藪(足を倒木に潰されて)「た、助けてくれ!」
BJ「私も今からストライキといこう」
藪「そ、そんなァ…」
BJ「…お前さんもあの親子に同じことをしたんだぞッ」
おまえだ、おまえ!(笑)
アンタも冷たくあしらったじゃないか、ブラックジャック!
まぁ、その時はまだ病状も知らなかったから、「本当に自分の助けが必要ならばまた来るだろう」ぐらいに思ってたのかもしれないけど。
(…そう、本当に救いが必要な者のみに手を差し伸べる、それがブラックジャック!)
(スパルタの精神が入ってる気もするが;笑)
ストーリーが大岡裁きっぽくツボを突かれて面白かったし、西田作監だったので、良かった良かった。
ところで、大団円っぽいラスト…
誰かを完全に忘れてない?(笑)
そーいえば、オープニング、先週はドクター・キリコが…
そして今週びわ丸…
『コレットの肖像』観た後では、こちらはかなり見劣りしてしまうなァ。
あの作品の、ホラーっぽさを演出する技術は、壮絶というか凄まじいもので、作品の中に引き込まれる感じさえ覚えたほどだったから。
それに比べ、こちらの演出は凡庸で、ところどころテンポ悪し。
わざわざホラーっぽい味付けしないで、ファンタジーとして押してしまえば良かったのに…
3話にして早くも主役の人形の影が薄くなってるのも問題ですなァ
その上でまだ新しい人形(キャラクター)持ってくるか。
もうちっと配分考えればいいものを…
でも、そんな文句言いつつこれからも観るよ。
電波状況悪くて『まほらば』とか『フタコイ オルタナティブ』とかがマトモに観れないので、萌えアニメ分を補給するのはこれぐらいしかないんだもの。
(『エルフェンリート』はグロがあるのでパス。)
あと、小さい人形が動き回るなどというファンタジー設定が好きだというのもある(笑)
追記:
どうでもいい細かなことだけど、主人公が第1話で披露した「インターネットの通販などでオカルト臭い商品を注文しまくって散々笑った後にクーリングオフして楽しむ」という趣味…
確か、通販みたいに「じっくりと買う買わないの判断できる」方法で購入した商品には、クーリングオフは適用されないはず…
(不良品でない限りは。)
…アンタ、「ひょっとしたら買わされるかも知れないというスリル」を味わう前に既にアウトなのでは?(笑)
・『名探偵コナン』声優高山みなみと原作者が結婚
はあっ!? マジでッ!!?
そんなバカなー!!
いや、別に高山みなみのファンではないのだけれど、他にもレギュラー声優やってる番組はあるだろうに、なぜに『名探偵コナン』の、しかもよりによって原作者と結婚!?
うむぅ… それにしても不思議な取り合わせだなぁ…
…と、思っていたら、こういう例は珍しくもないそうで…
いやぁ、世の中広いなァ
でも結婚となると妊娠・出産の影がちらつくわけで、高山みなみが産休とったりしたら、その間のコナン声はどうなるんだろうか、などといらん心配をしてしまう…
あるいは、青山剛昌が急にコナンをひいきし始めて、大幅に出番増やしたり、妙なセリフを言わせるようになったりして…
…全然「結婚とはおめでたい」「お幸せに」とか書いてないけど、私としては二人が結婚して起こるデメリットの方を強く意識してしまったので、あんまりめでたいとか言いたくない。
・『ガメラ4』制作決定――『小さき勇者たち~ガメラ~(仮題)』
前々から噂はされていたが、『戦国自衛隊』『妖怪大戦争』などのリメイク作品が次々公開されているこの段階に来て遂に明らかに。
なんでも、『ガメラ3』から30年後の世界で、卵から孵化したガメラを拾った子どもたちがガメラを育てて云々、という話らしい。
怪獣を子どもが育てるぅ?
…などという苦情があちこちで言われてるかもしれないが、昭和ガメラシリーズのムチャクチャっぷり比べればこの程度は許容範囲だろうて。
ジュブナイルものとして目の付け所は悪くないんじゃないだろうか?
子どもたちが怪獣飼育で一喜一憂したり葛藤したり、怪獣と一緒に遊んだり、大人にバレて大事件に発展したり…
話を考えると楽しそうでいいなぁ
あと、チビこくて可愛いガメラとか見られるかもしれない(笑)
でも問題は、リアル路線で首尾一貫していた平成ガメラシリーズの続編の立場をとってること。
今回のはある種ファンタジーなので、あの世界観に今回のを放り込むと、噛み合わないと思うんだが…
あと、監督のコメント…
「ガメラも過去の名声を捨て、怪獣映画という狭いジャンルから抜け出すときが来た」
怪獣映画が狭いジャンルだというのは、そりゃ偏見でないだろうか、と不満を抱きつつも昨今の怪獣映画の状況見てると全くその通りの閉塞的な状況なので、言い得て妙だな、とは思う…
だが、今作はジャンルを超えるとか言ってはいるが、単にジャンル変更しただけなんじゃないのだろうか?
なにげに作画監督が、中村英一、富永貞義、というリニューアル前スタッフの大御所。
旧スタッフは、何もかも変わってしまった作品に参加して、一体何を思ったのだろうか…?
「 男女入れかえ物語 入れかえロープ物語」
謎のサブタイトル変更。
すっきりと「いれかえロープ」にした方が良くない?
内容は「とりかえばや」モノ。
入れかわると声が変わるのは、ドラえもんではおなじみの手法。
声優の演じ分けの技量不足を補う苦肉の策ではありません(笑)
でも、のび太@大原めぐみが普通に女の子声なので、かわっても違和感ないのが問題…
「まんが家ジャイ子」
すわッ! ジャイ子の声がエラいことに!
前みたいにジャイアンの母ちゃんの声優が兼任ってのはないと思ってはいたけど、おいおい、こんな声にしますか。
ジャイ子は異生物か!?(笑)
それぐらい個性的なアニメ声。
アニメ声といっても、アイドル声優みたいな萌えキャラ声ではありません(笑)
ある意味、ブスキャラ代表のジャイ子らしいっちゃーらしい。
思ったんだけど、ひょっとしてこの人の声はドラえもん役の方が合ってない?
その前に前々から書きそびれてたことをここで。
AパートとBパートの間にある「ドラえもんミニシアター」というショートショートコーナー。
ページ数の短い原作をそのままアニメ化しているのだけど、本編との違いをつけるためにいろいろと凝った画面作りをしていて楽しい。
最近は絵柄を原作初期の荒っぽい描線で描いてる(悪く言えばパチモン臭い絵柄w)けれど、CG技術を利用してのび太たちがペラペラになって遊び回る様子を描写したり、淡い着色と極端に少ない動画枚数で絵本チックな話に仕上げたりと、実験的なことをしていたこともあった。
今までのドラえもんになかった新しい試みだし、これなら尺の問題でアニメ化に適さない短い原作(特に未収録の原作)も陽の目を見られるので、この調子でどんどんアニメ化していってほしい。
で、今回。「のび太の地底国」
リニューアル後初登場となる出木杉の声…
なんかキザというか、悪意のようなものをセリフのところどころに感じるのですが…
おいおい、出木杉ってそんなキャラじゃないだろ。
もっと真面目で澄んだ声の方が合ってると思うんだけど。
後で調べてみたら、声を担当していたのは『あたしンち』の予告ナレーションしてるアナウンサーらしい。
…ああ、『あたしンち』の予告も毒っぽい感じがあったモンなァ
まぁ、長年視聴してる番組に出てるということで許そう(←何様?
ストーリーの方は、のび太が0点の答案を隠す穴をドラえもんの道具で探していたら、大洞穴を見つけてしまい、そこにいつものメンバー+出木杉で地底国を作るのだけど、警察権を握ったのび太が国の王様に就任して独裁政治を開始、最後には出木杉たちが起こしたクーデターでのび太の独裁は破局し、結局0点もママに見つかって、おしまい、というもの。
うむ、なんつーか、冷静に考えてみれば、かなーり黒い話だよな、コレ(笑)
国のため、とか言いつつ、次第に独裁者らしくなっていくのび太を、笑っていいやら、風刺利きすぎやでと冷や汗かきながらツッコミ入れて見ていいやら…
始めは、みんながバラバラ思い思いに都市計画してメチャクチャな町になるオリジナルの話を含めて、地底に子どもたちの国を作ってみよー!…という願望実現型の楽しいエピソード。アニメ化は巧く行っていると思う。
後半に入るとのび太の独裁話にスイッチするのだけれど、のび太が自分の銅像(しかも周りの森の木の6~7倍の高さがある相当どデカイやつw)を建てるというオリジナル話が挿入された。
のび太の独裁者としてのバカっぷりが強調されていてヒジョーによろしい(笑)
凛々しい表情で作ってあるのが、ホント、バカ。
最後には銅像が倒壊して、そのショックで洞穴自体が崩れて地底国もおじゃんになる、という風になっていて、オリジナル要素を巧いことオチに絡めてると思う。思うが…
原作の、地震で崩れる、という話から比べるとどうも、銅像が倒れただけで穴が崩れるか?…などと疑問に思ってしまう。
それにホラ、独裁者の銅像はクーデターの参加者が倒さなくっちゃね(笑)
でも、1ヶ月前に「どくさいスイッチ」やったばっかなんだよなァ…
のび太、全然成長してない(笑)
こっちの番組もエンディング直前に、「ネネちゃんのお悩み相談コーナー」なんてものを設けているけど、特に心に触れるものもないので、コメントスルー(←じゃあわざわざ書くな)
あのバカップルが話に絡んでくると結束が強まる野原夫婦の様子が、観ていて微笑ましくて心地良い。
普段はしょっちゅう仲違いしたり、ひろしが一方的に損被ったりしてばかりの凸凹夫婦だから、こういう“連れ合い”チックな様子を見られるというは余計に嬉しいものだ。
ジコチューを極めたあのバカップルにイライラさせられた代わりの癒しになるし。
おまけに今回は、安定した顔バランスを摂ってくれる作画監督だったので、作画面でも充実していたのが良かった。
だけどこの話、ひろしとみさえがミッチーとヨシリンに振り回されて損を被るというネタの羅列に過ぎないので、話としての完成度はそんなに高くないとは思う。
それに、こんなことは今に始まったことではなくかなり前からの話なのだが、しんのすけが話に絡んできたり、騒動起こして物語の方向を引っ張っていたりしないので、個人的には不満。
みさえとひろしの周りで一発ギャグを繰り返すだけ。
…しんのすけや、お前は『クレヨンしんちゃん』の道化キャラか?
タイトルロールなんだから、ちゃんと主役の任を全うせい!
…と言っても、ホント今更な文句なので、今はみさえ・ひろしが主役、という視点で見るように考え方を改めた方がよいのだろうなァ…
でも、ネタを羅列しただけの話とか、使い古された(しかもクレしん的起承転結の大筋に毛が生えたような)パターンだけで進める話とかばかりという状態を改善していただきたいのですが…
映画「燃えよドラゴン」の中でブルース・リーが闘っている後ろで爆笑しているエキストラがいる
ブルース・リー映画ネタ第2弾ですな。
熱狂的なブルース・リー映画ファンが連投でもしてるのか(笑)
確かに、リーの(ともすれば滑稽に見える)連続キックに思わず噴いてしまったエキストラを一名確認したしました。
だけど、「爆笑」という言葉は元々「大勢で笑う」という意味らしいので、今回の使い方は合っているのかどうか…
モグラの学名は「モゲラ」
最後に「ゴジラのテーマ」使うんだったら、『地球防衛軍』に出てきたメカ怪獣のモゲラの映像も出してくれー!
でも、個人的には『ゴジラvsスペースゴジラ』に出てきた新モゲラの方をむしろ希望(笑)
…以上、特撮オタのわがままでしたー(笑)
トリビアの種
『踊る大捜査線2』のオープニングテーマ流したり、『踊る2』劇中の監視カメラ映像に似せて画面作ったり…って、なんでそこで『踊る』を使うねん!!?
スタッフ、おんどれら、こだわりすぎじゃー(笑)
原作からして、蘭の疑惑を晴らす、というただそれだけの非推理モノ的な1話を、ケータイの暗証番号解読でムリヤリ推理モノっぽく仕上げていた話なので、その点を期待するとどうしても薄味になってしまう。
おまけに原作が1話だけだとアニメ1話の尺では到底足りないので、「ラストのためだけにせっかく山口勝平を召喚するんだからもっと使ってやれ」とスタッフが思ったかどうかは知らないが、新一と蘭の過去話というオリジナルストーリーを挿入して尺を稼いでいた。こっちも推理モノとしては薄味。
今日のメインは、新一×蘭のノロケ話。キャラクターのファンのための1話です(笑)
どうせ尺が足りないのなら、エンディング後のラストは番号ネタで締めるのではなく、次の話の冒頭に出てくる、蘭がコナンをベタ誉めするのと新一話でノロける様子を、先に入れちまえば良かったのに。
次回の冒頭とビミョーに食い違う部分が…
ちなみに今回の作画監督は、毎回のサブキャラデザインを担当している佐々木恵子。
おかげで良質な作画を堪能できました。
今のドラえもんもそうだけど、漫画のコマとコマの間を埋める努力をしないのはある意味手抜きだと思う。
アニメには時間というものがあるのだから、ただ時系列に沿って紙の上に並べられているだけ(←失礼)の漫画のストーリーとそのテンポをどうやって時間に合うよう表現するかということがアニメにとって重要だと思うのだけれど。
そういうことを考えてしまうようなシーンが今回の話にかなり出てきた。
まるで編集段階でシーンをカットしてダイジェスト版を見せられてるような場面がねぇ…
話の流れも悪いし、それに、生きることを諦めていたソノが少しでも長く生きるための手術を頼む決意表明までのソノの心情描写にタメがなくて話が粗雑に感じられたり、親父が本当に娘のためを想って厳しかったのか家の名誉のために厳しかったのか説明不足・描写不足でよく分からなかったり。
その割にというか、だからというか、オチは読みやすい。
余命いくばくもなく手の施しようがない病気だと強調していなかったせいもあるし、今までの話で人を一人も死なせていなかったので「どうせ助かるんだろ」と思わされて緊迫感もなかったし。
今回明らかにされたピノコの秘密の一端。
さすがに奇形膿腫のことは伏せられたが、別にその設定を否定する説明でもなく、抽象的な言い回しで逃げて、「ピノコはブラックジャックのところに連れてこられた、重病もちだった子」みたいなニュアンスになっていた。
今回のテーマとも繋げて、うまいこと逃げたなぁ…
全ての秘密が明かされるときは来るのだろうか?
さて今回から新しくなったOP&ED。
EDは良いとしても、OPがこの作品とちょっと合ってない気が…
むりやり歌の雰囲気に合わせようとしたアニメーションも「それ『ブラックジャック』の作風とは違うだろ」と言いたい妙な感じのモノに仕上がっていたし…
前の歌がJPOPにしては『ブラックジャック』に合っていてすごく良いと思っていたので余計に違和感が…