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まあ、私というヤツは基本的に、何と言うか、アブノーマルでねぇ…
いや、注意不足というか…
日曜も飲みに行ったら、財布に金を補充するのをすっかり忘れているし、そんな状態で無計画に二次会まで参加するし、おまけに幹事に「誰かに借りてください」と言われたにもかかわらず「えー、だって借りる当て無いもの」と不貞腐れてふざけて言ったら、「じゃあ私が出しておきますので必ず返してください」と言いつつも目が全然笑っていない幹事に睨まれ怒りを買ってしまうし…
他にも、常識では考えられないことも多々やってしまう。
自分の足に自分の足を引っ掛けてコケるなんてアクロバティックなドジはそうそうマネできるものではないって。
あるいは、普通に歩いていても、手に注意が向いてないのか頻繁に壁や電柱にぶつけ、1~2分してから骨が砕けたかのような痛みを覚えて「一体どんな勢いでぶつけたねん!? 危機回避運動は!?」と鈍感っぷりに鬱になるとか。
まぁ、普段からそんなヌケサクだったけど、よもや裁判沙汰の事件を起こすとは思わなんだ。
朝、急いで下り坂を降りていたら、道端に停車してあった他人の車のミラーに手がぶつかって、見事に根元からボッキリ破壊。
一体私はどこ見て、どれほど手に注意を向けずに走ってたんだか…
しかも持ち主に「弁償しますから!」と言いつつ電話番号は交換したものの、遅刻が怖くて急いでその場を去る非礼っぷり。
何様のつもりだ、オレよ…
いずれにせよ、人間のやる所業じゃないよな。
早く人間になりたい…
新年入ってからグロス出しし過ぎ!
グロス出し(グロス請け)というのは、いわゆる下請け。
制作を仕切ってる本社でやってる時間がないから、他の会社に1話の作画を、時には絵コンテ・演出までまるまる任せることです。本社としては制作費(=収入)の一部を他会社に持っていかれて旨味は減るけど、金より時間が欲しいのがアニメ業界の悲しいところ。
で、グロス請けをやってる会社ってのは、つまり連続13話なり26話なり1年なり元請けでアニメ作り続ける会社より体力がないってことだから、つまり大概質が悪い。
去年話題になった京都アニメーションは、以前グロス請け会社として仕事していて、結構評価良くて、他にもスタジオジャイアンツとかアニメアールとか良い仕事する所もあるけれど、あくまで例外。エンディングテロップに「制作協力」の文字があったら、大抵の場合は落胆してよろしい。
で、今年の『コナン』がどれだけ他人任せにしてたかというと…
『ほしのこえ』という半時間アニメ作品を独りで作り上げ、オタク界でにわかに注目されている期待の新星・新海誠がこの春送る新作オムニバス形式映画『秒速5センチメートル』。
Yahoo会員限定で、オムニバス3話中の1話がネット配信されていたので、特別に観れました。
私は新海作品体験は『雲の向こう、約束の場所』だけなんだけど、いやぁ、私はあの作品の雰囲気が好きでねぇ。……そっち系の作品を全然観てないせいかもしれないけれど(『花とアリス』も『リリィシュシュのすべて』も観てねぇぜ!(泣))
だから今回の新作は……
…いや、いつぞや某仙人と元部長にボロックソに言われたトラウマがあるので、あんまり注目してなかったなぁ(汗)
『ほしのこえ』『雲の向こう、約束の場所』という叙情SF作品から離れて、監督の身の丈にあってる思われる『彼女と彼女の猫』のような現実ドラマ路線の作品を手がけるので、自身のホームグラウンドでどれだけのものを仕上げてこられるのか、ってのは興味あるけど。
今回の作品内容は、小さい頃に別れた仲良しの女の子に会いに行く、ただそれだけの話。
しかし名作と呼ばれる作品にはこういう単純な形式も少なくないので、演出の仕方によっては良いものが出てくるだろうし、逆に、単純ゆえにちょっとでもやり方を間違えると途端につまらなくなるので、演出する側の手腕が大きく関わってくる。
…今回の場合は、どちらかといえば後者のような。
う~ん、何かいろいろ苦言を呈したくなるなぁ~
良作に出会っても「あれはあそこがこんな風に良くて、こことそういう風に結びついているのが素晴らしくて、でもあの部分はいただけなかったなぁ」などと的確な批評がまったくできず口数少ない私だが、アラが目立つ弱者と出会ったときは強気になって貶しまくるぜー、ハッハー!!
…典型的な小人間だな(泣)
映画公開に向けて助走をつけるべく、「地底の国探検」を大幅アレンジして2週にわたってお送りする特別大長編が、今夜いよいよお目見えだ!!
……もうダメだね○| ̄|_
あの話を1時間分にアレンジする必要がどこにある!?
大山時代にもスペシャルの30分枠で、多少オリジナル要素を絡めながらも割と忠実にアニメ化されていたが、いつも通りの日常性の上に成り立ちながらスケールのでかい話になってて、見ごたえがあったのだから、1時間ものオリジナル要素を加える必要性はないと思うのだが。
で、実際見てみたら………ああっ!
加えるに飽き足らず、削るとは一体どういう了見だ!
原作の話をわずか5分で消化しきって残り15分延々オリジナル話。
大山時代末期の原作クラッシュが2年越しに発動いたしました。
いや、大晦日の「行け!ノビタマン」もオリジナル要素だらけで残念な結果ではあったが、あれは一応原作を膨らませる方向でアレンジして失敗臭くなったって話だからなぁ。
今回のは途中から「原作の話はもうどうでも良いです」と言わんばかりに僅か5分で切り上げて90度方向転換だから、突き抜けてダメダメ。「高熱の地球の内部になぜか古代文明が!!」っていう話の肝はどこに行ったのかしら。しかもオリジナルのために利用したその原作の設定も途中からキレイさっぱり忘れてないかい!? 2000㎞も潜った後なのに地底遺跡から歩いて地上に出られたことに疑問を持て。
まぁ、オリジナル話に入っても面白かったら、それはそれで良かろうが……あるいは『大魔境』が映画リメイクからハブられたから「この際、通常放送枠で一部でもリメイクしてやれ」という野心があって「地底の国探検」を窓口にしたという試みであったなら拍手も送ろうが……そうではなく、これが中身すっからかんな展開だからな…
なんだこの、学研あたりが発行していそうな「ドラえもんで学ぼう/遊ぼう探検ブック」みたいなノリは!?
ほらよくあるじゃない、低年齢層にでも分かるようにストーリーや盛り上がり方を単純化した、説明多用で親切設計の学習本。
我が家にもあるよ、「地球環境警備隊」とか「日本のなぞとふしぎ」とか。あれをアニメ化したのに近い感じ。
いろんな意味で仰々しいのに緊張感もクソもない。
通常放送でやる短編は大長編ドラえもんの異世界観を支えるための基盤となる日常を形作る性質があるんだから、オリジナル中篇で冒険ものなんてやらなくて結構です。
そりゃあ、私だって昔は、「ドラえもんの真髄は大長編にある。だからテレビのやつなんてツマラナクて観てられるか! 大長編みたいな話をテレビ放送しやがれ」などと思ってたクチだけど。
しかし、今となっては、ねぇ…
原点ではなく、変な時点に回帰してしまったドラえもんの今後が心配です…
オタクにとっては、オタク芸能人・中川翔子が出演した記念すべき回、という位置付けなのかも知れないけれど、個人的にそんなのはどうでもいい。
こちとらオタクを自覚する前からジャニーズファンだぞ。
最大の関心事は、たかみーと光一のコスプレに決まってるじゃないか!
というわけで、光一は『幽遊白書』の蔵馬、たかみーは『Final FantasyⅦ』のセフィロスに扮することに。
たかみーは、セフィロスのコスプレイヤーとしても、高見沢俊彦が扮装している姿としても違和感無いのがスゴいなぁ~
さすがブラザートムに「あんた、普段着の方が派手だよ」と言われるだけのことはある(笑)
『サザエさん』でよくある観光地出張編であり、日曜旅番組のように軽薄なパンフレット化した放送でもある。
テレビアニメというのは実は赤字商業で、それを埋めるために、特にゴールデンタイムのアニメでは、「ハローキティカレー」や「仮面ライダーふりかけ」あるいは「ドラえもんのドンジャラ」みたいなキャラクター商品の版権料で少ない制作費を賄っている部分が多くて、これを「マーチャンダイジング」というのだけれど、『クレしん』の場合、そういう商品が極端に少ないんだよね。
日本レンタカーのCMキャラクターを職をようやく得たけど、おかげであのCMの中では『クレしん』としては変な雰囲気醸し出しとりますが。
だから三重観光協会からのスポンサー料は無視できなくて、「三重バンザイ!」な薄い内容にするしかなかったんだろうなぁ。
それでも、「ひろしの浮気疑惑」という話を中心に、ひろし側とみさえ・しんのすけ側に視点を分けてそれぞれで話を進め、《ひろし「しんのすけにも見せたかった」→しんのすけ後ろで見てるorひろしの前にしゃしゃり出てくる》という繰り返しギャグを使うことにより、宣伝番組としてあざとくなくしていたのは巧かったかも。
チャージしたからもうちょっと濃いネタが来るかと思ったけど、相も変わらず薄いし。
まぁそれは仕方ないにしても、『ルパン八世』とかオタクネタが多いのはどうかと思うぞ。
「トリビアの種」に頼ってる部分も多いし……って、犬の雑種実験はおいしくいただきましたが(笑) ふとんがふっとんだのくだらない実験もくだらなくて面白かった。
ただ……
こんなところで『踊る大捜査線』のスピンオフ作らんでもいいじゃないか!
『踊る』とコラボって『踊る』固定ファンの視聴を誘導しようっていう魂胆ですか?(『踊る』というチョイスもすでオタクっぽいし)
さすがに特定の他番組の力に(大幅に、具体的に言うと40分も)頼ろうというのは番組制作道徳としてマズいぞ。
しかも出来上がった作品というのが、ネタにもマジにもなりきれない中途半端な作品でねぇ…
「作らなきゃ良かったのに」とさえ感じる。
…こんなモン観て文句をネットに上げてる踊るマニアも踊るマニアだけど(汗)
家で過ごしていながら、カウントダウンをテレビで観ないで過ごしたのは今年が初めてかもしれない。
…まんまと日本テレビの作戦にはまった気がしないではないが。
「笑ってはいけないハイスクール」は観ていないけれど、「浜田・山崎・田中の笑ってはいけない温泉旅行」は家族揃って観てて大爆笑してた(そしてサークル内で話題にしようと思ったら、誰も知らなくてションボリした)から、今回も期待していた。
以前に比べてこっちとしても出方が分かってたのと、山崎vsモリマンの因縁や板尾嫁など分からない内輪ネタもあったので、個人的な印象としては若干爆発力薄めかな。
ただ、一番笑ったのは、板尾殉職事件の際の海原はるか師匠。「フリーダイアル、843-680(ハヨミロワレ)」のCMで、髪の毛を吹き飛ばされる方のあの人です。
ハマちゃんたちを笑かすために仕掛け人としてやってきたにもかかわらず、出番終了して車で待機していた時に起こった大爆発に、素でビックリしていたのが(しかも、表情を変えずに身体だけビクッとなっていたのが)、ツボに来た。
テロップやスタジオトークで何のフォローもされなかったのもポイント高し。
過去二回、『名探偵コナン』の作画崩れについて指摘したのだが、それはある意味仕方ないことかもしれない。
というのも、この時期はテレビシリーズの制作に加え、映画の制作を同時並行で進めている時期でもあるし、何より映画公開前の忙しい時期にもかかわらず正月には2時間SPという長丁場の番組を作らなくてはならない、という三重苦に襲われていて、去年も同じ時期にひどい崩れがあった。
だから、最低限映画のクオリティだけは維持しようとすると、他に皺寄せが来るのは或る意味職人根性ではないかと…
…などと思っていたら、先日の『迷宮の十字路』確認したら、けっこう目立つ作画崩れがチラホラあって、映画でもこのテイタラクだったか、と落胆させられた。
そんな考えがあったので、今年の日本アカデミー賞から設立された「アニメーション部門」に、『コナン』の映画がノミネートされてるのを見た時は仰天した。
迷走しすぎて暴走した(笑)
(↑放映方針) (↑話と作画)
作画演出力を無駄使いするアニメ会社ボンズが作った、土曜6時の看板番組としてはあまりにも地味ィ~な時代劇アニメで、ジャンプ・コロコロ系嗜好、S級ハリウッド映画嗜好の派手好きTakeには面白味の欠ける作品であるし、実際人気がないらしく、始まったばかりなのに早くからテコ入れが開始されたりして、その明らかに切羽詰った様子が寧ろ面白くなってきたこの番組。
高年齢向けの作りなのに、『メビウス』終了後のCMスポットが「ルビとひらがないっぱいの子ども向け怪獣大図鑑」化したのを始め、DVD商品展開に支障が生じかねないほどの露出狂的なWeb公開(YahooとGyaoで全話配信)、OPテーマ明けのコマーシャルタイムを外してシームレスに本編へと繋げる変則編成、初期と比べての最近のシナリオの駆け足っぷり、など放映形態や宣伝方針が現在進行形で迷走状態である。
そして今回は、そんな外的な動向が作品内部に影響を及ぼしたのでは、と疑いたい突き抜けっぷりを披露してくれた。
何気に感想書くのは今回が初めて。
新旧ウルトラヒーローの共演が見所の今シリーズだから、ウルトラの父登場の今話も(予告編で嫌な予感はしつつも)多少なりと期待していたのですが、冒頭から
コウキの父「急な仕事なんだ、本当にゴメン… 今度必ず行こう!」
コウキ「お父さんの嘘つきっ こないだだって、この前だって、いっつも今度今度って」
コウキの父「コウキっ! そんな聞き分けのない子は、お父さん、もう知らないからなっ!(去る)」
コウキ「(泣く)」
…などという、シナリオの教科書に「父と子がケンカするシーンのセリフ例」として載っていそうなそのまんまの、パターンというかテンプレートなセリフ芝居を見せられて、嫌な予感が増大。(ついでに言うと、画面内に芝居に最低限必要な小道具しか置かない[物語の奥行きを感じさせない]カメラ演出[画面設計]もどうかと思った)