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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 関西方面では本日から放送開始だぜ!
 ネット上では完全に出遅れた話題ですなぁ、ハッハッハッハー!!!
 orz チクショー…なんで関西の民放深夜アニメは悉く放送が遅くなるんだよ…
 おまけに、『RD』に至っては遅れてる上に録り溜めてるわな、ハッハッハッハッハー!!!
 orz もう関東では2クール目ですよ…


画像:宮子(公式ホームページより) まぁ、それはさておき…


 いろんな感想サイトで言われているけど、メチャクチャ動画枚数をかけて動き回る第1話。
 動画によるアニメーテッドをことごとく排して、一枚絵的な奇抜レイアウト画をテンポよくカッティングしていく省力的な作りが『ひだまり』だったのに、間逆の方向の作りになっている。
 しかもその間逆方向っぷりが突き抜けていて、圧倒されるほど。

画像:ゆの(公式ホームページより) 例えば、遅刻しそうで街中を大疾走する主人公・ゆのの、斜め70度近くという顔や体が描きにくい角度から、“そんなに運動が得意でない女の子が必死で走っている”ことが楽に分かる動きが描けていたり、前から来る風と走りの上下運動の両方の力がかかっているのが一目で分かる複雑にして重量感のある髪の動き(しかも見栄えがする動かし方が楽な可能なロングヘアーではない、ビミョーな長さのショートカット)になっていたり、踏み切りに遮られて地団駄踏む動きがリピートではなかったり、と目を惹く動きがアバンだけでもこれだけ。

 こんな感じの作画が、全編の到る所でそこかしこに見られる。

画像:さえ(公式ホームページより) 3D手描き問わず、動きまくる背景動画。どちらにしても手間がかかる。
 道路側・ドア側・庭側の3つの絵でしか表現されてこなかった「ひだまり荘」が、3Dで描かれて(しかも2カット数秒のためだけに!)カメラの動きに従ってぬるぬる動く姿は、1期から見てる私にとっては何か凄いものを見た気分。
 1期のチーフディレクターだった上坪亮樹が降りて、総監督の新房明之が監督に就いた影響か?

 でも、「前の住人の表札を発見→ゆのがうろたえる」、「ヒロに失礼を働く宮子→部屋から殴り放り出される」のところは、一枚絵カッティングによる面白さが出ていて、1期と変わらずの部分も健在。

 …ただ、地上波アナログでは、サイドカットの影響で文字が切れていたりして、ところどころ見づらいなぁー


画像:ヒロ(公式ホームページより) お話の方は、1期の物語が遡って、ゆのたちの入学試験とひだまり荘引越し、という真のファースト・エピソードを描くものではあったが、1期を見てきたこちらとしては、各キャラの性格や背景が分かっているので、クスクスと笑ってしまった。
 やたら動揺する小心者のゆのの挙動、愛すべきおバカキャラ宮子の横柄さ、体重を気にしているヒロの弄られっぷり、ヒロに対するさえのデレデレな様子、など。
 そして、Bパート中盤で、ゆのと宮子がファーストネームで呼び合うようになって、1期のようにカウントリーダーが始まる…
 『ひだまりスケッチ』という“番組”が始まる合図だが、『ひだまりスケッチ』という“物語”が始まる意味にもなっていて、ちょっと面白い。


 しかし、お話的にはあまり考えなくていい番組なので、見ていて楽だなぁ~

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