の二人が話に入ってくる辺りは、前回に引き続き、中井和哉の演技が良い。
あのナチュラルに異常状況にツッコミ…というか解説を加えている素気なさが、何とも言えない味わい深さ(笑)
おそらく閉店騒動になる店のために、遠くの海で銛で魚に立ち向かって狩ろうとする(買ってこないのかよ!)虚しい行動の長谷川のアクティブ+ポジティブな一言で終わるこっちの投げっぱなしは、Aパートの脱力+意味不明という順当な投げっぱなしオチに比べて、力任せに放り投げた、って感じがする。
