今日、11月3日は『ゴジラ』の第1作が初めて上映された日であり、
今年はそれからちょうど半世紀となる記念すべき年です。
インターネットの日記でゴジラの誕生日について書けるなんて、
私は幸せ者ですよ(@^▽^@))) (←バカ)
しかも、このホームページを開設したのは、ゴジラ生誕50年という節目の年にですしね。
…同時に、ゴジラが銀幕の世界から引退する悲しい年でもありますが(汗&泣)
さぁ、今日はゴジラについてもっと熱く語りたいところですが、
関西学院大学の学園祭に行ってきたので、そちらの話を書かねば。
なんせ、関学の漫画同好会には、
さらに特撮に熱い伝説級の猛者<もさ>がいますからねぇ。
特撮といっても、こちらは『仮面ライダー』系の話です。
今や世間では「特撮=ライダー」という考えが固定しちゃってますが、
ゴジラだってれっきとした、というより、本家本元の特撮なんですよ!
もっと怪獣映画にも注目してくれぇい!!
…おっと話がそれた(笑)
かの猛者もこのぐらい熱いのかどうか分かりませんが、
………いや、おそらくこれ以上の熱さでしょう
…ってか灼熱だろうなぁ。
なんせ、漫研部員でありながら、
毎年毎年自主制作特撮ヒーロー映画作って上映してる人ですから。
……13作も。
………………あなた何年関学で学生やってるんですかッ!! “YOYO”さんッ!!!!
…そう、YOYOさんです。
彼を知らない人は、是非とも関学の学園祭に行って映画を観てくることをオススメします。
観た瞬間に、次元を超えた“ナニカ”を感じ取れることうけおいです(笑)
もう、スゴイですよぉ~……。
「まるたぁ小屋」の日記・41ページにそのことが
詳細かつ当日の面白さそのままに説明されてます(笑)
とにかくスゴイ。
とりあえず、
布キレや画用紙で作られた低予算ぶりが溢れるコスチュームの正義のヒーローと
ビニールのゴミ袋を貼り合わせて作ったのがバレバレな悪の怪人が
あからさまに大学のキャンパス内と分かる場所でやる気なさげに戦っているところに、
気合が入っているであろう手描きの視覚効果(光学合成)が
バンバン重なってくるところからしてタダモノではありません!(爆)
そこにYOYOさん独特の感性が、脚本及び演出となって加わると、
自主制作映画特有の空寒さが10倍20倍…100倍………
いやいや、スカウター計測不能の数値にまで跳ね上がり、
“第六感”を超え“九”か“十”の領域にまで昇華される感じがしますッ!!(爆)
何が映っているのかよく分からなくなっている合成で
宇宙空間で戦っていることになっているヒーローとラスボスの大マジメなシーンに
「普通の人には危険ですので絶対マネをしないでください」
なんてナレーションを大マジメにかぶせるなんて、
普通の人の感覚じゃ出来ませんよッ!(爆)
最後のシーンで、一体どこに特攻しに行ったのかまるで分からなかった戦友の顔が、
これまた不親切な合成で不鮮明に青空にかぶるトコは
“ス・テ・キ”すぎぃ~!(笑)
しかもこれ、俳優は別にして
脚本・演出・美術・編集、全部一人で作ってるんですよ!(笑)
そこは素直に評価できるんですが…
上映会は、今年は例年になく“ス・バ・ラ・シ・カ・ッ・タ”ですねぇ。
まず、上映室の前で、
映画で使ったヒーローの衣装をかぶったYOYOさんがお出迎え(爆)
そこだけ異世界の様相を呈す(笑)
そして、まるたぁさんを始め漫研の皆様はこの光景を嬉々として即ケータイ撮影(笑)
上映の途中には、エンディングテーマをYOYOさんが弾き語りですよ~(爆)
うはー、珍しいものを拝見することが出来ましたー!!
YOYOさん、渋い声がステキ過ぎですわ~! 歌も巧い~!
そして、文学的なつもりの歌詞が日本語としておかしくて内容が微妙すぎですぞ~!(爆)
あと、ギターの音程が外れてますぜ(笑)
いやー、良かった良かった。
作品の方は、最終話しか見てないんで感想控えるけど。(←何話作ってんだよッ!!)
おっと。
YOYOさんの特撮映画の話をしすぎて、
彼が自主制作アニメ作品も作っていることを書くのを忘れていました。
アニメの方は、特撮を軽く凌駕する「すさまじさ」が感じられるというのに(爆)
すさまじいといっても、YOYOさんの絵は少女漫画タッチですからねぇ(爆)
それも一昔ぐらい前の(爆)
劇画で男くさい熱いストーリーやるわけじゃないんで、
そういう方向のすさまじさではありませんよ。
むしろ爽やかじゃないですか。
少女漫画タッチの絵が
少女漫画のノリのストーリーで
水彩画の動画の中割りすっとばしまくりの動画によって動かされるなんてねぇ~(爆)
デジタル彩色なんて使いませんよ~。
ジブリみたいに動画枚数増やしまくって動きを滑らかになんてしてませんよ~。
枚数使うとか関係なく、
そんじょそこらのパラパラマンガよりも不自然な動きしますから(爆)
音声やBGMもちゃんと入ってます。立派なもんです。
主人公の女の子の声も恋の相手役の男の子の声もライバルの女の子の声も教師の声も
変声機なんか使わないで
み~んなYOYOさん一人で入れてるんですから!(爆)
それで主人公の声が
ちゃんとした女の子の声として聞こえてくるあたり、
スゴイってのを通り越して、
ひ・き・ま・す・なッ!
もう、ストーリーもこの超絶画面(爆)に負けず劣らずスゲーんですが、割愛。
いちいちツッコんでたら、
研究本が5,6冊は書けますからッ!!!!(笑)
詳しくはまるたぁ先輩のところでチェックしてみてください(笑)
しかし、散々ネタにしてはきましたが、
YOYOさん作品を良くないモノと結論づけるのは早いですよ。
ある種の“リスペクト”をもって見てもらいたい。
特撮だって、
スロー撮影やら高速撮影やらフィルム逆回転やら合成やら
持てる限りの技術と膨大な撮影・編集時間を使っているんで、
その点は評価できますから。
……その努力が作品の出来に反映してるかといえば…………ノーコメントでッ!!(笑)