Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
ワイドショーで“女性版『あぶない刑事』”と紹介されていたのを真に受けて、「想像と違う!」というイチャモンに近い不満を感じている上で否定的な感想を書くのは、あんまりなコトなのかもしれないけど、しかし、客観的に見てもこのドラマ、出来がいいとは言えないんじゃないの?
というわけで、拳銃の腕しか能のない新人ダメ刑事(演:仲間由紀恵)と、署内検挙率№1だがその我の強さで署の厄介者となっているお局刑事(演:泉ピン子)という正反対の二人がコンビを組んで事件に挑む、というのが大枠のドラマ。
ま、バディムービーのパターンといえばパターン。【1話あらすじ】
話がかなり外れるけど、「拳銃の腕しか能がない」という主人公は、私も昔思いついたなぁ~
このご時勢に劇場版の『あぶデカ』みたいな銃撃戦ネタを出すには、そういうキャラ付けの方が都合良いし、それに付け加えて私の場合、撃つか撃たないかで悩むような湿っぽい話がイヤだったので、ハッピートリガーな熱血バカ属性付き。
でもそのまま際限なく暴走させ続けると、それはそれで話が作りづらいので、ストッパー役として相棒に常識人の幼馴染を設置。更なる常識性を付与するために、主人公の暴走に喝を入れ主人公を恐れさせる鬼刑事が直属の上司だったり。
そんな昔懐かしの『あぶデカ』的テンプレネタだったなぁ(とはいえ、実は今でもそのネタ考えてたりするけど)
一方こちらのドラマは、そういう設定を付与しながら、撃つか撃たないかで悩むような、湿っぽい話を展開していくみたい。
シリアスな芝居もできるが、コミカルなのを演じさせた方が断然栄える仲間由紀恵を使ってるのに、勿体ないなぁ…
『あぶない刑事』というよりは、『アンフェア』をやりたいのかな?
仲間由紀恵も篠原涼子と同じくレディスミス使ってるし。(とはいえ、M3913は日本警察の標準装備銃の一つだけど)
それにしては、軸がよく分からない。
コミカルとシリアスが交じり合った作風だけど、喜劇を優先したいのか、シリアスな雰囲気を重視したいのか、はっきりしない。もちろん、シリアスな土台の合間に喜劇を挟んでバランスをとったり(ありがち)、喜劇のスパイスとしてシリアスを加えたり(『TRICK』っぽい)、という作風なのかもしれないが、両者の演出の振れ幅のギャップが少なくて面白味に欠けるし、尺の比重も効果的でないので、うまくいっていない。
脚本と撮影と編集がそれぞれバラバラに進んでいる感じ。
脚本が「コミカルに押し進めー!」と主張しているところで、カメラの立ち位置がひどくドノーマルで凡庸だから、距離を置いて見てしまったり、撮影や編集がシリアスにキメているところなのに、脚本のセリフが軽薄で、感情移入を妨げたり…
それに加えてダメなのが、泉ピン子のセリフが聞き取りにくいのが、かなりヤバイんだって!(笑)
ハキハキ喋りの仲間由紀恵との対立的要素? …いや、ただの齢のせいだろう(笑)
設定的には、警察無線使ってボソボソ愚痴り合う刑事課一同とか、課長より力関係強いのに、新人の度を越えたダメっぷり(あのデタラメな運転の仕方はカーチェイスのドライブテクに活かせそう)にいつもの高圧的な調子が発揮できないベテランとか、誰が叱られてんだか分からなくなってくる仲間&泉&課長の絡みとか、コミカルの方面で面白くできそうな要素が詰まってるだけどなぁ…
個人的には、連続殺人サスペンスとか、警察内部の犯人疑惑とか、仲間由紀恵は本当に死んでしまうのかとか、どーでもいいんで、こっちの方優先していただきたいなぁ~
このご時勢に劇場版の『あぶデカ』みたいな銃撃戦ネタを出すには、そういうキャラ付けの方が都合良いし、それに付け加えて私の場合、撃つか撃たないかで悩むような湿っぽい話がイヤだったので、ハッピートリガーな熱血バカ属性付き。
でもそのまま際限なく暴走させ続けると、それはそれで話が作りづらいので、ストッパー役として相棒に常識人の幼馴染を設置。更なる常識性を付与するために、主人公の暴走に喝を入れ主人公を恐れさせる鬼刑事が直属の上司だったり。
そんな昔懐かしの『あぶデカ』的テンプレネタだったなぁ(とはいえ、実は今でもそのネタ考えてたりするけど)
一方こちらのドラマは、そういう設定を付与しながら、撃つか撃たないかで悩むような、湿っぽい話を展開していくみたい。
シリアスな芝居もできるが、コミカルなのを演じさせた方が断然栄える仲間由紀恵を使ってるのに、勿体ないなぁ…
『あぶない刑事』というよりは、『アンフェア』をやりたいのかな?
仲間由紀恵も篠原涼子と同じくレディスミス使ってるし。(とはいえ、M3913は日本警察の標準装備銃の一つだけど)
それにしては、軸がよく分からない。
コミカルとシリアスが交じり合った作風だけど、喜劇を優先したいのか、シリアスな雰囲気を重視したいのか、はっきりしない。もちろん、シリアスな土台の合間に喜劇を挟んでバランスをとったり(ありがち)、喜劇のスパイスとしてシリアスを加えたり(『TRICK』っぽい)、という作風なのかもしれないが、両者の演出の振れ幅のギャップが少なくて面白味に欠けるし、尺の比重も効果的でないので、うまくいっていない。
脚本と撮影と編集がそれぞれバラバラに進んでいる感じ。
脚本が「コミカルに押し進めー!」と主張しているところで、カメラの立ち位置がひどくドノーマルで凡庸だから、距離を置いて見てしまったり、撮影や編集がシリアスにキメているところなのに、脚本のセリフが軽薄で、感情移入を妨げたり…
それに加えてダメなのが、泉ピン子のセリフが聞き取りにくいのが、かなりヤバイんだって!(笑)
ハキハキ喋りの仲間由紀恵との対立的要素? …いや、ただの齢のせいだろう(笑)
設定的には、警察無線使ってボソボソ愚痴り合う刑事課一同とか、課長より力関係強いのに、新人の度を越えたダメっぷり(あのデタラメな運転の仕方はカーチェイスのドライブテクに活かせそう)にいつもの高圧的な調子が発揮できないベテランとか、誰が叱られてんだか分からなくなってくる仲間&泉&課長の絡みとか、コミカルの方面で面白くできそうな要素が詰まってるだけどなぁ…
個人的には、連続殺人サスペンスとか、警察内部の犯人疑惑とか、仲間由紀恵は本当に死んでしまうのかとか、どーでもいいんで、こっちの方優先していただきたいなぁ~
PR
この記事にコメントする