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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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(先週分)
「アドベン茶」
 いくら、矢継ぎ早に押し寄せる事件に巻き込まれてしまうパパの冒険がテーマでも、ちょっとでも跳ねるものにのってしまったら、毎度毎度100メートルぐらいの高さまで飛び上がって移動してしまうなんて、ありえなさすぎるだろう!
 だがそれがいい(笑)

 ヒーローっぽく子どもを助ける、って要素は蛇足だった気がしたのだが、しかし冒険の要素の一つであり、原作が取りこぼしてた要素だなぁ~、と思ったり。
 ただあそこは、「名乗るほどのものではありませーん!」というパターンより、「名乗ってるヒマがありませーん!」の方がよりパロディっぽくて面白かったかもしれん(笑)



「ベロ相うらない」
 冒頭の間の使い方で一発で分かる渡辺歩回。
 歩いているのび太を映したカットから始まって、空き地に入っていくスネ夫たちを見るのび太の視点ショットに映るんだけど、いつもだったらそこから「空き地を覗くのび太」というカットに映るはずのところで、そのまま同じカットでジャイアンがこそこそと後を付けていく部分が足されてワンカットの尺が長くなり、それを訝しがるのび太のカットに再び戻ってくる、という間を長めに使い、カット繋がりを意識しているところなんか、個性が丸分かり。
 のび太が悪だくみを思い付く瞬間に、空き地から飛び去るセミを映した風景ショットを差し込んだりして、人物以外の部分も印象的に描こうとする編集をしているところなんかも、渡辺コンテらしさ。
 他にも、画面端の出来事も子細に動かしてたり、生活用品とかの小道具にこだわったり。

 現在と未来を行き来しているおじさんの家周辺では、同ポジのカメラアングルを繰り返していくのも、知らない土地でも印象深く身近なものに感じてもらえるようにすると同時に、変わってない部分と変わった部分を強調するやり方で、こうした同ポジを意識する人には、やり手のコンテマンが多いようにも思える。



(本日)
「無人島で3000日」
 だめぇぇぇーーーー!!!!
 この話を情感たっぷり交えてやっちゃダメぇぇぇーーーー!!!!!


 いやぁ、まあ、感動的に作り上げる話としては、白ける部分がないようちゃんと作られていて(いや、船の定期航路が島に近いのは何かツッコミどころか)、それはそれでいいのだが、10年も助けが来ないままで孤独死しそうです、というトンデモネタをそのまま重く描かれたら、さすがにシャレにならん!!!

 ちゅーか、夜になるたびに貝殻を積み上げていく演出が加えられていたのだけど、10年の歳月の重さを見た目から語っていたのだが、三日坊主ののび太がそこまで続けられるとも思えない(笑)
 1,2ヶ月続けられれば習慣化して、そのまま10年続けられるだろうけど、まず習慣化するまで続けられるとも思えない(笑)

 芝山監督版では(って、また引き合いに出してしまうなぁ、オレの悪い癖;)、わずか10秒で10年経ってしまう、という、原作よりさらに呆気ない歳月の経ち方をしていて、内容知らずに見ていた当時の私にとってはサプライズになっていたのが、面白いと言うか呆れると言うかで、いい匙加減になっていたと思うんだけどなー

 全体的に時間稼ぎのための部分が散見されて、間延びした演出だった印象。

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