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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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公式ホームページより ん、大丈夫か今日の脚本!?
 問題がある部分が多かったような…


 オリエンテーションで自殺演技と説得をやるのは特に問題はないけど、実際にA組の生徒が自殺を図るシーンがかなりギャグ的に描写されていたのは、自殺問題の軽視だとか、3B以外の生徒の描写がおざなりにされているとか、いろいろ苦情を申し立てられるなぁ~
 また原作者に文句言われてしまうぞ(笑) あの人、こういう問題には詳しいし敏感だしうるさいから。

 そして、自殺を食い止めたからという理由で、カンニングの処罰が甘くなってしまうという問題も…
 命を救った功労とカンニングという罪状は同じ天秤で量って軽重を決められないと思うんだけど。
 しかも、なんでカンニングしたという事実が、金八一派の手によって隠蔽されてしまうんだ!?
 人間、自分の落ち度は隠したいものだ、という戯画的な部分を描きたかったのかもしれないが、どうにも甘い気がして、腑に落ちない。
 自殺現場に3Bの生徒が居合わせる理由を作りたいということだけでカンニング騒ぎを書いて、その落としどころを考えていなくてテキトーにでっち上げただけなんじゃないの?

 自殺説得オリエンテーションでは、金八は、最後にケンカ中のみなみとみっちゃんにやらせて、仲直りさせるけれど、その様子が自殺説得としてベストだというのはちと変な話だ。
 それに、金八が授業のために二人を利用したように見えて、なんかイヤ。


 話以外の部分で気になったのは、編集の問題。
 アバンで理科室の場面から職員室の場面にやや強引に繋いでいる感がしたし、予告で流れてた「良い子というのは、悪いことを経験した後に良い子になるです」という金八節がなかったり、CM前に白くフェードアウトせずにCMに直接繋いだりして、尺不足なのがありあり。
 ご愁傷様でした。



公式ホームページより それに比べて、先週のはまだ良かったなぁ…
 低知能指数生徒・光也の奮闘話が、最後にひきこもり中のサトケンに悩むオヤジの話にシフトしてしまうという不統一感があったものの、全体的な構成や細部はちゃんと体裁を保っていたし、各エピソードのバランスも良かった。

 山崎先生が、今までの北先生ポジションにクラスアップしたということに気付けたのは、(遅いかもしれないけど)ちょっとした収穫。
 北先生は、完全に教頭ポジションとしてのキャラに徹することになるのか。それはそれで何か物悲しい。
 それとは対照的に、「“人のためになるから先生になりたい”なんて言われちゃ、助けないわけにはいきませんな」と、光也のためだけの補習を進んで引き受けてくれるカンカンが熱いなぁ~
 第1シーズンでの徹底した職業教師っぷりから20年かけて変わっていったのだという教師スキルの成長の重みがあるのが楽しい。
 先々週も「昔は生徒が反抗してきたのが張り合いありましたよねぇ」と金八と意気投合するところなんかも面白かったし。



 そして来週は、金八の息子・幸作が桜中学に教育実習にやってくる。
 私が幸作が3Bになった頃から『金八』を見始めたことを考えると、こちらも成長の重みからくる楽しさが…♪

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