Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
テレ阪の電波状況が悪く、3週遅れのびわこ放送で視聴している上、それさえもだいぶ録り貯めてたりして、時期遅れもほどがある感じでちょびちょび見てたりしてて、感想を書きにくいことこの上ないのだけれど、久々にリアルタイム(3週遅れ;泣)で観れたので、ちょいと感想。
ちゅーか、アニメ『銀魂』は今放送されてるアニメの中でもかなり好きな(というより見やすい?)作品なので、何かその意思を表現するために感想を書きたいとは思っていたんだよねぇ~
今日放送されたのは、オカマバーのオカマがホストに恋をするアニメオリジナルと、オシャレな傘を手に入れてご機嫌な神楽のショートエピソード。
原作の『銀魂』は、ベタベタなギャグや感動の展開を卒なく仕上げて面白く見せるストーリーテリングや、変に納得させられる老成した考え方とかパターンを外して意表を突いてみせるボケとツッコミとかのセリフ回しは巧いんだけど、コマ割やページ構成がすっきりとは見辛いゴチャゴチャした感じでかなりヘタだったり…
なので、原作話をアニメした時の話って、アニメ的に再構成しづらいのがありありと見えて、変に動いてなくて止め絵が多かったりする。
そんな制限的な状況がある中でも、動かしどころを見つけて、あるいはオリジナルシーンを補完挿入して、アニメ栄えさせようと頑張っていて成果に表れているのが、このアニメの良いところだと思う。
今回の話は、オリジナルだからいつもの制限的な状況がないので、自由に動かせている感じがよく出ていた。
それも、何か懐かしい方向に…(笑)
あのオカマの妙にオーバーで軽やかな一挙手一投足の動画は、何か90年代的なモノを感じる(汗)
神楽の話は、私が原作を読んでいたがために、比較サーチャーが発動(笑)
傘を手に入れてからの神楽の有頂天ぶりが原作をアニメ的に再現できていて良い感じだなぁ、とは思いつつも、自動的に否定的な意見になる(汗)
尺を埋めるためにオリジナル分も混ざって長くなったサブタイトル前のダイアログは、それ単体としては『銀魂』として良い出来なんだけど、それが余計なもの削ぎ落として神楽のウキウキぶりだけで面白く見せていた本編のミュージカル仕掛けとの繋がりに、決定的な齟齬をきたしてしまっているのが残念。
雨の日に傘を差して出歩くのが何よりの楽しみになった神楽の様子を描写する微笑ましいシーンが、台風の日にまで笑顔で出かけてしまうので、同じようなシーンでも完全にギャグになってしまうという部分。
普通の雨の日には上機嫌の神楽と同じく笑顔で志村家の縁側で談笑するお妙だが、台風の日には変わらず上機嫌の神楽と違ってそれどころではなくなってしまい慌てふためいているという、そのいろいろなギャップが面白かったりするのだが…
アニメでは嵐の日のところは最初志村家やお妙は普通の雨の日と同じ感じで、途中から障子が飛んだり慌てふためいたりするようになる、という風に演出しているのが、何かギャップ感を薄めているようで、あまり好きじゃないなぁ…
ラスト、ボロ傘を差しながら鬱向いて出歩く神楽に、今まで散々傘に対して興味なさげにしていた銀時がただ一人傘を褒めて、良い感じで〆るのだけれど…
褒めるのが「ただ一人銀時だけ」という空しさと、同時に粋な感じがするという不思議なバランスで成り立っているものが、アニメすると、やや長めのセリフのせいで、空しさが増して強調されてバランスが崩れてるなぁ…
この原作話、あの捻くれた作品の中にあって異色的にストレートすぎて、単純すぎる上にベタというところが逆に面白かったりするのだが、そういう単純な話というものは逆に変なバランスの上に立っているのだなぁ、と思うことしきり。
ちゅーか、アニメ『銀魂』は今放送されてるアニメの中でもかなり好きな(というより見やすい?)作品なので、何かその意思を表現するために感想を書きたいとは思っていたんだよねぇ~
今日放送されたのは、オカマバーのオカマがホストに恋をするアニメオリジナルと、オシャレな傘を手に入れてご機嫌な神楽のショートエピソード。
原作の『銀魂』は、ベタベタなギャグや感動の展開を卒なく仕上げて面白く見せるストーリーテリングや、変に納得させられる老成した考え方とかパターンを外して意表を突いてみせるボケとツッコミとかのセリフ回しは巧いんだけど、コマ割やページ構成がすっきりとは見辛いゴチャゴチャした感じでかなりヘタだったり…
なので、原作話をアニメした時の話って、アニメ的に再構成しづらいのがありありと見えて、変に動いてなくて止め絵が多かったりする。
そんな制限的な状況がある中でも、動かしどころを見つけて、あるいはオリジナルシーンを補完挿入して、アニメ栄えさせようと頑張っていて成果に表れているのが、このアニメの良いところだと思う。
今回の話は、オリジナルだからいつもの制限的な状況がないので、自由に動かせている感じがよく出ていた。
それも、何か懐かしい方向に…(笑)
あのオカマの妙にオーバーで軽やかな一挙手一投足の動画は、何か90年代的なモノを感じる(汗)
神楽の話は、私が原作を読んでいたがために、比較サーチャーが発動(笑)
傘を手に入れてからの神楽の有頂天ぶりが原作をアニメ的に再現できていて良い感じだなぁ、とは思いつつも、自動的に否定的な意見になる(汗)
尺を埋めるためにオリジナル分も混ざって長くなったサブタイトル前のダイアログは、それ単体としては『銀魂』として良い出来なんだけど、それが余計なもの削ぎ落として神楽のウキウキぶりだけで面白く見せていた本編のミュージカル仕掛けとの繋がりに、決定的な齟齬をきたしてしまっているのが残念。
雨の日に傘を差して出歩くのが何よりの楽しみになった神楽の様子を描写する微笑ましいシーンが、台風の日にまで笑顔で出かけてしまうので、同じようなシーンでも完全にギャグになってしまうという部分。
普通の雨の日には上機嫌の神楽と同じく笑顔で志村家の縁側で談笑するお妙だが、台風の日には変わらず上機嫌の神楽と違ってそれどころではなくなってしまい慌てふためいているという、そのいろいろなギャップが面白かったりするのだが…
アニメでは嵐の日のところは最初志村家やお妙は普通の雨の日と同じ感じで、途中から障子が飛んだり慌てふためいたりするようになる、という風に演出しているのが、何かギャップ感を薄めているようで、あまり好きじゃないなぁ…
ラスト、ボロ傘を差しながら鬱向いて出歩く神楽に、今まで散々傘に対して興味なさげにしていた銀時がただ一人傘を褒めて、良い感じで〆るのだけれど…
褒めるのが「ただ一人銀時だけ」という空しさと、同時に粋な感じがするという不思議なバランスで成り立っているものが、アニメすると、やや長めのセリフのせいで、空しさが増して強調されてバランスが崩れてるなぁ…
この原作話、あの捻くれた作品の中にあって異色的にストレートすぎて、単純すぎる上にベタというところが逆に面白かったりするのだが、そういう単純な話というものは逆に変なバランスの上に立っているのだなぁ、と思うことしきり。
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