毎日新聞の朝刊に『ドラえもん』の新声優メンバーが載っていた。
その記事によると次の通り。
ドラえもん :水田わさび(30)
のび太 :大原めぐみ(29)(新人)
しずかちゃん:かかずゆみ(31)
ジャイアン :木村昴(14)
スネ夫 :関智一(32)
うむ~……
かかずゆみと関智一は意外だったなぁ…
全員割と無名なトコから引っ張ってくると思ってたのに。
まぁ普通に考えれば、実績のある人を登用した方がいいわけなんだけど、『ドラえもん』は結構スケジュールが拘束されそうだから、他の仕事も多い人は呼んでこない方が良さそうだと思ったもので。
関智一呼べるぐらいなら、ドラえもんとのび太とジャイアンも有名ドコから引っ張ってきてほしかったなぁ…
でも、あくまで「オタク」の中での有名ドコということになるんだろうけど(笑)
しっかし、“わさび”ってふざけた名前だなぁ(←失礼)
ええっと、水田わさび、出演作が『あたしンち』の川島役……
う~ん… たぶんあのキャラのコトなんだろうなぁ…と曖昧に記憶してるんだけど、いまいち記憶にない…(汗)
はて、どんな声だったけな?
知っているはずなのに分からないってくやしい~!
まぁ、それはいいとして、問題はジャイアンを演じる木村昴だよなぁ…
14歳はいくらなんでも若すぎだ…
何をもって彼を抜擢したんだろうか…? 気になる…
もちろん、どんな声してるのかも気になりますけど。
ちなみに、しずかちゃんの野村道子の降板とともに、同じ声優がやってる『サザエさん』のワカメの声も変わる模様。
『鉄腕アトム』(2003)のアトムの声やってた津村まことが後任らしい……
…って言っても、『鉄腕アトム2003』が分かる人、少ないと思うけど(汗)
うげーッ! ウルトラマンが死んだー!
…というのが今日の話。
その前に12月から撮り溜めてた(笑)のを一気見したわけですが…
主人公・孤門の恋人のリコが正体が敵側の黒いウルトラマン(ファウスト)だと判明し、ウルトラマンに倒されて消滅する辺りで、不覚にも面白いと思ってしまった。
やっぱ“恋人の死”ってのはストーリーのいい材料だよなぁ~
そして失意のどん底に突き落とされ、元ナイトレイダーの副隊長で今は敵となった溝呂木の遊び道具として、面白いぐらいワナに引っかかりまくって醜態をさらしまくる鬱モードの孤門にイライラ。
(「ボクはダメ人間」発言やマネキンと人間の区別がつかなくなったり同じ手に何度も全く気付きもせず引っかかるのには大笑いしたが…)
副隊長の凪にビーストを憎むことだけを考えろと助言されて立ち直って修羅の道に走ったと思ったら、初めて倒したビーストが女の子を取り込んでいて(←溝呂木が仕掛けたことだけど)その兄貴に人殺しと罵られ怨まれて再び鬱モード…
しっかし、子ども番組にしては容赦ねぇシナリオだなぁ… ((( ;゜д゜)))ガタガタ
で、それがトラウマになって、仲間のピンチでもビーストを撃てず死にかける孤門。
絶望に打ちひしがれ、呆然トボトボと脱走(笑)
やすやすと逃がすとは、秘密保持機関なのにMPはかなり無能。
だからツメが甘いというのだよ、この番組は。
でも隊長が頑張って、引き止めて応援してくれたおかげでようやく鬱モードから脱出して、「必ず人々を守る」の信念のもとナイトレイダーに残って働き続けることを決意した孤門隊員。
やけに回復が早かったりキッカケが物足りなかったりしたけど、周りの隊員が敵ばっかりの中、主人公をようやく主人公っぽく成長させた“いい人”な隊長に免じて良しとしよう。
だけどそれ以降、隊長が段々と“甘ちゃん”になっていくのが何とも…
心内はいい人だけど仕事に対してはきちんとシビアにやってみせる“大人な態度”がこの人の魅力なのに…
それと、凪のつっけんどんさも薄れてるのもなんだかねぇ…
しかし、主人公の意思が固まり、周りの人間も主人公と同じ“正義の人”的な態度をとるようになって、主人公の心情や複雑な人間関係の描写に時間を割く必要がなくなって足場がしっかりと整ったことで、ストーリーが充実してきて面白くなってきた。
まぁ、相変わらずツッコミどころは多いけど(笑)
しかも、その面白さって、いわゆる“『ウルトラマン』としても面白さ”ではなく、この番組独特の、別に『ウルトラマン』でなくてもいいようなドラマストーリーに起因する面白さだしなぁ…
主人公サイドの足場が固まった頃から、描写の主軸はウルトラマンである姫矢に。
度重なる戦いで傷ついていた姫矢はついに倒れ、ナイトレイダーの上層機関であるティルトに捕獲される。
ウルトラマンが捕獲され身体検査が行われるという前代未聞の事態はなかなかハラハラ…
でも過酷な人体実験中にあっけなく心停止するんだよなァ…(汗)
この無計画な実験を推し進める松永は、冷徹を通り越してアホか?
これで今回の『ウルトラマン』の肝である“ウルトラマンに変身する人の交代劇”になるかと思いきや、すぐに復活してどこかに行くし(笑 )
ちっ、結局元の状態に戻るのかよ。面白くない…
何かしら人間関係とかに変化を及ぼすとか事態が急転してたら面白かったのに…
そんなワケで最近は、ボロボロの姫矢を描写するのがこの番組の主題になってるようで…
しかし、ボロボロの姫矢を見ても感情移入しにくいなぁ…
「何のために戦い続けるのか分からない」と言うヤツに何を期待しろと?
そんなヒーローありか?
一応「戦いの中で戦う目的を見つける」「チカラがあるから使う」とか理由は語られているけど、動機が弱い。
視聴者が応援するほどのことではない。(前者に到っては本末転倒だ。カッコイイセリフだけど…)
早く交代して休養取りなさいとか思ってしまう(笑)
そして今回のウルトラマンの死につながるわけだけど、これで交代するのかどうか…
また呆気なく復活するんだろうか?
交代劇と同じく気になるのは、「黙示録の始まり」と漏らす溝呂木の狙い…
黙示録というあたりが風呂敷の広げすぎのような気もするけれど、気になるなぁ…
まぁ、ストーリーがどのように展開するのか気になるような構成になってきたのはいいことだ。
ううう…
なんで漫研の卒業生追い出しコンパの日とSF研の卒業生追い出しコンパの日が重なっちゃうんだよ…
しかも、集合場所と時間まで同じ!
これじゃ、どっちに参加しても、片方のを切ったのがバレバレじゃねぇかッ!
鬼かッ!?
飲み会幹事も過酷な運命を私にお与えになる…
どっちの先輩にもかなりお世話になったから秤にかけるのも忍びないし…
よしッ!
こーなったら解決法はただひとつ!
どっちにも参加しない!(マテ
……なんて愚行をできるはずもなく、一次会は漫研の方に参加、二次会はSF研の方に参加させていただきました(汗)
えー、両方の卒業される先輩の方々、スミマセンでした…
プラスアルファ、漫研の方々…
グデングデンに酔っ払ってスミマセンでした…
介抱していただいた皆様に感謝します。
それから二次会が三宮探索だった漫研の皆様…
無下に断っちゃってスミマセン…
背後に二次会に向かうSF研がいる場所から離れるわけにもいかなくて…
というか、一次会始まる前も、終わった後も、漫研の背後には常にSF研の集まりが…
逆を言えば、SF研の背後には常に漫研の集まりが…
そういう状況下に置かれてると少々心的疲労がねぇ…
結果、どっちの飲み会でも悪酔いして他人に迷惑かける、と…
ホンマ、スイマセンでした!!
なんだこの公開処刑授業!?(笑)
…という感想を抱かせる先週の放送。
薬物禁断症状で苦しむしゅうをみんなに見せて「これがドラッグの恐怖だ!」と教えるのは、倫理的に問題があるように見えてしまう…
しゅうをモルモット扱いしてるからなァ…
ドラッグの恐怖を教え込むには、実際に恐怖を見せるのがイチバンではあるんだけど…
その状況に持っていくために、
禁断症状で暴れ出す生徒がいるのを承知で、同意の上で他の生徒を一緒の教室の中に入れて授業を行う、という危険を金八に冒させている。
こちらも道徳的に問題アリ。
しかし、『金八』でやる教育的チャレンジとしては許容範囲だとは思う。これは、まぁ良し。
ただ、授業の内容が……
金八ならではのドラッグの授業というよりは、どこかで聞いたような通り一遍の内容で、薄さを感じてしまう。
それに、感情的にドラッグの存在を否定しているように見えて見苦しい…
授業は冷静におこなってほしいなぁ…
何かの否定をするにも、冷静に論理的な筋立てをする、あるいはしているように演出する方が、その説明が心に染みやすいのに…
精神崩壊状態のしゅうに愕然とする生徒を前に
「よく見ておけ! そして一生涯忘れるな! ドラッグを憎め!」
と感情的に言うのはドラマ演出として自然の流れで、『金八』的でもあるんだけど、先ほど述べたように、ドラッグの説明に内容の薄さが感じられるので、延々と「ドラッグを憎め」とだけ聞かされても、これも薄く感じられる…
しゅうの惨めな様子が言葉よりも「ドラッグを憎しまなくてはならない理由」を雄弁に語るのかもしれないが、延々と続くしゅうの悲惨な描写がクドすぎて、そちらの方ばかり気になってしまって…
なにより「憎む」ということ自体が、事件・事態への対応として原始的で単純だから、これでいいのかなぁ…と思わされてしまうし。
つまり、自慢の金八節が授業として活かされていない感じがする…
(ここで使われた金八節は「ドラッグ憎め!」という提示と、しゅうを正気に戻すための詩の引用に留まる)
さらに気になったのは、話をドラマスティックに仕上げすぎているということ。
警察がしゅうを“逮捕”しに来る時間が迫っている(中学生相手に問答無用で逮捕ってどうなのよ?)、暴れるしゅうを抑えるためにみんなが必死になる、しゅうが逃げて警察が追う(逃げたと言ってもただ廊下に出ただけで、スローモーションで大ゴトに仕立て上げているのだけど…)、そして何より、金八がしゅうの覚醒剤常用を知ってからしゅうが逮捕されるまでわずか1,2時間での出来事でしかないという話の急ぎ方…
何かとドラマスティックに描きたがるのがここのスタッフのクセで、最近の『金八』の味にもなっているけれど、それにしてもムリに盛り上げすぎ…
それとは逆に物事を地味ながらじっくり描くことも『金八』ではよく行われており、これも『金八』の味なのだから、こっちの線で描いても良かったと思うのに…
…というか、こっちの方が問題点がより浮き彫りになると思う。
それとも、アレか?
第2期の荒谷二中騒動の再現でもやりたかったんかね?
そういえば、中島みゆきの「世情」が今にも聞こえてきそうな雰囲気だったし…
♪シュプレヒ・コールの波~ 通り過ぎていく~
…ってな具合に(笑)
けれど、2期の加藤は正義を貫いた末の捕縛で、今期のしゅうは悪に身を染めた上での捕縛…
立場が正反対ですわ…
もう一つ、しゅうのために生徒が動く理由が描写不足…
しゅうがクラスを敵に回した例の学級崩壊以降は、車掌とか伸太郎とかヤヨなどしゅう以外の生徒の話が中心となり、しゅうの描写はドラッグ汚染が進む様子を描くのみで、そのせいで他の生徒とのからみがあまりなく、関係が充分に修繕されたという描写がなかった。(明確に関係が修繕された様子を描くと、誰かがドラッグの存在に気付いてしまう可能性を生み、今回の話につなげられないから)
伸太郎のハンストに生徒が協力したときは一致団結する描写がなされていたので行動が自然に見えたけど、今回のしゅうにはそれがないから違和感が…
そのくせ、ドラッグ汚染が進む様子は何話にもわたって細かく描くもんなぁ…
この時期主役になる他の生徒のエピソードを食う勢いだったし…
バランス悪い…
とにかく、先週の違和感は、問題を授業で解決するという『金八』のスタンスを貫き、なおかつドラマスティックにしようとしたために起こったことでしょう。
(5期の健次郎のときに学校の外で事件を終わらせてしまった反省なんだろうか?)
その状況を描くために、事前の先生の討論、妙にしゅうのドラッグ使用に物分かりが良くなってる生徒など、シナリオの下準備を時間をかけて慎重に描いている。
そこに多少のムリが生じているので、今回の“後始末”もタイヘン…
保護者説明会では、当然金八は糾弾されまくるし、学校はなじられまくるし。
保護者会の音声に帰り道で葛藤中の生徒の描写をオーバーラップさせているところをみると、尺が足りないんだなぁ…と感じさせられる。
他の部分を時間かけて描きすぎなんだよ…
『金八』の主役であるべき生徒の描写がぁ……
…などと散々文句を言ってきたけど、後半から金八の描写にチカラが入れられているところを見ると、これも計算済みだったのかなぁ…?
チカラ及ばず、モノも充分に言えず、生徒を守れなかった金八……という金八先生自身の葛藤を描くために。
結果、疲れきった表情で辞表を出す金八が何とも……(泣)
『金八』を今シリーズで終結させるつもりか?
次回は救済措置が出されるみたいだからまだ分からないけど。
葛藤の最中に、乾先生の昔話が出てきたり(回想シーンの二人が若いぞ~!)、服部先生のところに行ったり(こっちの回想シーンも若い!)と、懐かしい人や映像が出てきたのは、昔のことを描く面でも、今の金八の苦悩を描く面でも印象的だった…
どうでもいいけど、昔の映像出してこれるのがこのシリーズの強みだよなぁ~(^^)
さらにどうでもいいけど、せっかく幸作が大学受かったのに、しゅうの問題に潰されてしまったのがヒジョーに可哀想だ……(汗)
笑顔で祝ってやってほしかった。
みんな忘れて、本人が居眠ってるときに「おめでとう」とか、あんまりだ。
だから尺が(以下略)
それから、途中退場した千田校長はどうした?
以後のフォローがまったくないんですが。
Aパート「45年後…」
雑誌「ぼくドラえもん」のてんとう虫コミックス未収録作品集の最終刊に載っている作品。
珍しくやる気を出したのにジャイアンたちにからかわれ落ち込むのび太のもとに45年後ののび太がやってきて「入れかえロープ」を使って現代の世界を懐かしむ話。
こいつを未収録作品集の最後に持ってきた編集はよく分かってると思う。
なぜならこの作品にはどことなく最終回臭が漂っているから。
大人になったのび太は何度か登場しているけど、45年後ののび太が来るのはこの話だけ。
45年後ののび太といえば、還暦を目の前にした老年期。いろいろな経験をしてきて人生を達観できる年齢であり、人生の終焉も近い。
そんな背景が予想できるのび太が出てくると、この作品自体からもちょっと寂しさが感じられるというもの。
寂しさは最終回の持ち味とつながる。
しかも最後に45年後ののび太が
「君はこの先何度もつまずくけど、そのたびに立ち直る強さを持っているんだ」
と言って今ののび太を励ます辺りもまた最終回的な印象が。
『ドラえもん』の最終回は大々的でない方がいいと思ってる自分としては、いつも通りの話でシリーズ終焉っぽくなるこの話が最終回に相応しいのでは、とか考えていたりする。
だからなんで来週の旧声優陣引退スペシャルにこれを持ってこなかったのかなぁ…とか思ってしまうわけだが。
それと、45年後ののび太の声。
『ドラえもん』らしく、姿が子どもに変わった後も同じ声のままなのだけど、子どもらしく演技しているのにはキツいものが…
老人のときは渋く、子どもの姿のときは幼く、そんな声の使い分けができる人が良かったなぁ…
誰が声の担当なんだと思ったら、大川透。
ややッ、マスタング大佐でしたか!
『ハガレン』以外では、『クレしん』の靴屋の中年店長とか、パッとしない役ばかりですなァ~(笑)
Bパート「ママネット」
まだインターネットが出始めた頃の話なのにネタにしてるのがスゲェ
でも道具の効果はインターネットとはあまり関係ない(笑)
自分や他人の母親をこき使うのび太たちの姿は、ある意味怖い(笑)
子どもたちを酷使して逆襲に転じるママたちもすさまじいが。
すわっ!
アニメ版『ネギま』のオープニングテーマが12位ッ!
オタクパワーおそるべしッ!
11位以下だったから出演者のコメントがなくて良かった… セーフ…
ネギまについて語る芸能人なんて見たくないよ~
……いや、むしろ見てみたい、か?
アニメ関係だと、先週は『マジレンジャー』(ビデオ店ではなぜか戦隊モノはアニメ扱い)のオープニングがランクインしてたけど、まぁこちらは『ネギま』と違っていくらでも語り口はあるし、チビッ子たちがこぞってCD買いに来てる様を想像すると微笑ましいから良し。
プロモ映像が90年代の戦隊モノっぽいアナログ映像に見えて、『デカレンジャー』のデジタル合成っぽさがなかった気がする。
前に一瞬だけ見た『マジレン』の1話のラストシーンも、90年代前半のアナログ合成臭さがあって懐かく思えたけど。
だから『デカレン』ほど好評得てなくても、90年代の落ち着いた感じの雰囲気がする『マジレン』は好きよ。
あ、『歌の大辞テン』と関係ない…(笑)
今日は昼食の量が少なくて、待ちに待った夕食の時間…
夕食担当者の母の帰りが遅くてヤキモキ…
で、時は流れ、ようやく夕食が飯台の上に並べられたんで、我先にと膳の前に座った……
……のだが、
茶碗を持った瞬間、背後から私の頭部を鷲掴みにする手が出現…
弟「服買いに行くから車出してくれ」
私がウンとも何とも言ってないのに、鷲掴みにしたまま玄関までズルズルと引きずっていく弟…
「夕飯前にして、なんで貴様のアッシー君やらにゃならんのじゃ!」
と怒鳴りながら、言われたままにカローラ出してくる押しの弱い私…(泣)
で、「すぐに戻る」と言われて、店の駐車場で待たされること、約20分…
どこが“すぐ”?
暇つぶしに聞いてたケータイの着メロ32曲全部聞き終えてしまった…
(ああ、MDプレーヤー欲しい…;泣)
ようやく両手に紙袋抱えて戻ってきた弟。
ここがお台場で、袋の中身が同人誌だったらお笑いだったけど(笑)
まぁ、弟はそういう方面には全く縁のないヤツなんで、中身は普通に苦労して選んできた(らしい)洋服がぎっしり。
長かったけどこれでようやく家に帰って夕飯が食える~
…と思ったんだけど
弟「別の洋服店に行って」
………。
……ハァ!?
弟「次行ったら帰るさかい、頼むわ」
「すぐ帰る言うたやろッ! なんで行かなならんのじゃ!?」
…と怒鳴りつつ、車を件の洋服店に向かわせる押しの弱い私…(泣)
その店で「今度は絶対すぐに戻る」と言われたのだけれど、20分もの間、全く店から出てくる気配なし…
だからヤツの約束は信用できねぇっつーんだよ…
今度も両手に紙袋提げて戻ってきた弟。
そして車に乗って第一声…
弟「よし! 今度はゲーム店に行ってもらおうか」
………。
……ちょっと待ちな。
弟「そこ行ったら今度こそ帰るさかい、とっと行ってくれ」
………。
「今度は時間かからんのやろな…」
弟「う~ん… たぶん半時間ぐらいは買うモン悩むと思う(爆笑)」
………。
…行ったさ。
こんなこと言われても行ったさ。
バカとは思いつつも言いなりになって行ったさ、ゲーム店!
しかし、また虚無に待たされると思うとまた腹立たしくなってきて、でも弟に対してストレートに文句言う度胸なんてないから、イライラが溜まる一方…
いっそのこと、コイツ置いて一人で帰ってやろうかとも思ったけど、さすがにそれはやり過ぎだろうと自己ツッコミ…
……ん?
ならば、やり過ぎにならないように置き去りにしてやれば…
………。
…で、勝手に駐車場から離れる私(笑)
しばらくは夜の街で一人、夜間走行の練習~
ヤツが戻ってきたら車がないことに気付きあわてふためくことでしょうよ。
報復があるかもしれないけれど、そんなことはどうでもいい!
一時的に精神的ダメージが与えられればそれでいいのだよ!
それが私のささやかながら割と残酷な復讐!
で、しばらく夜の街をドライブしてから、頃合を見計らって駐車場に戻ってくる。
これで、駐車場をさまよう惨めな弟の姿が見られるぜ……
……と思ったら、
ちょうど店の入り口から出てきたところの弟発見……
弟「ん? どっか行ってたの?」
………。
……精神ダメージ皆無 _| ̄|○|||
空腹と復讐失敗で、逆にこっちがショック受けて、沈んだまま家に帰ったら、着いたなり母親が玄関から飛び出してくる。
母「ご飯や言うてたのに、なんで勝手に出かけたんやッ!? しかも車で! 急に車で行かなならん用事ができて車使わなならんようになったってゆーのにッ!」
私「だって弟がさ…」
…と、弟の座っていたところを指差したが、すでに弟の姿はなく、母の目をすり抜けていつの間にやら家の中に戻っていた…
で、全責任が私に…
母「帰ってきたら覚悟しぃやッ!」
と言って母は出かけていった…
家に残ったのは、冷えに冷えきった夕飯と、ゲーム店で買ってきたゲームソフトを早速プレイしているのだろう、弟の部屋のスピーカーからズシズシ響いてくる重低音のみ…
………。
新聞のテレビ欄のヒントは、今回も何のフォローもいれられることもなく、推理のお披露目時まで流された…
原作でもかなり分かりにくかったヒントだったけど、マンガなら再読できるから気付けなくもないけれど、テレビでは画像が一瞬で流れていくから気付きにくいし、しかもあんな小さいんだから注目すらしないから、もうちょっと分かりやすく演出してもいいと思うんだけど…
どーでもいい細かいことだけど、『仮面ヤイバー』の初期型モデルの仮面って第3話までだったんじゃなかったけ?
第6話でもおんなじ初期型モデルだったんだけど。
さすがにスタッフもそんな細かいところにまで配慮する余裕はないか。
でも気になったんで、記述。
ラストの高木刑事と佐藤刑事のシーン。
演出が難しいシーンだとは思うけれど、やっぱりカット割りとかがあんま上手くいってないような…
知り合いの自作小説のイラスト描きなんぞやってたりします。
時に生意気にもアドバイスしたりもしますが、その小説の主人公を巡ってヒロイン二人が対決すると聞き、平穏世界の構築に心を砕いている作者に対し一言…
「修羅場にしなさい」
心無い一言でした(笑)
そんなことを考えなしにサラッと言ってしまったのは、修羅場が身近にあって単語が頭にこびりついてるからです(爆)
修羅場とは、我が家の祖父の介護に関する父と祖母の言い争い。
介護はほとんど祖母がやっていて「老老介護」状態…
父母は共働きで介護に手が回らないのですが、介護疲れでストレス溜めてる祖母はそれがどうにも気に食わなくて、不満をクドクドとブチまけてます。
で、父が介護補助器具を買おうと提案したんですが、これがまた口論の原因になって…
祖母「そんな値の張るモンはいらん 買わんでええ」
父「でもそういうのないと疲れるやろ」
祖母「あんたが手伝えばええ話や」
父「仕事があるからムリや言うてるやろ」
祖母「私だけに苦労しろ言うんか?」
父「だから補助器具で楽すりゃええやろ」
祖母「そんな値の張るモンは(後略)」
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無限ループ開始。
しかも会話続けていくに従って二人ともヒステリックになっていくからタチが悪い。
二人のかん高い怒鳴り声が家中に響いて、雰囲気がさらにピリピリと…
そんな修羅場を黙って遠くから見て、気付かれないようにほくそ笑む母…
怖いよぉ… 怖いよぉ…
そして、話の中心にいるけど一番関係ない祖父は、今日も脱糞して祖母に助けを求める、と。
もう、祖父が退院してからずっとこんな修羅場が続いてます…
…と思ったんですが、
よぉ~く考えたらずっと前からこんなことが続いてました(笑)
もうひとつの修羅場。
それは、親と弟の言い争い。
決まって、弟が何か高価なモノを買ってくれと親に要求するときに勃発します。
母「昨日も高いヤツ買ったばっかやん! おとといかて金を湯水のごとく…」
弟「ちょっとホンマ頼むわ。買ってくれ。毎日学校行ってやるさかい。約束するわ」
母「何が“行ってやる”や! 毎日学校行くのは当たり前やろ!」
弟「そんなん知るかッ」
母「それに約束する言うたて、守ったことなんか一度もないやんか!」
弟「今度はマジ本当に守るから、買えって」
母「それが人にモノ頼む態度か?! 親をなめるのもたいがいにし」
弟「オマエこそ、それが人の頼み聞く態度か!? オレの言うことに何でもかんでもダメって言いたいだけやろ、オマエ!」
母「それが親に言うセリフか!!」
弟「そんなことはどうでもいい! とにかく買えや!」
母「だから昨日高いヤツ買ったばっかで、何で今買わなあかんの!?」
弟「だから、毎日学校行ってやるって言っとるやろうがッ!!」
母「だから、学校に行くのは(後略)」
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無限ループ開始。
こっちも話しているうちに双方ヒステリックになるからタチが悪い…
片方が暴力的な弟だから余計にタチが悪い…
最終的には弟が「もうええわッ!」とブチにキレて、壁かドアに拳食らわせ大穴開けて、自室に籠城して終了。
それが大体一週間に一度発生という、少々過酷なスケジュール…
若いっていいねぇ…
連続攻撃仕掛けられ続ける親はたまったモンじゃないけど…
で、こういう修羅場になったとき、私はどうしているかというと、
完全に無視を決め込む。
そこ、卑怯だとか言うな。
仲裁ぐらいしろとか言うな。
私が関わらない方がむしろ良いんですよ。
私ってヤツはいつも一言多いから、両者をなだめる言葉を言っても、逆に火に油を注ぐ結果になって、修羅場が地獄絵図に悪化するんで、言葉を挟まない方が正解。
必ず静観しますよ、結局。
そこ、卑怯とか言うな。
だいたい、我が家がこんなに修羅場まみれなのは、ウチの人間が同じ性格してるからなんでしょう、きっと。
他人の意見には全く興味がなく、ただ自分の主張を相手に押し売りたいだけ…
しかも論理的思考ができず、感情的な発言に走ってしまう…
おまけにストレスに弱くてすぐヒステリックになる…
コレ、私にも当てはまってます。
一言多いのは、周りの空気読まずに自分の主張だけ言いたがるのが原因ですから。
そして、そのことで罵声を浴びせられてストレスを溜めたくないから、何も言わない、と。
何でしょうねぇ…
我が家の血でしょうか、この性格は?
その割には、外から来た血の祖母と母も同じ性格してるのはどうしたもんか…
今日から『ローレライ』公開ですねぇ
制作に名を連ねるフジテレビが、いろんな番組で必死に宣伝してましたが(笑)
平成ガメラシリーズのVFX担当してた樋口真嗣が監督やってる、ってだけで大した興味もないのに注目してるアホな私です(笑)
しかし、特撮しか担当したことない人に監督やらせるってのはどうなんですかねぇ……
ミニチュアとかCGとか“物の演出”をやってきた人であって、“人の演出”はやってこなかった人ですから。
まぁ、『エヴァ』の絵コンテ担当したこともありましたから、人物の演出をする経験を全くしてこなかったってことはないんでしょうが、アニメが100%架空の存在のキャラの演技を「作る」ものなのに対して、実写の演出というのは人物の演技を「指示する」もの。
勝手が違うんですよねぇ…
ということで“人の演出”に関しては不安な監督なんですが、特撮演出の方でもちょっと不安が…
予告編の映像を見る限り、CGだってことがバレバレなんです。
かなり作りこんではいるんですが、でもやっぱりCGだってのは分かる。
『ガメラ3』で実写と見まごうばかりの弩級の特撮映像を撮った人にあるまじき画だ…
まぁ、『ガメラ3』のフルCGのシーンもかなり浮いてたんですけどね、でも、ミニチュアで実在感を作り出していた『ガメラ3』に比べれば工夫がないな、と。
例えば、戦艦が水中用の爆弾発射しまくってるシーンなんか、『ガメラ3』のパトリオットミサイル発射のリアルさに及ばず…
(ん? パトリオットのシーンってCGじゃなかったりするんだろうか?)
ミニチュアで水のリアル演出ってのは不可能で、そういうのはCGに頼るしかないんですが、CGで質感出すのは難しい。
ただし、光の描写はかなりリアルです。
その点はCGと樋口監督の面目躍如というか。
……で、結局『ローレライ』って、映画としてどうなんだろう?
ワタシャ監督にしか関心ないから観に行かないだろうし…
前作には登場していなかった新主人公(一応)の視点で前作の歴史を見つめ直すという試みは面白いと思う。
でも、肝心の語り手であるシンたちの描写が皆無に近かったから、どうにも薄味なんだよなぁ…
シンのナレーションでフォロー……というか、ナレーションでその代役をさせようとしていたんだろうけど…
セリフの緊張感のない内容によって、戦争の最前線で過酷に戦い続けてきたキラたちと、それを遠い土地の出来事として真剣に受け止めず平凡な日常を送っていたシンを対比しようとしていたことも良いとは思う。
…でも、あまりにも緊張感がないというか、ナレーションとして不適切というレベルだったので、それが真剣に繰り広げられる戦闘シーンに重なるとギャグにしか見えない…
とにかく、物語を別視点から組み立て直す面白味は何一つ出ていない。
前作を見ていない視聴者に対する説明的な総集編として側面もあるけれど、これも説明不足があんまりにも過ぎているので、そういう機能すら果たしていない。
それに、こういう類の話はせめて年明けぐらいにやってくれ。できれば、ガンダム強奪編が終わった後ぐらいに挿入するのが理想的で、もっというなら、物語の中でさりげなくよく分かるように説明される方がなお良し。
「今度こそ守りたいものを守る」ために戦うと話したシン。
てっきり、怒りのやり場を探すために軍に入ったものと思っていたのに、意外な事実が明らかになった。
…でも、現時点でシンの守りたいものなんて全然提示されていないんですが。
仲間?
いやいや。ルナマリアやレイとの関係ってそこまで緊密には見えん。
新撮シーンのザフト入隊時の様子で補足しておけばまだ聞けるセリフになったと思うけど、シンに関するあの前後のシーンはほとんど話を不合理を解消するための言い訳ですな。
夏に発売されるデスティニーガンダムのCM…
そんな先のことを宣伝するなんて、なんかよく分からん…
前作でシードガンダムが出なかったのに、今作でデスティニーガンダムが出るということは、『ガンダムSEED』が『ガンダム』や『仮面ライダー』や『ウルトラマン』みたいな基本ブランド名という位置づけで、『~デスティニー』っちゅーのは『Zガンダム』の「Z」みたいなモンということか