サッカー一筋…カズが政界進出一蹴
J1・横浜FCの元日本代表FW三浦知良(40)が、自民党から今夏の参院選の比例代表での出馬を要請され、断っていたことが16日、分かった。体調不良で横浜市内で行われたチーム練習を欠席したが、クラブを通じ「お断りしました」と談話を発表した。あくまで一人のサッカー選手としての現役生活にこだわり、次戦の大宮戦(19日・駒場)出場へ意欲を見せた。
カズが出馬要請を一蹴した。無党派層へ影響力のある比例候補として自民党は抜群の知名度を誇る“キング”に出馬を打診した。しかし、以前にも水面下で政界進出オファーを受けた40歳は、今回も一サッカー選手へのこだわりを貫き通した。
「自民党よりオファーを頂きましたが、お断りしました。土曜日の試合に向けて、しっかりと調整して全力で頑張ります」。体調不良で急きょ練習を欠席したが、チームを通じ、出馬しないことを表明した。
現役プロレスラー議員はいるが、団体生活のサッカー選手に両立は困難。カズは脂肪となりやすい午後6時以降の食事を控えるなど体調管理に人一倍気を使うプロ中のプロ。引退前の出馬は「セオリーで考えればない」(高木監督)のが当然だ。
だが周囲は大騒ぎだ。横浜市内のチーム事務所にはサポーターの問い合わせが殺到。チーム公式ホームページで出馬辞退コメントを発表する異例の事態となった。横浜市内の練習場にはテレビ局5社など約70人が詰めかけ、12日・広島戦でのJ1日本人最年長ゴール(40歳2カ月16日)に続く話題をもたらした。
17日の練習参加も体調次第だが、近い関係者は「参院選より連勝がかかる次の試合を考えている」とあくまで19日・大宮戦に照準を絞るカズ。高木監督は「“総理大臣だったらやる”って言うかもね」と冗談気味に明かしたが、今はサッカー人生を突き詰めていく。
5月17日10時57分配信 [デイリースポーツ]
まぁ、そりゃそうだよな。兄弟揃って幼少期からサッカー漬けで、政治のことなんてからっきしダメだろうし。
それに我が家にとっては、Jリーグ発足当時からのヒーローなので、カズには終身サッカー関係で頑張ってほしいんだよねぇ~
もう、若人にとっては、「誰、それ?」扱いかもしれんが(泣)