DASHが所属してるのは支部だったはず。
なのに、メキシコから北上する怪獣の撃退に向かうのはなぜ?
思いっきり日本国外なんですが…
DASHの防衛担当域は広いってコト?
その割にサイパンに怪獣出現しても何もしなかったんだが…
しっかし、ドラマ部分が駆け足すぎ、というか、薄っぺらいなぁ…
何かさ、いろいろと描きたい要素をバババッと挙げて、そのシーンに合うようなセリフを見繕って、「ここはこうすると話の流れが自然になる」「こうすると緊迫感が出る」「こうすると視聴者が共感しやすくなる」みたいなことを考え話にタメを作るなり整理して切り詰めるなりの調整を全くしないで作ったような感じになってて、内容が無いも同然の出来に仕上がっちゃってるんだよなぁ…
その割にオペレーターとボケ担当の隊員とのやり取りとか本筋と関係ないところにはリキ入れてるし。
毎回毎回特撮パートは頑張ってるなぁ、とは思う。
SF研の定例会で、またまた「ビトレイ~」で裏切り者役になってしまい、ヒーローたちにリンチに遭ってあっけなくゲームオーバーになったりして楽しんだ(?)後、例によってロベさん家に有志数人が集まって酒盛り、そして例によって全員酔い潰れて、朝の5時半までグッスリという、まぁいつものパターンで半分死んでましたよ、ハイ。
で、朝飯買いに行って、ロベさんの朝の習慣に合わせて、ご飯を食べながら非ニュース番組系を視聴…
7:30~ 『ミッドナイトホラースクール』
とりあえず、インクで恐怖植物は異常成長する、というトラウマモノの回。
8:00~ 『NARUTO【再】』
何気に若林厚史回だったものの、ジャンプアニメおなじみ、戦闘シーンが冗長。
8:30~ 『アタック№1』
キーフレーズは「今のは俺が殴ったんじゃない、一之瀬が殴ったんだッ!!(叱咤)」&「よぉし、太陽と競争だ」
その後草之氏が破産覚悟で買ってきたベラボーに高いボドゲを3時間かけてやったけど、負け込んでた私の個人的な意見としては、まぁ、ビルの管理人って永遠に地を這いずり回る職業なんだなぁ、ああ、子ども可愛いなぁ、養育費かかるけどなー…
ココスのCMとか元作画チーフの回とかで、まんま大山時代の顔したドラえもんがわさドラの声で喋ってるのを見ると強烈な違和感が…
あのキャラデザは大山のぶ代仕様とすら思ってるし、大山のぶ代声を期待させる顔なんだから、ちゃんとわさドラの顔にしておいてくれよ、と常日頃から思ってるTakeです。
「ムードもりあげ楽団登場!」
劇半音楽と劇中で演奏されている音楽との差別化があまりされていなくて、もりあげ楽団の音楽の使われ方が効果的に見えなかった。
実際、今回のために書き下ろされた曲はどこか平板で、印象に残りづらい音楽ではあったけれど。
ムード盛り上げるたびに画面が映画的なフレームに変わっていくのは、音楽の弱さをカバーして盛り上げてる感を分かりやすくはしていたけど、毎回やるんで少々クドい気もした。
曲のノせられてママに感謝するのび太の声@大原めぐみがどうもわざとらしすぎてダメですなぁ…
いや、道具でムリヤリ盛り上げた感情だから多少は作為的な言い回しになるだろう、ということまで考えて意図的に演じていたのなら賞賛して然るべきだが。
ラストのある意味滑稽に見えて笑えるオチは再現性があまり高くなかった。
まぁ、原作のあのハイテンポでネタがハイスピードで繰り出された末のオチなのだから、時間かけなきゃならんアニメで再現するのは難しかろうが。
「すごいはく力だ。」と言って逃げ出すジャイアンのセリフが、勇ましい曲の感じに合わせて「今日ののび太はなんか違う!」に変更されていた。
作曲家が迫力ある音楽が作れないと自覚していて、こういう方向に持っていたんだろうか?
そこはホラ、伊福部音楽(怪獣映画音楽)でも使ってさ(←クドい
「友だちの輪」
「将を欲すればまず馬を射よ」「二兎追うものは一兎も得ず」という諺を連想させる回(笑)
先週あれだけラブラブっぷりを発揮していたのに、早くも別の女の子に熱を上げるのび太は、いい加減な性格が反映されててよろしい(笑)
あと、ドラえもんが黒猫と仲良くしようとするのが白々しくないのは、ミーちゃんという固定のガールフレンドの設定がリニューアルで白紙に戻されたおかげだよな。
しずかちゃんが冷たくドアを閉めた後、同じカットのままのび太がいる位置以外の背景が暗転して「ガビーン」ってな感じでそのままエンド、というオチは新鮮味があって「これはこれでアリかな」と面白かった。
さて来週は「きこりの泉」。
今のスタッフなら「キレイなジャイアン」ネタで話を引っ張りそうな気がするが、全体のバランスを考えてほどほどにしてほしいと思う。
ネット上で流行ってますよね。
「飲ま飲まイエーイ」ってフレーズが有名の外国曲。
正確に言うと、外国語なのに日本語っぽく聞けてしまう「空耳曲」なワケですが。
で、それ歌ってたグループが今日『ミュージックステーション』に出演してました。
番組内で、この曲が有名になって人気出た経緯を紹介してて、それはそれで一般視聴者にも分かりやすくて良いんですが、こんなヒットの理由でわざわざ呼ばれて、O-ZONEのメンバーはどう思ってるんだろう?
あんまりいい気しないんじゃないのかな、とふと思ったり。
しかも、本人たちが歌ってるバックにご丁寧にも、空耳歌詞に合わせたフラッシュアニメが合成で映されてて、それも楽しげでいいんですが、元々はラブソングであるらしいこの歌の本来の歌詞の意味を全然理解させずに別の方向で楽しませる(茶化す)映像を入れるってのは、真剣に歌ってるメンバーに対してちょいと失礼でないのかい、と感じるわけですよ。
しかもわざわざ呼んでてこの仕打ちだからねぇ、見ていてなんか可哀想とすら思ってしまった。
まぁ、それは私の勝手な感想でしかないわけだけれど。
それはそうと、「“空耳”ですか」とタモリがやけに嬉しそうにしてたのが印象的。
ついでに、ラルクの『劇場版ハガレン』用に作った新曲は、作品の内容に即した歌詞になっててなかなかいい感じですな。
さぁて来ましたよ、青野作監回。
でも内容は原作の話を引き延ばし引き延ばし使っているのでダメダメ~
原作1話分を30分かけてやるってのは、オリジナル話挿入してもムリがあるよ。
先例と同じく、オリジナル部分が原作部分から相当浮いてたし。
アレだ。違和感無くオリジナル話で水増したいんなら、マジック助手の女性を最初っから解説っぽく喋らせておけって話だな。
それとさ……
何もしてない係員を先制攻撃で蹴り倒してどうすんだよ、和葉ッ!
原作で和葉が係員を抑えてたのは水槽ブチ割るのを邪魔された(制止された)からであって、始めっから拘束目的で動いてるのは変だろうがッ!
原作のシーンを曲解すなッ!
しかし冒頭の、服部の目覆って女声で「だぁれだ?」と楽しそうに言うコナンは非常にラブリーでよろしい(笑)
2話目にエレキング登場ってのは『ウルトラセブン』へのオマージュ?
ホント、金子監督はこういうオタ的なの好きねェ~(笑)
しかし、ビット星人に操られていないとか電気吸収するとか、『セブン』の時のエレキングからはだいぶ設定変更されていて、怪獣の方にはあまりオマージュを感じられない。
リニューアルされたドラえもんが保護者的なキャラから原作寄りの雑な性格のおバカさんに変わったことに激しい非難が向けられたことからも明らかなように、架空のキャラクターというのは生身の役者とは違って人の手によって容易に改変できることから、キャラとしての同一性が重要になってくるわけで、
例えば「みそラーメン」とメニューに書いて店に出されているのに、注文して食ってみたら「醤油ラーメン」だったら、看板に偽りアリ、というかそりゃ全くの別モノなワケだから、客としてはちゃんとみそラーメンを出すかメニューの名前を実態に合うように変えてほしいと思うのは当然で、
それと同じく、電気使うというところだけが一緒で他の特性が違っているならエレキングである必要性はなく、別の怪獣として出した方がキャラの統一性を守るという点ではその方が良い。
金子監督は『ゴジラモスラキングギドラ大怪獣総攻撃』のときも悪役宇宙怪獣という肩書きが売りのキングギドラを善玉の護国霊にしてしまうなど設定を大幅に変えていたので、今回もそれと同じ感覚でストーリーに合うように変更したんだろう。
これは私の意見ではなくて、某保守系ゴジラファンサイトの受け売りなんだけど、そこのサイトの作品評価掲示板は設定変更に怒った管理人自身と常連の手によってまた荒らされるに違いない(笑)
番組終わりの怪獣紹介コーナーで、『セブン』のエレキングについても触れられ、「見た目は同じだが今回のエレキングには元のと違った部分がある」と説明されていたので、オリジナルも大事にするような多少の配慮がなされていると分かって好感触だったが。
でも、見た目一緒でも中身違ってたら、やっぱりそりゃ別モノって言わないか?
それにもっと根本的な問題だけど、今回のエレキングのふたつ名が「放電竜」って割には、電気吸収してばかりだったんだが…
オイオイ、原典のことを置いておいて単品で考えても「看板に偽りアリ」ですよ(笑)
街中の電気が突如として消える恐怖の不可思議現象という前触れがあって、その後にさらなる恐怖である怪獣出現、という段階が踏まれているのは、恐怖を効果的に描く怪獣映画の基本フォーマットであるがしっかり守られていて良い。
でもその直後に、マンションの一室でケースの中に飼われてるちびっちゃくなったエレキングを見せるのはどうなんだ?
怪獣の恐怖を演出するのには効果的でないというか、逆に脅威力を薄めてしまうのだけれど。
怪獣の魅力ってのはその巨大性や超常的な能力やそれらが生む恐怖や脅威なワケで、そこをしっかり描いてこそ魅力は引き立つものなんだけどなぁ…
飼われてる感じのする怪獣ってのは矮小に見えて、なんか拍子抜け。
それに、街を破壊する怪獣から逃げる群衆の姿は描かれるのに、次の日のシーンに移ると何事も無かったように日常の風景が映し出されていたのは、怪獣の脅威を示す点でさらにマイナスだろう。
今回の話の主軸は日常空間での出来事に置かれているので、日常空間の描写をしっかり行うことで一井の生活の場が怪獣と関係しているという特異な状況を引き立たせることができるし、物語を面白くするのに必要だと思うのだけれど、そういうのがないんだよなァ…
あれだけ被害が出たのだから生活に支障が出ないわけはないし、無かったとしても話題にはなるだろう。主婦が井戸端会議で「昨日怪獣が○○町辺りに出て云々」「それは怖い云々」「移動が不便になる云々」みたいに程度の低い問題を話題にしていたり、出勤するサラリーマンが「取引に影響が云々」などと言っていたりするなんてことは充分考えられる。人々が困った顔で何か会話してるようなシーンを挿入するだけでも、「怪獣が市民生活に影響を及ぼしている」ことが感じ取れて、怪獣の姿を見せなくても怪獣の脅威を示すができる。こういった描写はじっくりやる必要はなく、メインの女性キャラが出勤する短いシーンの背景にそういった光景をちょこっと挿入するだけも充分な効果を上げられるので、やってやれないことはないと思うんだけど。
あと、DASHの隊員があのカッコで街中調査し回ってるっていうのに、横を通り過ぎる人々が全然関心を示さないのは変、というか滑稽にすら見える。
DASHが存在する世界観(DASHの隊員が歩き回ってても変ではない世界)を守るために、コスプレしてるにーちゃんたちに奇異なモノを見るような冷たい視線を向ける、なんて興醒める現実的な反応をモブにさせない演出だから別に悪くはないのだけれど、現実だって見慣れた警察官がウロウロしてたら気になるもので、「何を調査してるんだろう」程度にエキストラが気にするような描写をちょっとぐらい入れたって良いというか、そっちの方が自然に見えると思う。
変なところはDASHの方にもある。行動ではなくて設定で。
迅速に現場に向かう必要があるというのに、発進前になってから小型戦闘機を大型母艦に収納し始める(しかもこれがまたムダに時間がかかる)のは問題でないのかい?
前もって積んでおけ。
まぁ、ワンダバシーン(=発進シークエンス)ってのは『ウルトラマン』シリーズの伝統だし、そう固いこと言うべき作品でもないのだけれど、「おお、こんなカッコいいシーンが見られるなら細かいことはツッコまないぜー!」と唸らせてくれるような出来でもなく、ひたすら冗長な感じもする。
夜に隊員が全員就寝していて、作戦室に誰も待機してないってのはどうなのよ?
不測の事態が起こりやすい職種なんだから、一人ぐらい番をさせるのが普通でしょ。
おまけに全員寝ぼけてるってことは、いつでも臨戦態勢を取れるよう寝ていてもすぐに起きて行動ができるようにしておくという基本的な訓練も積んでいないのかね、コイツらは!?
直後に怪獣が暴れてるシーンに移るってのに、何とも緊張感を削いでくれる逆効果な演出だなァ…
しかしこれもまァ、寝ぼけてドジな行動をする隊員を見せて、視聴者に親近感を持ってもらおうという、あんまりガタガタ言う必要の無い演出なのだろうけど。
後で仕事かまけて「あの女の人キレイだったなぁ…」という話で盛り上がる何ともゆるいシーンとかあるし。
でも個人的には仕事をきっちりとこなす優秀な面、怪獣退治のプロッフェショナルであることをある程度見せて設定の地盤を固めてからこういうコミカルな面を見せた方が良いと思うのだが。
『ネクサス』で冷徹すぎる組織を描いて不評を買ったことに対する反動?
もしくは隠蔽のプロフェッショナルなのに下手な演出のせいでズサンな面が随所に垣間見えて設定に説得力がなくなってしまっていた『ネクサス』の対怪獣組織の二の轍を踏まじと、開き直ってバカな面を先に見せておいてちょっとぐらい演出に不備があっても大丈夫に見えるようにしてあるのか?
怪獣の探査。
マンションの狭い一室の中から巨大怪獣の反応が出ているという不自然な状況になぜ納得する?
「ここから反応が出てる」
「こんな小さい部屋の中に怪獣がいるってのか? なんか変じゃない?」
「しかし反応がある以上はそう考えるしかないでしょ」
そんな短いやり取りで最終的に強引に納得させてもいいから、ちょっとは疑問に思ってくれぃ…
マックスとエレキングの戦闘シーンはいろいろと細かな工夫がしてあってなかなか面白かった。
エレキングが尻尾でトレーラーを潰すところなんかは、尻尾がすごい勢いで急に振り下ろされたことが分かるようにトレーラーが一瞬で潰れるという、ミニチュア撮影にしては結構手間がかかると思われる演出が怪獣の脅威を充分見せていて良い。
鈴木健二特殊技術監督、グッジョブ!
しかし、形勢が変わるたんびに、傍で観戦している女性隊員の表情をいちいち見せるのは、別に大したことをしてるワケでも演出的に効果的でもなくテンポが悪くなるだけなので不要です。
今回の話はなぜかロボットオペレーターが目立って、しかも話のシメの部分までかっさらっていくという主役っぷりを見せていたけれど、今回の話でオペレーターをキャラの主軸する意味はあったとは思えない…
キャラ立てするにしても、主役のカイトとキャラ立てが充分になってからの方が良いというのに。
…それはそれとして、ちゃんとロボットが行動するようにぎこちなく動いてアンドロイドというキャラを巧く見せていた女優さん、お疲れ様(笑)
あー、何だかんだ言って、1話完結のシリーズってのは「1話でも見逃せない!」と気負わずに見られるから『ネクサス』より楽だ(笑)
・新オープニング
ケミストリーに非は無いんだけど、今までで一番「合ってない」オープニングテーマ…
ケミストリーソング採用した時点で分かっていたことだが、それにしても予想以上に違和感が…
エンディングテーマの方が適してる…
OPアニメは切り貼りしすぎてて、何やりたいのかよく分からない…
・シン×ルナマリアカップル成立
キスも済ませました…
…ちょっと待てぇ! 早すぎるわい!
前作同時期のキラたちカップル成立も急だったけど、タメがない分こっちの方が構成ダメダメだ…
・軍艦と戦闘機ゾロゾロ連れ立ってやってくるザフト軍
オーブ侵攻の時の連合側を髣髴とさせているのは意図的?
・ロゴス
悪役然として描かれているが、間違ったことを言っているわけではないんだな、コレが…
・通告なく戦闘開始する連合側
奇襲作戦のように皆驚いていたが、予測して身構えるぐらいしとけ、ザフト軍…
反撃命令も決定が遅いし…
・戦闘シーン
ザフト軍が一方的に、しかも一気に大量に撃たれていくだけで、面白味は全然ない…
途中両軍必死の攻防っぽくなって盛り上がるが、その後すぐに、今度はザフト軍が圧倒的になってまた同じことに…
・量産型デストロイガンダム
本当にやってしまったよ、デストロイ…
まぁ、有効な兵器を量産するのは軍事的に得策なんだけど、こんなデタラメな強さと外見のMS大量に出して、販促とか番組としてはそれでいいのか?
・生きていたスティング
レギュラーキャラは直接死亡描写がないと死なないのは分かってはいたけど、カオス撃墜時のこの作品の勢いならロクな描写なしに殺してしまうかもしれん、という妙な説得力があったので、一瞬驚いた…
けど復活したのも束の間、ロクにストーリーに絡めず、活躍も無くやっぱりお亡くなりに…
・ジブリール逃亡によりあっさり降伏するロゴスメンバー
おまえら、どれだけジブリールに頼っとったねん!
・アークエンジェル内の描写
戦闘シーンの合間に挿入して緊張感を削ぐよりは、戦闘前か戦闘後にまとめて映せばいいものを…
・新エンディング
今まで一枚絵の横スクロールとか縦スクロールばかりで退屈だったアニメーションが、今回コンセプトを一新!
なんと一枚絵の斜め移動になりましたァー!
…って、ちょっと待てぃ!
生真面目な柴田恭平なんて、イメージ違いすぎててなんかイヤだ…
……と『あぶない刑事』&『はみだし刑事』好きのワタクシが言っております。
そうだそうだ、『はぐれ刑事』終わっちゃったんだよなぁ…
最終回観てないんだけど、一体どんな話だったんだろう…?
まさか、『はぐれ刑事』お得意の殉職?
…いや、あれは若い俳優(人気取りのために出して、旬が過ぎたら出しても意味が無いからと、後々の物語にひょっこり顔出せるような状況にしておくといろいろと面倒なので、転勤でも転職でも退職でもなく殉職させられる、文句の言えない若造<例:ケインコスギ、城島茂.etc>)だけだ。
中堅のぼんちおさむはちゃんと生きて山手中央署を去ったはず。
『さすらい刑事』『はみだし刑事』『はぐれ刑事』が終わって、水9枠の『~刑事』シリーズ(?)は消滅ということか…
次からは『相棒』とこれ(『刑事部屋』)を交互に2クールずつ持たせて、1年間もたす気なんだろうか…?
ゆ、油断していた…
最近好調だったので忘れていたが、スタッフが変わっても制作会社はついこの間までドラえもん冬の時代を作り上げてきた同じ会社…
ドラえもん世界をブチ壊す変なセンスは未だ消滅していないのではということは予想できたのに…
冒頭で、意味もなくスペシャルのテーマとも関係なく、ビジュアル系ロックバンドの格好をするドラえもんたちというヒドく不似合いな光景を見て卒倒しかけてしまった…
もっとマシなネタはなかったんかい!?
こういうところでオリジナル性を出させると途端にダメになるなァ…
…って、そんな本編に関係ないところはどうでもいい(笑)
「一生に一度は百点を」
コンピューターペンシルを使ってテストでズルしようとするのび太にドラえもんが軽蔑の表情を向ける直前の振り向く動作のところに残像エフェクトがかけられていてシーンを印象付けていたことに「そりゃやりすぎ」と思ったものの、「使わなかったよ」とのび太が道具を返した際にドラえもんが何も表情を変えず、しばらくして感極まって堪えきれずに目を潤ませる、という感情の変化を大げさに強調しない演出には「これはこれでアリだなァ」と感心した。
というか、見事にノせられてホロリとしてしまいましたわ(笑)
奪った道具でとった100点の答案を得意げに見せるジャイアンを「頭悪いのに良い点とるなんて、不正をしたに決まってる」と叱る役目は、原作のジャイアンの父ちゃんからジャイアンの母ちゃんに変更。
リニューアルしても、ジャイアン父の出番は極力削る方針のようだ。
哀れジャイアン父 (笑)
「のろいのカメラ」
激怒したドラえもん@水田わさびの感情こもった低温ボイスが映えていた以外には、あまり良いところがなかったなァ…
ドラえもんがノコギリでバラバラにされかけたり火葬されたりしなかったから面白くないぞ(←ヒドい
ドラえもんが怒りに任せてカメラを使おうとする際に、効力が恐ろしいあまり躊躇するという描写に“タメ”の演出がなかったので、あっさりと諦めてしまったように見えてしっくり来なかった。
ここで葛藤を強調すれば、カメラの恐ろしさも引き立つのだがなァ
折角貰った人形を「気に入らない」と言って他人にあげてしまう露骨にイヤな性格したしずかちゃんや、嬉しそうに人形にヒドい仕打ち食らわすジャイ子の描写はだいぶマイルドになっていた、というか、イヤな部分が出ないように話を改変。
子どもの残酷な部分をイヤというほど見せてくれた幼稚で意地悪いジャイ子はどこへやら、分別を持った優しい子として描かれていた。
まぁ、キャラの性格を一貫させるという点では、こうした変更にいちゃもんつける気はない。むしろ歓迎。
ドラえもんとのび太が仕返しする原作のラストの後に、二人の人形をネコが襲うシーンを加えていた。
画面にそのまま文字が出ていた「人を呪わば穴二つ」という教訓を提示し、かつ「“のろい”のカメラ」のホラー性を強調していたのは面白かったんだけど、演出がイマイチだったのであまり効果的な終わり方とは思えなかった。
それにこの話って、教訓とかホラーとかいう類の話かぁ?
「天井うらの宇宙戦争」
さあ、今日の本命の御登場。
ゲームの解説をするドラえもんが、テレビゲームでゲームマスコットやらが分かりやすくゲーム解説する様子そのまんまに見えたので、ちょっと笑えた。
ああいう解説の様子ってどこか白々しくてなんか笑えるんだよなァ…
そのときのBGMが、如何にもテレビゲームのバトルシーン用BGM、といった感じの音楽だったので、芸が細かいなァ、と感心しつつ、後半の宇宙船バトルの際にも使われていたのが面白かった。…でも、重量感の無い音楽なので緊張感が今ひとつ盛り上がらなかったのは問題かもしれない。
やけに感情表現豊かなロボットや、兵士が降りずに宇宙船自体が食事漁ってる様子(←手抜き?)、長い舌と喋り方が印象的なアカンベーダーなどの変なオリジナル演出もさほど気にならず、むしろ面白さを引き上げてる感じがして悪くなかった。
宇宙船バトルのところはガチね。
最後のドラえもんの「やけにスケールの小さい宇宙戦争だったなぁ」というセリフは息まずに、気の抜けた感じで言ってほしかった。