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Take@管理人が、知ったかぶりのテレビ番組批評やとりとめもなく面白くもない日記などを書く、オタク臭さ全開のくどい不定期更新ページ(泣)
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 今日の話は、結論としては陳腐な夫婦愛メロドラマなんだけど、それを妙な雰囲気を持った狂気染みたシナリオに仕上げているのが、この番組の末恐ろしいところだな。


 それはともかく、『ガリレオ』や溜まりまくってた『ジョシデカ』観てたら、『相棒』の画面作りって「凝ってるなぁ~」って感じる。

 普通のドラマの場合、セット内撮影だろうがオープンだろうが、どの瞬間でもカメラ位置がアイレベルばかりで固定されてて、演劇的な平板な画になりがち。
 (まぁ、それは予算の関係で使える機材が限られてるということも関連してるが)

 それと比べると『相棒』は、長回しのトラッキングショットとか、奥行きを利用した前景遠景を往復する芝居とか、イコン的な小道具やレイアウトの使い方とか、様々な映画技法がいろいろと使われていて、どの瞬間でも魅力的な画作りがなされる。そして場面演出として的確だから観ていて快いのが良い。
 さすがは天下の東映。伊達に老舗じゃない。

 全部のドラマがこの水準でやってくれればなぁ、という夢想が尽きないヨ。

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